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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。
月別アーカイブ  [ 2009年04月 ] 
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草剛を考える(2) 近頃の現象[二十八] 

草剛への処遇、過剰制裁ではないか!
 
 人気アイドルグループ「SMAP」のメンバー、草なぎ剛容疑者(34)が東京都港区の公園で全裸になったとして、公然わいせつの現行犯で逮捕された事件で、警視庁赤坂署は23日午後、公然わいせつの疑いで、港区赤坂にある草なぎ容疑者の自宅を家宅捜索した。(産経新聞) 
 

【雑感】警察やマスコミの扱いに違和感を通り越して怒りを感じる。
 草剛氏がやったことは、泥酔して大声を出して騒いだだけだ。なにの凶悪犯罪をやったかのような扱いだ。事情を知らぬ人が小耳に挟んだ程度なら、「容疑者」「猥褻罪」の2つのキーワードで草剛氏が女の子にいたずらしたと勘違いするだろう。

 以前、俳優の布施博氏が酔って後輩に暴力を振るったことがあるが、ここまで制裁したか? 横山やすし氏にいたってはタクシーの運ちゃんに怪我まで負わせた。ここまで大騒ぎしたか? 尾崎豊氏の最期は泥酔して他人の家に不法侵入し全裸に近い状態だった、CDやPVが発禁処分されたか?

 草剛氏がやった事がここまで騒がれるのであれば、酔って暴力を振るった輩は即懲役刑、飲酒運転で人を轢き殺したら即死刑、こうしないと理の整合性がないではないか。
 
 私はマスコミや官憲のバランス感覚がおかしいと批判する。
 
 4月23日未明に泥酔して自宅近所の公園で全裸になって奇声をあげていた事件、私は第一報を聞いた時は笑い事にしていた。
 というのも、「公然猥褻」で逮捕、てっきり居酒屋でハメはずして客の前で脱いだのかな? ウエイトレスに狼藉でもはたらいたのかな? と思ったら、 真面目な草剛氏らしく、女友達と分かれたあと、1人で自宅近くの公園に行き服を脱いで雄叫びをあげていただけだそうだ。服はキチンとたたまれていたところが草氏らしい。

 酔った勢いで女の子に狼藉では逮捕されて当然だが、服を脱ぐだけなら気持ちは判る。私も同様の経験がある。生理的な問題は正確に把握している訳ではないが、たまに雪山遭難の時に全裸で死亡する例に似ているのではないか。映画「八甲田山」でも遭難した兵士たちが裸になって倒れる場面が描写されている、あれだ。
 今の私は脱ぐ事は無いが、それでも身体が熱く感じて鬱陶しくなって靴下は脱いでしまう。火照った身体を冷やしたい欲求を持つ。酔った勢いで脱ぐ酔っ払いは男でも女でもいるから、生理的な問題も考慮すべきかもしれない。
 
 たしかに生真面目アイドルのイメージだから格好悪い。地デジ大使降板は仕方がない。CM自粛も当然のペナルティだろう。しかし家宅捜索あたりから「?」だ。鳩山総務相が「最低の人間」とコメントしたのが「?」だ。マスコミも大きく取り上げる。日本の騒ぎは韓国・台湾のマスコミにも飛び火した。
 本来、ゴメンで済むはずのお騒がせが、まるで凶悪犯罪でもやったかのような扱いではないか。草氏が最低人間なら、飲酒運転で人を轢き殺して逃げた犯人は人非人となるが、そんな連中が危険運転致死罪になかなか処されないとはどういう事だ?
 
 真面目な人間だからこそ、時にはハメを外す必要がある。雑踏でストリップした訳ではない。某芸能人みたいに痴漢や盗撮をやった訳ではない。俳優の布施博氏は酔って俳優仲間に暴力を振るったが、これほどペナルティを課したのか? 尾崎豊氏の最期は泥酔して他人様の家に不法侵入し全裸に近い状態になって人生を終えたが、彼のCDは発禁処分になったのか?
 草氏は1人で誰もいない夜の公園で発散させていただけなので、凶悪な酔っ払いではない。
 
 そもそも、泥酔状態で自動車を運転し人を轢き殺しても、なかなか危険運転致死罪にならないこの日本社会で、誰もいない公園で独りハメをはずしていただけの草剛氏が犯罪者というのはあまりにバランスを欠いた評価である。
 ならば、飲酒運転は酌量の余地無く殺人未遂として裁かねばならん。轢き殺して逃げたのであれば、必ず死刑にしなければ正義は守れない。
 
 草剛氏への扱いは異常であり不公平である。酔っ払いの暴力にはおぞましいほど寛大であるくせに、服を脱いだだけで逮捕拘禁される。ゴメンで済む問題を社会的犯罪に仕立てている。そんな社会がまかり通るのは恐ろしい事だと思う。
 

 
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[ 2009/04/23 19:42 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

草剛を考える 近頃の現象[二十七] 

草剛猥褻罪で逮捕だって? 
 
 アイドルグループ「SMAP」の草なぎ剛容疑者が公然わいせつの現行犯で逮捕された事件で、草なぎ容疑者は1人で全裸になって騒いでいたことが23日、分かった。現在もまだ酔っ払っているというが、容疑は認めているという。(産経新聞) 
 
【雑感】ニュースを聞いてビックリした。さては女の子の前で善からぬ事をしでかしたか?! 草食男子の仮面のウラには助平な肉食男子が潜んで・・。

 と思ったら、単に丑三つ時に酔っ払って健全にも人けの無い公園に行き1人で服を脱いで騒いでいただたけではないか。けっこう私の周りにも似た様な事をする人がいるので、草氏には同情する。彼の酒好きは有名だし、性格からストレスを溜め込みやすいのだろう。よくぞ泥酔しながらも自制心を働かせて公園に行ってくれたと敬意すら抱く。
 
 これが街中とか電車の中でやれば、しかも女の子の前であれば、逮捕されても仕方がないし芸能人生命も終わりになっただろう。が、この程度なら笑い話で済むし、済まされるし、済まさねばならない。「スマスマ」で自虐ギャグにしてほしい。
 もともとSMAPには興味は無かったが、彼がチョナン・カンを名乗るようになってからは応援している。
 

 
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[ 2009/04/23 10:36 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

世襲議員 近頃の現象[二十六] 

世襲制限」 自民党内で異論続々

 自民党内で次期衆院選の政権公約(マニフェスト)に世襲の新人候補の立候補制限を盛り込むべきだとの声が出ていることについて、21日の閣議後の記者会見で世襲議員の閣僚から異論が相次いだ。(毎日新聞) 
  
【雑感】世襲は古臭い時代遅れの制度だと悪いイメージで語られる一方で、親の仕事を継ぐことが美談になったりと、実は日本人にとって判断に苦しむ制度である。

 本当に必要の無い制度・社会に弊害をもたらす制度であるならば、当然のことながら淘汰されて消滅するはずなのだが、依然として存在しているのはやはり便利であり理に適っているからだ。
 本気で世襲の弊害をなんとかしたいのであれば、選挙制度を全く違うモノに変えるくらいの「革命」を起こさなければならないと思う。制限を設けるだけではいずれは元に戻る。日本が幕藩体制を壊し選挙制度を導入してから何年経ったか。世襲は未だに太い根を張り続けているではないか。
 
 
 鳩山邦夫総務相は「私たちまではいいが、後はだめっていうのは絶対いかん。愚の骨頂。まず隗(かい)より始めよだ」と述べ、仮に世襲を制限するのであれば、現職にも適用すべきだとの考えを示した。

 森英介法相は「大正13(1924)年から私の一族で議席をいただいている。世襲だからただちにいけないとはまったく不合理な話」と批判。金子一義国土交通相は「あまり意味のある議論じゃない」と不快感を示し、塩谷立文部科学相も「基本的に制限は憲法違反」と反発した。

 一方で、小渕優子少子化担当相は「可能性のある方の出馬を摘んでいるとか、ずいぶんげたを履かせてもらえている部分も正直ある。議論を見守り、賛否を真摯(しんし)に受け止めていきたい」と語った。(毎日新聞)
 
 
 賛否分かれるのは当然だ。世襲とか家制度というのは、旧態依然の悪いイメージで語られることがある一方で、「親の家業を継ぐ」とか「先祖代々の・・」とかごく一般でも当たり前に使われる。
 
 親を継いで農家になる、漁師になる、という事は近年の農林水産人口減少の危機的現状では美談でさえある。中小企業の社長の息子が暫く他の会社でサラリーマン修行をしてから親の会社に役員として加わる事も珍しくない。特に歌舞伎や茶道といった伝統芸能では大半の日本人は世襲に疑問は持たない。
 
 世襲という制度の本質を知るには、苗字というものがどのように機能してきたかを考えれば理解できる。よく社会科の授業で、江戸時代は武士だけに苗字が認められ、町人には苗字を名乗る事は許されなかった、と習っている。
 だが実際には武士以外にも苗字は名乗っている。農民でも村を束ねる庄屋や広い土地を持つ大百姓は苗字を名乗っていたし、中には帯刀している者もいた。宮廷の楽士は侍ではないが苗字をもっているし官位もあった。そして士農工商の最下層に位置づけられていた商人は、苗字は名乗らなかったが屋号は名乗っていた。苗字を持っていない、あるいは苗字として機能している屋号を持っていない人間はどういうタイプの人間かといえば、一般の町民や農民たちだ。この違いは何か。

 大きな違いは既得権を持っている階層と無産階層である。有産階級だから苗字が必要、無産階級だから特に苗字が無くても問題は無かった。

(続きは後日追加記入します)
  

 
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[ 2009/04/23 03:41 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

「刑事コロンボ/別れのワイン」 知的興奮を楽しもう〔3〕 

刑事コロンボ/別れのワイン」 
酒文化に興味をもつきっかけの作品。

 

 
【原題】COLUMBO: ANY OLD PORT IN A STORM
【公開年】1973年  【制作国】亜米利加  【時間】90分  【監督】レオ・ペン
【原作】
【音楽】ディック・デ・ベネディクティス
【脚本】スタンリー・ラルフ・ロス
【言語】イングランド語
【出演】ピーター・フォークコロンボ刑事)  ドナルド・プレザンス(-)  ゲイリー・コンウェイ(-)  ジュリー・ハリス(-)
    
【成分】笑える 楽しい ゴージャス 知的 かっこいい コミカル 酒文化 サスペンス
  
【特徴】ご存知ピーター・フォーク氏の代表作「刑事コロンボ」シリーズ。ファンの間で評価が高いエピソードである。私が酒文化に関心を持つきっかけとなった作品。
 犯人はワイン業界の有名人なので、ワインについての薀蓄が出てくる。コロンボ刑事はれいによって貧乏臭い風体で緊張感無く現れて犯人の懐に飛び込み、短期間に犯人と対抗できるくらいのワイン知識を勉強して追い詰める。
  
【効能】犯人のゴージャスな雰囲気を味わい、コロンボ刑事の憎めなさに癒される。
 
【副作用】人一人が殺されているのに知的ゲームのように描写されるのは不愉快。
 
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「クローズド・ノート」 カップルで泣きたい時に 16 

クローズド・ノート」 
エリカ効果は素晴らしい。

 
 
 
【原題】
【公開年】2007年  【制作国】日本  【時間】138分  【監督】行定勲
【原作】雫井脩介
【音楽】めいなCo.
【脚本】吉田智子 伊藤ちひろ 行定勲
【出演】沢尻エリカ(堀井香恵)  伊勢谷友介(石飛リュウ)  竹内結子(真野伊吹)  永作博美(可奈子)  板谷由夏(山崎星美)  田中哲司(鹿島)  サエコ(池内ハナ)  中村嘉葎雄(喜一郎)  黄川田将也(夏目涼)  篠井英介(瀬川)  粟田麗(君代の母)  山口愛(水原君代)  石橋蓮司(中沢正道)
    
【成分】泣ける ファンタジー ロマンチック 不思議 切ない かわいい ラブストーリー ノスタルジー 純愛
         
【特徴】作品内容よりも主演女優の言動で大評判となった映画。主演の沢尻エリカ氏の言う通りスタンダードな恋愛物語である。
  
【効能】綺麗な純愛モノなので、本来ならカップルで観に行くのにもってこいの作品である。
 
【副作用】作品内容には特に不快感をもよおす場面は無い。美しい切なさがあるが、主演女優に嫌悪する方は割り切りができないだろう。
 
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「マイ・フェア・レディ」 カップルで愉快になろう〔5〕 

マイ・フェア・レディ」 
実は吹き替えだった歌の部分。

 

 
【原題】MY FAIR LADY
【公開年】1964年  【制作国】亜米利加  【時間】173分  
【監督】ジョージ・キューカー
【原作】ジョージ・バーナード・ショウ
【音楽】アンドレ・プレヴィン
【脚本】アラン・ジェイ・ラーナー
【言語】イングランド語
【出演】オードリー・ヘプバーン(イライザ・ドゥーリトル)  レックス・ハリソン(ヘンリー・ヒギンズ教授)  スタンリー・ホロウェイ(アルフレッド・ドゥーリトル)  ウィルフリッド・ハイド=ホワイト(ピカリング大佐)  グラディス・クーパー(ヒギンズ夫人)  ジェレミー・ブレット(フレディ・アインスフド=ヒル)  セオドア・バイケル(ゾルタン・カーパシー)  モナ・ウォッシュボーン(ピアス夫人)  イソベル・エルソム(アインスフド=ヒル夫人)
    
【成分】笑える 楽しい ファンタジー ゴージャス 知的 切ない かわいい コミカル ラブコメ ミュージカル 20世紀初頭 ロンドン イギリス 
         
【特徴】ミュージカル嫌いの私でも楽しめたラブコメディ。軽快なテンポで違和感なく飛び出す台詞が面白い。物語中盤でオードリーが歌う「I Could Have Danced All Night」は名曲。(公開版は吹き替えになったが)後にグラナダTV制作の「シャーロック・ホームズの冒険」で探偵ホームズを原作通りのイメージで演じるジェレミー・ブレッド氏がオードリーに恋する青年貴族に扮している。
 この時代の洋画は、日本の70年代80年代の少女漫画に強い影響を与えている事を感じる。
  
【効能】ゴージャスな気分で楽しく観賞できる。
 
【副作用】3時間近い長編映画なので、今どきの映画ファンには少し辛いかもしれない。
 
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和歌山毒物カレー事件 近頃の現象[二十五] 

和歌山毒物カレー事件
 林真須美被告、上告棄却され死刑ほぼ確定。

 
 「えん罪晴らす」=弁護団通じ、判決後コメント-林真須美被告
 林真須美被告は21日、最高裁判決後に弁護団を通じ、「わたしは事件に全く関係していない。犯人は別にいる。えん罪を晴らすためこれからも渾身(こんしん)の努力をしていく」と書面でコメントした。 (時事通信)
 
 
【雑感】一審・二審を支持する場合、最高裁は量刑理由だけを述べるのだが、「合理的疑い差しはさむ余地ない程度に証明」などと念を押すかのような理由説明。真須美被告にとっては、国家権力の不退転の決意、つまり「何がなんでもお前を死刑にするぞ」とでも言われたような感覚か。

 後味はけっして良くない。本当に冤罪だったら、かなり恐い話だ。遺族にとっても被告が死刑になったからといって失った家族や事件から今日までの日々が相殺されはしない。ましてや、被告は無罪を主張しているので、「犯人」から謝罪の言葉も無い。往生際の悪い真須美被告め、と思い一方で、ひょっとしたら真犯人が・・。
 
 いよいよ裁判員制度がスタートする。こんな難しい事件は担当したくない。 
 

 
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[ 2009/04/21 18:37 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(1) | CM(0)

「素晴らしき日曜日」 カップルで癒されたい時に〔8〕 

素晴らしき日曜日」 
平凡なカップルの波乱万丈の一日。

 

 
【原題】
【公開年】1947年  【制作国】日本国  【時間】108分  【監督】黒澤明
【原作】
【音楽】服部正
【脚本】植草圭之助
【出演】沼崎勲(雄造)  中北千枝子(昌子)  渡辺篤(与太者)  中村是好(饅頭屋)  内海突破(街頭写真屋)  並木一路(街頭写真屋)  菅井一郎(闇屋風の男)  小林十九二(アパートの受付の男)  水谷史朗(浮浪児)  日高あぐり(ダンサー)  有山緑(闇屋の連れの女)  堺左千夫(闇切符売り)  河崎堅男(ペーカリーの親爺)  森敏(アパートの主人)
    
【成分】泣ける 笑える 楽しい ファンタジー ロマンチック 切ない かわいい コミカル ラブコメ 1940年代後半 東京
         
【特徴】黒澤明監督が放つ癒し系ラブストーリー。廃墟が残る東京が舞台だが、終戦直後に撮影されたので当時はタイムリーでありふれた若者が主人公だ。だから今(2009年)リメイクするとしたら、無理に終戦直後に舞台を設定する必要はない。派遣切りで仕事と家を失った若い男女を主人公にすれば佳作になるかもしれない。
 何をやってもうまくいかない、そんな貧乏カップルのささやかな明るい未来を暗示する物語に癒される。
  
【効能】タイトルとは裏腹にツイていない日曜日、そんな日常からでも幸せを見出そうとするカップルに元気づけられる。
 
【副作用】ラストの場面は、クサイ演出と認識して些か背筋が痒くなるかもしれない。
 
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「ブラックブック」 社会を冷笑したい時に〔21〕 

ブラックブック」 
ど根性女優カリス・ファン・ハウテン

 

 
【原題】ZWARTBOEK
【公開年】2006年  【制作国】阿蘭陀 独逸 英吉利 白耳義  【時間】144分  
【監督】ポール・ヴァーホーヴェン
【原作】
【音楽】アン・ダッドリー
【脚本】ジェラルド・ソエトマン ポール・ヴァーホーヴェン
【言語】オランダ語 ドイツ語 イングランド語 ヘブライ語
【出演】カリス・ファン・ハウテン(ラヘル・シュタイン/エリス・デ・フリース)  トム・ホフマン(ハンス・アッカーマン)  セバスチャン・コッホ(ルドウィグ・ムンツェ)  デレク・デ・リント(ヘルベン・カイパース)  ハリナ・ライン(ロニー)  ワルデマー・コブス(ギュンター・フランケン)  ミヒル・ホイスマン(ロブ)  ドルフ・デ・ヴリーズ(公証人スマール)  ピーター・ブロック[俳優](ファン・ハイン)  ディアーナ・ドーベルマン(スマール夫人)  クリスチャン・ベルケル(カウトナー将軍)
    
【成分】悲しい ゴージャス パニック 不気味 恐怖 勇敢 知的 絶望的 切ない セクシー かっこいい スリラー ミステリー 第二次大戦 ユダヤ人 1944年 オランダ
         
【特徴】ポール・ヴァーホーヴェン監督にしてはラストに踏み込みが足らない。重厚なテーマでありながらポルノ的に人間のグロテクスな生々しさを描く手腕は素晴らしい。既に手垢がついたナチスドイツ物映画だが、監督の個性が新風を吹き込んでいる。
 ヒロインのカリス・ファン・ハウテン氏の汚れ役が作品を佳作に押し上げる。後に「ワルキューレ」で伯爵夫人を演じる事も思いながら観ると、興味深い。
  
【効能】人間不信になっている方は、まだ自分の環境が暖かい所であるのに気付くだろう。
 
【副作用】ヒロインがおかれた環境はまさにキツイ・キタナイ・キケンの3Kの極み。生々しく迫るので気分が悪くなる。人間不信になる。
 
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「シベリア超特急3」 カップルで泣きたい時に〔15〕 

シベリア超特急3」 
フランスでコニャック賞特別賞を獲得した力作。


 

【英題】SIBERIAN EXPRESS 3
【公開年】2002年  【制作国】日本国  【時間】114分  
【監督】MIKE MIZNO
【原作】水野晴郎
【音楽】
【脚本】上代務、北里宇一郎、水野晴郎
【言語】日本語 イングランド語
【出演】三田佳子(森裕美)  宇津井健(現在の宮城伝蔵)  内藤武敏(現代の沢島軍平)  真柄佳奈子(宮城和世)  江成大輝(城之内正人)  久永さとみ(香)  田中丈資(1940年の宮城伝蔵)  安藤一平(1940年の沢島軍平)  大浦みずき(金芳蘭)  大塚ちひろ(オリビア)  アガタ・モレシャン(ヴィヴィカ・リンデンバウム)  グレゴリー・ペッカー(ダニエル)  リチャード・グロス(ヤーニス)  マシュー・カールセン(マヌーク)  サム・アルノード(車掌)  インゲ・ムラタ(ウクライナ線の老婦人)  サリー・越中(謎のルームキーパーの女)  安藤鳩子(志津)  山口雪太郎(1930年の伝蔵)  西田和昭(佐伯大尉)  水野晴郎(山下奉文陸軍大将)           
【成分】笑える 楽しい ファンタジー ゴージャス パニック 勇敢 切ない セクシー かわいい かっこいい コミカル 特撮

【特徴】前作、前々作とはうって変わって、玄人肌の作品に仕上がっている。壮大な物語とのふれこみだったので構成が巧くいっているのかどうか他人事ながら心配だったが、綺麗にまとまっていてオチも好感がもてる。完成度の高いミステリーになっていて驚いた。

【効能】家族団欒で観られる。カップルで観に行ったほうがより良い。

【副作用】お約束場面がウザイかも。相変わらず水野晴郎氏の発声はぎこちないので耳障りが良くない。

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ジャッキー・チェン 近頃の現象[二十四] 

ジャッキー・チェン氏(陳港生)、問題発言!?

 「中国人はやはり管理される必要がある」 香港のアクションスター、ジャッキー・チェンさんが18日、中華圏では秩序維持のため自由を制限すべきだとの主張を公言し、物議を醸している。(時事通信)
  
【雑感】「自由があり過ぎると、台湾や香港のように混乱してしまう」 香港からの情報だと、海南省のイベントに出席したジャッキーは記者たちに「表現の自由」について質問され、そんな趣旨の発言をした。
 以前にも台湾に対して「ジョーク」をとばして台湾世論の反感をかった事がある。彼は親中派で、中国共産党寄りの立場だ。
 日本ではあまり知られていないが、ジャッキー・チェン氏はけっこうお騒がせ俳優である。中国語圏のインターネットは紛糾するだろう。
 もうすぐ、ジャッキーの最新作「新宿インシデント」が日本でも公開される。ジャッキー初のR指定作品で、彼が親しみを持っている大陸の中国では公開の目処がたっていないと聞いたが。 
 

 
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[ 2009/04/20 01:31 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

「プライド 運命の瞬間」 社会問題を考えたい時に〔7〕 

プライド 運命の瞬間」 
極東国際軍事裁判結審50周年記念作品。

 

   
【原題】
【公開年】1998年  【制作国】日本国  【時間】161分  【監督】伊藤俊也
【原作】
【音楽】大島ミチル
【脚本】松田寛夫 伊藤俊也
【言語】日本語 一部イングランド語
【出演】津川雅彦東條英機)  スッコット・ウィルソン(ジョセフ・キーナン首席検事)  ロニー・コックス(ウィリアム・ウェブ裁判長)  大鶴義丹(立花泰男)  戸田菜穂(新谷明子)  奥田瑛二(清瀬一郎弁護人)  いしだあゆみ(東條かつ子)  寺田農(重光葵)  前田吟(赤松貞雄)  村田雄浩(伊藤清)  前田亜季(東條君枝)  相田翔子(東條光枝)  烏丸せつこ(-)  大川周明(石橋蓮司)  スバス・チャンドラ・ボース(アヌパム・ケール)  ラダ・ビノード・パール判事(スレーシュ・オベロイ)      
    
【成分】勇敢 知的 切ない かっこいい 法廷劇 第二次大戦直後 東京裁判 1945年~1948年 日本 
         
【特徴】政治的話題作。国内は賛否両論に分かれて沸騰。東條英機側の視点で見た東京裁判を映画化。左翼護憲派市民からは上映反対運動が展開されたほどの話題作。
 企画段階では東京裁判を担当したインド出身のパール判事の物語だったのを東條英機を主人公にした物語に変更された。
 東條英機役の津川雅彦氏の演技は、東條英機の遺族たちから好意的に受け止められた。
  
【効能】人生の展望を失い絶望している人には、アメリカの傲慢に敢然と最期の闘いを挑む東條の姿に感動し救われるかもしれない。東京裁判の性格を知るのに良い教材。
 
【副作用】政治的に保守右翼市民の立場で制作され、保守右翼の視点で観た事実しか採用していないので、左翼護憲市民の目には軍国主義正当化に見え激しい嫌悪感から気分が悪くなるだろう。制作陣の政治的思い入れが鼻につく。
 
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「大奥」 晴雨堂の書棚(2) 

大奥」 ストレートかつ思い切った設定
 

 
【寸評】よしながふみ氏の「大奥」が手塚治虫賞大賞を受賞した。審査員の判断は正しい。
 今までに女性が男装するといった物語はあった。あるいは石坂啓氏「安穏族」のエピソードに男女が逆転して女性が背広を着てサラリーマンをやり、男性がスカートをはいてOLをする社会を描いたものがあった。だが、長編では本作以外に私は知らない。

 同様のアイディアは私も抱いたことがあった。江戸時代に男性だけに発病する致死率の高い伝染病により、女性がイニシアチブを掌握して社会秩序を守る設定、それによって男女の営みの変化、社会体制の変化などを空想して物語にする。SFであり時代劇、漫画に描けば絶対ウケる。
 問題はそのアイディアを具現化する体力・気力・知力・技術に加え、編集者に恵まれることだろう。私は今のところ救いようの無い怠け者で、知識には若干自信があるが体力気力は萎えている状態、だから技術も退行するばかり、早い話やる気が無いというわけなので、いわゆる話にならない状態だ。
 では体力気力技術を充実させれば描けるかといえば、そうでもない。漫画家は編集者に育てられると言われている。編集者に恵まれる事も大事なのだ。(余談1)

 ほぼ正確な時代考証に、女性上位の封建社会、これほどフェミニストが関心を抱きそうな時代劇は間違いなく初めてである。
 いずれは、実写映画化して欲しい作品である。

(余談1)同人誌でも描けるではないか、と意見する方もいるだろうが、漫画同人誌業界では「やおい」が主流である。堅い漫画は流行らないので、自然と「やおい」や「美少女」「面妖」などに流れる。
 しかし、本作のエロチック版を見てみたい気持ちがある。
 
晴雨堂提携サイト案内
お気に入りがきっと見つかる!京都きもの市場

 

 
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[ 2009/04/19 15:18 ] 晴雨堂の書棚 | TB(0) | CM(0)

「ベルサイユのばら」 美術鑑賞的映画〔4〕 

ベルサイユのばら」 
原作のヒロイズムを敢えて潰した監督。

 

 
【原題】LADY OSCAR
【公開年】1979年  【制作国】仏蘭西 日本国  【時間】124分  
【監督】ジャック・ドゥミ
【原作】池田理代子
【音楽】ミシェル・ルグラン
【脚本】パトリシア・ノップ
【言語】イングランド語
【出演】カトリオーナ・マッコール(オスカル)  バリー・ストークス(アンドレ)  クリスティーナ・ボーム(マリー・アントワネット)  マーク・キングストン(-)      
    
【成分】ゴージャス セクシー フランス革命 18世紀後半 フランス 
         
【特徴】池田理代子氏の代表作「ベルサイユのばら」の映画化という体をとっているが、全く別の物語である。
 原作のオスカルは明らかにドラクロワの絵画にある有名な「民衆を導く自由の女神」であること間違いないのだが、メガホンを取ったフランス人監督はこれを無視している。フランス衛兵隊を率いて民衆のために蜂起する女性指揮官の姿はない。
  
【効能】18世紀のフランス貴族の生活が再現されている。ゴージャスな気分に浸れる。
 
【副作用】原作ファンにとっては明らかに改悪、耐え難い屈辱感を抱き監督を担当したフランス人に対して激しい怒りがこみ上げる。
 
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「パットン大戦車軍団」 絶望から脱出しよう〔23〕 

パットン大戦車軍団」 伝記映画の名作。
 

  
【原題】PATTON
【公開年】1970年  【制作国】亜米利加  【時間】172分  
【監督】フランクリン・J・シャフナー
【原作】
【音楽】ジェリー・ゴールドスミス
【脚本】フランシス・フォード・コッポラ エドマンド・H・ノース
【言語】イングランド語 ドイツ語 一部ロシア語・アラビア語・フランス語・イタリア語
【出演】ジョージ・C・スコットジョージ・S・パットン大将)  カール・マルデン(オマー・N・ブラッドリー大将)  マイケル・ストロング(ホバート・カーパー准将)  カール・ミカエル・フォーグラー(ロンメル元帥)  スティーヴン・ヤング(チェスター・ハンセン大尉)  フランク・ラティモア(ヘンリー・ダヴェンポート中佐)  エド・ビンズ(ウォルター・ベデル・スミス少将)  マイケル・ベイツ(バーナード・モントゴメリー元帥)  リヒャルト・ミュンヒ(アルフレート・ヨードル大将)  ジークフリート・ラオホ(オスカル・シュタイガー大尉)
            
【成分】ファンタジー スペクタクル ロマンチック 不思議 パニック 勇敢 切ない かっこいい 戦争映画 伝記映画 第二次大戦 アフリカ シチリア フランス ドイツ 1943年~1945年  
         
【特徴】優れた伝記映画。第二次大戦の猛将パットンの生涯を雄弁に描写。
  
【効能】作中のパットン将軍から喝を入れられているような錯覚を起こすかもしれない。これを観て気合を入れよう。
 
【副作用】パットンのマッチョ的右翼精神に嫌悪、気分が悪くなる人もいる。
 
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「シベリア超特急」 おバカになって愉快になろう〔14〕 

シベリア超特急」 
積極果敢にも駄作に徹した作品。

 

 
【英題】SIBERIAN EXPRESS
【公開年】1996年  【制作国】日本国  【時間】90分  
【監督】MIKE MIZNO(水野晴郎
【原作】水野晴郎
【音楽】
【脚本】水野晴郎
【言語】日本語 イングランド語
【出演】水野晴郎(山下泰文)  かたせ梨乃(李蘭)  菊池孝典(青山一等書記官)  アガタ・モレシャン(カノンバートル)  シェリー・スェニー(グレタ・ペーターセン)  西田和晃(佐伯大尉)  占野しげる(車掌)  エリック・スコット・ピリウス(ユンゲルス)  フランク・オコーナー(ポロノスキー)  フィリップ・シルバースティン(ゴールドストーン)      
    
【成分】笑える 楽しい ファンタジー ゴージャス ロマンチック 不思議 パニック 勇敢 知的 コミカル ミステリー 1938年 
         
【特徴】偉大なる駄作である。初めて観たとき、こんな馬鹿げた内容に俳優たちが大真面目に演じているのが面白かった。水野氏は素人の監督だが映画の知識は十二分にあるから、これが駄作であるのは判った上で公開しているのだろう。その覚悟に敬意を表する。エド・ウッドのように映画好きで、エド・ウッドよりもはるかに幸せな映画人だ。
  
【効能】とにかく、素人の自主映画そのもの。資産家の映画マニアが撮ったらこんな感じになるか。作品よりも、作品を観ながら楽屋裏を想像すると楽しくなる。親しい仲間と8ミリ映画やビデオ映画を趣味で撮った事のある人なら癒されるかもしれない。
 
【副作用】本来なら商業ベースに乗せられない超駄作。見るに堪えない人もいるだろう。
 
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「スターシップ・トゥルーパーズ3」 社会を冷笑したい時に〔20〕 

スターシップ・トゥルーパーズ3」 
ヴァーホーヴェンの黒い冗談炸裂!

 

 
【原題】STARSHIP TROOPERS 3: MARAUDER
【公開年】2008年  【制作国】亜米利加  【時間】105分  
【監督】エド・ニューマイヤー
【制作総指揮】ポール・ヴァーホーヴェン
【原作】
【音楽】クラウス・バデルト イーアン・ハニーマン アンドリュー・レイハー
【脚本】エド・ニューマイヤー
【言語】イングランド語
【出演】キャスパー・ヴァン・ディーン(ジョニー・リコ大佐)  ジョリーン・ブラロック(ローラ・ベック)  ボリス・コジョー(ディックス・ハウザー将軍)  スティーヴン・ホーガン(総司令官オマー・アノーキ)  アマンダ・ドノホー(エノロ・フィド提督)  ステリオ・サヴァンテ(-)  マーネット・パターソン(-)  セシール・ブレシア(リコの副官)  キャサリン・オクセンバーグ(-)
     
【成分】笑える スペクタクル パニック 不気味 スプラッタ 勇敢 かっこいい 戦争映画 SF キリスト教 
         
【特徴】ポール・ヴァーホーヴェン氏の暗黒ジョークが帰ってきた。これこそ「スターシップ・トゥルーパーズ」の真骨頂である。ただ、第1作より予算が少ないので、壮大なスケールを描写するには至っていない。ジョークを楽しもう。
  
【効能】まさに娯楽戦争活劇の体を装いながらの現代社会風刺。社会を嘲笑ってストレス解消。
 
【副作用】グロテクス描写多々あり。蟲が恐くなってしまうかも。反戦主義者の中で、生真面目な性格に加えて冗談を解する余裕のないタイプの人間にとっては不愉快な内容。
 
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「スターシップ・トゥルーパーズ2」 不安と恐怖を楽しむ時に 7 

スターシップ・トゥルーパーズ2」 
少ない予算で作り上げた「続編」。

 

 
【原題】STARSHIP TROOPERS 2: HERO OF THE FEDERATION
【公開年】2003年  【制作国】米  【時間】92分  【監督】フィル・ティペット
【原作】ロバート・A・ハインライン
【音楽】ジョン・モーガン ウィリアム・T・ストロンバーグ
【脚本】エド・ニューマイヤー
【出演】リチャード・バージ(ダックス 大尉)  コリーン・ポーチ(レイ・サハラ 二等兵)  エド・クイン(ジョー・グリフ 伍長)  エド・ローター(ジェン・J・G・シェパード 将軍)  ケリー・カールソン(チャーリー・ソーダ 二等兵)  ブレンダ・ストロング(ディード・レイク 軍曹)  サンドリーヌ・ホルト(ジル・サンディー 二等兵)  J・P・マヌー(アリ・ペック 技術軍曹)  ビル・ブラウン(-)  ブライアン・ティー(-)  ボビー・C・キング(-)  デヴィッド・ウェルズ(-)  ティム・コンリン(-)  ドリュー・パウエル(-)  サイ・カーター(-)  ローレンス・モノソン(-)  ジェイソン=シェーン・スコット(-)      
    
【成分】泣ける ファンタジー スペクタクル 知的 かっこいい ロマンチック 切ない ベネチア ペルシア チベット 中国 13世紀後半~14世紀初頭 
         
【特徴】入れ物は同じだが、内容は前作と別物である。壮大なハインライン世界を描写した前作と違って、物理的制約からなのかパラサイト物のB級映画になっている。登場するキャラは概ねステレオタイプ。オチも捻りは無く平凡でありふれ過ぎている。監督のセンスなのか、前作のようなオチャラケた明るさは一掃されている。
 が、予算の割には面白いB級映画になっている。前作の十分の一の予算で可能な限り映像を創ろうとした努力の跡が見える。
  
【効能】気晴らしに観るホラー映画。眠れない夜に観るといいだろう。
 
【副作用】原作や前作ファンにとっては無惨な内容なので、担当監督に対し激しい怒りを感じて寝つけないかも知れない。
 
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「スターシップ・トゥルーパーズ」 社会を冷笑したい時に〔19〕 

スターシップ・トゥルーパーズ」 
監督の老獪さが光る作品。

 

 
【原題】STARSHIP TROOPERS
【公開年】1997年  【制作国】亜米利加  【時間】128分  【監督】ポール・ヴァーホーヴェン
【原作】ロバート・A・ハインライン
【音楽】ベイジル・ポールドゥリス
【脚本】エド・ニューマイヤー
【出演】キャスパー・ヴァン・ディーン(ジョニー・リコ)  ディナ・メイヤー(ディジー・フロレス)  デニース・リチャーズ(カルメン・イバネス)  ジェイク・ビューシイ(エース・レヴィ)  ニール・パトリック・ハリス(カール・ジェンキンス)  クランシー・ブラウン(ジム軍曹)  パトリック・マルドゥーン(ゼンダー・バーカロウ)  マイケル・アイアンサイド(ジーン・ラスチャック)  マーシャル・ベル(オーウェン将軍)  セス・ギリアム(シュガー・ワトキンス)  ルー・マクラナハン(生物学教師)  デイル・ダイ(将軍)  ブレイク・リンズレイ(アkトリナ)  エリック・ブラスコッター(ブレッキンリッジ)  マット・レヴィン(キトゥン・スミス)  アンソニー・ルイヴィヴァー(-)  ブレンダ・ストロング(-)  ディーン・ノリス(-)  クリストファー・カリー(-)  レノア・カスドーフ(-)      
    
【成分】笑える 楽しい スペクタクル ロマンチック パニック 不気味 恐怖 勇敢 知的 絶望的 切ない セクシー かっこいい コミカル SF スプラッタ 戦争映画 
         
【特徴】軍国主義SF作家ロバート・A・ハインラインの世界を見事に実写映画化。ハインラインの世界観を忠実に再現すると見せかけて残酷描写のオンパレード、歯の浮いた白々しいスポ根的青春ドラマのようで現代社会を嘲笑する内容、何も考えずに楽しめる戦争活劇のようで極めて社会派映画に仕立てている。 ポール・ヴァーホーヴェン監督の手腕が光る。
  
【効能】スカっと爽やか青春戦争活劇で気分高揚、それでもって知らず知らずの内にサブミナル効果的に反戦思想も植えつけられるかも。
 
【副作用】生真面目な平和主義者は、一見すると軍国主義讃美の内容と残酷描写に気分が悪くなる。
 
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森田健作(2) 近頃の現象[二十三]  

ついに地検へ告発。
 
 千葉県の森田健作知事(59)が、政党支部長を務めているのに無所属だとして選挙運動をしたことが公職選挙法違反に当たるなどとして、地域政党や社民党の千葉県議らでつくる「森田健作氏を告発する会」(井村弘子会長)が15日、千葉地検に告発状を提出した。(産経新聞)
  
【雑感】告発者たちはどうやら社民党を中心とする護憲市民派勢力、メンバーにはオンブス活動をしている人もいることだろう。
 社民党は北朝鮮の「人工衛星」問題等での発言で国民の共感よりも苦笑と顰蹙をかう傾向があるが、森田健作氏のような問題には必要不可欠である。無くなってもらったら困るチェック機関だ。 
 
 というのも、森田健作氏は「完全無所属」と称することに疑問をもっていなかったのではないかと思うからだ。もし本気で誤魔化す意志があれば、せめて支部長は辞任して名義を別の人間にするくらいはやるはずだ。単に「無所属」とだけ書けば良いところを「完全無所属」とし、離党はしなくてもよいが支部長に就いたままというのは、鈍感が過ぎる。

 私も子供の頃の考え方は森田健作的だった。それが高校・大学と進むにつれて社会主義や市民運動に関心を持つようになり、20代半ばから30代後半までの10年余り護憲派市民の運動に参加した。
 そこで思ったことがある。例えば市役所と交渉するとき、私なら特に疑問もわかず素直に担当者の説明を「懇切丁寧」なものと聞いていたが、運動家は担当者の一字一句すべてに疑惑を向け、担当者の態度を「慇懃無礼」と見ていた。あれでそこまで深読みするのか?私は驚きと尊敬と軽蔑の入り混じった、なんとも複雑な感情を持った。

 次に、護憲派が擁立したある議員について問題が発覚したとき、支持者たちはこぞって擁護するのである。(あたりまえだが)主義主張信条を絶対とするならば、身内の問題はもっとも正さねばならぬ事であるはずなのに、強弁を用いての弁護だけでなく権力の陰謀説まで出てくる。逆に某議員に「諫言」と称して批判をくりだしたのは私だった。ある支持者は私に向って「どういう魂胆で煽動するのか」と言葉を浴びせ、まるで裏切り者あつかいだ。
 
 結局、こういうことなのだ。主義主張以前に、相手に対してどれだけ敵意を持っているかが大事だ。全ては利害対立である。私も森田健作氏と同じく根は保守だから、いくら市民派の立場で動いても気がつかないところがある。行政に敵意を抱いているからこそ、行政の誤魔化しに敏感になれるのだ。同じくある市民派議員の一件では、支持者たちには気がつかない問題は保守の文化を抱えている私には見えてしまう。

 森田健作氏は自分の選挙姿勢に問題があるとは思っていない。思っていたら追及されない体裁を整える。本気で問題とは思っていなかったから脇が大甘だった。こういうことに気付けるのは、保守に対して敵意や疑惑を常に持つ存在なのである。

 護憲派が姿を消したら、国庫の不正や無駄遣いはますます横行する。
 
 

 
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[ 2009/04/16 02:29 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

森田健作 近頃の現状[二十二] 

森田健作、刑事告発されるのか?!
 
 千葉県知事選で初当選した森田健作知事(59)の当選無効などを訴えていく「森田健作氏を告発する会」(井村弘子代表)が11日、千葉市内で発足し、呼び掛け人の大野ひろみ(60)、吉川ひろし(59)両千葉県議が会見した。森田知事が自民党支部の代表を務めながら選挙戦で「完全無所属」を主張していたこと、また献金禁止企業からの違法献金について徹底的に追及していく。15日に当選無効を求め千葉地検に告発状と委任状を提出する。吉川県議によると「全国から約400人の委任状が届いている」という。(デイリースポーツオンライン) 
 
【雑感】今日にも刑事告発との話もあるが、どうなのか? 
 日本の民主主義を象徴する一幕。そもそも自民党畑の元気な永遠の保守青年である森田氏が自民党と完全に縁が切れているなんて絶対にありえない。とはいえ、支部長を務めたままとなれば政治資金などで疑惑が生じるのも避けられない。結果的に有権者を騙した森田氏側も、騙されたと主張する有権者側も、私にはお粗末な出来事で眠たい話に聞こえてしまう。 
 
 森田健作氏は少年時代から保守であり、その姿勢は還暦を迎えようとしている現在も変わらない。好意的にいえば、ブレの少ない一貫した保守青年のままだ。

 森田氏の高校時代は学生運動の真っ盛りで、学園の自治意識が強い校風の高校は次々と制服を廃止または着用の義務を無くすようになっていった。東京では新宿高校などが有名だし、大阪では春日丘高校などが私服OKになっていった。
 森田氏が通っていた高校も制服廃止論が盛んになっていったそうだが、当時生徒会長を務めていた森田氏は大反対で服装自由化を阻止したエピソードは有名である。学生にとって勉強は仕事、仕事に臨むのに普段着なんてけしからん、そんな趣旨の意見だったようだ。因みに森田氏が卒業してからその高校は私服化された。
 
 自衛隊の宣伝にも積極的で、大昔に当時の社会党と対立したことがある。たしか森田氏は社会党をはじめ野党各派の推薦を取り付けて国会議員に立候補し社会党系の集会で自衛隊支持の立場を明確にした事で支援者たちが大混乱した。当時の社会党は自衛隊を違憲の軍隊として否定していた。社会党やその支持勢力である護憲勢力の自衛隊アレルギーは大変なもので、後の村山内閣は社会党の方針を自衛隊容認に旋回したことで支持者が大挙離れてしまった事は今でも記憶に新しい。
 
 だから、なんで社会党は森田健作氏を推薦するのか訳わからなかった。どうみても森田氏は自民党で活躍するタイプの人間だ。
 因みに森田氏は社会党および各派の推薦で議員になれたのに、自民党へ鞍替えしている。ただ、当時の自民党は野党だったのが味噌。彼にとっては自民党こそ居心地が良かったのだろう。さらに村山内閣発足時、首相指名では社会党との協定で自民党も村山富市氏に票を投ずる党議拘束があったらしいが、森田氏は当時の自民党総裁河野洋平氏に投じた。

 森田氏のこれまでの言動からでも明々白々、彼は自民党が大好きなのである。永遠の保守青年、明るい右翼生徒会長のまま大人になった人物である。
 勝つためには多少の反則ギリギリの事をやってしまうが、概ね素直で裏表の無いキャラで通している。社会党から推薦を受けようとするのに平気で社会党員や支持者たちの前で自衛隊を容認する。社会党の村山富市氏が首相になろうとするとき、自民党も村山氏を支持しているのに森田氏は当時の自民党総裁河野洋平氏に投票する。

 今回も同じだ。普通の人間なら形式だけでも党籍を抜けるとか、一時的に自民党支部長職を別の人間に委ねるとか、とりあえが格好だけでも取り繕って準備をしているはずだ。知事選に出るのは前々から判っている事なのだから。それを森田氏は格好を取り繕うという事は一貫してやらない。しかも選挙では「完全無所属」という。小狡いのか馬鹿なのかよくわからない行動だ。

 単に「無所属」というだけなら実は法には全く触れない。政党の公認や推薦がなければ「無所属」となる。逆に今回の場合でいえば、たとえ自民党員といえども自民党の公認も無いのに「自民党」の看板を掲げたら、個人の勝手で組織の看板を使用した事になり、これはこれで大問題だ。
 また、近頃は政党色を薄めようと「無所属」として出馬する事が、国政選挙から市町村選挙にいたるまで大流行である。中には無役でも某党の重鎮であるくせに「無所属」を名乗る方もいる。だから今さら珍しくもない。
 争点は「無所属」に「完全」を冠したところと、単なる党員ではなく支部長という身分だろうが、法的に完全無所属を意味するのか、森田氏の気分や意気込みをあらわしているのか、いろいろ揉めた結果の末に問題なしになるだろう。道義的問題は残るが。

 その一方で疑問がある。何故、さあこれから森田県政の始まりだという時にこの問題が噴出したのか。
 以前に私は知人の選挙を手伝ったことがあるが、共産党の運動員や公明党の運動員からビラやリーフレットをくれと言われたことがある。最初のころは「ウチが掲げる政策に興味があるのかな」と思っていたら、選対事務所の先輩から「ワシらが選挙違反してないかチェックしてるんや」と言われた。
 法に抵触するか否かは一字一句神経を尖らしていたし、選挙期間中は運動の帰りにスタッフと飲みに行くのも控えた。もし、大勢で飲みに行ったら、そこに候補者が同席していたら完璧にレッドカードだ。実際に割り勘だと判っていてもチクる奴がいる。もし疑われて、公職選挙法違反で逮捕という事でもなれば、仮に後で不起訴となっても報道されれば不名誉な「事実」は残る。
 何が言いたいのかというと、森田健作氏の場合、かなり露骨だ。法的に問題はないとしても、ネガティブキャンペーンの標的にし易い格好のネタを提供しているにも関わらず、なぜ知事選のときに問題視されなかったのだろうか? 告発者たちは以前から主張していたのにマスコミが取り上げなかったのか、あるいは確証を得るのに手間取ったのか? 

 それから、森田健作氏の「完全無所属」を本当に信じた人間がいるということに、私は苦笑する。そして「ほんまか? ほんまに信じたのか?」と言いたい。森田氏のスタンスは善し悪しは別にして明確だ。彼は自民党が好き。根っからの「保守青年」。自民党には世話になってきた先輩議員がいて、彼の性格上「恩師」と縁を切る事はまず無い。 
 「騙された」と主張する方は、森田氏の言に惚れこみ覚悟をもって信念として信用した生真面目な方のか、あるいは余程の世間知らずの大馬鹿者か、でなければ自分の判断ミスの弁解でしかない。 

 いずれにせよ、日本の民主制を象徴する茶番劇だ。
   

 
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[ 2009/04/15 20:30 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

北朝鮮の「人工衛星」(6) 近頃の現象[二十一] 

全ては予定調和だ。
 
 IAEA要員に退去通告 安保理議長声明に反発。
 国際原子力機関(IAEA)は14日、北朝鮮・寧辺(ニョンビョン)で核施設の無能力化を監視・検証する要員として駐留しているIAEA査察官に対し、北朝鮮が「IAEAへの協力を即時停止する」と、追放を通告したことを明らかにした。米国の作業チームにも退去を勧告した。北朝鮮は、弾道ミサイル発射問題で国連安全保障理事会の議長声明採択に反発し、朝鮮半島の非核化を目指す6カ国協議の合意に反する行動に出たとみられる。(毎日新聞)
 
 
【雑感】多くの方々は予想していたはずだ。安保理は最初から「議長声明」を落とし所としていた。日米の外交官は「決議」の立場で、中国とロシアは「報道声明」の立場で、落とし所となる「議長声明」の中身をどう反映させるか綱引きをしていた。
 今の日本では見られなくなったが、市場で野菜や魚を買うとき、いきなり値札通りで買い物はしない。売る側は値下げを見込んで最初は高く設定し、客は安い言い値で交渉する、外交の基本もこれだ。
 「議長声明」で予定調和、北朝鮮にとっても予定通りだが、それをワザと怒ってみせて6カ国協議からの脱退と核開発再開を宣言、日本を名指し批判をして揺さぶりをかける。 


 
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[ 2009/04/15 13:02 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

「スクリーマーズ」 不安と恐怖を楽しむ時に〔6〕 

スクリーマーズ」 B級映画の佳作。
 

スクリーマーズ [DVD]
 
【原題】SCREAMERS
【公開年】1996年  【制作国】加奈陀・亜米利加・日本国  
【時間】108分  
【監督】クリスチャン・デュゲイ
【原作】フィリップ・K・ディック
【音楽】ノーマンド・コーベイル
【脚本】ダン・オバノン ミゲル・テハダ=フロレス
【言語】イングランド語
【出演】ピーター・ウェラー(ヘンドリクソン司令官)  ロイ・デュプイ(ベッカー)  ジェニファー・ルービン(ジェシカ)  アンディ・ラウアー(エース上等兵)  マイケル・カロス(デイヴィッド)  ロン・ホワイト(エルバラック)  チャールズ・パウエル(ロス)      
    
【成分】不思議 パニック 不気味 恐怖 勇敢 絶望的 かっこいい SF ホラー 21世紀後半 スプラッタ 
         
【特徴】戦争状態が続いている惑星シリウスBで敵方から休戦の申し入れ、休戦の協議に指揮官を2人派遣するようにとの要請に主人公の基地司令官は自ら兵卒1人を連れて赴くが・・。
 
 惑星内には小型の殺人マシーンが肉食の虫か獣のように蠢いているだけでなく、最新型は人間の姿をしており、主人公たちは次第に疑心暗鬼に陥っていく。
  
【効能】静けさと寒さと不安感を体感。
 
【副作用】子供の行列が怖くなる。
 
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「吸血鬼ゴケミドロ」 不安と恐怖を楽しむ時に〔5〕 

吸血鬼ゴケミドロ」 トラウマを与えた作品。
 

 
【英題】GOKE-BODYSNATCHER
【公開年】1968年  【制作国】日本国  【時間】84分  【監督】佐藤肇
【原作】
【音楽】菊池俊輔
【脚本】高久進 小林久三
【言語】日本語 一部イングランド語
【出演】吉田輝雄(杉板英副操縦士)  佐藤友美(スチュワーデス朝倉かずみ)  高橋昌也(宇宙生物学者佐賀敏行)  高英男(寺岡博士)  金子信雄(徳安)  楠侑子(徳安法子)  加藤和夫[俳優](百武)  キャッシィ・ホーラン(ニール)  北村英三(真野剛造)  山本紀彦(松宮)  西本祐行(機長)      
    
【成分】パニック 不気味 恐怖 勇敢 絶望的 吸血鬼 宇宙人 SF 特撮 ホラー 反戦 
         
【特徴】子供向けホラー映画らしからぬ社会派映画・アンハッピー映画。
 高英男氏の怪演がピカ一、かなり沢山のホラー映画を観てきて「死霊のはらわた」などはコメディと思っている私だが、この顔は今みても恐い。
  
【効能】深夜、独りで観ると高英男氏のホラー顔が引き立ち恐怖を味わえる。
 突込みどころ満載で、夜中に友人たちと鑑賞すれば爆笑間違いなし。
 
【副作用】高英男氏の怪演は子供にトラウマを与える。
 シチュエーションがご都合主義で突っ込み所無数にある。メイクも稚拙。いたるところ爆笑モノのギャグが満載、ホラーというよりコメディでがっかり。
 
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「ブロセリアンドの魔物」 不安と恐怖を楽しむ時に〔4〕 

ブロセリアンドの魔物」 
オカルトとカンフー・アクション盛り沢山。

 

 
【原題】BROCELIANDE
【公開年】2002年  【制作国】仏蘭西  【時間】91分  【監督】ダグ・エドリーヌ
【原作】
【音楽】サリー・ロング
【脚本】ダグ・エドリーヌ ベノワ・レスタン
【言語】フランス語
【出演】エルザ・キコイン(-)  シリア・マルキ(-)  アリス・タグリオーニ(-)  マチュー・シモネ(-)  セドリック・シェヴァルメ(-)  アレクシ・ロレ(-)  エリック・ネーヴェ(-)  アンドレ・ウィルム(-)  ヴァーノン・ドブチェフ(-)      
    
【成分】パニック 勇敢 オカルト カンフー アーサー王伝説 フランス ノルマンディ 
         
【特徴】前半はミステリー調のホラー、後半はカンフーアクション。ノルマンディーのアーサー王伝説を扱った作品、伝奇物マニアにとっては面白そうな題材。
  
【効能】前半は深夜の静けさを楽しむのにちょうど良い雰囲気、後半は可愛らしいフランスギャルがカンフーアクションを披露して萌え。
 
【副作用】ハズレを掴まされたようで損をした気分になるかもしれない。
 
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「コナン&レッドソニア」 おバカになって愉快になろう 13 

コナン&レッドソニア
アメリカのTV事情がわかる作品。

 

 
晴雨堂スタンダード評価
☆☆ 可
 
晴雨堂マニアック評価
☆ 駄作
 
【寸評】TVドラマのDVD化。アメリカで有名なロバート・E・ハワードが描くヒロイックファンタジー。日本ではシュワルツェネッガー氏のコナンやブリジット・ニールセン氏のソニアが有名。
 アメリカの子供向けドラマは制約があまりにも多すぎるのか、内容は臨場感の欠けるスタジオのチャンバラごっこみたいになっている。コナン役のラルフ・モーラー氏やソニア役のアンジェリカ・ブリッジス氏は見事な体格。しかし動き出すと「あれ?!」
 
【効能】美しいプロポーションの俳優たちに萌え。
 
【副作用】退屈。

 

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「尻怪獣アスラ」 おバカになって愉快になろう〔12〕 

尻怪獣アスラ」 
アメリカ映画界の度量が羨ましい。

 

 
【原題】RECTUMA
【公開年】2004年  【制作国】亜米利加  【時間】95分  
【監督】マーク・ピロー
【原作】
【音楽】
【脚本】マーク・ピロー
【言語】イングランド語
【出演】ビル・デブリン(-)  ダニー・レオン(-)  ジーン・ブラック(-)  アレックス・W・チャン(-)      
    
【成分】笑える 楽しい パニック セクシー かわいい コミカル 
         
【特徴】トンデモ駄作の割に俳優たちはプロなのか真面目に演技をしている。こんな作品でもDVD化されて世界中に販売されるのだから、アメリカの国力がいかに強大か思い知る。
 こんなおバカ映画の監督が「スーパーマンⅣ」でニュークリアマンに扮した人らしいが本当だろうか? 単に同姓同名なのか?
  
【効能】頭がおバカになって一瞬だけ浮世を忘れる事ができるかも。
 
【副作用】観るに堪えない作品。こんな素人映画が流通させる事ができるアメリカの国力を考えると恐ろしくなる。
 
【情報求む】監督・脚本を務めたマーク・ピロー氏について詳しい情報を知っている方のコメントを求む! あのマーク・ビロー氏ならかなりのインテリ、何があったのだ?!
 
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「JSA」 自分に喝を入れたい時に〔18〕 

JSA」 冷戦下サスペンスの秀作
 

 
【原題】共同警備区域JSA 
【英題】JSA: JOINT SECURITY AREA
【公開年】2000年  【制作国】大韓民国  【時間】110分  【監督】朴贊郁
【原作】朴商延
【音楽】チョ・ヨンウク
【脚本】キム・ヒョンソク チョン・ソンサン イ・ムヨン 朴贊郁
【言語】韓国語 イングランド語
【出演】李英愛(ソフィー・チャン少佐)  李炳憲(李・スヒョク兵長)  宋康昊(呉・ギョンピル軍曹)  申河均(チョン・ウジン)  金泰佑(ナム・ソンシク)      
    
【成分】泣ける 楽しい 悲しい スペクタクル パニック 勇敢 知的 絶望的 切ない かっこいい コミカル 朝鮮戦争 ヒューマン ミステリー 38度線  
         
【特徴】日本での韓流映画定着を決定付けた作品。優れた冷戦物ミステリー。出演者には後に日本でも人気を得ることになる李炳憲氏(イ・ビョンホン)・宋康昊氏(ソン・ガンホ)・李英愛氏(イ・ヨンエ)が出演している。
 李英愛氏の英語台詞が美しい。
  
【効能】朝鮮半島38度線がどういうところかを雄弁に描写したエンタメ映画。
 
【副作用】重たいテーマなので気晴らしに観る映画ではない。李英愛氏の美しい軍服姿や李炳憲氏の青さに萌える事ができる人には全く問題なし。
 
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「グリース」 青春回帰〔22〕 

グリース」 毎日が学園祭の物語。
 

 
【原題】GREASE
【公開年】1978年  【制作国】亜米利加  【時間】110分  
【監督】ランダル・クレイザー
【原作】
【音楽】バリー・ギブ ジム・ジェイコブス
【脚本】ブロント・ウッダード アラン・カー
【言語】イングランド語
【出演】ジョン・トラヴォルタ(ダニー)  オリヴィア・ニュートン=ジョン(サンディ)  ジェフ・コナウェイ(ケニッキー)  ストッカード・チャニング(リッゾ)  バリー・パール(ドゥーディ)  イヴ・アーデン(マックギー)  ジョーン・ブロンデル(ヴィ)  ディディ・コーン(フレンチー)  ダイナ・マノフ(マーティ)  フランキー・アヴァロン(-)  アリス・ゴーストリー(-)    
    
【成分】笑える 楽しい ロマンチック かわいい かっこいい コミカル 学園モノ ラブコメ 高校 ミュージカル 1950年代 アメリカ 
         
【特徴】毎日が学園祭のような楽しい青春物語。ただ、高校生を演じている俳優たちが20歳代半ばから30代歳代前半の俳優ばかりなので、どうみてもオジサン・オバサンがバカ騒ぎしているように見えてしまう。
 オリビア・ニュートン・ジョン氏は可愛らしい童顔なので遠目には高校生に見えなくもない。しかしラストで厚化粧・パーマ・黒のレザースーツのいわゆるヤンキー姐ちゃん姿になると実年齢が滲み出てしまう。
  
【効能】楽しい気分になる。
 
【副作用】妙に現実離れしたハイテンションなので、鬱陶しくなるかもしれない。
 
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[ 2009/04/12 12:40 ] 映画・・青春回帰 | TB(1) | CM(0)

「けっこう仮面(アニメ)」 おバカになって愉快になろう〔11〕 

けっこう仮面(アニメ)」 
意外にも、
今のところ(2009年)唯一の貴重なアニメ化。

 

 
【公開年】1991年  【制作国】日本国  【時間】50分  
【監督】近藤信宏  
【原作】永井豪
【言語】日本語   
【出演】篠崎恵美(けっこう仮面)  安藤ありさ(高橋真弓)  井上喜久子(結花千草)  八奈見乗児(サタンの足の爪)  
 
【成分】笑える 楽しい コミカル お色気 教育問題 学園モノ
 
【特徴】今のところ(2009年現在)唯一の「けっこう仮面」アニメ版シリーズ。原作をベースにイマ風のオリジナル仕置教師が登場する。
 性風俗と日本製アニメに「理解」のあるイタリアやアメリカなどでも発表。世界に冠たる究極の女性ヒーローだ。プロの声優が演じているので、実写版よりも遥かに迫力ある台詞回しが特徴。
 
【効能】オタクたちよ、理屈は抜きだ。けっこうのおねぇ様に萌えよう。

【副作用】けっこう仮面の素晴らしさが理解できない方には不愉快な画像ばかりなので、最初から敬遠すべし。

【読者への皆様へ】由美かおる主演「けっこう仮面」実現に賛成してください!
 
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