ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。
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今日の晩御飯(16) 晴雨堂の晴耕雨読な食生活[十九] 

青梗菜と豚肉の炒め物
  
07結婚記念日夕食

 今日は結婚記念日なので私が晩御飯を作ることにした。予定では酸辣湯をつくるはずだったが、辣油が無いことに気がつき、買出しに行くのも面倒なので急遽青梗菜と豚肉の炒め物にした。
 
 豚肉は安いバラ肉を使う。小さめに刻んで生姜と醤油と胡麻油で下味をつける。私は豚肉の臭みが苦手なので多めに生姜おろしを投入し混ぜ合わせる。
 青梗菜と水菜と椎茸を細かく切り、大蒜を2片潰す。
 
 中華鍋にオリーブ油をひき、潰した大蒜を入れてよく香りをつけ、そこへ豚肉と椎茸と青梗菜の葉の根元の硬い部分を入れて炒める。
 火が通ったら、柔らかい葉の部分と豆板醤を入れて炒め、コンソメスープを足し醤油と胡麻油と水溶き片栗を混ぜて出来上がり。
 
 例年、結婚記念日は外食していた。韓国料理・タイ料理・インド料理といった具合に美食をしてきたが、今年は仕事が暇で収入が減ったので家で琥珀ヱビスドイツの高級葡萄酒を開けるだけとする。 因みに写真は炒め物を丼にした図、テーブル中央の大皿には高級餃子、左のグラスには琥珀ヱビス
 

 
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ブログ開設にあたっての挨拶。 

皆さん、改めまして、始めまして、晴雨堂ミカエルです。
 
 私が気晴らしにヤフーで映画レビューを書き始めてから、告知していないのに友人がレビューの事を知り、「文章、書けるんやったらブログでもやってみたら」と勧められました。
 
 友人が推薦するFC2サイトでブログを設置したのが2007年5月7日、「晴雨堂の晴耕雨読な日々」と題して日々のありふれた日常を綴ったり、ヤフー映画レビューで書ききれなかった映画の話などを並べてみるつもりでしたが、なかなか時間がとれず、ブログまで手が回らない状態のまま半年以上が過ぎました。
 
 驚いたことに、極めて消極的に始めたブログであるにも関わらず、読んでくれる方々が若干名ながらいらっしゃる、これはもう少し腰を入れてブログをやってみようという気になり、11月に入って再出発のつもりで看板を「晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋」に改め、カテゴリーも一新し記事を整理しました。
 
 紹介文でも触れておりますが、例えばインドや中国では体調の良し悪しによって日々の料理の食材や薬味の合わせ方を変えているようです。食の大国であるフランスでは料理によって葡萄酒とのマッチングに気を配っているそうです。
 
 それならば、映画でも同じ事ができるのではないか。皆さんも日々の営みで気分に合わせて自宅で聞く音楽を選んでいる方は多いと思います。映画も日々の気分や体調に相応しい内容の作品があると思います。あるいは、大袈裟かもしれないが人生の節目で出会った映画がきっかけで、その後の仕事や生活が一変させた方もいるでしょう。
 
 基本的には、ヤフー映画サイトで数ヶ月前に書いたレビューを基に書き直したり加筆したものを載せています。レビューの性格上、字数が限られているし、紹介するものも制限があります。当ブログでは書ききれなかった話を載せていきます。

 それらの作品を、鑑賞するに相応しいシチュエーション別に仕分けしてご紹介します。ただ、もっと細かく分類したかったのですが、あまりカテゴリーが多すぎると見づらくなりますし、また私の個人的な主観で分けるので細かくし過ぎると読者の認識とのズレも大きくなるでしょうからあえて大雑把にしました。
 
 それではご覧ください。

   

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「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」 家族と一緒に考えよう〔4〕 

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々
できれば「前作」と一緒に。

  

 
【原題】Sophie Scholl – Die letzten Tage
【公開年】2005年  【制作国】独逸  【時間】121分  【監督】マルク・ローテムント
【音楽】ラインホルト・ハイル ジョニー・クリメック
【脚本】フレート・ブライナースドーファー
【言語】ドイツ語     
【出演】ユリア・イェンチゾフィー・ショル)  アレクサンダー・ヘルト(ロベルト・モーア尋問官)  ファビアン・ヒンリヒス(ハンス・ショル)  ヨハンナ・ガストドロフ(エルゼ・ゲーベル)  アンドレ・ヘンニック(ローラント・フライスラー裁判官)  フロリアン・シュテッター(クリストフ・プローブスト)  リリー・ユング(ギゼラ・シャーテリング)   ペトラ・ケリング(マグダレーナ・ショル)

【成分】悲しい 切ない 恐怖 法廷 ドイツ ミュンヘン 1943年 第二次大戦
 
【特徴】同様のテーマでゾフィー・ショルを主人公にした映画「白バラは死なず」が1982年に公開されているが、本作はそのリメイクではない。近年、ゾフィーの尋問記録が発見され、「白バラは死なず」では描かれなかった逮捕後のゾフィーが描かれている。

 「白バラは死なず」では実際のゾフィーより童顔の女優が演じていたが、本作は骨太さが似ている女優が演じている。
 
【効能】権力の暴走を看過する事への罪悪感を自覚する。
 
【副作用】権力の本当の姿を見て怖くなる。
 
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「白バラは死なず」 家族と一緒に考えよう〔3〕 

白バラは死なず」 
「白バラの祈り」と合わせて観れたら良い。

 
白バラは死なず 
(現在、日本ではDVD化されていない)

【原題】DIE WEISSE ROSE
【公開年】1982年  【制作国】西独逸  【時間】123分  
【監督】ミヒャエル・ヘルホーファン
【音楽】コンスタンタン・ヴェッケル
【脚本】ミヒャエル・ヘルホーファン マリオ・クレープス
【言語】ドイツ語      
【出演】レナ・シュトルツェゾフィー・ショル)  ウルフ・ケスラー(-)  オリヴァー・ジーベルト(-)   
 
【成分】恐怖 絶望的 切ない 大学 ドイツ 第二次大戦

【特徴】ナチス政権下、ささやかながらも体制に抵抗を試みた学生グループたちの物語。
 
【効能】当時の大学の様子を描写。ヒトラーを熱狂的に支持するドイツ人しか知らない人にとっては新しい発見の連続。
 
【副作用】ラストのギロチンに驚く。
 
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美術鑑賞的映画 1 「さくらん」 

さくらん
色彩センスの良い時代劇。

 

 
【公開年】2007年  【制作国】日本  【時間】111分  【監督】蜷川実花
【原作】安野モヨコ
【音楽】椎名林檎     
【出演】土屋アンナ(きよ葉・日暮)  椎名桔平(倉之助)  成宮寛貴(惣次郎)  木村佳乃(高尾)  菅野美穂(粧ひ)  永瀬正敏(光信)  小泉今日子(お蘭)  長塚圭史(きよ葉の客)   
 
【成分】悲しい 切ない ゴージャス かっこいい 江戸時代 時代劇
 
【特徴】安野モヨコ氏の漫画を実写映画化。蜷川実花監督の色彩センスが光る。
 
【効能】綺麗な画像でゴージャス気分。
 
【副作用】水商売が嫌いな人、フェミニストには嫌悪感。
 
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おバカになって愉快になろう 2 「マリー・アントワネット」 

マリー・アントワネット
浮世を忘れゴージャス映画でセレブな気分。
 
  

 
【公開年】2006年  【制作国】米  【時間】123分  【監督】ソフィア・コッポラ
【脚本】ソフィア・コッポラ      
【出演】キルステン・ダンスト(王妃マリー・アントワネット)  ジェイソン・シュワルツマン(ルイ16世)  リップ・トーン(ルイ15世)  ジュディ・デイヴィス(ノアイユ伯爵夫人)  アーシア・アルジェント(デュ・バリー夫人)  マリアンヌ・フェイスフル(マリア・テレジア女帝)  ローズ・バーン(ポリニャック公爵夫人)  スティーヴ・クーガン(メルシー伯爵)  ジェイミー・ドーナン(フェルゼン伯爵)
 
【成分】ゴージャス 切ない 宮廷劇 フランス 18世紀 
 
【特徴】政治的問題は省き、宮廷の内輪ネタに焦点が絞られているため、フランス革命云々の背景を気にせず、単純にセレブのおバカお姫様の悲喜劇として観たら楽しめる。華やかなベルサイユ宮殿のゴージャスな映像が楽しめるのが最大の特徴。
 ソフィア・コッポラ監督は等身大の愚かな女性たちを描くのは得意。
 
【効能】ゴージャス豪華な気分に浸れる。
 
【副作用】ベルサイユのばら」に感動した世代には不快感と物足りなさを感じるかもしれない。
 
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「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」 突っ込みどころを楽しもう〔3〕 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

 

 
【英題】Mobile Suit Gundam Char's Counterattack
【公開年】1988年  【制作国】日本国  【時間】120分  【監督】富野由悠季
【原作】富野由悠季
【音楽】三枝成章
【脚本】富野由悠季
【言語】日本語      
【出演】古谷徹アムロ・レイ)  池田秀一シャア・アズナブル)  鈴置洋孝(ブライト・ノア)  榊原良子(ナナイ・ミゲル)  白石冬美(ミライ・ヤシマ)  
   
【成分】悲しい ファンタジー ゴージャス 切ない セクシー ベネチア 20世紀初頭
 
【特徴】アムロシャア」エピソードとも言うべき旧シリーズを一掃し、新たなガンダムシリーズ展開の為の一作。
 シャアはネオジオンの独裁者となり、アムロは部隊長として立ち向かう。
 
【効能】気晴らしに観る分には楽しめるロボットアクション。序盤から中盤にかけてのアクションは清々しさを得られるかもしれない。
 
【副作用】・キャラとしてシャアの零落は明白。キャラたちを粗末に扱い無理やりラストへもっていくやり方に怒りをおぼえる者もいる。
 
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「ブレイブハート」 感動からエナジーを得よう〔3〕 

ブレイブハート
久しぶりの感動歴史超大作
メル・ギブソンの目の演技に注目。

 

 
【原題】BRAVEHEART
【公開年】1995年  【制作国】亜米利加  【時間】177分  
【監督】 メル・ギブソン
【音楽】ジェームズ・ホーナー
【脚本】ランドール・ウォレス
【言語】イングランド語 一部フランス語 ラテン語  
【出演】メル・ギブソン(ウィリアム・ウォレス)  ソフィー・マルソー(イザベラ王女)  パトリック・マクグーハン(エドワードI世)  キャサリン・マコーマック(ミューロン)  ブレンダン・グリーソン(ハミッシュ)  アンガス・マクファーデン(ロバート・ザ・ブルース)     
 
【成分】悲しい 泣ける スペクタクル 勇敢 スコットランド 13世紀
 
【特徴】13世紀、スコットランド独立戦争の英雄ウィリアム・ウォレスを主人公にした久々の重厚かつ感動の歴史超大作。メル・ギブソン氏の初監督にしてホームラン作である。映画音楽も秀逸。
 時代考証は作品のためにかなり改編されているが、作品の質を落とすほどの影響は無く、むしろスコットランドのナショナリズムを煽るほどの政治的影響力を発揮する。
 
【効能】主人公の純粋さ直向さ情熱に感涙する。
 
【副作用】時代考証が不正確なので、こだわる人は不快感。血と汗の臭いが漂いそうな映画なので、癒し系志向には不快感。
 
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「選挙」 社会を冷笑したい時に〔2〕 

選挙」 
日本型民主主義の滑稽さを描写した傑作

 

 
【英題】CAMPAIGN
【公開年】2006年  【制作国】日本国  【時間】120分  【監督】想田和弘     
【出演】山内和彦(本人)    
 
【成分】社会派 政治 現代日本 ドキュメント
 
【特徴】日本型選挙を主軸に徹底描写した渾身のドキュメント作。監督の想田和弘氏は友人の市議選に同道しカメラを回す。選対事務所の楽屋裏が赤裸々に描写されている。
 
【効能】選挙に参加した事の無い主権者(国民・有権者)にとって、選挙のスタンダード風景を知る絶好の機会。これをきっかけに国民は政治改革に参加するかもしれない。
 
【副作用】日本型民主主義に呆れ、ますます政治離れを起こす?
 
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社会問題を考えたい時に 1 「俺は、君のためにこそ死ににいく」 

俺は、君のためにこそ死ににいく
神風特攻隊を正面から描こうとした佳作

 

 
【公開年】2007年  【制作国】日本  【時間】140分  【監督】新城卓
【脚本】石原慎太郎     
【出演】岸惠子鳥濱トメ)  徳重聡(中西正也 少尉)  窪塚洋介(板東勝次 少尉)  筒井道隆(田端絋一 少尉)  多部未華子(鳥濱礼子)  前川泰之(金山 少尉)  桜井幸子(板東寿子)  戸田菜穂(田端良子)  石橋蓮司(鶴田正造)  的場浩司(関行男 海軍大尉)  伊武雅刀(大西瀧治郎)   
 
【成分】悲しい スペクタクル 勇敢 絶望的 戦争美化 反戦 カミカゼ 第二次大戦
 
【特徴】第二次大戦末期、日本軍がとった体当たり自殺攻撃である神風特攻隊をテーマにした映画、国民世論を二つに分けた政治的問題作である。が、隊員たちの世話をした鳥濱トメを主人公に置いているためか、内容自体に露骨な国策臭は無い。
 
【効能】先人の命をかけて「故郷」を守ろうとする姿に感涙。
 
【副作用】国策色は少ないが、戦争美化の恐れあり。
 
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絶望から脱出しよう 10 「キリング・フィールド」 

キリング・フィールド
ポル・ポト政権下の大虐殺を
初めてとりあげたメジャー映画!

 

 
【公開年】1984年  【制作国】英  【時間】141分  【監督】 ローランド・ジョフィ
【原作】シドニー・シャンバーグ     
【出演】サム・ウォーターストンシドニー・シャンバーグ)  ハイン・S・ニョール(ディス・プラン)  ジョン・マルコヴィッチ(アラン)  ジュリアン・サンズ(ジョン・スウェイン)  クレイグ・T・ネルソン(リーヴス)  ビル・パターソン(マッケンタイア)     
 
【成分】悲しい パニック 勇敢 絶望的 内戦  カンボジア 70年代
 
【特徴】
 
【効能】
 
【副作用】
 
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「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」 寂しさをまぎらわす時に〔2〕 

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
アニメ「うる星」の全盛期

 

 
【公開年】1984年  【制作国】日本国  【時間】98分  【監督】押井守
【原作】高橋留美子
【音楽】星勝
【脚本】押井守
【言語】日本語      
【出演】平野文(ラム)  古川登志夫(諸星あたる)  神谷明(面堂終太郎)  杉山佳寿子(テン)  島津冴子(三宅しのぶ)  鷲尾真知子(サクラ)  田中真弓(藤浪竜之介)  千葉繁(メガネ)  村山明(パーマ)  野村信次(カクガリ)  二又一成(チビ)  緒方賢一(あたるの父)  佐久間なつみ(あたるの母)  池水通洋(温泉マーク)  安西正弘(竜之介の父)  西村知道(校長)  永井一郎(錯乱坊)  藤岡琢也(夢邪鬼)  
 
【成分】ファンタジー パニック 勇敢 不気味 キュート コミカル ホラー アニメ
 
【特徴】前作の原作路線から一気に押井守ワールドに舵をきった傑作。当時は原作もアニメも好調で、まさに「うる星」全盛期に相応しい作品である。
 
【効能】やや不気味なホラーテイストがあるが、全編が賑やかドタバタギャグの連続で、すべてのキャラがお笑いをとる魅せ場があり楽しい雰囲気、寂しさがまぎれる。
 
【副作用】原作信奉者にはやや不快感。
 
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絶望から脱出しよう 9 「ラストキング・オブ・スコットランド」 

ラストキング・オブ・スコットランド
この映画こそ
アカデミー作品・監督賞となるべき映画だ。

 

 
【公開年】2006年  【制作国】米・英  【時間】125分  【監督】ケヴィン・マクドナルド
【原作】ジャイルズ・フォーデン     
【出演】フォレスト・ウィッテカーイディ・アミン大統領)  ジェームズ・マカヴォイ(ニコラス・ギャリガン)  ケリー・ワシントン(ケイ・アミン)  ジリアン・アンダーソン(サラ・メリット)  サイモン・マクバーニー(ストーン)     
 
【成分】悲しい パニック 絶望的 不気味 恐怖 独裁者 アフリカ 
 
【特徴】独裁者として知られるウガンダのアミン大統領が主人公。1人のノンポリ白人青年医師の視点から見たアミン大統領という構図で物語が展開している。興味本位な描き方ではなく、かなりリアリティを感じるアミン像だ。アミンに扮したフォレスト・ウィッテカー氏の演技が素晴らしい。
 なお、アミン大統領の遺族は、悪意ある映画だと非難している。
 
【効能】恐怖と絶望を目の当たりにした際の対処法のヒントになる。
 
【副作用】残酷場面でトラウマになるかもしれない。アミンの豹変過程で人間の怖い二面性を目にして人間不信になる可能性がある。
 
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カップルで癒されたい時に 1 「隠し剣 鬼の爪」 

隠し剣 鬼の爪
緒形拳氏の悪徳家老ぶりが素晴らしい!

  

 
【公開年】2004年  【制作国】日本  【時間】131分  【監督】山田洋次
【原作】藤沢周平     
【出演】永瀬正敏(片桐宗蔵)  松たか子(きえ)  吉岡秀隆(島田左門)  小澤征悦(狭間弥市郎)  田畑智子(島田志乃)  小林稔侍(大目付・甲田)  緒形拳(家老・堀将監)  高島礼子(狭間桂)     
 
【成分】切ない 東北 幕末 
 
【特徴】
 
【効能】
 
【副作用】たそがれ清兵衛」と殆どストーリー展開が同じなので焼き直しに見える。
 
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「時計じかけのオレンジ」 社会を冷笑したい時に〔1〕 

時計じかけのオレンジ」 
痛快社会風刺映画!

 

 
【原題】A CLOCKWORK ORANGE 
【公開年】1971年  【制作国】英吉利 亜米利加  【時間】137分  
【監督】スタンリー・キューブリック
【原作】アンソニー・バージェス
【音楽】ウォルター・カーロス
【脚本】スタンリー・キューブリック     
【出演】マルコム・マクダウェル(アレックス・デラージ)  パトリック・マギー(アレクサンダー)  マイケル・ベイツ(バーンズ看守長)  アドリエンヌ・コリ(ミセス・アレクサンダー)  スティーヴン・バーコフ(トム)  ミリアム・カーリン(キャットレディ)      
 
【成分】笑える コミカル 社会風刺 英語
 
【特徴】愛欲と暴力が氾濫する「自由社会」と人間の人格の奥底まで徹底的に制御する「管理社会」を対立させ皮肉った快作。どこの国、どこの社会でも程度の差はあれ抱えているジレンマを笑い飛ばすかのような風刺映画だ。
 マルコム・マクダウェル氏の怪演が光り輝く。
 
【効能】社会を冷笑し知的刺激を満足させストレス解消。
 
【副作用】ごく稀に主人公に感化されて暴力に走る事例がある。
 
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「Uボート 最後の決断」 突込みどころを楽しもう〔2〕 

Uボート 最後の決断
トーマス・クレッチマン
ハリウッド初本格主演作か?

 

  
【原題】IN ENEMY HANDS
【公開年】2004年  【制作国】亜米利加  【時間】98分  
【監督】 トニー・ジグリオ
【音楽】スティーヴン・ブラムソン
【脚本】ジョン・E・ディーヴァー トニー・ジグリオ
【言語】イングランド語 ドイツ語     
【出演】ウィリアム・H・メイシー(ネイト・トラバース兵曹長)  ティル・シュヴァイガー(ヨナス・ヘルト大尉)  スコット・カーン(ランド・サリバン少佐)  トーマス・クレッチマン(ゲルハルト・クレマー中尉)  ローレン・ホリー(レイチェル・トラバース)     
 
【成分】勇敢 絶望的 ヒューマン 潜水艦 第二次大戦
 
【特徴】トーマス・クレッチマン氏がハリウッドの戦争映画でおそらく初の善玉主役を演じる。内容はともかく、クレッチマン氏のハリウッドにおける地位が上がったことを示す作品だ。
 
【効能】ヒューマンな内容で安心、家族団欒でも観賞できる。
 
【副作用】些か古風でクサイ場面がある。時代考証に厳しい人や軍事マニアが見たら思わず笑ってしまうくらいデタラメが多い。あまりのムチャクチャ表現に不快感を感じる者もいるかもしれない。
 
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「THX-1138」 孤独を楽しむ時に〔1〕  

THX-1138」 
格調高い静けさのある未来世界。

 

 
【公開年】1971年  【制作国】亜米利加  【時間】86分  
【監督】ジョージ・ルーカス
【制作総指揮】フランシス・フォード・コッポラ
【原作】ジョージ・ルーカス
【音楽】ラロ・シフリン
【脚本】ジョージ・ルーカス ウォルター・マーチ
【言語】イングランド語      
【出演】ロバート・デュヴァル(THX-1138)  マギー・マコーミー(LUH-3417)  ドナルド・プレザンス(SEN-5421)  イアン・ウルフ(PTO)     
 
【成分】不思議 不気味 知的 絶望的 SF 未来世界 管理世界
 
【特徴】白を基調にした殺風景で静かな世界観。徹底的に管理された未来社会を描いたジョージ・ルーカス監督の意欲作であり、監督デビュー作である。
 スタジオや地下鉄構内や線路での撮影、白い服に坊主頭、徹底した低予算で雄弁に未来社会を描写しているのが特徴。
 
【効能】真夜中で観ると一層夜の静けさを味わい楽しむ事ができる。
 
【副作用】活劇好きの方には鎮静作用が効き過ぎて眠くなるかもしれない。
 
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「バッテリー」 家族と一緒に癒されよう〔3〕  

バッテリー
滝田洋二郎監督お得意の青春佳作。

 


【公開年】2006年  【制作国】日本国  【時間】118分  【監督】滝田洋二郎
【原作】あさのあつこ     
【出演】林遣都(原田巧)  山田健太(永倉豪)  鎗田晟裕(原田青波)  蓮佛美沙子(矢島繭)  天海祐希(原田真紀子)  岸谷五朗(原田広)  菅原文太(井岡洋三)   
 
【成分】泣ける 楽しい 切ない かわいい かっこいい 学園モノ 野球
 
【特徴】原作の雰囲気を損なわずに映画化された成功例。物語は感動できる佳作に仕上がっているとともに、少年俳優たちの勤勉な演技にも青春を感じる。
 
【効能】家族団欒で癒される素直なスポ根。夏休みの夏空で観るとより体感が増す。
 
【副作用】長髪の野球選手にリアリティが削がれる。
 
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「レディ・ヴァンパイア/淫夢伝説」 萌えたい時に〔3〕 

レディ・ヴァンパイア/淫夢伝説」 
「コマンドー」の美少女
アリッサ・ミラノ、大胆ヌード!

  


【原題】EMBRACE OF THE VAMPIRE 
【公開年】1994年  【制作国】亜米利加  【時間】92分  
【監督】アン・ゴールソウ
【音楽】ジョセフ・ウィリアムズ
【脚本】リック・ビッツェルバーガー ニコール・コーディ ハル・イートン
【言語】イングランド語     
【出演】アリッサ・ミラノ(シャーロット)  マーティン・ケンプ(バンパイア)  シャーロット・ルイス(サラ)  レベッカ・フェラッティ(プリンセス)  
 
【成分】ファンタジー ゴージャス ロマンチック 不気味 淫美 かわいい 吸血鬼 学園モノ レズビアン
 
【特徴】「コマンドー」でシュワちゃんの娘役を演じた美少女アリッサ・ミラノ氏が大胆に初ヌード、こころもち垂れ気味の豊かなバストと白い美肌を披露、吸血鬼の妖力で毎晩淫らな夢に悩まされ、やがて吸血鬼に身体を許そうとする女学生を好演する。ジャンルとしてはホラーだが、オカルト風味のセミポルノの雰囲気だ。
 この作品以降アリッサは清純派から卒業し、露出度の多い仕事を積極的にこなし、自ら製作するまでになる。
 バンパイア役には、80年代に一斉風靡したロックバンド・スパンダーバレーマーティン・ケンプ氏が粋に演じている。
 
【効能】アリッサの美しい身体と悩ましいカマトト演技に萌え。
 
【副作用】ポルノが嫌いな人、ポルノを蔑視する人は拒絶反応あり。アリッサに清純さを求める一部ファンには切なさと落胆あり。
 
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「ボニーとクライド/俺たちに明日はない」 青春回帰 3  

ボニーとクライド/俺たちに明日はない」 
反権力の英雄にされた2人。

 

 

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[ 2007/11/26 13:46 ] 映画・・青春回帰 | TB(0) | CM(0)

「死霊の盆踊り」 おバカになって愉快になろう〔1〕 

死霊の盆踊り
伝説のおバカ映画の金字塔
輝くエド・ウッドの異彩

 

 
【公開年】1965年  【制作国】亜米利加  【時間】91分  
【監督】A・C・スティーヴン  
【脚本】エドワード・D・ウッド・Jr   
【出演】クリスウェル(夜の帝王)  ウィリアム・ベイツ(ボブ)  パット・バリンジャー(シャーリー)  ファウン・シルヴァー(闇の女王)  ロン・チェイニー・Jr(-)  ヴァンパイラ(-)  トー・ジョンソン(-)  
 
【成分】笑える 楽しい コミカル ファンタジー おバカ お色気
 
【特徴】最低映画監督として名高い伝説のエド・ウッド氏、本作では脚本を担当している。夜の設定なのに昼間まるだし。少ないお色気担当女優を大勢いるように見せる苦心のあとがまるわかり。「シベ超」もビックリの駄作。楽屋裏悲喜劇が察せられ共感と同情を禁じえない。
 本来はホラー仕立ての成人映画として制作されたが、これなら子供の鑑賞にも堪えうる。
 
【効能】どう観ても手抜きの駄作なのだが、これでも世界的に有名になるほどの人気、人生に希望が持てるかもしれない。
 
【副作用】エド・ウッド伝説が無ければ単なる素人が手抜きした作品、観るに耐えない。
 
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「蒼き狼 地果て海尽きるまで」 突っ込みどころを楽しもう 1  

蒼き狼 地果て海尽きるまで
角川映画が放つ久々の超大作!?

 

 
【公開年】2006年  【制作国】日・蒙  【時間】136分  【監督】澤井信一郎  
【原作】森村誠一   
【出演】反町隆史テムジンチンギス・ハーン)  菊川怜(ボルテ)  若村麻由美(ホエルン)  松山ケンイチ(ジュチ)  松方弘樹(トオリル・カン)  平山祐介(ジャムカ)
 
【成分】スペクタクル 勇敢 時代劇 蒙古
 
【特徴】日本の若手俳優である反町隆史氏がモンゴルの英雄に扮する意欲作。久々のスペクタクル角川映画、広大なモンゴルの平原に地平線のかなたまで集まったエキストラの迫力は凄い。ハリウッド制作のジンギスカン物に比べたら、まだ良心的な作品である。
 
【効能】モンゴルとの合作とはいえ、スケールの大きい久しぶりの邦画超大作に気分も雄大になる。
 
【副作用】チンギス・ハーンの波乱に富んだ半生を僅か2時間強の映画に押し込めているので大味感、舞台はモンゴルなのに演じている俳優たちは日本人丸出しで違和感。
 
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今日の朝御飯 晴雨堂の晴耕雨読な食生活[十八] 

オムレツ
 
 ちかごろ、栄養価を考えて朝はを食べるようにしている。
 
 和食の場合は、昨夜の味噌汁の残りに冷飯を放り込み、乾燥ワカメとキムチを足してで綴じ、最後に醤油で味を調え香りをつけて雑炊の出来上がり。
 朝に御飯を炊いた場合は雑炊にしないので丼に御飯を入れ、フライパンで作った目玉焼きをのせて醤油をたらして目玉焼き丼の完成、実に簡単で早くでき、なおかつ栄養価が高い。
 
 洋食の場合、オムレツをする。連れ合いは朝のパン食を楽しみにしているので、週に2日程度は洋食にする。を箸でわざと乱雑に溶き、細かく刻んだホウレン草か水菜と合わせ、ゼボリーと黒胡椒で臭みを消し、唐辛子を3本ほど刻んで散らし、それをフライパンにたらしてからチーズをのせる。こうすれば、爽やかな香りとフワッとした食感と刺激的な辛さでエンジンスタートだ。
 

 
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「地雷を踏んだらサヨウナラ」 青春回帰〔2〕 

地雷を踏んだらサヨウナラ」 
英語・クメール語を操る浅野忠信




【公開年】1999年  【制作国】日本国  【時間】111分  
【監督】五十嵐匠
【原作】一ノ瀬泰造
【音楽】安川午朗
【脚本】丸内敏治 五十嵐匠
【言語】イングランド語 クメール語 日本語 日本語(佐賀方言) 一部越南語 韓国語       
【出演】浅野忠信一ノ瀬泰造)  川津祐介(一ノ瀬清二)  羽田美智子(一ノ瀬淑乃)  市毛良枝(一ノ瀬信子)  ロバート・スレイター(ティム・ヒル アメリカ人報道カメラマン)  ソン・ダラチャカン(ロックルー カンボジアの友人)  ペン・ファン(マダム カンボジアの下宿先の女主人)  ボ・ソンフン(レ・ファン ベトナムの女友達)  ピンヨウ・ジェーンソンブーン(チャンナ 泰造を慕うカンボジアの子供)  オーパ・ジェーンソンブーン(ソッタ 泰造を慕うカンボジアの子供)

【成分】泣ける 切ない 青春 1972年 カンボジア内戦

【特徴】カンボジアで虐殺された報道カメラマン一ノ瀬泰造の手記を元に映画化。ベトナム戦争やカンボジア内戦時の70年代インドシナの雰囲気がよく再現されている。
 当時の泰造に年齢・背格好が似ている若手の浅野忠信氏が好演。日本語台詞よりも英語・クメール語が多い役柄をこなすところが、後に「モンゴル」で全編モンゴル語のテムジン役を彷彿させる。

【効能】自分の青春と重なる部分に涙。特に旅に出た事がある方は感情移入する。

【副作用】脚色部分に不快感。

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[ 2007/11/25 17:27 ] 映画・・青春回帰 | TB(0) | CM(0)

「ドレミファ娘の血は騒ぐ」 寂しさをまぎらわす時に〔1〕 

ドレミファ娘の血は騒ぐ」 
洞口依子初主演作、・・てことは 
彼女の主演デビューはポルノからなのか?

 
ドレミファ娘の血は騒ぐ
ドレミファ娘の血は騒ぐ [DVD]
 
【原題】女子大生 恥ずかしゼミナール
【公開年】1985年  【制作国】日本国  【時間】80分  【監督】黒沢清
【音楽】東京タワーズ 沢口晴美
【脚本】黒沢清 万田邦敏
【言語】日本語     
【出演】洞口依子(秋子)  伊丹十三(平山教授)  麻生うさぎ(エミ)  加藤賢崇(吉岡)  
 
【成分】楽しい ファンタジー 不思議 知的 セクシー かわいい コミカル コメディ 
 
【特徴】大学映研が自主制作のノリでつくったような感じの映画だ。舞台となった大学は関東の美大らしいが、関西の河内にある某有名私立藝大にも似ている。
 もともとはポルノ映画として企画されたが、絡みをカットして一般用作品に編集し直した。所々にポルノ映画の名残がある。
 
【効能】社会人生活に疲れた夜に観ると、気楽な学生生活を思い出し和めるかもしれない。
 
【副作用】意味不明で混乱。大学生はお気楽バカの集まりであるかのような偏見が増長される恐れがある?
 
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「パッション」 絶望から脱出しよう〔8〕 

パッション
メル・ギブソン氏らしいリアリズム。

 

 
【原題】THE PASSION OF THE CHRIST 
【公開年】2004年  【制作国】亜米利加 伊太利  【時間】127分  
【監督】メル・ギブソン
【原作】
【音楽】ジョン・デブニー
【脚本】ベネディクト・フィッツジェラルド メル・ギブソン
【言語】アラム語 ヘブライ語 ラテン語  
【出演】ジム・カヴィーゼルイエスキリスト)  マヤ・モルゲンステルン(イエスの母マリア)  モニカ・ベルッチ(マグダラのマリア)  クラウディア・ジェリーニ(クラウディア)  フリスト・ジフコフ(ヨハネ)  フランチェスコ・デ・ヴィート(ペトロ)  マッティア・スブラジア(大祭司カイアファ)   フリスト・ナーモフ・ショポフ(総督ピラト)  ルカ・リオネッロ(イスカリオテのユダ)   
 
【成分】切ない 血腥い ローマ史劇 キリスト教 ラテン語 アラム語 1世紀 パレスチナ 中東 
 
【特徴】聖書に記されたイエスの最期を忠実に再現。リアリズムへの追求は当時の風習や衣装にとどまらず、使用言語にまで及ぶ。ローマ人はラテン語を、ユダヤ人はヘブライ語を話す。ローマ人役の俳優たちがラテン語で話をしているのを観ると感動する。
 
【効能】キリストの残酷な受難を目の当たりにする事で、困難を乗り越える活力になる。当時のエルサレムを忠実に再現されているので、歴史の体感学習にもってこい。
 
【副作用】イエスを虐待する場面があまりに残酷、気分が悪くなる。
 
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「邪淫の館・獣人」 萌えたい時に〔2〕 

邪淫の館・獣人」 
ヨーロピアンポルノの珍味。

 

 
【原題】La Bete
【公開年】1975年  【制作国】仏蘭西  【時間】90分  
【監督】ヴァレリアン・ボロヴツィク
【言語】フランス語 イングランド語     
【出演】シルパ・ランヌ(侯爵夫人ロミルダ)  リスベス・ユメル(ルーシー)  エリザベス・カーザ(バージニア)  ギイ・トレジャン(レスペランス侯爵)  ピエール・ベネデッティ(マチュラン) マルセル・ダリオ(バロ公爵)   
 
【成分】ゴージャス パニック 不気味 知的 獣姦 サスペンス ロココ 
 
【特徴】異色の「ポルノ映画」だ。舞台設定はゴージャスで、「ベルばら」に登場しそうなお城でのロケーション。フランス貴族とアメリカ大富豪とローマ法王庁を巻き込んでのエロチックサスペンス。
 ハーブシーコードが奏でるバロック調のBGMに合わせて、毛むくじゃらの熊のような獣人が貴婦人を手ごめにするという、この手の作品にはなかなか珍しいゴージャスかつ野性味あふれるスーツアクターポルノもある。アメリカB級映画には無い高級感が魅力。
 
【効能】ゴージャスな気分と淫靡な気分を同時に楽しめる。
 
【副作用】よくできてはいたが、やはり着ぐるみまるだしなのに興ざめするかもしれない。一応獣姦なので、ノーマル趣味の方は不快感を抱くかもしれない。
 
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「黄色い大地」 カップルで泣きたい時に〔1〕 

黄色い大地」 
少女の切なさに感涙 
中国語学習者にとっては素晴らしい教材

   
黄色い大地
黄色い大地 [DVD]
 
【原題】黄土地
【英題】Yellow Earth
【公開年】1984年  【制作国】中華人民共和国  【時間】94分  
【監督】陳凱歌
【原作】柯藍
【音楽】趙季平
【脚本】張子良
【言語】中国語   
【出演】薛白(翠巧)  王学圻(顧青)  劉強(弟)  譚托(父親)    
 
【成分】泣ける 悲しい 切ない 淡い恋愛 30年代 黄河 日中戦争
 
【特徴】雲一つ無い青空と荒涼とした広い黄土、まるで火星の風景みたいな所にしがみつく貧しい村人たち。そこへ新しい風を送り込みにやってきた若者がやってくる。自分の将来に夢を抱けないヒロインは若者に希望の光をみるが、その少女の表情が切ない。
 中国語学習者にとっては、参考になる会話例が盛り沢山。
 
【効能】少女の可憐さ儚さに涙する。
 
【副作用】だだっ広い風景の長まわしが続くので退屈で眠くなる。。
 
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「ダ・ヴィンチ・コード」 ストレス解消活劇 2  

ダ・ヴィンチ・コード」 
ゴージャス聖地ミステリー紀行

  

 
【公開年】2006年  【制作国】亜米利加  【時間】150分  【監督】ロン・ハワード  
【原作】ダン・ブラウン   
【出演】トム・ハンクス(ロバート・ラングドン教授)  オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー)  イアン・マッケラン(リー・ティービング)  アルフレッド・モリナ(アリンガローサ司教)   ジャン・レノ(ベズ・ファーシュ)   ユルゲン・プロフノウ(ヴェルネ)
 
【成分】ゴージャス 知的 ミステリー キリスト教 
 
【特徴】イエスキリストの後継者にまつわる豪華なミステリーヨーロッパツアー。4世紀のローマ帝国でキリスト教が他宗教を弾圧粛清した点に主人公が触れた事は大歓迎である。
 
【効能】前半はミステリー色が活きていて面白い。ゴージャスで荘厳なヨーロピアンを楽しめる。
 
【副作用】ミステリーに肥えたファンなら拍子抜けするラスト。キリスト教徒の保守であれば不快感を抱くかもしれない。
 
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「十字砲火」 家族と一緒に考えよう〔2〕 

十字砲火」 
日本の同和教育映画よりも
遥かに優れたリアリティとエンタメ娯楽性。

 

 
【原題】Crossfire
【公開年】1947年  【制作国】亜米利加  【時間】85分  
【監督】エドワード・ドミトリク  
【原作】リチャード・ブルックス
【音楽】ロイ・ウェッブ
【脚本】ジョン・パクストン
【言語】イングランド語   
【出演】ロバート・ヤング(フィンレイ警部)  ロバート・ミッチャム(キーリー軍曹)  ロバート・ライアン(モンティ復員兵)  グロリア・グレアム(-)  ポール・ケリー(-)  サム・レヴェン(-)  マリロ・ドワイアー(-)  
 
【成分】不気味 恐怖 知的 民族差別 40年代
 
【特徴】差別の深層に迫る傑作、日本の同和教育と違って説教臭くなく、娯楽ミステリーとしても秀作である。エドワード・ドミトリク監督の手腕が光る。
 主演のロバート・ミッチャム氏が若い。いつも眠そうな顔で飄々としながらも事件解決に動く様がカッコいい。

 日本よりも民主的で表現と言論の自由が確立しているはずのアメリカで公開後3か月で上映禁止になった問題作なのだが、これによってアメリカの「民主主義」の欺瞞が判る。
 晴雨堂としてはドミトリク監督の最高傑作だと思っている。
 
【効能】差別についてステレオタイプな描写はしていないので、リアルに差別の恐ろしさを疑似体験できる。
 
【副作用】少し古い白黒画像なので暗いイメージがある。
 
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