【2008/02/29 13:00】 日誌・・食生活・食文化

聞くところによると、近頃はバター不足だそうだ。在庫が無い状態が続き、自治体によっては学校給食に出されていたバターパンの供給を止めて別のパンに代用しているとか。 そんな馬鹿な、とPCを開けてインターネットを閲覧したら、確かに国内産バターが不足している。不足の原因は地球温暖化云々の大層なものではなく、単に牛乳が余った時期が3年前にあって生産調整をしたからだった。 むかし、コンビニでバイトをやったときに、品が余り気味だったので発注を控え目にしたら、今度は売れすぎて客から「なんで無いんや!」と怒鳴られたことがあった。それと同じ理屈のヘマだ。 ただ、乳牛の生産調整はコンビニのヘマと違って埋め合わせがなかなかできない。「調整」と言えば綺麗な言い方だが、歳をとって乳の出が少なくなった乳牛を殺して肉にしたり、種付けを控えて乳牛の数を減らしたりしているので、今から乳牛を産ませて育てるのに2・3年はかかる。 なんとも馬鹿げたヘマに見えるが、生産現場では今日のような状況を予想して議論はあっただろう。日本の畜産業界も厳しいので、判っていても余剰の乳牛を抱えたり、ミルク・バターの値崩れを大目に見る余裕は無かったと思う。 余裕が無いと、どうしてもその場の対処方法しか取れなくなる。そういうとき、長期的展望の対策をとるべき役割を担っているはずの存在が政府なのである。が、乳牛の「調整」を通達?あるいは指導?したのは政府だった。 いま輸入食材の汚染が騒がれている。学校給食の場合は積極的にパンから米飯に切り換える事で解決とするべきだ。 問題はパンやケーキなどをつくる業者だ。大量にバターを使うから死活問題だ。私もケーキもどきをつくったことがあるが、マーガリンでは代用はしんどい。 ページトップの写真は、私が加盟している消費者団体関西よつ葉会の有塩バター。スーパーなどで流通しているバターより少し高い。
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