晴雨堂の耕晴雨読な映画処方箋
 晴雨堂ミカエルの飄々とした耕晴雨読な映画処方箋。  体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。

プロフィール ×
↓私の愛車と野営道具を入れたリュックです。

晴雨堂ミカエル

Author:晴雨堂ミカエル
 映画好き・猫好き・ドイツビール好きです。よく晴れた爽やかな日はマウンテンバイクでサイクリングをしながら風景や野良猫を撮影します。
 リタイア後は田舎に帰り、晴天は畑仕事や庭いじり、雨天は読書や映画鑑賞の文字通り耕晴雨読の日々をおくるのが夢です。
 お金があれば郷里に「晴雨堂オタク記念館」を設立して地元の文化交流の発信基地にしたい、連れ合いは怒るだろうが。館長に任命してやるといったら言下に断られた。
 
 ブログを始めたのは2007年5月から、本格的に参考書に目を通しながら運営を始めたのは同年11月から、操作方法で度々ミスがあると思いますがご容赦のほど願います。
 現在、少しずつですがブログを観やすいよう整理を行なっています。


ブログ内検索 ×

FC2カウンター ×
2007年10月29日設置

映画処方箋 ×
晴雨堂が独断と偏見で処方した映画作品。
下段5項目は晴雨堂の日常です。

最近の記事 ×

最近のコメント ×

最近のトラックバック ×

月別アーカイブ ×

RSSフィード ×

ブロとも申請フォーム ×

この人とブロともになる


リンク ×

リンク2 ×
青池保子公式サイト

ドイツのオーガニックビール。
【2008/02/05 12:38】 日誌・・ビール
オーガニックビール

 
 昨夜、久々に「よつ葉」からドイツのオーガニックビールを取り寄せた。淡いピルスナータイプのビールで、爽やかな味わいにドライ、芳香なアロマ、呑んだ後には苦味よりも麦芽の甘味が余韻に残る。
 ドイツの厳しい基準をパスした食材と醸造施設でつくられたオーガニックビールだ。味はドイツの標準的なピルスナータイプだと思う。
  
 この後、私は続けてホップ香る緑のヱビスを呑んでみた。やはり、痛感するのはドイツと日本のビールには決定的に差がある。それは芳香だ。ドイツビールは抜栓しただけで甘くて爽やかな香りが漂うが、日本のビールにはそれが無い。緑のヱビスは日本ビールの中でも香りが良い方なのだが。
 

ブログランキングに参加しています。
 
 

テーマ:ビール - ジャンル:グルメ

「キング・アーサー」-気晴らしに観る戦争活劇 14
【2008/02/05 12:18】 映画・・気晴らしに観る戦争活劇
歴史ファンには興味深い作品
 
 

 
 一応スペクタクル時代劇だが、これまでの「ベン・ハー」「スパルタカス」「エル・シド」「ブレイブハート」など、過去の大合戦劇に比べて特にスバ抜けて迫力がある訳ではない。
 また従来の「アーサー王」モノと違って魔法やエクスカリバーが登場するヒロイックファンタジーでもない。だから、物足りなさを感じた人は大勢いたと思う。特に「ロード・オブ・ザ・リング」のような雰囲気を期待していた人には裏切られた感を持ったかもしれない。
 
 歴史ファンには興味深い映画である。ローマ史劇は数多く製作されているが、殆どが紀元前1世紀のシーザーの時代から紀元後2世紀の「グラディエーター」の時代までである。ゲルマン民族の大移動時の4世紀から6世紀にかけてのヨーロッパを舞台にした映画は日本ではお目にかかれない。(余談1)
 
 ハドリアヌスの長城がCG無しに復元、入浴の習慣が無くなった頃のローマ人の中世ぽい不潔さ、4世紀から5世紀にかけてのローマ軍の軍装、ウォードたちが話すケルト語? 1世紀のローマ軍と戦ったブリテン島の女王ボウディッカを彷彿させるキーラ=ナイトレイ氏、当時のゲルマン人の姿を再現したサクソン人たち。(余談2)
 当時のキリスト教内部の対立、被支配民族ケルトと支配民族のローマ人、新たな支配者のゲルマン支族サクソン人の関係。歴史好きには面白い時代である。
 ここまで金をかけてセットを組んだのなら、もっと踏み込んで、主人公のアーサー達はラテン語台詞を、ヘンドリックはドイツ語発音まるだしの古代英語で全編通して欲しかった。また、ラストのお涙頂戴シーンは平凡すぎて感動できない。もう少し民族問題を明確にして欲しいところだ。でないとアーサー王誕生がイマイチ判りづらいかもしれない。
 
 アーサー王の伝説も、もともとは中世の話ではなく、5世紀にブリテンからローマ軍が撤退したあと、ローマ化した原住民たちが次々と来襲するサクソン人らに抵抗した物語が元になっている説が有力になりつつある。
 
(余談1)学校の世界史の授業では5世紀末にゲルマン人によって西ローマ帝国が滅ぼされたことになっている。しかし実際はローマ帝国の国会にあたる元老院は6世紀まで存続していた。
 その頃までは大量の記録文書を作成していたはずだが、ゲルマン人の略奪などで散逸して殆どが消滅。中世暗黒時代の到来である。したがって、この時代の情報量は少ない。

(余談2)ハドリアヌス帝はスコットランドとイングランドの国境線辺りに万里の長城のミニサイズのような城壁を造った。
 3世紀のカラカラ帝の大浴場が示すように、ローマ人は入浴好き温泉好きだったが、4世紀にキリスト教がローマ帝国を支配するにつれて肌を見せない習慣が定着し、それとともに3世紀後半には入浴も廃れた。
 「ベン・ハー」などに登場するローマ軍は四角い盾をもっているが、4世紀以降は丸い盾に十字にギリシャ語で救世主を表す文字を書く。冒頭の場面で出てくるローマ軍兵士が持っている盾がそれである。
 確認はしていないが、ケルト族の風習で戦で青い化粧をほどこすのがあるそうだ。「ブレイブハート」でも主人公ウォレス達が顔に青い化粧を塗っている。ブリタニアの女王ボウディッカは2世紀の歴史家タキトスの著作に登場。
 
晴雨堂の関連音楽案内

 
晴雨堂の関連作品案内

 
晴雨堂の関連書籍案内
キング・アーサー (竹書房文庫)
アーサー王伝説 (「知の再発見」双書)
 

ブログランキングに参加しています。
 
 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

「故郷(ふるさと)への長い道/スター・トレック4」-深夜に賑やかさを感じたいときに 8
【2008/02/05 00:29】 映画・・深夜に賑やかさを感じたいときに
TVシリーズのノリ復活
 
 

 
 今にして思えば、カーク船長シリーズ6作の中で最もTVシリーズの雰囲気が出ている作品だと思う。
 
 TVシリーズの魅力は、カーク船長を中心に、副長スポックとドクター・マッコイが価値観と文化の違いから対立する掛け合い漫才が繰り広げられ、その周囲に機関長スコッティ・通信士ウフーラ大尉・火器主任スルー大尉・新米少尉チェコフら個性的キャラのコミカルな活躍が見ものだった。(余談1)
 
 また、物語構成に優れており、絶体絶命・閉塞状況からどんな打開策が生まれるのかを見るのが楽しみの一つである。物語の伏線に必ず解決のヒントが散りばめられ、ラストでそれらの要素が活きてきてハッピーエンドに流れる爽快さが心地よかった。ハードSFファンから観ても納得のいく展開だ。
 ハッピーエンドへの展開方法も、それぞれのキャラの個性が活きていて飽きさせない。典型的なアメリカンヒーローのカーク船長はマッチョな活躍と女たらしの才能で、マッコイは情熱的な職人気質な活躍で、スポックは豊富な科学知識と論理的思考で、それぞれの長所で困難を切り開く。それぞれの回で主にこの3人の主人公が補いながらハッピーエンドを創るからこそ、シリーズは飽きが無く続いてきた。
 
 ところが、映画ではこの絶妙なバランスが崩れていた。一作目はカークが船長から提督に昇進した設定にしたため新たなキャラが船長になったのだが、TVシリーズの世界には馴染まなかった。二作目と三作目は、TVシリーズの雰囲気は消え、まるで「宇宙戦艦ヤマト」のような展開にがっかりしたファンは多かった。
 この四作目は、やっとかつてのリズムを取り戻した佳作だ。カーク提督がいつもの色男ぶりを復活させ、スポックはマイペースで手際よく論理的に仕事をし、マッコイはいつもの職人気質な情熱で解決する。すでに40歳過ぎの中年チェコフもかつての少年的なあどけなさが戻った。
 そしてラストは、再びTVシリーズのメンバーだけで映画続行を宣言するような形で終わる。
 
 映画の中では、スポックは大佐に、若かったウフーラもスルーもチェコフも中年の佐官級将校になっているが、「艦長」に降格されたカークの部下として新しいエンタープライズ号で5作目以降も付き合うことになる。レギュラー陣が高齢化しているのに、新艦長デッカーは一作目で、カークの隠し子は三作目で死亡するなど、新しいキャラは定着しない。TVシリーズで固まった世界はいじりようが無いことなのか。
 カーク船長シリーズの映画が影響したのか、設定をカークの70年後にしてキャラを全員一新させたピカード艦長シリーズがこの作品の後にTV放映される。
 
 最後にSFネタとして、地球を脅かす宇宙人の言語と、カークの時代には絶滅している鯨の言語と共通しているというアイディアは面白い。
 ただ、鯨やイルカはたしかに人間に次いで脳下指数が高く、猿の倍はある賢い動物だ。脳のシワなら人間よりイルカのほうが多い。しかし、狼に育てられた狼少女の例もあるように、優秀な脳があるからといって複雑な言語が話せるとは限らない。CPUの性能は良くても、ソフトを入れなければ働かないのだ。人間は5本の指がある手で文明を起こしたが、鰭しかないイルカや鯨はどうなのかは定かではない。
 それから、捕鯨文化を理解しない身勝手な欧米人のヒューマニズム臭さがあって、鯨肉が好物の私にとっては不愉快だった。
  
(余談1)日本放送時、「スコッティ」は「スポック」と発音が紛らわしいとして「チャーリー」に変更された。おそらく同じ理由で「ウフーラ」も「ウラ」に、「スルー」は日本人に馴染み易いよう「加藤」に吹替え。
 階級が原版では「大尉」なのに日本語吹替えでは「少尉」や「中尉」になっているのは翻訳ミス。アメリカ英語で「ルタナン」は陸軍では少尉と中尉だが、海軍では大尉である。後にピカード艦長シリーズ以降は改められている。

 スコッティ役のジェームズ=ドーハン氏が宇宙葬にされました。合掌。
 

ブログランキングに参加しています。
 


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画




サイドメニュー ×
メニューA  メニューB

Warnermycal CINEMAS ×
ワーナーマイカルとリンクしております。
最新映画、話題作を観るならワーナー・マイカルで!

TSUTAYA DISCAS ×
宅配DVDレンタルサービスTSUTAYA DISCASのホームへ

ブログランキング ×
ランキングに参加しております。応援ありがとうございます。

FC2ブログランキング


各種ブログランキング ×
下記のランキングにも参加しております。ご声援ありがとうございます。
にほんブログ村 映画ブログへ

猫の時計 ×
メニューAは「猫の時計」、メニューBは「舞妓Haaaan!!!時計」です。
この猫、ちかごろ売れっ子ですね。

FC2アフィリエイト ×
アフィリエイト・SEO対策

晴雨堂の映画100珍 ×
現在、工事中です。

晴雨堂の書籍100珍 ×
現在工事中

晴雨堂がよく行く店 ×
晴雨堂が利用する店舗の数々
     

晴雨堂のイチオシ地ビール ×
ビール党の晴雨堂が選ぶ麦酒。

チャリンコ ×
現役?サイクリスト晴雨堂が紹介するチャリンコ店

メールフォーム ×

名前:
メール:
件名:
本文: