ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。
晴雨堂から、お知らせと呟き
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チバレイ、左翼になったと思ったら一気に右翼へリバウンドか。 近頃の現象[一二六八] 

千葉麗子さんの「くたばれパヨク」サイン会 
抗議電話で「開催せず」 
有田芳生参院議員「常識的な判断」 
千葉さん「言論弾圧だ」

 元女優で実業家の千葉麗子さん(42)が今月12日に行われる予定だったサイン会が抗議の電話やFAXがあったとして、中止されたことが分かった。千葉さんは今月5日、自身のツイッターに「サイン会ですが東京堂書店さんに『わかってやっているのか?』と店員さんに恐怖心を与えるような電話が相次いでかかってきたため、書店側が万が一を考慮して中止になりました。楽しみにしていた皆様にお詫び申し上げると共に、このような言論弾圧には憤りを感じます」と投稿。この後、9日までに、賛成、反対の立場から著名人がツイッターに投稿した。(産経新聞)

【雑感】「恐竜戦隊ジュウレンジャー」を観ていた時、実業家になるまでは予想していたけど、まさか左翼とつるんで反原発運動するとは思わなかったし、それから程なくリバウンドで旭日旗を振り回すとは思わなかった。

(鋭意執筆中)

 




 
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[ 2017/01/10 15:15 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(3)

第2212回「おもちはどうやって食べるのが好きですか?」 晴雨堂はやはりお雑煮か。 

こんにちは!トラックバックテーマ担当の一之瀬です。今日のテーマは「おもちはどうやって食べるのが好きですか?」です。醤油やマヨネーズ、おぞうににしてみたりとお餅は色々な食べ方がありますよね私はみたらしとずんだ餅にして食べるのが好きですみなさんはおもちをどうやって食べるのが好きですかたくさんの回答、お待ちしておりますトラックバックテーマで使っている絵文字はFC2アイコン ( icon.fc2.com ...
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【雑感】普段はシンプルに焼餅にして醤油をかけて食べるのが好きだが、お正月なのでやはりお雑煮だろう。

2017年の雑煮

 大阪は白味噌仕立てで具材も餅以外にいろいろ入って賑やかなのだが、我が家の雑煮は澄まし汁に餅と菜っ葉が少し入っているだけのシンプルなもの。
 郷里高知伝統の雑煮かと思ったが、少し違う。たしかに澄まし汁は同じだが、餅は高知では切り餅、ウチは丸餅、というより切り餅でも丸餅でもどちらでもいいような感じだ。家にある餅をとにかく使う。
 たぶん、大昔は切り餅だったかもしれないが、大晦日に餅をつくようになって出来立ての餅では切り餅に成形しづらいので丸餅が手っ取り早くて定着したのではなかろうかと思う。

 ただ、連れ合いにはイマイチ我が家伝統の雑煮は不評みたいだ。連れ合いの実家はやはり白味噌で具材は盛沢山、そういえば母も徳島出身で高知の雑煮はイマイチのような印象を持っていた。徳島は地理的に大阪文化の影響が強く大阪と同じく白味噌で具材たっぷりだから、我が家の雑煮は貧相に見えた事だろう。

 母は高知の山村の家の伝統に渋々従っているが、連れ合いは澄まし汁に妥協したものの具材は年々増えていく。餅も我が家では煮るのだが、連れ合いはまず焼いて柔らかくした餅を椀に入れて汁をかける。たしかに、煮ると餅が溶けて汁がドロドロになるし後の食器洗いなどが面倒だ。
 ということで、上記写真の形に落ち着きつつある。


 
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「学歴」で分断される日本のリアル 晴雨堂はもろにそのリアルを体験している。格差を縮めるにはまず視野を広げる事、その手っ取り早い手段は映画鑑賞である。 近頃の現象[一二六七] 

「学歴」で分断される日本のリアル

「学歴」という最大の分断 大卒と高卒で違う日本が見えている
日本は学歴で分断される社会になっている。さまざまな「格差」の根にあるのも学歴だ。学歴分断から共生へ、舵をきれるのか?日本社会が抱える最大のリスクに迫る。【BuzzFeed Japan / 石戸諭】(BuzzFeed Japan)

【雑感】私は20代後半から30代後半までの10年余りを友達の義理で左翼系の市民運動に関わった。そこに集まる人々はどちらかといえば高学歴で政治や福祉を勉強しているような学生や、そういった大学を卒業して優良企業や公務員におさまっている紳士淑女で概ね占められていた。
 私はというと、大卒ではあったが学部は藝術学部、政治や福祉などは学んだ事はない。仕事は工場の労働者で背広を着て働くような職種ではなかった。

 彼ら彼女らの話を聞いていると、とにかく政府批判・日本文化批判が目立つ。加えて小難しい単語や外来語がやたらと多い。最初の印象としては、人の悪口を難解な表現で並べまくっている人々の憤懣の吐け口だった。

 彼ら彼女らはやたら社会の危機を主張するのだが、その危機というのがよく解らない。
 ある若そうな主婦は「生活が厳しい」と言ったが、家計を伺うと当時の私の手取りより沢山もらっている。(2016年現在の私の手取りはあの頃よりも減っているうえに妻子持ちになった)薄給の私よりは楽勝の日常ではないか。
 あるサラリーマンらしき人は「組合は企業の補完組織と化している」というが、私にしてみれば組合があるだけマシやないかとしか思えない。
 フェミニズムにかぶれたある若い女学生は「水商売は撲滅しなければならない」と主張して仰天する。なんでと尋ねると、「お前は馬鹿か」と言わんばかりの表情で「水商売は売春だ」と言い切った。温厚な私はやや声を荒げて「あなたは水商売の意味わかって言うてるんか」と詰問した。

 世間との乖離が凄まじい。

 私の父は土建屋で自民党員、母は戦後の革新系の風にやや影響されてはいるが、同世代の女性で最も出世した美智子皇后を素直に讃える主婦である。左翼風に言えば、私の出身階級は保守中流である。
 小学生時代からの幼馴染はいずれも育った家庭環境もほぼ同じ、有名大学を出て有名企業に勤める。どちらかといえば裕福な保守系の市民である。
 高校・大学から友人たちは似たような家庭環境で育ったものの漫画アニメのオタクが多い。やや世間に対して斜に構えた視点を持ち権威や常識には否定的になる事もあるが左翼に対してもかなり距離を置いている。学歴は高卒・専門学校卒から大卒まで。
 職場の同僚たちは、現在もそうだが「飲む打つ買う」の世界。解らない人のために解説すると、「飲む」とは酒のこと、「打つ」は博打・ギャンブル、「買う」は女を買う、売春や風俗である。学歴は中卒から高卒が多い。
 そして市民運動、顔ぶれは前述の通り。ただし、労働運動の現場などは中卒や高卒も少なくないし、在日コリアンや性的少数者など多種多様。

 20代後半から30代後半までの10年余、「家」と「職場」と「運動」とを行き来していたが、同じ日本とは思えぬ価値観の隔たり、違う国を往来しているような感覚に襲われたものだ。
 なにせ同じ日本語でも意味するところが違うのだ。「左翼新聞」というと保守は朝日や毎日を指すが、市民運動の現場では朝日も毎日も左翼ではなくもはや保守に迎合したメディア、赤旗ですら疑念を持ち、韓国のハンギョレ新聞に憧れ新しい新聞創刊を願いつつ週刊金曜日や世界を読んでいるような状況だ。

 ただ、この国々には二つだけ共通項があった。いずれも自分たちが「まとも」であると思い込み、異なる価値観や常識がある世界がある事を知らないかもしくは拒絶する。
 私のように渡り歩くような事は誰もしない。だから簡単に他者を否定してしまえる。

 視野を広げ寛容の精神を養うのは至難の業だ。私でも癇に障る嫌な上司の顔は見るのもおぞましい。外へ出て様々な価値観と対峙するのは気合がいる。
 手っ取り早く外の世界を覗き見る手段は無い事はない。それは映画を観る事だ。一応、当ブログのテーマは映画なので映画鑑賞を推薦する。
 但し、映画といってもジャニーズ系俳優が出演するようなメジャー映画や流行りの絵柄でアクションやお色気が並ぶアニメばかり観てもあまり視野は広がらない。世界各国の映画、あらゆるジャンルの映画を観る事だ。


 
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[ 2016/12/30 12:06 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)

更新されなくなったブログ。 晴雨堂の晴耕雨読な日常[二五八] 

大掃除のついでにリンクの整理

サイトが既に存在しない事を示す画面。

【雑感】綺麗な部屋で正月を迎えるのが日本の風習であるので、年末になるとクリスマスが終わったあたりから各家庭で大掃除が始まる。
 実は掃除に適した季節は春先から夏にかけてらしい。空気が乾燥する今時分は塵が舞いやすくて掃除には不向きで、空気に湿り気がある季節の方が埃を吸着しやすく効果的に掃除ができる。欧米では雪解けの春に暖炉の掃除をするついでにまとまった掃除をやるみたいだが、日本みたいな年中行事化してはいないとか。


 さて、大掃除のついでにブログの整理もする。アクセスの多い記事には、追記したり写真や動画を加えたり、アフィリエイトのバナーを貼り替えたり。
 それら作業のなかで悩ませるのがリンクの整理である。

 来年5月で当ブログは10周年をむかえる。10年もやってるとリンクを張ったサイトの中には閉鎖されたり、更新しないまま数年も放置されたサイトが出てくる。閉鎖されたサイトは迷わず削除できるが、問題は放置サイトだ。
 私自身も当ブログ以外に主にAV作品を論評するサイトを運営しているが、2009年頃から放置状態である。いつか再開するつもりなので、他所のサイトも4・5年滞っているからといって削除する気になれない。
 しかし、そんな放置サイトがあまりに多いのだ。ブログを続けるというのは大変な事なんだな。

 ネットの友人たちの殆どは面識がなく本名も住所も知らない。相手が情報発信を止めたらたちまち安否確認が困難になる。


 
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「キスト」  カップルで考えよう〔14〕 

キスト」 
ネクロフィリアを描く女流監督作



原版日本語字幕無

【原題】KISSED 
【公開年】1996年  【制作国】加奈陀  【時間】79分  
【監督】リン・ストップケウィッチ
【制作】
【原案】バーバラ・ガウディ
【音楽】ドン・マクドナルド
【脚本】アンガス・フレイザー リン・ストップケウィッチ   
【言語】イングランド語
【出演】モリー・パーカー(サンドラ・ラーソン)  ピーター・アウターブリッジ(マット)  ジェイ・ブラゾー(Mr. Wallis, Mortician)  ナターシャ・モーレイ(少女時代のサンドラ)         

【成分】悲しい 切ない ファンタジー 不気味 知的 絶望的

【特徴】カナダの女流監督が描くネクロフィリア物の映画。

 ネクロフィリア(死体愛)と聞いてグロテスクな内容を連想するが、これはむしろ透明感のある切ない恋愛ものだ。生々しい変態性欲が強調されないのは、たぶん原案と監督が女性の手によるものなので男性との感性の違いからくるかもしれない。

 ストップケウィッチ監督にとって初の長編映画らしいが、現在はTVドラマの監督のイメージだ。

【効能】青春の切なさを呼び覚まされる。モリー・パーカーのストリップに萌え。死体愛に目覚める。

【副作用】死体愛に目覚める。

下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。記事に直接アクセスした場合は、この行より下がネタばれになりますので注意してください。

「レイプ・オブ・アナ・フリッツ」 社会を冷笑したい時に〔41〕 

レイプ・オブ・アナ・フリッツ」 
白雪姫の下衆版




【原題】EL CADAVER DE ANNA FRITZ
【英題】THE CORPSE OF ANNA FRITZ 
【公開年】2015年  【制作国】西班牙  【時間】75分  
【監督】エクトル・エルナンデス・ビセンス
【制作】
【原作】
【音楽】トロ・プラッツ
【脚本】エクトル・エルナンデス・ビセンス イサーク・P・クレウス   
【言語】スペイン語
【出演】アルバ・リバスアナ・フリッツ) クリスティアン・バレンシア(イバン)  ベルナート・サウエル(ハビ)  アルベルト・ガルボ(パウ看護師)  ニコ・アビラ(医師)          

【成分】セクシー 不気味 恐怖 笑える 絶望的

【特徴】死姦をテーマにした作品である。
 ヒロインの名前がドイツ風に聞こえたのでドイツ映画かと思ったがスペイン映画である。猟奇映画と思いきやゾンビ映画? ゾンビ映画かと思いきやサスペンス映画? サスペンス映画化と思いきやスプラッタ? 
 1時間強の尺で比較的バランス良くまとめた佳作ではないかと思う。白雪姫の下衆版と思えば納得できるかもしれない。

 殆ど全裸で演技したヒロインのお仕事が光った作品。

 エログロ的萌え作品でもあるのだが、3人の下衆な議論のリアルさと破滅的オチで社会を冷笑したい作品とする。

【効能】人間の悲観的可能性を直視できる。ヒロイン役のアルバ・リバスが愛おしくなる。

【副作用】死姦趣味に目覚める? 様々な要素が中途半端に思え物足りなさを感じる。

下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。記事に直接アクセスした場合は、この行より下がネタばれになりますので注意してください。

天津優貴展に行ってきた。 晴雨堂の晴耕雨読な日常[二五七] 

天津優貴写真展に行ってきた。

天津優貴展2016
『閃光』 2016.11.9-11.13 京都gallery Main 個展

【雑感】京都五条通沿いの麩屋町通りに元は倉庫兼町工場風の古社屋がある。以前にも紹介した事があるが、現在は文化会館として藝術的なイベント拠点になっている。町興し村興しに関心がある私にとって前から気になっていた物件だ。(自分の生活もままならん時に村興しどころではないのだが・・・)

 そこで昨年と同様の晩秋に天津優貴氏が写真展を開いた。この13日(日)が最終日だそうである。
 実は私は息子から風邪をもらって先週木曜日からひどい状態だった。夜勤シフトだったので免疫力が落ちているのか、喉が少し痛いかな?と思っていたらたちまち炎症が喉全体へと広がり微熱が出たので土曜日の夜勤は休んでしまった。日曜日の朝になって熱が引き咳も治まり関節痛も無くなったので、昼下がりに京都へ行く事にした。咳をしなければ他人様へ感染させることはあるまい。

 天津優貴氏の存在は知るきっかけとなったのはTwitterである。昨年の5月頃にたまたま洪潤梨氏のtweetを見かけ井口昇監督が何やら楽しそうな映画企画を進行させている事を知り、彼女ら彼らのフォロワーになった訳だが、その過程で洪氏をモデルに写真制作をするカメラマンを知った。天津優貴氏である。

 当初、私は「あまつ まさたか」と読んでいたので男性カメラマンだと思い込んでいた。作風もどことなく昭和の薫りがするし、洪氏が参加しているユニット「ノーメイクス」のファン層はどちらかといえば中高年が多そうなので、天津氏は私と同世代のオッサンというイメージを持っていた。
 ところが洪氏らのtweetをよく見てみるとまだお若い女性、こないだも洪氏と一緒に女子高生風の衣装を着て写真に納まっていた。が、実際にお会いしていないので男性なのか女性なのか結論は今まで保留にしていた。
 今回、会場を後にしようと思っていた時に幸運にも会う事が出来たので私の中で「正式」に女性であると認識を改めた。

 さて、作品に対する感想だが、天津氏の作品は昨年もそうだが写真単体で観るのではなくギャラリー全体で観る性格のものである。
 作品の演出方法は大きなガーゼのような布を垂らしてカラー動画を映写し、ピアノと朗読をBGMに流し、布の後ろには被写体を撮った白黒フィルムをベタ焼きにして一コマずつ分割して貼り付けている。デジカメしか知らない世代には、ベタ焼き云々の説明だとなんのこっちゃ判らないかもしれない。
 人の作品をあまりパシャパシャと撮っては顰蹙と思い天津氏本人の許可を得て上記写真1枚しか撮っていないので、詳しくは天津氏のHPやTwitterを参照されたし。

天津優貴ホームページ
天津優貴Twitter

 で、感想に戻るが、私にとっては思春期の頃の仄かに哀しい残照のようなものを思い出させてくれる作品だった。今回、洪氏は被写体としての参加ではなく、BGMの朗読をしていた。事前に天津氏のtweetで朗読が棒読みである事を知っていたが、まっこと棒読みでも読み慣れていない稚拙臭い棒読み、しかも録音か拡声器が悪いのか何を読んでいるのか聞き取れない。まさにBGM、ピアノが合わさっているので中高生時代の文化祭を思い出す。
 洪氏が演技でワザと下手っぽい棒読みをして、天津氏が効果を計算して演出に使用したのなら大したモノである。少なくとも私の心にさざ波を起こし、忘れかけていた青春の残滓を引っ張り出させる事には成功している。
 出演女優全員が多感な少年を演じる金子俊介監督「1999年の夏休み」で描写された危うさに似ているような感がする。

洪潤梨朗読CD
洪潤梨氏の朗読はCD化され販売されていた。1枚1500円。

 ピアノ伴奏無しの朗読がCDで売られていたので購入。残念ながらギャラリーのBGMで流している朗読では何を言っているのか聞き取れなかったのだ。加齢で耳が悪くなっているかもしれない。
 購入するとき、天津氏は「洪潤梨さんのファンでしょ、Twitterでよく絡む」と話しかけてこられたので、「いやいや、ゆんゆん殿も売れっ子になってきたのでファンは卒業します」と返した。あるていど売れたり軌道に乗ってきたら、私はファンから去る習慣がついている。去らないまでも距離を遠くに置く。
 「まあまあ、そんな事いわずに」と天津氏はCDを手渡す。連れ合いが聞いたら「また、何をカッコつけてんねん」と嫌味を言うだろう。

 今回は天津氏本人に会えたので疑問に思う事をぶつけてみた。まずは壁に貼っているベタ焼きについて突っ込みを入れる。既に個展は終わっているので具体的に言っても良いだろう。
 素人の私の目から見ても、ベタ焼きが雑いのである。私が写真の現像と焼付をやり始めた10代の頃のレベルだったので、えっ?と思ったのだ。さらに頭を抱えたのは、ベタ焼きの1コマを500円で販売。「これを売るか? 高けぇ・・」と思わず声が出てしまった。
 藝術的な演出なのだろうか? その点を天津氏に尋ねたら、なんと本当に雑だったのだ。彼女の弁によれば協力者が現像してくれたそうなのだが不慣れで現像ムラや焼きムラができてしまったそうである。
 ま、ポートレートや商業写真ではなく藝術作品なので、買い手が納得した上での事なら問題は全くない。知人の画家も原価数百円(人件費は除く)の作品を2・3万で売っていたし。それに時代はすっかりデジカメ主流、フィルムやベタ焼きを見た事が無い人も多い事だろう。そういう意味では付加価値があるかもしれない。

すずなりのハートランド

 個展を観る前に腹ごしらえをした。個展会場から降りたところに「すずなり」というカフェがある。そこはホップの香り爽やかなハートランドの生を出してくれるから嬉しい。
 ホットワインを始めたらしいが、今日は暑い小春日和だったのでおでんを肴にビールにした。体調が悪い時に効くのはやはりビールだ。

【追記】2016年11月14日 天津氏がTwitterで返信。プロの方が敢えて濃淡が出る現像をやったらしい。またBGMも朗読の声が小さくなるように調整したらしい。
 前述したように、藝術作品で判断に悩むのがワザとなのかミスなのかの判別が困難というところだろう。

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町興し村興しのヒント(8) 有隣文化会館 晴雨堂の晴耕雨読な日常[二三五] 


 
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