ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「マイ・インターン」 家族と一緒に癒されよう〔26〕 

マイ・インターン」 
老紳士と美人社長が織りなす癒し系映画。




【原題】THE INTERN 
【公開年】2015年  【制作国】亜米利加  【時間】121分  
【監督】ナンシー・マイヤーズ
【制作】
【原作】
【音楽】セオドア・シャピロ
【脚本】ナンシー・マイヤーズ   
【言語】イングランド語
【出演】ロバート・デ・ニーロ(ベン)  アン・ハサウェイ(ジュールズ)  レネ・ルッソ(フィオナ)  アンダーズ・ホーム(マット)  クリスティーナ・シェラー(ベッキー)  ジョジョ・クシュナー(ペイジ)    

【成分】かっこいい かわいい コミカル 楽しい 知的  笑える

【特徴】マフィアの親分や殴る蹴るの暴力シーンを演じる事が多かった硬派キャラのロバート・デ・ニーロ氏が穏やかで生真面目で腰が低い老紳士を演じる。

 ロバート・デ・ニーロ氏とアン・ハサウェイ氏の2人が主役に起用された事で大評判になった。作品評価についてあまり好意的でない映画ファンも少なくないが、デ・ニーロ扮する生真面目な好々爺とアン・ハサウェイ扮する新進のアパレル実業家の組み合わせについては概ね高評価だ。

【効能】殺伐とした日常に潤いが生まれる。中高年の身の振り方の参考になる。中高年の扱い方の参考になる。

【副作用】地味な展開の割に現実にはありそうには思えない。主人公ベンによって担当を奪われた社員の行く末が心配。

下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。記事に直接アクセスした場合は、この行より下がネタばれになりますので注意してください。
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「キツツキと雨」 家族と一緒に癒されよう〔25〕 

キツツキと雨」 ゾンビー!
 


【原題】
【公開年】2011年  【制作国】日本国  【時間】129分  
【監督】沖田修一
【原作】
【音楽】omu-tone
【脚本】沖田修一 守屋文雄
【言語】日本語       
【出演】役所広司(岸克彦)  小栗旬(田辺幸一)  高良健吾(岸浩一)  臼田あさ美(麻生珠恵)  古舘寛治(鳥居)  黒田大輔(柴田)  森下能幸(吉岡)  高橋努(野宮)  嶋田久作(篠田)  平田満(ゴマ満春)  伊武雅刀(石丸)  山崎努(羽場敬二郎)
      
【成分】笑える 楽しい 切ない コミカル ゾンビ映画 映画クルー 地域振興 林業 
  
【特徴】岐阜の山奥で、林業に従事する初老の主人公と自信喪失の若い監督が率いるゾンビ映画撮影クルーが遭遇して・・。

 役所広司氏のきこり振りが素晴らしい。慣れた動きで木に登って枝の剪定をやったり、ユンボを巧みに操作したりとベテランの林業従事者になりきっている。また小栗旬氏演じる茫然自失状態の監督は本作品でメガホンを取る沖田修一監督自身の姿をモデルにしているらしい。
 沖田監督作「南極料理人」で関西弁の髭面スタッフを演じた古舘寛治氏が本作でも登場し、ここでは若い監督に世話を焼く腰低い年長の助監督を演じている。
 
 作品内容は異なる世代とのギャップと対話をメインに、ギスギスした雰囲気から次第に明るく活気ある大団円へと流れていくので家族での鑑賞に向いている。 
    
【効能】次第に未来が明るく見えていく。村興し町興しのヒントになる。低予算ゾンビ映画を制作したくなる。
 
【副作用】予定調和的でつまらない。主人公の監督にムカつく。
 
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「幸福の黄色いハンカチ」 家族と一緒に癒されよう〔24〕 

幸福の黄色いハンカチ」 
ロードムービーの手垢定番なのに名作。

 

 
【原題】
【公開年】1977年  【制作国】日本国  【時間】108分  
【監督】山田洋次
【原作】ピート・ハミル
【音楽】佐藤勝
【脚本】山田洋次 朝間義隆
【言語】日本語 
【出演】高倉健(島勇作)  倍賞千恵子(島光枝)  武田鉄矢(花田欽也)  桃井かおり(小川朱実)  たこ八郎(帯広のヤクザ)  太宰久雄(旅館の親父)  小野泰次郎(牧場の主人)  岡本茉利(ラーメン屋の女の子)  笠井一彦(検問の警官)  渥美清(渡辺課長)
   
【成分】泣ける 笑える 楽しい 切ない コミカル 70年代後半 北海道 夕張 ロードムービー
                           
【特徴】山田洋次監督作の名作ロードムービーとして名高く、今でもどこかの映画館やローカルTV局で上映されている。武田鉄矢氏の映画デビュー作としても知られている。70年代末の北海道の風土情緒が懐かしい。晴雨堂は公開から2年後に中学校の課外授業で鑑賞した。
 今どきのモラトリアムのモテナイ君と傷心旅行中の若い女性と刑期を終えたばかりの中年男性が出会い、北海道の自然をバックに3人の珍道中が始まる。
 「男はつらいよ」の寅さんが警察署の課長役で登場。 
    
【効能】笑いと癒しで心が和む。小学校高学年以上の子供を持つ家族で観ると最適。ラーメンが食べたくなる。
 
【副作用】凶暴性のある主人公に共感できない。
 
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「家路」 家族と一緒に癒されよう〔23〕 

家路」 名犬ラッシー登場。
 
 
  
【原題】LASSIE COME HOME
【公開年】1943年  【制作国】亜米利加  【時間】88分  【監督】フレッド・M・ウィルコックス
【原作】エリック・ナイト
【音楽】ダニエル・アンフィシアトロフ
【脚本】ヒューゴ・バトラー
【出演】ロディ・マクドウォール(ジョー・カラクルー)  エリザベス・テイラー(プリシラ)  ドナルド・クリスプ(サム・カラクルー)  エドマンド・グウェン(ローリー)  エルザ・ランチェスター(カラクルー夫人)  ナイジェル・ブルース(ルドリング公爵)
  
【成分】泣ける ゴージャス 勇敢 切ない かわいい 名犬ラッシー
                
【特徴】「名犬ラッシー」シリーズの記念すべき映画化第1作。後に大女優となる10歳そこそこのエリザベス・テイラー氏が子役で出演、本作品ではまだ脇役、貴族の活発な令嬢に扮している。さすがアメリカ、子役時代のリズがカラーで見れるなんて凄い。

 エリザベス・テイラー嬢に気を取られてしまったが、少し髪が長い主人公ジョー少年を演じたロディ・マクドウォール氏は後に「ヘルハウス」で悪霊と対決する霊媒師フィッシャーを好演する。さらに「フライトナイト」シリーズでは気の小さい吸血鬼ハンター役が当たり、カルトな人気を誇っていく。本作では純真な美少年ぶりを魅せた彼が、馬面で神経質そうな大人になるとはビックリだ。
    
【効能】健気なラッシーの忠犬ぶりに感涙。リズの美少女ぶりを観て晩年のリズを思うと切なくなる。
 
【副作用】達者な犬の演技に動物虐待の疑いを持つ。
 
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「HACHI 約束の犬」 家族と一緒に癒されよう〔22〕 

HACHI 約束の犬」 
リチャード・ギアと俳優犬たちに感謝。

 

  
【原題】Hachiko: A Dog's Story
【公開年】2008年  【制作国】亜米利加  【時間】93分  
【監督】ラッセ・ハルストレム
【原作】
【音楽】ジャン・A・P・カズマレック
【脚本】スティーヴン・P・リンゼイ
【言語】イングランド語 一部日本語
【出演】リチャード・ギア(パーカー教授) ジョーン・アレン(ケイト)  サラ・ローマー(アンディ)  ケイリー=ヒロユキ・タガワ(ケン)  ジェイソン・アレクサンダー(カール)  エリック・アヴァリ(シャビール)  ダヴェニア・マクファデン(メアリー・アン)
         
【成分】泣ける楽しい 悲しい ファンタジー 切ない かわいい 犬
     
【特徴】昭和初期の渋谷駅前に実在した名物秋田犬の物語を映画化した「ハチ公物語」をハリウッドがリメイク。舞台は現代アメリカの田舎町に、焼き鳥屋がホットドック屋に変更されているが、飼い主は上野英三郎教授とほぼ同年輩の大学教授、俳優犬は秋田犬を起用するなど、史実と原作に気を遣ったアレンジがなされている。
 犬好きだけでなく、特に小さな子供がいる家庭なら家族団欒で鑑賞する事を勧める。アメリカが思い描く幸せな家庭だ。あまり注目されていないが、娘婿役のロビー・コリアー・サブレット氏が若者から父親の表情へと変化するところがグッド。
  
【効能】家族団欒で観ると感涙と癒しで心が洗われる。
 
【副作用】俳優犬の微妙な表情に突っ込みを入れたくなる。パーカー教授とハチとの間にただならぬ関係を勘繰ってしまう。
 
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「釣りキチ三平」 家族と一緒に癒されよう〔21〕 

釣りキチ三平」 
親子団欒用のアウトドア擬似体験映画

 


【原題】
【公開年】2009年  【制作国】日本国  【時間】118分  【監督】滝田洋二郎
【原作】矢口高雄
【音楽】海田庄吾
【脚本】古沢良太
【言語】日本語 一部イングランド語
【出演】須賀健太(三平三平)  塚本高史(鮎川魚紳)  香椎由宇(三平愛子)  土屋太鳳(高山ゆり)  小宮孝泰(松山)  志村東吾(竹田)  安居剣一郎(梅澤)  平賀雅臣(-)  中西良太(-)  片桐竜次(-)  螢雪次朗(駐在)  萩原聖人(三平平)  渡瀬恒彦(三平一平)
    
【成分】笑える 楽しい ファンタジー ロマンチック 切ない かわいい かっこいい アウトドア 釣り
         
【特徴】漫画家矢口高雄氏の代表作「釣りキチ三平」の実写映画化。原作の初期の部分が物語の土台となっているが、人物設定に些か映画用の変更がある。大きく変わったのは「愛子ねぇちゃん」が三平の実姉になっている事や、原作では日本一周釣行脚をしていた魚紳さんがアメリカ帰りのプロフィッシャーマンとして登場する。
 日本の豊かな渓流でのロケーションや、一平爺さんと魚紳との会話が観客にアウトドアの面白さを伝える。
  
【効能】家族団欒で観るとアウトドア疑似体験ができる。
 
【副作用】ワザとらしいCGで興醒めする。
 
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「こころの湯」 家族と一緒に癒されよう〔20〕 

こころの湯」 癒しの銭湯「清水池」
 


【原題】洗澡
【英題】SHOWER
【公開年】1999年  【制作国】中華人民共和国  【時間】92分  
【監督】張揚
【原作】
【音楽】
【脚本】張揚
【言語】中国語
【出演】朱旭(劉)  濮存書怐(劉大明)  姜武(劉阿明)  李丁(-)  何冰(-)
    
【成分】笑える 悲しい 切ない コミカル ホームドラマ 下町 北京 中国
         
【特徴】北京の下町にある銭湯を舞台にした地域社会の人情模様。日本でも少なくなってきた古き良き時代の銭湯がここにある。が、日本と同じく再開発の波がここにも押し寄せる。
 銭湯の親父に名優朱旭氏が扮する。日本では「紅い服の少女」や「大地の子」で有名。障害をもった次男が父親の銭湯を楽しげに手伝い、家から独立して香港近くの大都市で今風の核家族で生活している長男のどこか寂しそうな表情が良い。
  
【効能】日本人にとっても共感できる銭湯の話に癒される。
 
【副作用】ラストが不満。
 
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