ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「帰ってきたヒトラー」 知的興奮を楽しもう〔11〕 

帰ってきたヒトラー」 
ヒトラーがコメディアンとして甦った!


帰ってきたヒトラー

【原題】ER IST WIEDER DA
【英題】LOOK WHO'S BACK 
【公開年】2015年  【制作国】独逸  【時間】131分  
【監督】デヴィット・ヴェント
【制作】
【原作】ティムール・ヴェルメシュ
【音楽】エニス・ロトフ
【脚本】デヴィット・ヴェント   
【言語】ドイツ語
【出演】オリヴァー・マスッチ(アドルフ・ヒトラー) ファビアン・ブッシュ(ファビアン・ザヴァツキ)  フランツィスカ・ウルフ(フランツィスカ・クレマイヤー)        

【成分】コミカル 不気味 恐怖

【特徴】自殺したはずのヒトラーが現代ドイツにタイムスリップして甦り、コメディアンとして大活躍。
 数年前、ドイツの言論界でブレイクした小説の映画化。

【効能】社会問題の暗部への神経が研ぎ澄まされる。

【副作用】ナチズムに傾倒する。

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「陰獣」 知的興奮を楽しもう〔10〕 

陰獣」 
フランス人から見た江戸川乱歩世界。

 
 
  
【原題】INJU, LA BETE DANS L'OMBRE
【公開年】2008年  【制作国】仏蘭西  【時間】105分  
【監督】バーベット・シュローダー
【原作】江戸川乱歩
【音楽】ホルヘ・アリアガータ
【脚本】ジャン=アルマン・ブグレール フレデリック・アンリ バーベット・シュローダー
【言語】フランス語 日本語
【出演】ブノワ・マジメル(アレックス)  源利華(玉緒)  石橋凌(茂木)  西村和彦(-)  藤村志保(-)  菅田俊(刑事)
  
【成分】ゴージャス 不気味 知的 セクシー
         
【特徴】江戸川乱歩陰獣」の実写映画化、一応77年公開「江戸川乱歩陰獣」のリメイクになるか。
 フランス映画なのでフランス人に感情移入しやすいよう主人公はフランス人作家に変更、フランス人の興味を惹きやすいようヒロインは京都の芸子に変わっている。個人的には江戸川乱歩の淫靡なミステリー世界がほぼ再現されていると思う。
 ソフトやポスターのパッケージでは激しいSMプレイを思わせるポルノを連想しそうだが、官能描写はスパイス程度、知的興味をくすぐられる佳作となっている。
 ヒロインには、フランス在住の後藤久美子氏や同期の宮沢りえ氏が候補にあがっていたが、日本では殆ど無名のフランスで活躍しているモデル源利華氏が監督の肝煎りでヒロインを務める。
   
【効能】知的な退屈しのぎになる。
 
【副作用】ポルノ的描写を期待した人はガッカリ。
 
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「しんぼる」 知的興奮を楽しもう 

しんぼる」 欧米市場を意識したギャグ映画。
 
 
  
【英題】
【公開年】2009年  【制作国】日本  【時間】93分  【監督】松本人志
【企画】松本人志
【音楽】清水靖晃
【脚本】松本人志 高須光聖
【出演】松本人志(男)  デヴィッド・キンテーロ(エスカルゴマン)  ルイス・アッチェネリ()  リリアン・タビア()  アドリアーナ・フリック()  
         
【成分】笑える 楽しい ファンタジー 不思議 パニック 不気味 知的 絶望的 コミカル 異空閑 メキシコ プロレス 宗教 
     
【特徴】松本人志監督作第2弾。企画・監督・脚本・主演は松本人志氏が務める。
 前作「大日本人」が予想外にヨーロッパでウケ、カンヌ映画祭で評判になった。そこで本作は海外市場を睨んだ作品づくりとなっている。極端にいえば、日本語を解さなくても話が解るように工夫されたつくりである。
 松本人志氏の関西方言による一人芝居とメキシコを舞台にしたプロレスラーのスペイン語による物語が同時進行で進められているのが特徴。全く関連性の無い物語が、佳境で意外なほどあっけない形で交差する。
   
【効能】鮪の江戸前握り寿司が食べたくなる。むかし流行った不条理ギャグを思い出す。知的好奇心と信仰心が刺激される。
 
【副作用】オチにトホホ感あり、虚しい脱力感を感じる。
 
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「天使と悪魔」 知的興奮を楽しもう 

天使と悪魔」 ローマ観光を楽しもう 

【原題】ANGELS & DEMONS
【公開年】2009年  【制作国】米  【時間】138分  【監督】ロン・ハワード
【原作】ダン・ブラウン
【音楽】ハンス・ジマー
【脚本】デヴィッド・コープ アキヴァ・ゴールズマン
【出演】トム・ハンクス(ロバート・ラングドン)  アイェレット・ゾラー(ヴィットリア・ヴェトラ)  ユアン・マクレガー(カメルレンゴ)  ステラン・スカルスガルド(リヒター隊長)  ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(オリヴェッティ刑事)  ニコライ・リー・コス(暗殺者)  アーミン・ミューラー=スタール(シュトラウス枢機卿)  トゥーレ・リントハート(-)  デヴィッド・パスクエジ(-)  コジモ・ファスコ(-)  マーク・フィオリーニ(-)
        
【成分】ゴージャス パニック 知的 キリスト教 ローマ バチカン
  
【特徴】
  
【効能】
 
【副作用】
 
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「トレッキーズ スター・トレック万歳!」 知的興奮を楽しもう〔7〕 

トレッキーズ スター・トレック万歳!」 
オタク讃歌

 


【原題】TREKKIES
【公開年】1997年  【制作国】亜米利加  【時間】87分  
【監督】ロジャー・ナイガード
【原作】
【音楽】ウォルター・ワーゾワ
【脚本】
【言語】イングランド語
【出演】レナード・ニモイ(本人)  ウィリアム・シャトナー(本人)  デニース・クロスビー(本人)  メイジェル・バレット・ロッデンベリー(本人)  デフォレスト・ケリー(本人)  ウォルター・コーニッグ(本人)  ニシェル・ニコルス(本人)  ジョージ・タケイ(本人)  レヴァー・バートン(本人)  マイケル・ドーン(本人)  テリー・ファレル(本人)  ジョナサン・フレイクス(本人)  チェイス・マスターソン(-)  グレイス・リー・ホイットニー(-)  ケイト・マルグレー(-)  ロバート・オライリー(-)  イーサン・フィリップス(-)  ブレント・スピナー(-)  ウィル・ウィートン(-)  ブラノン・ブラーガ(-)  ジェリ・テイラー(-)  ゲイリー・ロックウッド(-)  ジェフリー・マンデル(-)  ロクサン・ドーソン(-)  ロバート・マクニール(-)  ロバート・ピカード(-)  ティム・ラス(-)
    
【成分】笑える 楽しい 知的 トレッキー ドキュメント 
       
【特徴】「スタートレック」の熱烈なファンを指す「トレッキー」と呼ばれる人々を取材したドキュメント。
 カーク船長、ミスター・スポック、ドクター・マッコイらエンタープライズクルーもインタビュー出演、貴重映像である。
  
【効能】アメリカのオタクに同志的感情を抱く。オタクであることに引け目を感じている人はオタクであることの誇りを持つ。とにかく愉快になる。
 
【副作用】オタクに偏見を持っている人には気味悪い作品。
 
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「フロスト×ニクソン」 知的興奮を楽しもう〔6〕 

フロスト×ニクソン」 論争劇の佳作


 
【原題】FROST/NIXON
【公開年】2008年  【制作国】亜米利加 英吉利  【時間】122分  
【監督】ロン・ハワード
【音楽】ハンス・ジマー
【脚本】ピーター・モーガン
【言語】イングランド語
【出演】フランク・ランジェラリチャード・ニクソン)  マイケル・シーンデビッド・フロスト)  ケヴィン・ベーコン(ジャック・ブレナン)  レベッカ・ホール(キャロライン・クッシング)  トビー・ジョーンズ(スイフティー・リザール)  マシュー・マクファディン(ジョン・バード)  オリヴァー・プラット(ボブ・ゼルニック)  サム・ロックウェル(ジェームズ・レストン)  ケイト・ジェニングス・グラント(-)  アンディ・ミルダー(-)  パティ・マコーマック(-)
   
【成分】ゴージャス 勇敢 知的 かっこいい 討論劇 1970年代 アメリカ
     
【特徴】TV史上名高いインタビュー番組を映画化。ウォーターゲート事件で失脚したものの再起の野望を捨てていないニクソン元大統領と三枚目的陽気なキャラの人気TV司会者フロストとの言葉による格闘が魅力。どちらも足下に不安材料を抱え、側近たちは手に汗握る思い、当人たちも内心は余裕がない。それを汗一つかかず余裕の顔で応接室というリングに臨む姿が面白い。これぞ言論戦だ。
 日本ではまず実現しない討論劇だろう。
 
【効能】言論戦というものがどれだけハードなのか学べる。老獪な老政治家と新進の若手司会者の人生を賭けた討論に知的興奮をおぼえる。
 
【副作用】しゃべりだけでイラっとくる。訳がわからず話についていけない。
 
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「ケイン号の叛乱」 知的興奮を楽しもう〔5〕 

ケイン号の叛乱」 組織問題がテーマの秀作
 


【原題】THE CAINE MUTINY
【公開年】1954年  【制作国】亜米利加  【時間】124分  
【監督】エドワード・ドミトリク
【原作】ハーマン・ウォーク
【音楽】マックス・スタイナー
【脚本】スタンリー・ロバーツ
【言語】イングランド語
【出演】ハンフリー・ボガート(クィーグ中佐)  ホセ・ファーラー(バーニー・グリーンウォルド中尉)  リー・マーヴィン(ミートベル)  ヴァン・ジョンソン(スティーブ・マリク大尉)  ロバート・フランシス(ウィリー・キース少尉)  E・G・マーシャル(チャーリー少佐)  メイ・ウィン(メイ・ウィン)  フレッド・マクマレイ(キーファー大尉)  トム・テューリー(デヴリース中佐)  クロード・エイキンス(ホリーベル)
  
【成分】パニック 知的 かっこいい アメリカ海軍 1940年代前半
     
【特徴】赤狩りの標的にされたこともあるドミトリク監督の秀作。海洋叛乱モノの金字塔であり、後の「スタートレック」や「クリムゾンタイド」などにも影響を与えている。
 主演で悪役のハンフリー・ボガード氏が良い味を出している。この時期のボギーは民家を占拠して人質をとる凶悪犯役など悪役を熱心にこなした。
 
 舞台は第二次大戦時、日本軍と対峙する米太平洋艦隊所属の駆逐艦ケイン号、ここで見掛け倒しの無能艦長とそれをフォローする部下との対立を描く。後半は軍法会議に舞台が移り優れた法廷劇を展開する。
 組織論や人間関係や事実関係というものを学ぶ格好の教材だ。
 
【効能】職場での人間関係対策の参考になる。事実関係の落とし穴を学べる。
 
【副作用】軍艦が舞台なのに戦闘場面が無いのでガッカリ。
 
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