ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。
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「パブリック・エネミーズ」 孤独を楽しむ時に 

パブリック・エネミーズ」 
ハードボイルドのジョニー・デップ

 
 
  
【原題】PUBLIC ENEMIES
【公開年】2009年  【制作国】米  【時間】141分  【監督】マイケル・マン
【原作】
【音楽】エリオット・ゴールデンサール
【脚本】ロナン・ベネット アン・ビダーマン マイケル・マン
【出演】ジョニー・デップジョン・デリンジャー)  クリスチャン・ベイル(メルヴィン・パーヴィス)  マリオン・コティヤール(ビリー・フレシェット)  ビリー・クラダップ(J・エドガー・フーバー)  スティーヴン・ドーフ(ホーマー・ヴァン・メーター)  スティーヴン・ラング(チャールズ・ウィンステッド)  ジェームズ・ルッソ(-)  デヴィッド・ウェンハム(-)  クリスチャン・ストールティ(-)  スティーヴン・グレアム(-)  チャニング・テイタム(-)  ジェイソン・クラーク(-)  ジョヴァンニ・リビシ(-)  ビル・キャンプ(-)  スペンサー・ギャレット(-)  ピーター・ゲレッティ(-)  ブランカ・カティッチ(-)  リーリー・ソビエスキー(-)  ロリー・コクレイン(-)  ジョン・キッシュライン(-)  キャリー・マリガン(-)  リリ・テイラー(-)  ジョン・オーティス(-)  ドン・フライ(-)  マット・クレイヴン(-)  アラン・ワイルダー(-)  デヴィッド・ウォーショフスキー(-)  ランス・ベイカー(-)  スティーヴ・キー(-)  ダイアナ・クラール(-)  ジェフリー・カンター(-)  
         
【成分】ゴージャス ロマンチック パニック 勇敢 絶望的 切ない かっこいい アメリカ 1930年代前半
       
【特徴】「シザー・ハンズ」の白塗りアンドロイド役から「パイレーツ・カリビアン」の小汚い海賊まで、個性的キャラを演じることが多いジョニー・デップ氏にしては珍しく正統派のカッコ良いアウトローを演じている。
   
【効能】
 
【副作用】
 
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2010年W杯(2) 近頃の現象[四百三十三] 

日本、PK戦で敗れ8強ならず パラグアイ戦
 
 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は第19日の29日、決勝トーナメント1回戦最後の2試合。1次リーグE組2位の日本(世界ランク45位)は、史上初のベスト8進出を懸け、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場でF組1位のパラグアイ(同31位)と対戦。両者90分間で得点なく、延長戦でも決着が付かず0-0。今大会初のPK戦に突入し、日本が敗れ史上初のベスト8進出はならなかった。(毎日新聞)
 
【雑感】決勝トーナメントで、強豪スペインとの対戦を観たかった。たとえそれが圧倒的ボロ負けでも。
 
 こないだの韓国VSウルグアイが良いサンプルだった。たぶん、同様の接戦になるのではないかと。しかし、それ以上の熾烈な鍔迫り合いだ。
 先制点を獲った方が勝利だと思った。パラグアイもディフェンスに強い。日本もリーグ戦で安定したディフェンスを魅せた。たとえパラグアイにボールを占有されても、点は与えないだろう。先に点を獲った方が、ディフェンスで逃げ切り辛勝する。
 
 まさに、予想通りの展開。パラグアイがややボールを占有している。両者とも点が入らない、点を入れさせない、疲れる試合だ。延長戦で本田選手のゴールを期待したが、膠着は続く。
 当然の事ながら、決勝トーナメントに「引き分け」は無い。延長戦でも決着がつかなければPK戦になる。一見すると日本にも得点の可能性が出てきそうだが、岡田ジャパンは相手に圧されながら勝つパターンが殆ど、攻撃よりディフェンスのほうが心身ともに消耗するので、PKは苦しい。
 
 ああ、脱力・・。南米は強い。広いアジアには日本と韓国しか出場できなかったのに、南米は5カ国だ。
 
 しかし、かつての日本は決勝トーナメントはおろか、ワールドカップに出るだけでも夢のまた夢だった。それが韓国とともにアジアを代表するサッカー国となり、強豪相手にも点をやらないチームになった。
 
 岡田監督以下選手とスタッフ、しばらく何もやる気が起こらないだろう。お疲れ様。
 

 
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[ 2010/06/30 08:03 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

日本相撲協会(5) 近頃の現象[四百三十二] 

武蔵川理事長「撮り続けると会見やめるよ」
  
「反社会勢力との関係確認できない」理事会

「このまま撮り続けると、会見はやめるよ」(産経新聞)

 
【雑感】おい! 武蔵川理事長! 怒鳴れる分際か! 理事長は泣きながら額を床に摩り付けて「力士は悪くないんです。私の指導がなってなかったんです。私が罰を一身に受けます」とワビいれるしか選択肢が無いはずだが。
 
 この協会トップの態度から見ても、状況というものがわかっていない。ということは、仮に名前が挙がっている親方・力士をクビにしても、また不祥事をやらかす。
 横綱朝青龍が現役でいれば、不祥事・醜聞は彼が引き受けてくれたから良かったが、憎まれ役を務めて世間の目を反らせてくれた彼は親方として協会に戻る気は無さそうだ。
 
 私は力士か博打をやっても気にしない。問題は、法人としては株式会社ではなく公益法人、文部科学省の監督下だから青少年の鑑となるべき責務が課せられている団体である。
 
 親方や力士のクビ切るより、日本相撲協会に公益法人の看板を返上させなければ、あの輩たちはまた同じ不始末をやる。
 
 罰する方も認識が甘すぎる。
 

 
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[ 2010/06/29 00:03 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

高速道路一部無料化 近頃の現象[四百三十一] 

高速道路一部無料化
28日午前0時スタート


 高速道路無料化の社会実験が、28日午前0時から始まる。

 交通量の少ない37路線50区間、1652キロ・メートルが対象で、首都高速と阪神高速を除く全国の高速道路の2割が対象路線だ。(読売新聞)

 
【雑感】ということは、もう始まっているわけか。ウチは関係ない。見事に外れている。高知へ帰省するルートは無料化区間にかすりもしない。
 

 
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[ 2010/06/28 00:33 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

金曜カレー(3) 晴雨堂の晴耕雨読な食生活[五十四] 

旧日本海軍からの伝統、金曜カレー
 
100626_2206~晩御飯
 
【雑感】久しぶりの「金曜カレー」だ。蒸し暑い日にはこれが一番。
 
 日本式カレーライスは海軍が発祥といわれている。明治時代、脚気の予防のため旧海軍はイギリス海軍の食事を調査、肉と野菜をバランスよく摂取できる料理としてシチューを導入、これがカレーライスと肉じゃがになる。
 シャバと隔絶された狭い軍艦生活では曜日の感覚がおかしくなるので、休日前の昼食に必ずカレーライスを出した。「金曜カレー」と呼ぶのが一般的だが、実は週休二日制が定着した現在の海上自衛隊の話で、以前は土曜日の昼にカレーライスが出た。
 カレーライスは旧海軍も海上自衛隊でも人気メニュー、しかもカレーが出た次ぎの日は休みとなれば、カレーの味はより引き立つ。
 
 さて、上記写真は我家の土曜カレーだ。カレーライス一皿にポテトサラダの小鉢、スプーンはキャンプに使う携帯用のスプーン。ドイツ製の陶器ジョッキにはハートランドを入れている。これで食欲不振は吹っ飛ぶ。
 
 調理者は私の連れ合いだ。私がつくるカレーと顕著に違うのは、写真を観ればわかるようにジャガイモ・人参・鶏肉を大きめに切っている点である。
 私がつくると、つい野営の感覚で調理してしまうので、具材をやたら細かく切ってしまうのである。肉もミンチを使用する。その方が火の通りが良いからだ。長期サイクリングをやったとき、飯を炊いたり味噌汁を作ったりする際の燃料を如何に節約するかが大きな課題だった。細かく切れば調理する時間を短縮でき、そのぶん燃料がうく。
 キャンプ用のガソリンストーブと家庭用のコンロとでは火力も燃費も違うので気にする必要は無いのだが、私は気にする癖がついてしまった。

 やはり、ゴロリと大きなジャガイモと人参は、シャバの家庭の味で美味い。ならばお前も大きめに切って調理すればええやないか、との突込みがきそうだが、生理的に細かく切らなければ気が済まない癖なので仕方が無い。連れ合いが大きなジャガイモのカレーライスを作るのは気になるどころか嬉しいのだが、同じ事を自分が行うことには生理的に許せないのだ。つまり一種の精神的な症候群である。
 

 
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参議院選挙 近頃の現象[四百三十] 

消費税議論「非常に心配」=民主・小沢氏
 
 民主党の小沢一郎前幹事長は25日午後、消費税率引き上げ問題について「菅(直人)首相がしきりと話しているようだが、地方経済は都会以上に深刻だ。特に鳩山内閣は(昨年の)総選挙の時も、4年間は上げないという話をしてきた。そういう点も含めて、非常に心配している」と述べ、参院選直前に「税率10%」に言及した首相に不快感を示した。青森県弘前市で記者団の質問に答えた。(時事通信)

【雑感】希望的観測かもしれないが、菅直人氏は消費税10%にはしないし、またできないと思う。あくまで、自民党へクリンチを仕掛けただけと解釈している。
 
 さて、大阪では民主党候補に岡部まり氏が立っている。個人的には「探偵ナイトスクープ」のファンなので、岡部まり氏には入れない。
 今のところ「探偵」では局長秘書を探偵たちが週番で務めている事から、まだ岡部氏復帰の線を捨てていない。彼女が参議院議員になったら、別の女性タレントを後任に据えるだろう。

 ただ政治的に言えば、民主党政権に「NO」と言う気にはなれない。もともと財政赤字は自民党政権時にこしらえたものだし、それ以外の懸案も全て民主党がつくった訳ではない。日本を散々疲弊させた挙げ句の状態で民主党に譲っただけだ。

 そして自民党も野党としての存在感に欠ける。思いきって格好だけでも刷新をはかるべきなのに、それができない。ちまちま分裂している状態だ。
 谷垣総裁はチャリンコが好きなので個人的に親近感を抱いているが、彼に大胆な刷新をする振りすら許さない長老たちに嫌悪を抱く。

 生まれ変われない自民党に期待はできないし、そんな自民党に政権復帰では、また同じことの繰り返し、失われた20年が繰り返され、失われた百年になりかねない。

 ところで、原田大二郎が山口から立候補しているのにビックリした。近頃、TVに出ないので舞台をやっているのかなと思いきや、民主党候補か。菅直人総理も自分の内閣を奇兵隊内閣など命名しているので、さぞかし原田氏も幕末明治維新の志士気分だろう。

 政治を志す人は幕末ファンが多い。私も市民運動やってた頃、お寺で集会をやったときは志士気分だった。和服でアジ演説したときは、気分は自由民権運動だった。
 

 
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[ 2010/06/26 01:08 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

2010年W杯 近頃の現象[四百二十九] 

「青いサムライに夢を切り裂かれた」 
日本は“忍者部隊”とデンマーク民放局

 
 日本に1-3で敗れたデンマークの民放テレビTV2は「日本からやってきた青いサムライの刀がデンマークの夢を切り裂いた」と報じ、「W杯よ、夢の南アフリカよ、さようなら」と1次リーグ敗退を嘆いた。(産経新聞)
 
【雑感】忍者部隊のようだった、と日本チームを「賞賛」しているみたいだが、私の印象では、デンマークのほうがボールを占有していて、やや優勢だった様に思う。「忍者部隊」に負けたとしたほうが、まだプライドが維持できるということか。
 
 フリーキックを誘ったのは大金星だ。そして多少距離はあったが見事に2回とも決めた。特に先制を獲った本田選手は、英メディアではポルトガルのイケメンストライカーのロナウドのようだと称した。たしかに背格好は似てなくもないか。
 
 前半で2点獲ったおかげで、デンマークに心理的圧力を加えたことに成功した。デンマークは必ず勝たなければならないから3点得点がどうしても必要だ。これはハードルが高い。デンマークのゴール前よりも日本ゴールの目前での攻防が多かった印象を受けた。シュートを何本も繰り出されたが外れたり、日本側に読まれたり。欧州予選で強さを発揮したデンマークは精彩を欠いていた。
 
 前回のワールドカップと比べて、今の日本は強い。岡田監督への前評判は散々だったが、大衆心理はげんきんなもので、今や神様・仏様・岡田様とも言い出しかねない称揚ぶりだ。
 
 ところで、私は早めに寝て中継に備えていたのだが、つい寝過ごしてしまった。連れ合いに「サッカーどないなったん」と起こされ、慌ててテレビをつけたら女子テニスの試合をやっていた。「もう終わってしまったか。しゃあない、女子テニスを見よう」と私は言ってたようで、連れ合いは「なに寝ぼけとんねん」とチャンネルを変えた。まだデンマーク戦は前半の残り5分のところだった。
 

 
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[ 2010/06/25 12:59 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

「2012」 不安と恐怖を楽しむ時に〔21〕 

2012」 
エメリッヒがおくる大終末ショー。

 
 
  
【英題】2012
【公開年】2009年  【制作国】亜米利加  【時間】158分  
【監督】ローランド・エメリッヒ
【原作】
【音楽】ハラルド・クローサー トマス・ワンダー
【脚本】ローランド・エメリッヒ ハラルド・クローサー
【言語】イングランド語
【出演】ジョン・キューザック(-)  キウェテル・イジョフォー(-)  アマンダ・ピート(-)  オリヴァー・プラット(-)  タンディ・ニュートン(-)  ダニー・グローヴァー(-)  ウディ・ハレルソン(-)  モーガン・リリー(-)  ジョン・ビリングスレイ(-)  ジョージ・シーガル(-)  ジミ・ミストリー(-)  パトリック・ボーショー(-)  アガム・ダーシ(-)  ヨハン・アーブ(-)  トーマス・マッカーシー(-)  
         
【成分】スペクタクル ロマンチック パニック 恐怖 絶望的 終末 2012年  
     
【特徴】エメリッヒ監督が贈る壮大な人類滅亡ショー。大迫力の音響と映像、本作は映画館で観ないと損である。
   
【効能】ジェットコースター以上のスリルを体感し、ストレス大発散。
 
【副作用】派手なだけで中身の無い作品に時間の浪費感を味わう。2012年が無事に過ぎると旬を終える。
 終末思想にかぶれやすくなる。
 
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「劔岳 撮影の記 標高3000メートル、激闘の873日」 感動からエナジーを得よう 

劔岳 撮影の記 標高3000メートル、
激闘の873日」 
単なるメイキングフイルムではない!

 
 
  
【英題】
【公開年】2009年  【制作国】日本  【時間】113分  【監督】大澤嘉工
【企画】
【音楽】
【脚本】
【出演】木村大作(-)  浅野忠信(-)  香川照之(-)  松田龍平(-)  仲村トオル(-)  
         
【成分】泣ける ロマンチック 勇敢 知的 かっこいい 
     
【特徴】木村大作監督以下スタッフ・俳優が山岳撮影で格闘する様を大澤嘉工監督がドキュメント映像としておくる。いわゆる特典映像的オマケのメイキングビデオの類ではなく、本作だけで立派なドキュメント作品だ。
 木村大作監督たちスタッフ、主演浅野忠信氏以下俳優たちの映画づくりにかける情熱が伝わる。
   
【効能】映画制作を志す青少年にとって良き教材、ロケーションの原点を学べる。
 
【副作用】金儲けのサイド企画に見える。
 
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日本相撲協会(4) 近頃の現象[四百二十八]  

琴奨菊関、普天王関も関与 
大相撲野球賭博問題

 
 大相撲の野球賭博問題で、幕内の琴奨菊関(26)=佐渡ケ嶽部屋=と、十両の普天王関(29)=出羽海部屋=が野球賭博に関与していることが21日、関係者の話で分かった。警視庁の事情聴取に対しても、関与を認めているとみられる。 (時事通信)

【雑感】日本相撲協会の会見を聞いても、マスコミの報道を聞いても、声高に深刻さを唱えているが、やっている事ややろうとしている事は、関与した親方や力士個人への処罰と、親方や理事たちの監督責任に留まっている。日本相撲協会という「公益法人」に対する厳罰は聞こえてこない。
 
 日本相撲協会は解散せよ!とまで言うつもりは、私は無い。青少年などの教育を司る文部科学省管轄の公益法人としては失格なので、公益法人の資格を返上し、株式会社か合名会社から出発するのが筋だと言っているのである。さらに優遇されていた分の税金を国庫へ返納せよと言っているだけである。
 
 よくもまあ、朝青龍関を諸悪の根源であるかのように言えたものだ。情けない。
 

 
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[ 2010/06/21 19:36 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

日本相撲協会(3) 近頃の現象[四百二十七] 

賭博問題
力士らの処分判断権限を調査委に付与

 
 大相撲の賭博問題で、日本相撲協会は19日、賭博行為を自己申告した力士や親方ら65人(野球賭博29人、花札やマージャンなどの賭け事36人)について、処分内容を判断する権限を、調査委員会に与えることを決めた。調査委員会は21日の理事会で設置が正式に決まり、直後に初会合が開かれる。法曹界出身者を含む第三者機関に判断基準を委ねる協会は、自浄能力を放棄した形だ。(毎日新聞)
 
【雑感】俺はもともと力士が花札やろうが、親方が率先して野球賭博やろうが、別に気にしない。そんな世界だと最初から割り切っている。
 
 気に入らないのは、最近まで横綱朝青龍関を諸悪の根源として扱いバッシングして追い出したが、協会そのものがこのていたらくではないか。しかも昨日今日始まった風習ではないのでは。もともと朝青龍を批判する資格は協会には無かったのだ。
 
 渦中の大関琴光喜といえば、朝青龍がバッシングされたとき、品行方正な日本人力士として対立筆頭だったではないか。
 お高く品格がどうのとか日本の伝統文化がどうのとか、横審や協会は偉そうに講釈たれて朝青龍をバッシングしたが、笑止千万である。協会のほうこそ文部科学省監督の公益法人である品格が無いではないか。公益法人として税制面で優遇されている自覚がないではないか。
 
 名古屋場所一場所中止にしたぐらいで禊を済ませた気にさせてはならん。本気で協会を立て直す気があるのであれば、場所を中止するよりも、公益法人の看板を返上し、免除されてきた税金を国庫に返納するぐらいの事を最低限でも行うのが大人の責務ではないのか!
 
 名古屋場所は予定通り行い、世間様の怨嗟を浴びるべきだ。力士や親方を処分するレベルではない。協会が組織として罰を受けなければならない時である。
 協会側もマスコミも、なぜかここまで踏み込む論調が無いのが気にくわん。みんな甘すぎる。朝青龍に対して示しがつかんではないか。
 
 調査委員会では、相撲協会に引導を渡すことはできない。 


 
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[ 2010/06/20 00:30 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

ハイネケン ビールは偉大な発酵食品だ 

さあ! 
ハイネケンを飲み干して
オランダを喰ってしまおう!

 
100619_2026~01ハイネケン.jpg
 
【雑感】さて、今日はワールドカップ・オランダ戦である。私はオランダを喰うつもりでオランダ1のビール銘柄ハイネケンを飲み干す。たしか、世界最大出荷数はアメリカのバドワイザーだが、世界最多国出荷はオランダのハイネケンだったと思う。
 麦芽100%で生はそこそこ美味いのだが、缶はどうもイマイチ。それに私が好きなオランダ銘柄はグロールシュオレンジブームだ。特にオレンジブームは、オランダ王室御用達でオランダカラーであるオレンジ色を象徴するビール、残念なことに近くの酒屋には売っていない。
 
100619_2048~01ハイネケン.jpg
 
 試合は優勝候補オランダに対して岡田ジャパンはなかなかの善戦、ひょっとしたら引き分けか、あるいは番狂わせの勝利もありえそうな展開。前半は両者無得点で終了。
 
100619_2142肴.jpg
 
 因みに今日の肴は、野菜を薄い豚肉で巻いて焼いた肉巻き料理とサラダ。連れ合いが作ってくれた。サラダにはゴマダレドレッシングに黒胡椒をかけるのがミカエル流。
 
100619_2157バクラ.jpg
 
 試合も終盤になると空き缶が床にも転がり始め、連れ合いからストップがかかってきた。そこでハイネケンからオランダ産のノンアルコールビール「バクラー」に切り替える。
 
 残念ながら試合は1対0で敗戦。しかし、前回のワールドカップではろくに攻撃もできず守りきれず追加点を許すパターンがあったが、今回は不十分ながらも攻めの試合、しかも優勝候補に追加点を許さない。なにより、監督以下選手たちの悔しさ滲む顔に希望が持てる。
 
 さて、デンマーク戦ではツボルグを飲みながら観戦だ。


 
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鈴木早智子(2) 近頃の現象[四百二十六] 

元WINKの鈴木早智子と不倫報道の
津田英佑がブログで完全否定

 
 17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に“不倫地獄”として、元WINKの鈴木早智子と妻子がいながら不倫関係にあったと報じられた俳優・津田英佑が18日付のブログで否定した。「記事にあるような事実は一切ございません」とし、「記事になった方は同じ事務所の先輩なので、勿論お世話になってます。これからも良き先輩には変わりません」と鈴木を単なる先輩だと主張。「既に噂が独り歩きしてる、と友人からの情報もありますが、それも仕方なし…と受け止めて、今後一層、精進していきたいと思います」と綴っている。(オリコン)
 
【雑感】鈴木早智子氏がAVデビューと騒がれたセクシーDVD『SeptemberShock』の相手役男優が津田英佑氏だ。
 『SeptemberShock』の評判と売上が芳しくないようなので、私は話題性作りのための宣伝工作かな、と疑っているのだが。
 
 問題の『SeptemberShock』は、鈴木早智子氏サイドは「AV」ではないと主張され、流通では「セクシーDVD」としているようだが、80年代なら完全にAVかポルノに分類される内容だった。しかもメジャーの第一線で活躍していたアイドル歌手がヌードだけでなく絡みもやるというのは、あまり無いことだ。失礼な言い方になるが、AV女優に転身した荒井美恵子氏や小沢なつき氏とは格が遥かに上だ。
 
 ただ、飯島愛氏の成功がある現代でもポルノ・AVへの社会的偏見は強い。私は文化を差別しない。ポルノやAVも映画として扱いレビューしたいのだが、それをするとFC2の規約に抵触する恐れがあるし、社会的偏見によってアダルトジャンルに特化せざるを得なくなる。
 鈴木早智子氏サイドもAVに進出してしまったら、AV女優として特化せざるを得なくなる危険があるため、現代の感覚でAVに該当する内容は避けたと思われる。

 鈴木早智子氏は歳相応の美しさで、スレンダーで白い身体に汗を滲ませてセックスをする様を美しく描写、男優の姿は極力映さないようにし、セックスを楽しむ鈴木早智子氏の姿だけを捉える工夫がしてあったが、それだけに通常の生々しい現実離れしたセックス描写を期待するユーザーからは大挙して不評。今のAV業界の女優のスタイルはスーパーモデル級、演技力もトップクラスになると熟達している。さらに作品内容も過激になっている。
 『SeptemberShock』、私は好意的に観ているが80年代的で古さがある。だから、今回の不倫騒動は話題づくりのように見えて仕方がない。
 
晴雨堂関連作品案内

AVではないので紹介しても良いだろう。青少年の皆さん、R指定がかかっていたら見ないように。

鈴木早智子 NATURAL Respect my life [DVD] 山谷亨
鈴木早智子 voice [DVD]
勝手にしやがれ!! 成金計画 [DVD] 黒沢清
ロマンティックマニア [DVD] サトウトシキ
逆鱗組七人衆 [DVD] 市川徹
零~re-generation~ ミュージック 鈴木早智子
La Gioconda ミュージック 鈴木早智子
Brunch-ブランチ- ミュージック WINK
Overture! ミュージック WINK
ピアニスト [DVD] ミヒャエル・ハネケ
 
晴雨堂関連書籍案内
Voice―鈴木早智子写真集 野村誠一
trentaine―鈴木早智子写真集 山内順仁
メルシー―鈴木早智子写真集 武藤義
 

 
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[ 2010/06/19 12:04 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

江川紹子 近頃の現象[四百二十五] 

張本氏と衝突? 
江川紹子氏が出演見合わせ 
TBS「サンデーモーニング

 
 ジャーナリストの江川紹子さんが、コメンテーターとして出演しているTBSの報道番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)で野球解説者の張本勲さんと意見がぶつかり、TBSから今月20日の出演を見合わせるよう求められたことを18日、自身のツイッターで明かした。(産経新聞)
 
【雑感】サンデーモーニング」はよく観る。日曜の朝は朝食を食べながら「サンデーモーニング」だ。スポーツニュースのコーナーで大沢親分と張本勲氏がスポーツ選手たちのニュースに「喝!」「天晴れ!」と判定するのも気に入っている。
 
 張本勲氏の性格を考えたら、江川紹子氏のような性格の女性は癇に障るのは理解できるが。
 
 どちらに非があるかは、本編が観れない上に、ニュースと江川氏のツイッターでしか確認できないので張本氏の言い分が不明だ。TBS側は両者に気を遣いながらも張本氏の顔を立てる処置をし、江川氏はTBSと張本氏を批判するコメントをネット上で発表している状態だ。したがって張本氏本人が本当に江川氏を降板させろと圧力をかけたかどうかは確認できない。

 ただ、江川氏はジャーナリストであり、オウム真理教と闘った人でも知られている。対応を間違えたら、虎の尾を踏む結果になりかねないのは覚悟しなければならないだろう。張本氏が貫禄の鷹揚さを見せて丸く収める方法が一番現実的だが。野球の素人江川紹子氏に目くじら立てても仕方が無い。
 
 仮に、江川紹子氏の勘違いとTBS側が勝手に張本氏の顔色を気にして一方的に江川氏を休ませたとしても、張本氏のようにガタイと声が大きいオッサンでは、実際には圧力をかけていなくても威圧しているように見られる。しかも相手は見た目はか細いオバサンではないか。
 もっとも見た目はか弱い女性でも、言論戦の場数を踏んでいるので、「言葉による格闘術」では逆に張本氏が素人で江川氏は巨人だ。

 ちと、張本氏のほうが大人げ無いな。理由はどうであれ。スタジオは野球グランドではない。言論の場で圧力をかけたような形にしてしまったのは言語道断だろう。たとえ江川氏に100%非があったとしても、江川氏が張本氏に殴りかかってきたとか、張本氏に向かってアホ・ボケ・マヌケなどと罵詈雑言を浴びせ名誉を毀損する言動でもとらない限り、笑って許容するのが大人の責務である。
 歳をとると精神的に堪え性が無くなってくるものだが、広く世間様に言動が伝わるTVに出演している以上、それは関係のないことだ。歳上の大沢親分は分別あるではないか。
 
 理想を言えば、日本的に2人ならんでお互いに苦笑いしながら陳謝して手うちにするのがベストだが、2人にその器量はあるかな。 


 
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[ 2010/06/18 22:25 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

女子SPでルール変更 フィギュアスケート[四十五] 

女子SPでルール変更 
3回転半得意の浅田が有利に

 
 国際スケート連盟は16日、スペインのバルセロナで総会を開き、フィギュア女子ショートプログラム(SP)で必須となっている2回転半ジャンプについて、トリプルアクセル(3回転半)でも認めるとする新ルールの導入を決めた。このルール変更で、SPでより高難度のプログラムが組めることになり、3回転半を得意とする浅田真央(中京大)にとっては有利に働く可能性がある。(時事通信)
 
【雑感】バンクーバー五輪の時から、一部で金妍兒選手に贔屓目のジャッジとの批判があったが、当時の審判員たちの価値基準に金妍兒選手のコーチが合わせた勝利といえよう。
 
 五輪閉幕時からルールについて論議があり、ジャンプ派が巻き返しをやるとの噂が流れていたのだが、これが実現した格好だ。
 

 
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表現の自由とは(14) 近頃の現象[四百二十四] 

漫画児童ポルノ条例否決 
石原知事「制約は必要」


 子供を性的対象にした漫画などの制限を目指す東京都青少年健全育成条例の改正案を審議していた都議会総務委員会は14日、改正案を民主や共産など反対多数で否決した。16日の本会議で正式に否決される見通しで、都議会で知事提出の条例案が否決されるのは12年ぶりとなる。都は改正案の文言や適用範囲などを見直し、9月議会以降に再提出する方針。(産経新聞)

【雑感】ひとまずは否決されて安堵だが、9月以降にまた手を変え品を変えて再提出だから安心できない。

 一地方自治体の条例とはいえ、首都東京の条例は他の自治体も見習う。全国に波及する可能性が強いし、そうなれば規制派は勢いに乗って国会に進出する。

 「児童ポルノ」、幼稚園児や小学生のモデルに絡みの写真やお色気ヌード写真をやってはいけないのは、誰が見ても明々白々。ところが、宮沢りえ氏が10代に発表したヌード写真集が「児童ポルノ」であるかどうかの議論にまで発展した。ましてや、漫画となれば判別は無理だ。
 一度、制約に法的お墨付きを与えると、規制派は法的根拠を後ろ盾に際限なく規制の対象を拡大する。90年代初頭の宮崎勤事件をきっかけに起こった悪書追放運動では、漫画同人誌にまで類が及んだ。

 何が猥褻かは十人十色だ。イスラム圏の人間から見れば大相撲の扮装も立派に猥褻である。同じ日本人でも、私が子供だったころは駅の待合室で若い母親が胸をはだけて赤ちゃんに乳をやる風景は当たり前だったし、女の子の腋毛なんか普通だった。ところが今では性的対象にされている。今では人前で赤ちゃんに母乳はやれないし、女の子は冬でも腋毛を剃る。

 性メディアの制約は、社会的制約であれ法的制約であれ、制約をかければ逆に性的好奇心を煽る。韓国・台湾・中国・米国など、規制の厳しい国ほど性犯罪が多いのはどういうことか。

 都議会の意見陳述で宮台氏はよく頑張った。漫画の性描写と性犯罪との因果関係を示すデータは無いと。逆に規制派の意見「見て真似をする子が増える」とは陳腐な論理だ。そんな理屈が罷り通るのなら、殺人事件が多いサスペンスや刑事モノは真似をして殺人を犯す子が増えるから放送禁止にしなければならない。日本刀を振り回す子が増えては大変だからNHK大河ドラマをはじめ時代劇は制作禁止だ。

 かつて「ルパン三世」は泥棒と殺人を肯定する主人公だから教育関係者からPTAなどこぞって大クレームだった。「ルパン三世」の影響で日本の治安は悪化したか? げんきんなもので、宮崎駿氏が海外で著名になるにつれて「ルパン三世」も名作に位置づけられていった。

 規制派に付き合っていては日本文化が破壊される。規制派はクレームや禁止ばかり唱えてないで、自分たちで「素晴らしい漫画」でも描いたらどうなんだ! 描けないのであれば、せめて自分らの眼鏡に適う作品を描いている漫画家を身銭きって支援でもしたらどうだ!

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[ 2010/06/14 23:52 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

SUPER☆GiRLS 近頃の現象[四百二十三] 

SUPER☆GiRLS誕生、AKB超える!
 
 大手エンタテインメント会社、エイベックス主催の「アイドルオーディション2010」の最終審査・決勝大会が12日、東京・中野サンプラザで行われた。応募総数約7000人から12人が勝ち残り、新アイドルグループを結成。ステージ上で「SUPER☆GiRLS」と命名された。メンバーは「AKB48を超えたい」と超人気アイドルユニットに、堂々、挑戦状をたたきつけた。(サンケイスポーツ)
 
【雑感】秋葉原のローカルアイドルとして出発したAKB48がスポーツ新聞各紙の一面トップを大きく飾る存在になるとは思わなかったし、あのJポップの牽引車エイベックスが美少女アイドルユニットを企画し小室哲哉氏がオーディションの審査員をやるとは思わなかった。
 
 SUPER☆GiRLS、巨費を投じて最初からAKB48と張り合う売り方ではなく、できれば深夜枠の美少女アニメのスポンサーにエイベックスが参加し、若き日の頃のように小室氏がテーマ曲を担当、それをSUPER☆GiRLSが歌う。ついでに、サイドキャラの声優も任せる。そこでジワジワとオタク関係を中心に知名度を上げてイク。
 火が付いたら、なかなか消えない火になると思うが。 
 
 ところで、秋葉原と並びオタクの町である大阪日本橋に美少女アイドルユニット、てあったかな?
 

 
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[ 2010/06/14 07:38 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

「しんぼる」 知的興奮を楽しもう 

しんぼる」 欧米市場を意識したギャグ映画。
 
 
  
【英題】
【公開年】2009年  【制作国】日本  【時間】93分  【監督】松本人志
【企画】松本人志
【音楽】清水靖晃
【脚本】松本人志 高須光聖
【出演】松本人志(男)  デヴィッド・キンテーロ(エスカルゴマン)  ルイス・アッチェネリ()  リリアン・タビア()  アドリアーナ・フリック()  
         
【成分】笑える 楽しい ファンタジー 不思議 パニック 不気味 知的 絶望的 コミカル 異空閑 メキシコ プロレス 宗教 
     
【特徴】松本人志監督作第2弾。企画・監督・脚本・主演は松本人志氏が務める。
 前作「大日本人」が予想外にヨーロッパでウケ、カンヌ映画祭で評判になった。そこで本作は海外市場を睨んだ作品づくりとなっている。極端にいえば、日本語を解さなくても話が解るように工夫されたつくりである。
 松本人志氏の関西方言による一人芝居とメキシコを舞台にしたプロレスラーのスペイン語による物語が同時進行で進められているのが特徴。全く関連性の無い物語が、佳境で意外なほどあっけない形で交差する。
   
【効能】鮪の江戸前握り寿司が食べたくなる。むかし流行った不条理ギャグを思い出す。知的好奇心と信仰心が刺激される。
 
【副作用】オチにトホホ感あり、虚しい脱力感を感じる。
 
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リサ・ジェラルド TVドラマ評[十二] 

龍馬伝
テーマ曲を歌うリサ・ジェラルドが来日

 
 テーマ曲は同番組のサウンドトラックVol.1(ワーナー)に収録されている。リサは「龍馬は日本人の心の中で愛され、歴史上重要な人物と聞いています。日本人ではない私が歌うことに興味を持った」と振り返る。ドラマの音楽担当で作曲家の佐藤直紀は「龍馬は世界を見ていた。彼女の音楽にはインドやアイルランド、中東、日本的なフレーズすら出てくる。そういうグローバルなサウンドが欲しかった」と起用の理由を明かす。

 彼女の歌は抽象的で、特定の言語で明確に意味を伝えているのではない。以前からこのスタイルで歌うことが多かった。「子供の頃は親から、どうして英語で歌わないのかと言われた。私は、耳には聞こえない、その場にある言葉を感じ、それを歌っている。そこで感じた周波数のようなものをとらえるんです」。そうやって作られた音楽だから、より原初的で純粋で、聴き手の共感を得られるという。(2010年6月10日 読売新聞)

 
【雑感】テーマ曲を聴いた連れ合いは開口一番「森三中が歌っているみたい」だった。
 
 日本語のような雰囲気でいて日本語ではないような、奇妙な歌声だ。なにかの新聞か雑誌の記事で見かけた覚えがあるが、英語でも何語でもない彼女の創作の言葉による歌らしい。坂本龍馬の短い一生がどんなものかレクチャーされてつくりあげた歌らしい。
 
 さて、「龍馬伝」ではついに陸奥宗光が登場、海援隊のメンバーが出揃ってきた感じだ。後に外務大臣になるカミソリ政治家、海援隊では龍馬が「刀を持たなくても食っていけるのはワシと陸奥だ」と言わしめたほどの智将である。
 
 陸奥宗光のイメージは七三頭で顎鬚を生やした怪曽ラスプーチンぽい顔を思い浮かべてしまうが、海軍操練所に入った頃はまだ10代。若き陸奥を演じる平岡祐太氏の扮装や髪型はほぼ当時の陸奥と同じ。自毛で結う髷は見ていて感じ良い。
 
 ところで、陸奥宗光の夫人は美人で有名である。横顔の写真がよく知られており、「龍馬伝」で岩崎弥太郎の妻を演じているマイコ氏に雰囲気が似ている。

陸奥亮子
あまりにも有名な陸奥亮子の横顔写真。撮影当時30代前半、10代で陸奥と結婚しているので、この頃は陸奥夫人として明治の社交界を華やかにしていたかもしれない。

 

 
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タマラ・ド・レンピッカ 晴雨堂の晴耕雨読な日常[三十一] 

タマラ・ド・レンピッカ、関西でも開催

 「美しき挑発 レンピッカ展 -本能に生きた伝説の画家」 好評開催中です!(兵庫県立近代美術館 2010.5.18)
 
東京でのレンビッカ展
東京での展覧会ポスター。緑の服の女性は実の娘キゼットがモデル
 
【雑感】今年の春、東京渋谷でアール・デコの象徴的な画家であるレンビッカの展覧会が催された。5月に東京での展覧が終わって、それが関西にやってきた。兵庫県立美術館で7月25日まで開催。
 
 TVで展覧会のCMが流れた。なんとマドンナの歌がBGM、CM監督はよく理解されている。レンビッカマドンナが尊敬する画家なのだ。
 
 上記紹介のポスターに彼女の代表作が掲載されている。ツバ広帽子に緑のドレスを着た若い女性像だが、パッと見はお洒落なイラストという感じである。
 お気づきのように、妙に艶かしい。乳首や臍や腹筋線が描かれている。ヨーロッパの所によっては、緑の衣装は娼婦を象徴しているともいわれているし。
 
 現代の感覚でもスタイリッシュでセクシー、これがレンビッカの得意とする絵画である。マドンナの志向ともダブるかもしれない。
 
 また、レンビッカの生き方はマドンナの心を動かしたと思う。というのも、レンビッカは自分のプロデュース力に長けたエンターティナーであるからだ。
 レンビッカはポーランドのインテリ階級で生まれ育ったのだが、ポーランドの宗主国のように影響力を発揮した帝政ロシアで青春時代を過ごし、そこで絵画にも描いた美男子の夫を策を労してゲット、帝政ロシアが革命で倒れるとパリへ逃れる。
 パリでは持ってきた財産を切り崩して生活していたが、一大決心をして家計のために画家を志す。私なら現在もそうだが工場で地道に働いて家計を支える、大抵の場合はそんな生き方しかできないし、それが一番硬い。ところがレンビッカはそんな発想はしない。手に職があるわけでもなく、肉体労働をする体力もない、画家が自分のスタイルにあったからという程度で、昔から絵が好きで画家を志していた訳でもない。
 
 彼女はどうも一から絵を学びモノにしたようだ。また新基軸の表現も、当時流行っていたアール・デコ調を取り入れて、刺激的に売れそうなスタイリッシュな絵を描いた。藝術的野心というよりは、自分を高く売り込み鑑賞者を楽しませる、そういう志のような気がする。当時の彼女のスタイルはグレタ・ガルボそっくりの映画俳優みたいな華やかさで演出していた。
 ステージで勝負してきたマドンナにとって、レンビッカは尊敬する大先輩かもしれない。
 

 
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蓮舫(3) 近頃の現象[四百二十二] 

内田裕也、蓮舫行政刷新相にエール
「ロックの魂を感じる」


 菅直人新首相(63)は8日、内閣の顔ぶれを正式発表。目玉の1人が、行政刷新相に起用された蓮舫参院議員(42)だ。ロックミュージシャン・内田裕也(70)は、「ロックの魂を感じる」とエールを送った。(スポーツ報知)
 
【雑感】嫌でも蓮舫大臣が内閣の要になってしまうだろう。
 
 失礼ながら環境省や消費者庁といった比較的目立たない役職ではなく政権花形の肝煎り行政刷新担当を、失礼ながら元クラリオンガール・当選1回生議員・41歳、従来の政界であれば実権の無い人寄せパンダの数合わせのアイドル議員扱いでしかなかったポジションの人間が就任するのだ。明らかに異例の大抜擢である。
 
 クラリオンガールのオーディション風景はよく憶えている。一人、チャイナドレス姿で流暢な中国語で自己紹介する若き蓮舫氏、当時の私は中国かぶれだったのでファンになった。それに巨乳よりスレンダーが好きだ。審査員も私と同じ想いだったかどうかは解らないが、巨乳アイドルを輩出していたクラリオンガールでは異例のスレンダー蓮舫が選ばれた。
 彼女の写真集はあまり売れなかったとの噂だが、私は迷わず購入した。

 他のクラリオンガール応募者と違うスタイルで勝負した蓮舫氏は頭の回転が速い印象を受けた。やはりというべきか、ほどなく曲者芸人が多数出演しているバラエティー番組の司会役というか仕切り役を行うようになる。ベテランの芸人たちとも対等に喋りができる、そんなグラビアアイドルの先駆者かもしれない。
 やがて、彼女は芸能からマスコミ方面へ舵を切り、政界へ進んだ。ここでも単なる可愛らしい人寄せパンダに終わらず、ほどなく民主党東京都連の責任者となり、前の都議会選挙では仕切り役をやっていた。ただの数合わせ議員では担当できない仕事である。
 
 菅内閣にとって要だろう。他の政策でサッパリでも蓮舫氏がシッカリしていたら、それなりにカッコがつく。しかし逆に岡田氏(外務)・野田氏(財務)・前原氏(国交)・長妻氏(厚労)が善戦していても、一番目立つ蓮舫氏がコケたら内閣のイメージは壊れる。
 

 
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[ 2010/06/09 15:07 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

街路樹の虫 近頃の現象[四百二十一] 

街路樹の虫に恐々 
苦情10年で倍増 仙台・泉区役所

 
 多くの街路樹を抱える仙台市泉区役所が、夏を前に住民から寄せられる虫の駆除要請に戦々恐々としている。街路樹に付く虫の多くは「不快害虫」で素手で触れなければ害はない。それでも、「緑は好きでも虫は嫌い」という住民の苦情は増える一方で、手間や費用が増大している。(河北新報)
 
【雑感】緑があれば虫がいるのは当たり前! がたがた文句いうな! 愚か者! と怒鳴りたいですね。
 
 無農薬野菜を買うているが、虫やナメクジがついているのは今でも気持ち悪い。人の心は身勝手です。
 

 
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[ 2010/06/08 19:26 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

常用漢字 近頃の現象[四百二十]  

常用漢字29年ぶり改定へ 
パソコン変換普及で 
「俺」「鬱」など196字増


 文化審議会は7日、漢字使用の目安である常用漢字表に「俺」「鬱」など196字を追加し、「匁」など5字を削除して2136字とする改定案を了承し、文部科学相に答申した。年内にも改定常用漢字表が告示される見通しで、1981年に現行表が制定されて以来、29年ぶりの改定となる。(時事通信)

【雑感】小学生の頃、当時は「常用漢字」ではなく「当用漢字」だった。意味は大きく違う。

 「常用漢字」は常に用いる漢字であり、「当用漢字」は当分は用いる漢字である。つまり、常用漢字とは使用頻度の高い漢字を選抜したニュアンスなのだが、当用漢字とは将来的に漢字を廃止することを前提に選ばれた字なのである。いきなり全廃では社会が混乱するから、とりあえずこの字は暫く使っておきましょう、他は廃止なので正式な公文書には使用禁止です、という性格のものである。
 それがいつの頃からか「当用漢字」から「常用漢字」に変更された。この変更は漢字廃止を諦めた瞬間である。

 私は漢字廃止は断固反対の立場である。文化の損失であり、日本人の「国民性」をつくりあげた一要素を失うことは、日本人らしさの喪失につながる。
 欧米の田舎では、ローマ字とアラビア数字しか知らぬまま一生を終える人が多いだろう。日本では漢字の他にカタカナや平仮名、ローマ字やアラビア数字、場合によってはギリシア文字も覚えなければならない。学習負担だと主張する人がいるが、それならばローマ字しか使わない地域で識字率が低い国々が未だ多いのは何とする? 学習負担が少ない分が教育環境の悪さをもっと相殺してもよいではないか。

 私はローマ字とアラビア数字しか知らない大多数の欧米人より幸せと思っている。これは世界中の国々の叡智を取り入れ自分のものにしてきた「日本人らしさ」の根幹でもあるのだ。

 それから大昔に聞いた話だが、いま日本の漫画・アニメが世界中でウケいる。オタク文化は日本の重要な輸出文化となっているが、脳にとって漢字を読む行為は絵を見て吹き出しの台詞を読むのと同じ働きがある。日本で漫画がこれほどまで発達した要因、洋画を吹替よりも字幕が喜ばれる文化は、日本人の漢字文化に起因しているのである。

 韓国では一応使用漢字が約1200字ほど定められているが、使用されることは殆ど無い。日本語や中国語習得者にほぼ限られている。60年代から70年代にかけて君臨した朴正煕大統領の国粋的政策で漢字は廃止の方向に進み、私が学生時代はまだ人名や地名、年月日や曜日くらいは漢字で書いていたし、新聞は見出しや地名・人名は漢字だったので韓国語を知らなくても大よその意味は把握できたのだが、今は全くといってよいほど漢字表記はしない。
 せっかくのメディアを廃止するのは、私の感覚では勿体無い。金大中政権のときに中国や日本との交流のメリットから漢字全廃への道はとらない事にはなったようだが。



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[ 2010/06/07 17:31 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

「沈まぬ太陽」 人生をふり返ろう 

沈まぬ太陽」 久々の本格邦画。
 
 
  
【英題】
【公開年】2009年  【制作国】日本  【時間】202分  【監督】若松節朗
【原作】山崎豊子
【音楽】住友紀人
【脚本】西岡琢也
【出演】渡辺謙(恩地元)  三浦友和(行天四郎)  松雪泰子(三井美樹)  鈴木京香(恩地りつ子)  石坂浩二(国見正之)  香川照之(八木和夫)  木村多江(鈴木夏子)  清水美沙(小山田修子)  鶴田真由(布施晴美)  柏原崇(恩地克己)  戸田恵梨香(恩地純子)  大杉漣(和光雅継)  西村雅彦(八馬忠次)  柴俊夫(堂本信介)  風間トオル(沢泉徹)  山田辰夫(古溝安男)  菅田俊(志方達郎)  神山繁(桧山衛)  草笛光子(恩地将江)  小野武彦(道塚一郎)  矢島健一(青山竹太郎)  品川徹(龍崎一清)  田中健(井之山啓輔)  松下奈緒(樋口恭子)  宇津井健(阪口清一郎)  小林稔侍(竹丸鉄二郎)  加藤剛(利根川泰司)
         
【成分】泣ける 勇敢 知的 切ない かっこいい 1970年代~80年代 
     
【特徴】
   
【効能】
 
【副作用】
 
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菅直人 近頃の現象[四百十九] 

緊急世論調査、菅新首相の支持率62.4%
 
 NNNが4~6日に行った緊急世論調査によると、菅新首相の支持率は62.4%で、鳩山内閣発足時の内閣支持率(67.7%)に迫る数字となった。約20%にまで落ち込んでいた鳩山内閣の支持率から一気にV字回復した結果となった。(日本テレビ)
 
【雑感】う~ん、世論というのはまこと気まぐれというか単純というか、道義的に正論を考えたら支持率がこんなに極端に上向きになるのは奇怪なのだが。
 
 本来なら総理の顔が代わっただけ、しかも新任の総理は前内閣で副総理を務めた人、つまり鳩山政権では鳩山由紀夫氏と小沢一郎氏と同等の責任を有する立場だから、本当はこんな高支持率は異常なのだ。
 
 とはいえ、最大野党自民党よりはフットワークの軽さを見せた。
 まず、私が自民党総裁なら早急に鳩山内閣に対して不信任案を出す。さすれば民主党側は否決せざるを得ない。そうなると民主党側は国会で信任したはずの鳩山氏を総理から降板させる訳にはいかないから、昨年の麻生太郎氏のように逆風の中で選挙を闘う事になる。選挙直前になって鳩山氏を安倍晋三氏のように病気で降板させる手は残っているが、それでも心証が悪い。かなり民主党の退路を断ち追い詰めることができたはず、なのにそれをやらないというのが不思議だ。
 
 という状況を考えたら、鳩山由紀夫氏の辞任は党の利益だけを考えたらかなり計算高い。辞任表明の演説で、小沢一郎幹事長を道連れにした他、同じく金銭疑惑の小林千代美議員にも睨みを利かせた。小林氏は労組畑出身、党の主要支持勢力にも釘を刺すことになる。自民党の先手を打ったことは間違いない。
 「総理」の判断としてはあまりにもスケールがないが、やっと強力なリーダーシップを発揮したことを内外に魅せた。やればできるのに・・。
 
 管直人氏の人事も今のところ順調とみたほうが良いだろう。対抗馬の樽床伸二氏をすぐさま国対委員長に抜擢するなど、自民党総裁の谷垣禎一氏が対抗馬の河野太郎氏をすぐには起用せずさんざん批判された末に幹事長代理にしたのとは大きく違う。
 また40代前半の蓮舫氏を行政刷新担当大臣というのは「仕分け人」業務の継続性があるとはいえ大抜擢だろう。いきなり難しくて目立つポジションに振り分けられた。席順からいって消費者・少子化担当だったはず、かなり失礼で差別的発言になってしまうが事実として消費者・少子化担当相は若手女性政治家の初入閣ポストだからだ。
 
 なにより、菅直人氏自身の経歴が歴代の総理の中で異色だ。鳩山由紀夫氏は典型的な政治家一族の出だが、菅氏は世襲議員でもなければ官僚出身でもない。自民党の政治家の下で書生をやっていた訳でもない。もっとも総理の椅子から遠いはずの普通のサラリーマン家庭に育ち市民運動出身者だ。
 民主党が結党して間もない頃、知人からチラシをもらった事がある。そこには「菅直人を総理大臣にしよう」と書かれていたが、私は「100%無理」と思った。それが12年後に実現するとは・・。
 
 菅直人内閣が今年の9月で倒れたら、いよいよ危ない。
   

 
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[ 2010/06/07 01:59 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)

「イル・ベント・ エ・ レ・ ローゼ 愛するということ」 ゴージャス気分を楽しむ時に〔7〕 

イル・ベント・ エ・ レ・ ローゼ
愛するということ」 
成人女性のゴージャスファンタジー

 

左はDVD、右はBlu-ray 
  
【伊題】IL VENTO E LE ROSE
【英題】The Awakening of Love
【公開年】2009年  【制作国】日本国 伊太利  【時間】73分  
【監督】エリーザ・ボロニーニ
【原作】叶恭子
【音楽】書上奈朋子
【脚本】
【言語】イタリア語 イングランド語
【出演】叶恭子(KOKO)  マリア・コッキャレッラ・アリスメンディ(ジョルジャ)  ラファエッラ・パニーキ(ジョルジャの祖母)  アントニオ・マテシッチ(紳士)  アレッシオ・シーカ(-)  パリデ・モッチャ(-)  アレッサンドロ・カラブロ(アンドレア)  ヴィンセント・パーパ(-)
         
【成分】ファンタジー ゴージャス 不思議 セクシー 官能 イタリア イタリア語 
     
【特徴】叶恭子氏の著作を元に実写映画化。全編オールイタリアロケ。スタッフは監督以下全て女性で制作。
 成人女性のためのファッショナブルでゴージャスな官能的映画。叶恭子氏のセックスを美しく描写している。
   
【効能】ゴージャスで官能的なファンタジーで萌え。
 
【副作用】女性を対象にした作品なので、男性には物足りなさと拍子抜けを感じる。
 
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「ザ・コーヴ」(4) 近頃の現象[四百十八] 

ザ・コーヴ」都内上映館ゼロに
 
 和歌山県太地町のイルカ漁を批判的に取り上げた米ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」(ルイ・シホヨス監督)の上映中止問題で4日、東京と大阪の2館も中止を決め、東京都内での上映館はなくなった。2年前にドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止が相次いだ際は、街宣活動実施後に中止が決定されたが、今回は抗議活動の予告だけで中止の動きが広がり、表現の自由の萎縮(いしゅく)を懸念する声が上がっている。(毎日新聞)

【雑感】ザ・コーヴ」は太地町民に対する名誉毀損の疑いがある悪意に満ちた作品だが、威圧でもって上映中止に追い込んでは、かえって制作者側に錦の御旗を与える事になる。

 制作者側は何の痛痒も感じない。それどころか、鬼の首でもとったかのように狂喜し、「鯨やイルカを殺戮して食べる野蛮な日本人によって弾圧を受けた」「彼らの野蛮な弾圧こそ、我々の主張の正しさを証明している」などと喧伝する機会を与えることになるのだ。

 愚かな行為だ。言論には言論、映画には映画だ。太地町の名誉を回復し、きゃつらへの反論と批難をテーマにした映画を何故つくらん? 安易な手を使いよって。
 
 それとも上映中止を求める「市民団体」は、日本人団体を装ったシホヨス監督の回し者か、グリーンピースやシーシェパードの友軍なのか? 彼らが馬鹿でないのなら、シホヨス監督の同盟者ということになる。
 

 
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[ 2010/06/04 22:55 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(8)

鳩山由紀夫(5) 近頃の現象[四百十七] 

「仰ぎ目」と「泳ぎ目」 
前日の親指立て「強がりか勝ったふり」
パフォーマンス学から分析


 鳩山由紀夫首相を含め、数多くの国会議員にスピーチ指導をしてきた日大芸術学部の佐藤綾子教授(パフォーマンス学)は鳩山氏の早期退陣について、首相就任前と後で、「夢」や「理想」「迷い」を表す顔の表情を変えられなかった点が響いたとの見方を示す。
 佐藤教授は過去20年の鳩山氏の演説を分析。上を見つめる「仰ぎ目」は夢や理想を語るとき、目を左右に動かす「泳ぎ目」は自信がないときや迷いがあるときに多くみられるといい、鳩山氏は以前から仰ぎ目と泳ぎ目の回数がほかの議員に比べて多かったという。
 佐藤教授は、オバマ米大統領が就任前の演説ではドリーム(夢)やチェンジ(変革)など理想を語る言葉を連発させる一方、就任後はほとんど使わず、代わりに義務や責任という言葉を多用していたと指摘。
 その上で「実力と表現力が求められる政治家、特に一国の指導者は立場に応じて顔の表情や言葉の選択を変えないといけないが、鳩山首相は泳ぎ目も仰ぎ目も言葉の選択も変わらなかった。いわゆる“いい人”で、子供がそのまま大人になったような好人物だが、そこが弱く、無理があったのではないか」と話す。

 また、前日の小沢一郎幹事長らとの会談後、鳩山氏が左手の親指を立てた仕草については「強さと勝利を表すものだが、普通は心臓より高い位置でやるもの。胃袋付近でやっていたので強がりか勝ったふりをしていたのだろう」と分析した。
 さらに、これまで続投への意欲を示してきた鳩山氏について、「エネルギーを表す腕の動きがなく、気が弱くなっているときに出る下からすくい上げるような目つきが出ていた。言葉とは裏腹に、内心では弱っていたことがうかがえた」と話した。(産経新聞)

 
【雑感】執筆中
[ 2010/06/03 07:36 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

鳩山由紀夫(4) 近頃の現象[四百十六]  

「人間としてつぶやきたい」 
ツイッターで辞任報告―首相

 
 鳩山由紀夫首相は2日夜、ツイッター(簡易ブログ)で「本日、総理の職を辞する意思を表明しました」と報告した。「これからは総理の立場を離れ、人間としてつぶやきたい。引き続きお付き合いください」としている。首相の重責から解放され、ホッとしているようだ。(時事通信)
 
【雑感】深いため息しかない。なんや、けっきょく辞めるのか・・。
 
 マスコミはげんきんだ。鳩山氏が続投に意欲を見せていたときは、いつ辞める? さっさと辞めんかい、と言わんばかりの論調だったのに。ここ数日、鳩山氏が小沢一郎氏らと話し合いをやっていたら、辞める段取りの話し合い、あるいは鳩山氏を辞めさせるための説得、といった具合に決めてかかっていた。
 いざ、鳩山氏が辞意を表明したら、「突然の辞意」だと。何が突然だ、予定通り、期待通りだろうが、ぬけぬけと。マスコミの論調はいい加減だ。
 
 鳩山由紀夫氏の退陣は対外的にあまり心証は良くない。国政の最高責任者が1年も経たないうちにコロコロ代わっては、国際社会での首相発言が軽くなってしまう。国連で拍手喝采を受けた地球温暖化に関する演説は忘却のかなたか。
 次ぎの首相はせめて1年以上もたさなければ。この20年で何人首相が代わっているというのか。
 

 
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[ 2010/06/03 00:54 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)

辻元清美(2) 近頃の現象[四百十五] 

辻元副大臣の辞任、閣議で了承
 
 政府は31日午後の持ち回り閣議で、辻元清美国土交通副大臣の辞任を了承した。同氏は社民党の連立離脱決定に伴い、同日昼に前原誠司国交相に辞表を提出していた。
 平野博文官房長官は同日午後の記者会見で、後任について「できるだけ早く選ばないといけない」と述べた。(時事通信)

 
【雑感】前原誠司氏と辻元清美氏は、国防問題についてはタカ派とハト派、前原氏は自民党の右派的な考え方であり辻元氏は伝統的な9条護憲主義者だ。
 しかし、自民党の土建行政については2人の考え方はほぼ一致する。土建業界に銭を落とす目的のダム乱造に、前原氏も辻元氏も反対の立場で動いてきた。
 そういう意味で前原氏の八ッ場ダム中止発言は、辻元氏から見れば「おっ、すごい。この人やるやん」と敬意を抱くだろうと思う。
 
 社民党の連立離脱によって個人的に残念なのは、この前原誠司氏と辻元清美氏のコンビによる国交省改革の進捗をもう見ることができない事だ。鳩山首相の指導力不足が声高に叫ばれる中では、国交省改革はまだ健闘しているほうだろう。鳩山氏と福島氏の関係が悪化する中で、前原氏と辻元氏の関係は辞表提出のセレモニーや記者会見から良好だったことが窺われる。また、2人の支持者層も市民運動畑出身者が多く、双方の陣営に顔を出している人もいるかもしれない。
 いずれは社民党離脱の時が訪れるだろう、そんな事は世論も関係者も予想していた。離脱の直接の原因は沖縄問題になるだろう事も政権発足時から多くの人が予想していた。それでも、まだ1年にも満たない時に仕事を辞めなければならないのはさぞかし辻元氏は無念に違いない。そして前原氏にとっても土建問題に関しては貴重な僚友だったはずだ。
 夏の参院選があるので、それまでは社民党は離脱しないし、鳩山由紀夫氏も離脱させない形に調整するだろう、そんな希望的観測を信じての職務だったかもしれないが。
 
 ふと思い出したことがある。辻元清美氏の後援集会に参加した知人から聞いた話だが、ゲストに当時長野県知事だった田中康夫氏がやってききて、パートナーシップを示すため周囲に促されて田中氏と辻元氏は橿上で抱擁したそうだ。その時の辻元氏は非常に困惑した愛想笑いで、できるだけ身体を密着させまいといった遠慮がちな抱擁と言っていた。
 これが事実なら、今回の副大臣辞表提出セレモニーで、「受け取りたくはないのですが・・」という前原氏との抱擁はさほど硬さも無く自然だった。
 面白い・・。


 
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[ 2010/06/01 16:02 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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