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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

NHK大河「龍馬伝」 近頃の現象[三百二十九] 

NHK大河「龍馬伝」 
地元の英雄と「純粋でまっすぐで素直な恋」

 
 幕末の志士、坂本龍馬の人生を三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎の視点から描いたNHK大河ドラマ「龍馬伝」が2010年1月3日(日曜午後8時)からスタートする。福山雅治さん(40)演じる龍馬の幼なじみで、初恋の相手でもある平井加尾役を演じるのは女優の広末涼子さん(29)だ。ドラマの撮影現場や地元・高知の英雄・龍馬について思いを語った。(毎日新聞)
 
【雑感】さすが、彼女も土佐人の端くれ。龍馬の姉乙女を演じたかったそうだが、やはり福山龍馬と並べると少し線が細い。乙女は大女で少年時代の龍馬をシゴキたおしたそうだから、広末涼子氏が福山竜馬に活を入れるのはシンドイかもしれない。
 
 残念ながら私が高知に住んだのは3歳から6歳までのわずか3年間、40年近くを大阪で過ごしている。いわば土佐系大阪人二世だ。広末氏は全く苦労なく土佐弁を話せるのに対し、私の言語はかなり大阪化している。祖母をはじめ親戚はみな濃い土佐弁なので耳は慣れているが、しかし時々何を言っているのか解らなくなる時がある。広末氏が羨ましい。
 
 その広末氏が土佐弁が達者だと評価したのが香川照之氏、まったく違和感が無かったそうである。香川氏はいったい何者だ。話題になったメジャー映画にことごとく出演し、話題のドラマにことごとく出演し、CMにも出て、それでもって大河ドラマの常連俳優、いつ休んでいるのだろう? いつ役作りしているのだろう?
 

 
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[ 2010/01/02 20:41 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

2010年の初詣 晴雨堂の晴耕雨読な日常[二十三] 

2010年の初詣
 
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【雑感】毎年、我家は住吉大社へ初詣に行くいつもは人が多い三が日を外して4日か5日に行く事が多いのだが、今年は天気が良かったので2日に行くことにした。上記の写真は境内に入ってすぐの住吉大社の象徴である太鼓橋、ご覧のように意外にも比較的空いている。いつもなら足元が見えない満員電車並の混雑でなかなか境内に入れないものなのだが、比較的スムーズに行けた。

100102_1321~01.初詣jpg
 
 太鼓橋は昨年改装されたので丹塗りの欄干が鮮やかだ。

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 初詣に行くたびに思うのだが、年々和装の参拝客が減っている。数年前までは、振袖姿の若い女性が必ず10数人ほど視界に入ったものだが、今年は天気が良いのに5人しか出会っていない。殆どが普段着での参拝だ。
 つい30年程前までは和服姿は珍しくなかった。和服に割烹着の主婦はけっこういたし、サラリーマンたちも家に帰れば堅苦しい背広を脱いで丹前に兵児帯でくつろいだ。夏は普段着として浴衣を着ていたものだ。それがどうだ、今や大半の日本人は和服を着ない。正月は和服を着る数少ない機会であるにも関わらず、殆どいない。力士や噺家、歌舞伎役者など特殊な職業に限られている。
 もっと呉服業界が気楽に着きれる和装の開発と宣伝の努力が必要だと思う。
 
100102_1317~01.初詣jpg
 
 キリスト教布教の旗指物、これも住吉大社の初詣風景に良く見られる。布教すること自体は別段問題は無いのだが、少し引っかかったのは「偶像崇拝」を批判する説法を流していた事、たしかにキリスト教は偶像崇拝を戒めているが、しかし「異教徒」の神殿の前で他宗教を批判する形になっている点にもう少し気遣いと遠慮があっても良いのではないか。
 もともとキリスト教は偶像崇拝を禁止していたのに、いつの間にか十字架や聖母子像をつくってしまって、それをイスラムから批判されているではないか。そして、キリスト教の教義に忠実であろうとした君主や聖職者を「サラセン好み(イスラム好み)」などと批判したり、果ては異端として排斥粛清までやっている。
 そういう歴史を背負っている存在が、神社へ初詣する人々に他宗教批判と自分たちの宗教の優越性を主張するのは、私は傲慢に見える。「こういう宗教もありますよ、こういう考え方もありますよ、いかがですか」と控えめな姿勢で布教したほうが好感度があると思う。
 逆にクリスマスに教会前で一神教批判をやったら、快く受け止められるのだろうか? 
 
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 昨年は境内の茶店で1個800円のサザエの壷焼を2個注文してしまってビックリした。御品書きには値段は書いていなかった。
 そんな経験がトラウマとなってしまったので、今年は初詣を終えると難波まで足を伸ばし、ナンバパークスを散策して難波駅構内のベーグル屋でサンドイッチを食べて帰ることにした。1セット650円、照り焼きチキンが美味かった。

100102_1738~01.初詣土産jpg
 
 住吉大社境内で買ったのは、定番の天津甘栗とベビーカステラ。昨年よりは出費を抑えられた。
 

 
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「西太后」 ゴージャス気分を楽しむ時に〔5〕 

西太后」 
壮大な中国の悪女時代劇。

 

完全版6時間バージョン

【原題】火燒圓明園・垂簾聽政
【公開年】1984年  【制作国】中華人民共和国 英領香港  【時間】129分  
【監督】李翰祥
【原作】
【音楽】葉純文
【脚本】楊村彬
【言語】中国語 一部イングランド語
【出演】劉暁慶西太后)  梁家輝(咸豊帝・文宗)  陳(東太后)  張樹義(同治帝・穆宗)  周潔(麗己)  項坤(粛順)  張鉄林(恭親王・奕訴)  
        
【成分】スペクタクル ゴージャス 不気味 知的 権力闘争 宮廷 清朝末期 19世紀中頃 中国
   
【特徴】おそらく、人民中国が初めて手掛けたゴージャス時代劇スペクタクル。
 稀代の悪女と呼ばれている西太后が16歳で皇帝の后妃候補試験ともいえる「選秀女」に合格してから清王朝の最高権力を握る30前までの前半生を描いている。

 もともと、イギリス軍による圓明園略奪を主軸にした「火燒圓明園」と西太后が老臣たちを粛清して幼い同治帝を傀儡に全権を掌握する「垂簾聽政」の2つの作品を1つに合わせ6時間に及ぶ物語を2時間余に短縮しているため、作品の大味感は否めない。
 ただ、紫禁城の一大ロケーションと本格の京劇を観劇する場面など、清朝宮廷生活がゴージャスに再現。もともとは清楚な可愛らしいキャラだった劉暁慶氏が煌びやかな悪女を好演、大きく光る射るような瞳に萌えるM男も少なくないだろう。
 人民解放軍が東アジア人まるだしで顔を白く塗り赤髭やブロンドのカツラをつけてイギリス兵を演じているのが丸出しなのが微笑ましい。

 因みに本作から26年後に制作された「蒼穹之昴」での西太后は比較的実像に近いといわれている。演じた田中裕子氏は中国でも「似ている」と評判だった。
  
【効能】中国的ゴージャスに豊かな気分になれる。台詞が綺麗な普通話(標準語)なので中国語の学習に最適。
 
【副作用】史実を無視して西太后の残虐さを強調しすぎている点に不快感。中国的生臭さに気分が悪くなる。物語として大味感がある。
 
下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。記事に直接アクセスした場合は、この行より下がネタばれになりますので注意してください。

あけましておめでとうございます。 

あけましておめでとうございます。
皆さん、また1年つつがなく生き延びましょう。

 
【雑感】旧年は怒涛の1年だったような気がする。今年は穏やかに過ごしたいものだ。
 
2010年元旦の気温
 
 今年の元旦は久しぶりの元旦らしい寒さだ。素晴らしい。近頃は暖冬で冬らしくない陽気だったが、今年は子供のころの懐かしい寒さに戻った。冬は冬らしい方が良い。
 上記の写真は現在の温度である。ヒーターを入れたので4℃にあがっているが、早朝ではほとんど0を指していた。書斎には足元を暖めるだけの温風ヒーターが置いてあるだけで特に暖房器具はない。パソコンのキーボードを打っていると指が冷えて感覚が鈍ってくる。 


 
 さて、2009年12月31日から2010年1月1日に変わった途端に、テレビで実写版ヤマトのCMが流れるようになってきた。予告編を観る限りでは、まあまあのSF映画に見えないこともない。噂どおりキムタクが古代進で、森雪が黒木メイサ氏、沖田艦長は山崎務氏だ。キムタクが波動砲のトリガーを引くと懐かしのテーマ曲が流れ雰囲気を盛り上げる。
 
 公開は今年の年末らしい。少し焦らせる。アニメ版の新シリーズを意識しているのだろうか? 正直いって、私はアニメよりも実写のほうに興味があった。アニメ「復活編」は石原慎太郎氏原案と西崎義展監督による制作なので、大よその物語は見る前から予想できた。そして見事に予想通りの内容と雰囲気に笑いたくなった。もう少し意表を突く場面があるのではないかと期待していたのだが。
 
 実写ではどんなヤマトになるのか楽しみである。いつもの「アニメ→実写」や「原作→映画」では2時間程度の映画に加工するために原作世界を切ったり貼り付けたりで作品レベルの矮小化を覚悟しなければならない。
 その点、「ヤマト」は西崎義展氏の「英断」によって感動的な「さらば愛の戦士たち」のラストを改編され、あくまで私の印象だが登場人物の個性は無くなって幼稚で馬鹿になり、重厚な人間ドラマが安易な活劇にされたような不快感を抱いた。私の中では十分「矮小化」されたので、もはやアニメよりも実写映画化が楽しみなのである。
 

 
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