ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。
月別アーカイブ  [ 2011年04月 ] 
≪前月 |  2011年04月  | 翌月≫

浅田真央(26) フィギュアスケート[六十六] 

安藤美姫 4年ぶりに世界女王の座に復帰
 
 五輪金メダリストを破り、4年ぶりに世界女王の座に復帰した。30日に当地で最終日を迎えたフィギュアスケート世界選手権は、女子フリーでショートプログラム(SP)2位の安藤美姫(トヨタ自動車)が130.21点をマーク。合計195.79点で、SP1位だったバンクーバー冬季五輪金メダルの金妍児(キム・ヨナ=韓国)を抜き、2回目の優勝を果たした。(毎日新聞)
 
【雑感】表彰台で見せた金妍兒選手の涙はどういう意味があるのだろうか? 悔し涙の様でもないし、かといって嬉し涙にしては合点がいかない。また、いろいろ憶測が飛び交うだろう。
 
 1位と2位との差は殆ど無い。また2人とも今大会では抜群の安定感を誇った。演技の安定感もさることながら、選曲と振付とジャンプの絡め方も上手い。他の選手は「スポーツ競技」を観ている感があるが、この2人は氷上の舞踊を観ている錯覚を抱く。衣装もよく似合っている。
 
 しかし妍兒ちゃんは凄い。表情の出し方や手や指の動きが滑らかでしなやかだ。彼女が登場すると戦慄をおぼえる。今回は黒の衣装なので余計に妖艶に見えてしまう。真央ちゃんの場合は「成功してくれ」と祈りながら観てしまうのだが、妍兒ちゃんは東洋の魔女が現れるようなオーラを感じてしまう。他の選手には無い独特の雰囲気だ。それが韓国伝統音楽をアレンジした曲と合っている。
 
 真央ちゃんの172点台、表彰台は無理だな、6位あたりかな、と思ったらその通りになった。最近の女子フィギュアは200点前後を取らなければいけない。表彰台の常連だった子が登らなくなるのは切ない。
 特にあからさまなミスは無かったように見えたのだが、点数が伸びない。大会前は真央ちゃん妍兒ちゃんの一騎討ちとの予想もあったが、水をあけられている感じがする。それどころか、村上佳菜子選手に追い抜かれてしまうかもしれない。
 
 もっとも、ミキティもかつて4回転を跳んで世間の注目を一身に浴び、CM出演も増えてフィギュアスケートで最も目立つ選手になったのも束の間、長い低迷期に入って、代わりに注目を掻っ攫ったのが真央ちゃんだった。以後、女子フィギュアは4・5年ほど真央ちゃんを中心に回り、ミキティはその風下に立つだけでなく脱臼や腰痛に加えてモロゾフコーチとの関係まで噂されてきた。
 伸び盛りの村上佳菜子選手の風下に真央ちゃんが立つ事もありえるだろう。しかし真央ちゃんも本来は孤高のキャラ、弥勒菩薩のような表情で春の妖精のように軽やかに舞うのが魅力である。溌剌としたアヤヤ顔でファンキーな佳菜子ちゃんでもなければ、ときおり阿修羅になる妍兒ちゃんでもない。ミキティでは軽やかな妖精は無理。 
 
 是非、コーチは真央ちゃんのブランドを前面に引き出した構成で勝負してほしいものだ。
 
 ところで、当ブログの左上コーナーに浅田姉妹のバナーを出していたのだが、バナー元の「OLYMPUS Mai & Mao Channel」が4月28日をもって閉鎖となってしまった。よってバナーは配信されない。紙がめくれる様に少しずつ開いていき、夏のノースリーブ姿や冬のダウンジャケット姿などの舞・真央姉妹の写真が現れる、これは私自身も気に入っていたのに、表彰台から御無沙汰の真央ちゃんと重なるので何だか寂しい。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
スポンサーサイト

キャンプの勧め 晴雨堂の晴耕雨読な日常[五十三] 

キャンプで備えよう
 
【雑感】今日の朝日新聞生活欄で、防災力をキャンプで身につける事を提案する記事があった。

 阪神淡路大震災の時もキャンプ用品やアウトドアの技術は脚光を浴びた。私も昔とった杵柄、若い頃はチャリンコで日本一周をやった経験があるし、当時使っていた道具もある。主のものを挙げると、
 
ダンロップの3人用テント・・テントはマイナス1人で勘定しなければならない。2人用では実質1人。3人用は2人用より数百グラム重く登山なら問題があるが、チャリンコに乗せるのであまり影響は無い。
 
寝袋・・ダクロン繊維(糸の中に空気が入っている化学繊維)の厳冬期用。羽毛の三分の一の価格で購入。首周りがスッカリ垢で真っ黒になってしまった。
 
シェラフカバー・・寝袋のカバー。夜露から寝袋を濡らさないために用いる。ゴアテックス製。真夏なら掛け布団に使う。
 
ウレタンマット・・片方に銀色のアルミを蒸着させているマット。テントの床に敷く薄手の2畳ほどのモノと寝袋の下に敷く厚手のモノの2種類用意。これで冷たい地面でも大丈夫。
 
カメラマンベスト一眼レフを持って旅をするのが好きだったから購入した。ポケットが多い収納力が魅力。20年以上も使っているのでボロボロだ。
 
コールマン・ピーク1・・ガソリンを燃料にするコンロ。火力が強く、真冬でもプレヒート(着火剤)無しで火が着く。本来は精製されたホワイトガソリンを使うのだが、私はケチってレギュラーガソリンを使っていた。それでも半年以上は根詰まりすることなく使えた。予備のノズルがあれば完璧。
ただ、旅仲間からはときおり安全性に不安があることを指摘されていて屋内での使用は危険。消防法が改正されて現在ではレギュラーガソリンの小売はできないので、私が旅をしていた頃よりやり難い。
 
兵式飯盒・・飯を炊くにはこれが一番、と根強い人気を誇る野営用飯炊き鍋。しかし飯盒よりもコッヘルのほうが便利が良い。これは有っても無くてもいい。
 
コッヘル・・登山用の携帯鍋。多くは大鍋・小鍋・フライパン(浅底鍋)の3点セットになっている。この鍋でも飯は炊ける。旅をしていたとき、飯盒で飯を炊き、コッヘルの大鍋で味噌汁をつくり、小鍋を飯茶碗に飯盒の蓋を皿にして食事を摂った。キャンプでは最も使用頻度が高い。
 携帯用オタマをもっていたが紛失。現在はシェラカップかアルマイトの軽量カップで代用。
 
スプーンセット・・スプーンとフォークとナイフと箸がセットになっている。現在、日常の食器に使用、ナイフはバターナイフに転用されている。
 
スイスアーミーナイフ・・私が持っているのは銀色のスイス軍正式ナイフと、赤のアウトドア用キャンパーという種類。いわゆる十徳ナイフのようなもの。
 これ1つあれば、包丁・缶切・栓抜・マイナスドライバーなどに使える。が、あくまで予備装備として認識したほうが良い。缶切や栓抜は別にあったほうが便利。また何十種類の道具が備わってるナイフは、便利そうだが持ち難い。それに使いこなせない。私が持っているナイフのほうが堅実だ。
 
ヘッドランプ・・これは重宝する。私が持っているのは80年代のタイプだから大きいし暗いし電池がもたない。LEDの最新タイプなら驚くほどコンパクトで明るいし電池ももつ。我家では取り敢えずドイツ製最新型を購入して連れ合いにやった。

 複数のライトを持つと良いだろう。ラジオとライトが一体になっているものやペンライトなど。ヘッドランプの電池が切れたり故障したり紛失する事もありえるので他の機材で代用できるようにするのも大事だ。暗い場所では手先が見えにくいので、食事の用意などで不自由する。
 

 他、致命的な不自由ではないが、ジワジワとストレスになるので、防災セットに耳掻きや爪切りの類いはあって良いだろう。野営生活や避難生活が長引くと気になってくる。
 勿体無いかもしれないが、トイレットペーパーも便利だった。尻を拭く以外に食器を洗う時にも使った。油とりに重宝したものだ。


 ゴールデンウィークは御家族でキャンプをされる事を勧める。キャンプといっても快適に発電機を持ちこんだオートキャンプをやったのではあまり意味が無い。「電気の無い生活」を体験し、被災地生活の演習とするのだ。電気使用はせいぜいラジオくらいに留める。
 やはり、貧乏なキャンプを経験するのとしないのとでは大きな違いがある。私は野晒しの地べたでも眠る事ができるのは、青年時代に体験した旅行のおかげだ。

 
 偉そうにキャンプの勧めを説いたが、実は私のアウトドア能力は高くない。レジャーとしてではなく貧乏旅行としてやったので、キャンプ料理というものをあまりやった事がない。バーベキューは下手糞だ。だから職場のバーベキュー大会などでは私を「デキる男」と見られてしまうので困惑してしまう。
 なにしろ、独りで旅をしてきたからお洒落ではない。他人に食わす訳ではないので飯も少々腐っていても気にしなかった。朝に飯を炊いて半分食べ、昼に味噌と水を足して雑炊にして半分食べ、晩にまた水を足してお粥にする、真夏では明らかに悪臭が発生していた。週の真ん中でスパゲッティ(パスタは半分に折って茹でる)をつくり、週末にカレーをつくるよう努めたが、基本的に粗食だった。
 粗末な食事で、1日8時間くらいはチャリンコを漕いでいたので、晩は気を失うように寝入った。
 
 そこまでマニアックなキャンプをする必要はないが、不自由な生活を少しだけ体験すれば、多少は心の余裕もできるだろう。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。

安藤美姫(2) フィギュアスケート[六十五] 

安藤、女王奪還へ態勢整う

 元世界女王の「意地」を見せた。安藤美姫(トヨタ自動車)がSPですべてのジャンプに成功。三つのスピンもすべて最高のレベル4評価を得て、日本勢トップの2位でフリーに進んだ。現地入り後、なかなか調子が上がらなかったが、試合前、師事するニコライ・モロゾフ・コーチの「楽しむことがすべてだよ」という一言が、落ち込みがちだった安藤を試合モードに切り替えた。(毎日新聞)
 
【雑感】試合前は調子が悪いとこぼしていたらしい安藤美姫選手だったが、安定した演技。以前の低迷期とは別人のような貫禄を見せている。久々に登場した金妍児選手も最初のジャンプで若干のぎこちなさがあったものの相変わらずの妖艶な演技。
 
 前評判では、浅田真央選手と金妍児選手との一騎討ちを期待していたファンは多かったろうが、真央ちゃんは出遅れた。
 少し気になったのは、ミキティにしろ妍児ちゃんにしても体型に変化がない。低迷期では肩の三角筋が分厚く逆三角形になり太腿も太くなって些か重量感を感じる逞しさになりつつあったミキティだが、演技が安定してからは体型も現在のスレンダーに安定している。
 妍児ちゃんもオリンピック以降は激太り情報が飛び交っていたが、それが事実ならばピーク時のコンディションに見事戻している。
 
 真央ちゃんの変化が少し気になる。ジャンプが飛べなかった時期は、前にも指摘したが妙に肩周辺の広背筋・三角筋などが逞しくなっていて、なんだかボディビルでもやっているような雰囲気だった。
 ところが今大会では痩せている。というより痩せ過ぎているような印象を持つ。真央ちゃんは身体がスレンダーでも、顔はどちらかといえば面長ではあるが童顔で頬や顎は少しぽっちゃりしているのだが、頬や顎のあたりがスッキリし過ぎているというか、ゲッソリしているというか。
 ジャンプのキレを良くし衝撃を和らげるために痩せたのだろうか?
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。

漫才コンビ・オセロ(3) 近頃の現象[七百三] 

休養宣言のオセロ中島 
占い師に心酔しすぎて相方・松嶋と衝突

 
 オセロ中島知子(39)が4月9日から3週連続で生放送『知っとこ!』(TBS系)を欠席。25日には、中島が事務所を通して、「しばらくの間休ませて頂き、早く復帰できるよう治療に専念したいと思っております」と“休養宣言”した。しかし、この裏には深刻な事情があるという。事務所関係者はこう話す。

「当初はインフルエンザだったということですが、所属事務所も“体調不良”といっており、さらに復帰時期は未定で病状も不明。よほどのことなんでしょう」

 テレビ関係者によると、今回の休養の理由のひとつには、中島が信頼する占い師の存在があるという。

「心酔する占い師が数年前からいるんです。占い師のアドバイスが原因で、松嶋と怒鳴り合いのケンカまでしたこともあるようです。スタッフなどの意見も聞かず、占い師のいうことだけを考えて行動するようになってしまったようです。それでどんどん孤立していったんでしょうね」(NEWS ポストセブン)

 
【雑感】片や病気で片やオメデタで、当分オセロは休業か? (執筆途中)
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/29 13:50 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

2011年世界選手権男子フィギュア(2) フィギュアスケート[六十四]  

世界フィギュア 高橋「ソチ目指す」

 28日のフィギュアスケート世界選手権。2連覇を目指していた高橋が、アクシデントに見舞われた。冒頭の4回転トーループを跳ぶ際、左足のスケート靴のかかと部分を留めるビスが外れ、演技を中断。規定の3分以内に修理を終え、何とかリンクに戻ったものの、一度終わった演技項目をやり直すことは認められていないため、4回転抜きの構成になってしまった。(毎日新聞)
 
【雑感】バンクーバーでは信成君の靴紐が切れた事に驚いたが、ビスが外れることもあるのか。しかしこのアクシデントのおかげで、高橋大輔選手にソチへの野望が燃え盛ることになったか。パトリック・チャン選手(陳偉群)の躍進とスケート靴のアクシデントは、現役続行について含みを持たせていた高橋氏に決心を迫ったといえよう。
 
 小塚崇彦選手は高水準で安定、同門に事実上日本フィギュアの第一人者といってもいい浅田真央選手が入ったから良い意味で影響を受けているに違いない。信成君はまた失速か、規定違反て、そんなんアリか?
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。

「ロビン・フッド」 ストレス解消活劇〔78〕 

ロビン・フッド」 
歴史的背景に忠実な冒険活劇。

 
 
  
【原題】ROBIN HOOD
【公開年】2010年  【制作国】亜米利加 英吉利  【時間】140分  
【監督】リドリー・スコット
【原作】
【音楽】マルク・ストライテンフェルト
【脚本】ブライアン・ヘルゲランド
【言語】イングランド語 一部フランス語
【出演】ラッセル・クロウ(ロビン・ロングストライド)  ケイト・ブランシェット(マリアン)  マーク・ストロング(ゴドフリー)  ウィリアム・ハート(ウィリアム・マーシャル)  マーク・アディ(クック修道士)  オスカー・アイザック(ジョン王)  ダニー・ヒューストン(獅子心王リチャード1世)  アイリーン・アトキンス(アリエノール・ダキテーヌ)  ケヴィン・デュランド(リトル・ジョン)  スコット・グライムズ(ウィル・スカーレット)  アラン・ドイル(アラン・ア・デイル)  レア・セドゥー(イザベラ)  マックス・フォン・シドー(サー・ウォルター・ロクスリー)  マシュー・マクファディン(-)  ダグラス・ホッジ(-)  ロバート・パフ(-)  ジェラルド・マクソーリー(-)  サイモン・マクバーニー(-)
  
【成分】笑える 楽しい 悲しい スペクタクル ロマンチック 勇敢 かっこいい 13世紀前期 イングランド
                     
【特徴】いわゆる、ロビン・フッド誕生秘話というべき物語。子供向け時代劇に登場する軽快に弓矢を射る若き義賊ロビン・フッドの姿は無い。
 時代背景については史実に配慮した構成になっている。典型的な悪役で描かれがちのジョン王はけっこう現代人にも共感できる人間臭いキャラに描かれていて好感が持てる。
    
【効能】単なる下級弓兵が騎士に化ける、これから就職活動をする方々にはハッタリや売り込みの参考になる?
 
【副作用】溌剌として若々しいロビンが居ないので不満。
 
下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。記事に直接アクセスした場合は、この行より下がネタばれになりますので注意してください。

海江田万里 近頃の現象[七百二] 

海江田経産相、
東電役員の報酬「さらなるカットは当然」

 
 海江田万里経済産業相は28日の会見で、東京電力が示した役員報酬の一律減額について、「さらなるカットは当然」と述べた。監督官庁が役員報酬について触れるのは異例。この発言を受けた東電役員の対応が注目される。(レスポンス)
 
【雑感】役員全員無給で奉仕せよ、という意見は根強くある。私もそれには賛成だ。海江田万里氏はそれら感情を考慮しての発言なのだろうと思うのだが、どうも引っかかる。これが枝野官房長官の言葉ならば、まだ納得できるのだが。
 
 というのも、今回の原発事故では地震発生後の対応について様々な問題が指摘されているが、それ以前に施設のシステム老朽化と地震対策への甘さも以前から指摘されていたという。
 原発建設のプロセスを思い出そう。東電が勝手に1人で原発建設はできないのだ。建設にあたって様々な許認可が必要になる。施設全体の設計図や事故防災対策など全てを東電だけで決めて発信させる事はできない。必ず原子力安全・保安院のチェックと許可が必要なのである。保安院にも責任があるのだ。
 では保安院はどこに所属する機関なのか? 上部官庁は経済産業省である。つまり海江田氏はそのトップである。
 
 法的手続きがいろいろあるだろうが、手順として「私も監督省庁の長としての報酬を全額カットする。東電にも考えてもらいたい」でなければならない。
 海江田氏はご自分の報酬については何といっているのだろうか?
 
 どうも菅政権の面々は、一生懸命やっているような動きは理解しているが、安全な東京から福島へ上から目線で命令しているようなイメージで見られてしまう。
 その最たる原因は、やはり本陣を福島に置かないからだ。東京を離れると不都合との意見もあるだろうが、それなら何のために東電には数十名からの役員がいるのだ? 社長は指揮する必要は無い。福島で地域住民の怨嗟を受け止める生贄になるのだ。あとは会長や専務らに仕事を代行させれば良い。
 海江田氏にしても、何のために副大臣や事務次官や政務次官がいるのか? 所詮、大臣は政権交代や内閣改造などで短い期間しか仕事はできない。仕事ができる事務次官や未来の大臣候補である副大臣や政務次官に国会を任せて自分は福島で地域住民の怨嗟を甘受する「福祉活動」をやればいい。

 建前でも申し訳でも本陣が原発建屋が肉眼で見える所に置けば、風評被害はかなり食い止められる。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/28 15:07 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

2011年世界選手権男子フィギュア フィギュアスケート[六十三] 

織田2位、高橋は3位 
チャン世界最高で首位 
世界フィギュア男子SP

 
 フィギュアスケートの世界選手権第3日は27日、当地で男子ショートプログラム(SP)が行われ、初の表彰台を狙う織田信成(関大大学院)が81.81点で日本勢最高の2位につけた。
 日本選手として初の連覇を目指す高橋大輔(関大大学院)は、80.25点で3位。予選をトップで通過した小塚崇彦(トヨタ自動車)は、77.62点で6位となった。パトリック・チャン(カナダ)が、SP世界歴代最高得点の93.02点で2位以下に大差をつけ首位。フリーは28日に行われる。
 引き続きペアSPが行われ、今季のグランプリシリーズの2戦で表彰台に上がった高橋成美(木下工務店ク東京)マービン・トラン(カナダ)組に期待が懸かる。(時事通信)

 
【雑感】上位3位が東アジア系選手で占められるとは、「アジア民族主義」の私としては喜ばしい限りである。
 コーチは欧米人やないか、との突っ込みをメル友から受けたが、そんなのはドーデモいい。裏方が欧米人であろうが宇宙人であろうが関係ない。表舞台に立つ者が誰なのか、これが2位を圧倒的に引き離しての第1位の意義である。この第一意義の前に二番手の意義など吹けば飛ぶ存在だ。60億世界人民大衆は表舞台に視点が集中するのである。
 政治家が勇ましく演説しているのを見て、「あれは側近の脚本どおりにしゃべっているだけ」と考える人間が60億もいる訳が無い。殆どが素直に信じるか、解っていても騙されてやる。
 
 おっと昨夜の中継を見ながらメル友と議論した熱が燻っていて、また火が着いてしまった。冷やそう。
 
 男子も女子も東アジア系選手の台頭が著しい。私が学生だった頃は、フィギュアスケートなんて欧米人のためのスポーツ、日本選手は逆立ちしてもトップは狙えない、容姿体型からしてハンデがある、と思っていた。
 いずれは、陸上競技・ボクシング・バスケットがアフリカ系の独占のようになったのと同じように、東アジア系がフィギュアを担うと私は考えている。日本勢だけの台頭であれば、欧米諸国は主要スポーツの国際機関のイニシアチブをあらかた握っているので「ルール改正」へと露骨に動くだろうが、パトリック・チャン選手はカナダ人、長洲未来選手はアメリカ人だ。
 

 ところで、大顰蹙を買うかもしれないが本音をいうと男子フィギュアはイマイチ面白くない。ワクワクするものを感じないのだ。プルシェンコ選手のような反骨キャラでも出ていれば愉快になるのだが、彼は女性同伴で観客席だ。つまらん。
 男子フィギュアは美しくないのだ。心のどこかで、力と技の格闘という感覚で観てしまう。だからプルシェンコ選手のように闘争心を隠そうとせず、インタビューや記者会見でも他選手を挑発する言動を発する選手がいないと退屈になる。
 ブライアン・ジュベール選手は精彩が無く素人目にはまるで練習滑走のような演技、織田信成君のチャレンジは素晴らしいが万が一ド失敗したらまた泣き出すのではないかとの心配がある。

 
 やはり女子フィギュアが最高だ。素直に美を愛でられる。素直に本音をいえば、フィギュアスケートの目的は女子フィギュアの鑑賞だけ、と言い切っても良い。女性への興味を失ったら男子は終わりだよ。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。

兵庫県手延素麺協同組合 近頃の現象[七百一] 

“スーちゃんを
揖保乃糸の永久CMキャラに”は誤解 
兵庫県手延素麺協同組合
一部報道を否定

 
 4月21日に乳がんのため死去した女優の田中好子さんが、そうめんのブランド「揖保乃糸」の永久的なCMキャラクターに起用されたと一部メディアで報じられました。この報道について、「揖保乃糸」の商標を有する兵庫県手延素麺協同組合は編集部の電話取材に応じ、「誤解です」と内容を否定しました。田中さんは、長年にわたり同商品のテレビCMに出演していました。(はてなブックマークニュース)
 
【雑感】同組合のHPと報道との温度差を感じたが、そういうことか。組合にとっては困惑の事態なのだが、CM存続を願うファンにとっては盛り下がる。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/27 21:28 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)

渡部陽一(5) 近頃の現象[七百] 

戦場カメラマン渡部陽一の 
”お粗末”すぎる被災地写真

 
 独特なしゃべり口調で、いまやテレビで引っ張りだこの“戦場カメラマン渡部陽一氏(38)の被災地ルポ写真が、出版業界で話題になっている。腕の見せどころであるはずなのに、どうにも冴えないというのだ。(週刊朝日)
 
【雑感】昨日の週刊朝日の記事なのだが、田中実氏のニュースが無ければ渡部陽一氏の話題を昨夜書くつもりだった。

 他人事ながら、いよいよ心配な状況になってきた。私もなんとなく彼の楽屋裏や台所事情が解るような気がして、だから早く戦場復帰を願っていたのだが、ついに「戦場カメラマン」を引用符で括られるようになったか。

 引用符や括弧で括る文法は、対象とするものを強調する引喩で使われる事もあれば、実体の無いモノを皮肉る隠喩として使われる。
 渡部陽一氏は報道カメラマンとしての実体を疑われているのだ。
 
 30年くらい前だったか、当時朝日新聞記者の本多勝一氏は、タレントのようにTVに出演するジャーナリストを批判していた。理由は至極シンプルでTV放送で広く世間に面が割れてしまうとジャーナリストとしての本分である取材活動に支障をきたすようになる。ゆえに本多氏は「極限の民族」や「戦場の村」などで一時代を築いたジャーナリストであるにも関わらずTV出演は殆どせず、公開する写真もサングラスをかけている状態のものが多かった。50を過ぎてからは、白髪のカツラを被るようになり、世間に出す肖像写真もやや長髪の白髪頭にしている。
 現在の渡部陽一氏の有様を見ていると、たしかに本多氏の言うとおりだろう。日本での取材活動はかなり難しくなってきている。

 渡部陽一氏自身が主張するTV出演の動機と目的は、一応の理屈は通っているし、本人も嘘は無いとは思う。また自分自身のポジションや役割や能力などもわきまえているように見える。だが、解っていても身動きがとれない事は多々ある。煙草は身体に悪いと解っていても高い銭を払ってまで吸う人が多々いるように。
 一度バラエティの味を知ってしまったら、なかなか元の修羅場には戻りにくいだろうし家族も反対するかもしれない。
 
 それに本人が認めているように、ジャーナリストとしてはあまり反射神経が良いとは言えない。まただからこそ、器用ではない人間が芸能界に留まっても先は見えていると、本人も自覚しジレンマを抱えている事だろう。
 
 戦場にこだわらず、比較的安全な海外の下町や農村に生きる子供たちを撮ったり、また日本では知名度を活かして多少治安の悪そうな街の路地裏やドヤ街などで生きている底辺の子供たちを撮る、これはけっこう戦場撮影に匹敵するくらい意義があると思う。
 かつてエルスケン氏は50年代のパリに生きる少し怖そうな若者たちを撮り、60年代に日本に渡っては下町の労働者や巡回する強面のチンピラたちと記念写真まで撮っている。そんな写真なら渡部氏の適性に合うと思う。決してスクープや報道写真を撮るようなタイプではない。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/27 19:16 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

田中実 近頃の現象[六百九十九] 

「仕事も順調」なぜ?…田中実さん自殺
 
 NHK連続テレビ小説「凛凛と」に主演し、2時間ドラマなどで活躍した俳優の田中実さんが25日、東京・大田区の自宅で首をつり死亡していたことが26日、分かった。44歳だった。遺書などは見つかっていないが、警視庁池上署は自殺の可能性が高いとみている。この日の夜、所属事務所のオスカープロモーションが会見。「家庭環境や金銭などにトラブルはなかった」と不可解な死に驚きを隠せない様子だった。(スポーツ報知)
 
【雑感】関係者や評論家たちがあれこれ憶測を並べるだろうが、自殺の動機は永遠に解らないだろう。
 
 田中実氏とは「学年」は違えど全くの同世代、我々の歳頃であれば幾らでも原因はこじつけられる。
 
 仮に私が自殺したとする。おそらく、こないだ書いた尾崎豊氏への論評の行間に自殺の前兆を連想する人が多いかもしれない。「人生の制限時間」などと書いているから。
 また、私は10年近く前に大きな活動に参画して挫折している。挫折以降というもの職場でも不振続きで羽振りが悪い。友人や仲間も大きく入れ替わった。生活環境が大幅に激変したし、一時期神経を病んで心療内科に通院していた事もある。さらにこの歳になると身体の各部にガタがきていることを嫌でも自覚してしまう。慢性的な腰痛もある。これら一連の事が全て関連付けされてしまうだろう。
 しかし、私は食欲色欲を極めたいと思っているのだ。ガミラスのデスラー総統と同じく「生きる事に貪欲」なのだよ。そんな私が、うっかり駅のホームで立ち眩みでもして列車に飛び込む形で倒れたら、そこそこの自殺の原因となり得る要素は多々あるので「自殺」と片付けられてしまうかもしれない。
 人は結局のところ複雑な真相よりも単純な納得を選ぶ。
 
 心療内科であれば、事務所が変わったり新たな仕事を引き受けたり子供がもうすぐ成人を迎えるといった一見すると楽しい変化も鬱の原因となるストレスになりえる、と診るだろう。
 俳優をはじめクリエイターたちは、「安定」は即ち自分の可能性や成長の「限界」が見えてしまった事でもあり、けっして良い事とは言い切れない、と診るかもしれない。
 
 はたまた、遺書が無いゆえ俳優としての野心から死ぬ間際の境地を体感しようと軽く首を吊ったつもりが本当に絞めてしまったとか。何か怨霊にとり憑かれて黄泉の国へ引きずり込まれたとか。
 
 そういえば、「キル・ビル」のデビット・キャラダイン氏も不可解な首吊り自殺をしてしまった。これも原因は解らない。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/27 10:05 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

田中実、なんでや?! 近頃の現象[六百九十八] 

田中実、いったい何でやねん!?
 
田中実.jpg
日本タレント名鑑参照
  
田中実さん、自殺の前日に担当マネージャーと電話で会話 
撮影現場に姿を見せず 母親が遺体を発見

 
 俳優・田中実さんが、死の前日の25日、担当マネージャーと電話で会話していたことが、田中さんの所属事務所オスカープロモーションへの取材によって明らかになった。田中さんは、昨日、予定されていた撮影現場に姿を見せず、不審に思った担当マネージャーと母親が田中さんの自宅を訪れたところ、首をつった状態で発見され、搬送後に死亡が確認されたという。(シネマトゥデイ)
 
【雑感】第一報を聞いた時、何故だ?と思った。田中実氏に自殺をしなければならない気配は感じられなかった。俳優として一定のポジションを保持しており、時代劇・特撮・現代劇・戦争映画など幅広い、洋画の吹替声優もやっていた。少なくとも、仕事が無くて悩むという事はありえない。
 
 田中実氏を知ったのは、「太陽にほえろ!」の後番組「ジャングル」で、髪が長めで学生臭さが抜けない最年少の生真面目刑事役だった。「太陽にほえろ!」では若手刑事はジャンバーにジーンズが定番だったが、リアル警察モノの先駆けであった「ジャングル」では全員背広、田中実氏もネクタイはしていなかったがブレザーを着ていた。
 後にNHKの連続テレビ小説「凛凛と」で坊主頭が伸びたような格好で出演したとき、あっ中森刑事が出とる、出世したなぁ、と思ったものだ。
 このドラマで脚光を浴びたおかげで初めて田中氏が若村麻由美氏・隆大介氏・役所広司氏らと同じ無名塾出身である事や、歳も学年では1級下の同い歳である事を知った。
 
 演技力に定評はあるのだが、風貌のせいか実直で真面目な役柄が多かったような気がする。陰のある複雑な人物や狡猾なワルは少なかった、というより記憶に無い。
 「ジャングル」の生真面目ルーキー中森刑事、「凛凛と」の朴訥な幸吉、「はやぶさ新八御用帳」の実直な若手同心大久保源太のイメージが強い。
 
 最近ではウルトラマンシリーズでサコミズ・シンゴ隊長を好演、実直青年のイメージが強い田中実氏だったが、隊長役をやるようになったと思うと複雑な気分になったものだ。彼が偉いさんを演じる歳になったという事は、私もそんな歳になっているという事だから。

 同世代の人間の不景気な話は聞きたくない。事務所を移籍したりと今年は環境が変わったらしいが、あまり関連があるようには思えない。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/26 20:38 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

「揖保の糸」 優れた短編映画テレビCM 

スーちゃん、「揖保乃糸」の永久CMキャラに。
 
 21日に乳がんのため亡くなった女優・田中好子(本名・小達好子)さん(享年55歳)が19年間、CMに出演していたそうめんブランド「揖保乃糸」を製造、販売する兵庫県手延素麺協同組合(本社・たつの市)が、スーちゃんを永久キャラクターとして、今後も過去のCMなどを放送していくことが25日、分かった。(スポーツ報知)

【雑感】ファンの強い要望に圧され、田中好子氏は揖保の糸の永年キャラとなった。
 賛否はあるかもしれないが、私は粋なご判断と思う。

 かつては故人をCMキャラにはできなかった。なぜできないのか、詳しい事情は知らない。
 いずれにせよ、それはおかしいとの声に圧されて規制緩和され、最初の頃は公共広告機構の啓発CMで、若くして病死した女性の生前の涙を放送したのが大反響をよんだ。

 死してなお社会に貢献する、批判される筋は無い。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。

今日の晩御飯(43) 晴雨堂の晴耕雨読な食生活[九十九] 

今日の雑炊
 
110425_2016~晩御飯.jpg
 
【雑感】面倒臭いので雑炊にした。健康のことを考えたら、晩は寝るだけなので飯を沢山食べる必要は無いし、消化しやすいものにしなければならない。となれば雑炊で十分なのだ。
 だが、何故か晩御飯は3食の中で最も豪華になりがちだ。むしろ1番エネルギーが必要とされる朝にたっぷり食べる必要があるかもしれない。
 そう思って朝御飯をたらふく食べて失敗した事がある。朝は寝起きなので少々早起きして余裕をもったぐらいでは胃腸の働きが軌道にのらない。重たいモノは食べにくい。結局、御飯に味噌汁かパン食になる。
 
 さて、今日の晩御飯、これは味噌汁の残りを利用したものではない。一から作ったものだ。蕎麦つゆに少し醤油を混ぜた出汁に、白菜とキムチと舞茸とエリンギを入れて玄米飯を放り込んだ。キムチ雑炊にするつもりだったが、キムチが残り少なかったので白菜でかさ増しした。
 
 エリンギは貝の代用によく使う。パスタに使うのが定番のようだが、食感が貝に似ているので雑炊に使っても魚介類もどきに感じられて良い。茸類は免疫力を高めるので我家は欠かさない。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。

尾崎豊 近頃の現象[六百九十七] 

私は尾崎豊が嫌いだった。
 
【雑感】もう20年経つのか。あっという間だ。尾崎豊氏の映像は若い20代のまま、私は40を超えて久しい。このまま健康で居られたら、ほどなく50を過ぎ、還暦を迎えるだろう。
 毛色の違う反骨キャラの矢沢永吉氏は老境になると若々しさと渋さを兼ね備えて「矢沢永吉」ブランドはますます輝きを放つが、尾崎豊氏はずっと不安定な思春期の若者のまま歳をとらない。

 名門私立大学に通う20歳を過ぎた息子がいることに不自然な矛盾のような感じを抱く。なにしろ尾崎豊氏は今も思春期の不安定な青年のまま、そんな彼のイメージと大学生の息子がいるのは合点がいかない。本来なら、大きくなった息子を見て、「ああ、彼が居なくなってから随分時間が経ったんだな」と感慨に耽るものなのだが、尾崎豊の場合はそんな気持ちが起きない。まだ、どこかで居ない事に実感が持てないかもしれない。
 
 尾崎豊氏は学年でいえば「同学年」、全くの同世代だ。私が藝大への進学を考え始めた頃、彼は颯爽とシンガーとしてデビューしたような感じに見えた。第一印象は「羨望」だったが、彼の歌を聴くうちに「軽蔑」へと激変していった。尾崎氏への評価が高まるにつれ、思春期の若者たちの「教祖」のように祭り上げられる過程を見て、「軽蔑」からさらに「冷笑」に変わっていった。尾崎ファンには申し訳ないが、私は大嫌いになったのである。
 
 嫉妬や嫉みのようで、もっと異質な感情だった。解りやすく例え話をしよう。
 
 「俺は愛する人のために命を賭ける」という台詞があるとする。
 同じ台詞をジョン・レノン氏が言ったとする。ああ、さすがはジョン・レノン、言う事が違う、と思うだろう。
 同じ台詞を矢沢永吉氏が言ったとする。さすがはプロのミュージシャン、決めポーズ、グッドだね、と思う。
 
 同じ台詞を尾崎豊氏が言ったとする。おまん、そんなこと言うて大丈夫か? 後で首まわらんようになって困らへんか? 言葉はように考えて使えや、と言いたくなる。
  
 彼の歌詞すべてを、そんな思いで聞いていたから、不愉快だった。だから、彼の最期はあまり驚かなかった。むしろ彼らしい最期だと思った。他人様の家の庭に勝手に入り込んで、半裸の状態で泥酔して死ぬ、人の迷惑も考えず愚か者が、という気持ちだった。

 ジョン・レノンは日系人差別に抵抗する集会に参加する直前というタイミングで暗殺された。
 矢沢永吉は、たぶんこのまま格好良い老人のまま天寿を全うし、多くの身内やファンに囲まれながら見送られるだろう。
 ジョージ・ハリスンは肺癌、ポール・マッカートニーは騎士に叙勲され子宝にも恵まれ寂しい老後はありえない。フレディー・マーキュリーはエイズで倒れる。
 ミュージシャンというのは、まことにキャラ通りの人生を歩む。

 そんなに嫌いなら「尾崎豊」を聞かなければエエやないか、とよく突っ込まれるが、当時の尾崎人気は凄まじく、彼の歌を聴く友人知人は結構いたし、テレビCMやミュージック番組で頻繁に取り上げられていたので、嫌でも耳に入った。
 
 「盗んだバイクを走らせて・・」他人のバイク盗むな!ボケ!張り倒すぞ! 自由、自由ってホンマに自由の意味、解って言ってんか? いっぺんビアフラやニカラグアやアパルトヘイトの南アを独りで旅してこい!
 と、万事こんな調子だった。
 
 中国の学生運動を武力鎮圧した88年の天安門事件の特集番組にBGMとして尾崎豊氏の歌が使われた時なんか、「尾崎の歌使うな!ボケ! 国のため人民のために命かける中国学生に対して無礼だ! 彼らと反抗期児童を同列にすな!」とボヤきまくったものだ。
 
 尾崎豊氏が酒豪でウヰスキーをすきっ腹で一晩1本あけてしまう噂を耳にしたときなどは、私は子供の頃、もとい、若い頃から酒や酒文化が好きだったので、そのような蒸留酒を痛飲する飲み方は酒を冒涜するもの以外何者でもなかった。
 仮に私が尾崎氏の「同級生」だったら、喧嘩になっていただろう。「尾崎のクソガキに酒飲ますな!」と。
 
 ご子息は「尾崎豊のファン」で、思春期の頃は尾崎の歌を聞いて育ったらしい。もし、尾崎豊氏が健在だったら、おそらくご子息はジュリアン・レノン氏のように父親を軽蔑したかもしれない。反抗期の時は、父親の外の顔と内の顔との落差で憤懣を抱く事が多いからだ。

 
 いろいろ尾崎豊氏の悪口を書いてしまったが、今は当時ほど悪感情は無い。あるていど人生の制限時間が見え、自分の世渡り下手や能力の無さを省みると、尾崎は尾崎で大変だったのかなぁ、生き急いでいたのかなぁ、世渡りがめっちゃ下手やったんかなぁ、狡猾に上手く立ち回って長生きしている政治家諸君に比べたら、良い奴だったんかなぁ。そんな風に思えるようになった。  
  

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/25 15:22 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)

脱原発 近頃の現象[六百九十六] 

脱原発」訴え、東京都内でデモ行進
 
 「(原子力は)安いと言うけど 、原発には保険はきかない。事故があると、国がつぶれるほどのコストがかかる。No more atomic anything.(もう原子力はこりごりだ)」(作家 C・W・ニコルさん)
 これは、地球の環境について考える「アースデイ」にあわせて行われたものです。デモ行進では、家族連れなどおよそ5000人が「エネルギー政策転換を」などと書かれたプラカードを掲げ、渋谷駅前や明治通りなどを練り歩きました。
 
(中略)

 一方、東京電力本社前でも、「脱・原発」を訴える複数の団体が合同でデモ行進を行い、警備にあたる警察官ともみ合いになる場面もみられました。(TBS)

 
【雑感】C・W・ニコル氏に湯川れい子氏に加藤登紀子氏、いい顔ぶれだ。環境問題や反戦平和の催しとなれば登場する方々だ。
 5000人のデモ行進とは、湾岸戦争やイラク戦争の反戦デモ以来の盛り上がりだな。平時であれば、反原発脱原発のデモなんて、数百人集まれば御の字だった。
 
 反原発派が以前から指摘しているのは、

「原発から発電される電気コストは無理やり安くしている。原発を抱える自治体への交付金を考えたら他の発電に勝るとも劣らないほど単価は高い」

「ドイツなどでは事故対策や事故発生時の住民批難や退避施設の建設など考えたら採算が合わず建設中止にした」
 
「電気事業を規制緩和すれば原発は造らなくて済む。電気事業連絡会の独占市場が問題だ。あいつらが自家発電を妨害している。原発を造らなければいけない方向へ仕向けている」

  
 などなどである。関西でも京都のアイリーン・スミス氏らのグリーン・アクションなどが訴えていた。
 
 90年代末のCOP3京都議定書の頃では盛んに宣伝していて、TVニュースでも取り上げられていたのだが、いつの間にか忘れ去られ、気がつけば原発増設の話へと世論が流れた。
 
 たしかに電気事業はあれから若干緩和されたとはいえ、まだまだハードルは高い。それゆえ、電力会社がわざと電力事業参加や自家発電を妨害し、原発に依存させるために次世代エネルギーへの開発を消極的に行っている、本気で取り組めば少なくとも原発増設はしなくて済むはず、との批判は根強くあった。
 
 規制緩和をして発電をもっと市井の手に届くものにする、これは良いと思っている。一度やって、社会がどう動くか試してみるのも一興だろう。行き詰って打開策がイマイチ見えないときは、石を投げてみて波紋を見ることは必要である。
 
 ただ、私は反原発脱原発派の情報を未だ鵜呑みにはしていない。物事というのは双方の情報を吟味して判断するのが肝要である。どちらも自分にとって都合の良い情報は積極的に公開し都合の悪い情報は隠す、これは人間の性(さが)である。何人も性からは逃れられない。
 反原発脱原発派で気になるのは、あまり経済を考えない人が多い点である。むしろ経済というものを否定に捉えたり、人間の利害関係というものを軽く見る傾向が強い。
 
 今回の場合、東電は経済活動を気遣い、コストダウンを行って利潤を追求した結果、原発の危険性を楽観的に見てしまった。逆に反原発脱原発派は原発の問題点を鋭く指摘するのは良いが、経済を甘く見る。
 双方の長所と短所を把握したうえで情報を精査する事が我々庶民に求められる。
  

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/24 22:49 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

今日の晩御飯(42) 晴雨堂の晴耕雨読な食生活[九十八] 

今日は天麩羅をもらった。
 
110424_1825~晩御飯.jpg
 
【雑感】今日は近所のオバサンから天麩羅をもらった。ゴボ天や蛸天など3・4種類。これにいつもの玄米飯に味噌汁がつく。
 味噌汁の具は舞茸・人参・白菜・油揚にした。具沢山に見えるよう、火の通りやすい油揚と白菜は大きめに刻み、火が通りにくい人参は薄く刻んだ。
 天麩羅はシンプルに醤油をたらして食べる。
 
 ふと思ったのだが、天麩羅というと溶き卵と小麦粉で衣を着けて揚げる物と、上記写真のように魚のすり身を揚げた物と2種類あるのだが、どういった経緯で2種類に分かれたのだろうか? 発祥はどこなのか? 外来なら何処からいつ日本に伝わったのか? 
 よく耳にするのは、江戸前食文化は衣を着けて揚げるのが天麩羅であり、関西など上方から九州にかけては魚のすり身を揚げた物が天麩羅だ。
 
 よく天麩羅は安土桃山時代にポルトガルやスペインから伝わったと言われている。たしかにヨーロッパには魚や野菜を油で揚げて食べるチップスやフリッターがある。しかし油で揚げる調理法自体は奈良時代の頃に中国から伝わっており、平安時代などは小麦粉を練ったものを揚げた唐菓子として食されていた。岡野玲子氏の「陰陽師」では安倍晴明の恋人真葛や友人の博雅がパクつく場面が登場する。
 ということは、江戸前天麩羅はポルトガル由来で、上方天麩羅は伝統食なのだろうか? しかしポルトガル文化は西日本に広まっているから、ちっくと矛盾する。わからん。
 
 いまでは両方とも天麩羅と世間は認識するようになったが、それでも魚介類や野菜に衣を着けて揚げる形状と魚のすり身を揚げる形状は、油で揚げる事は共通してはいるが、似て非なる物どころか全く別の料理に見える。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。

漫才コンビ・オセロ(2) 近頃の現象[六百九十五] 

オセロ、2人揃って体調不良…生放送欠席
 
 お笑いコンビ、オセロ中島知子(39)と松嶋尚美(39)が23日、体調不良のため、司会を務めるTBS系「知っとこ!」(土曜前7・30)の生放送をそろって欠席。大阪・毎日放送によると、前日22日夜に所属事務所から「2人とも体調不良で休ませます」と連絡があった。ピンチヒッターを務めたますだおかだが2人の欠席を報告し、「われわれが急きょ、やってきました」。中島はインフルエンザのため今月9日と16日の放送も休んでおり、3週連続の欠席。(サンケイスポーツ)
 
【雑感】新聞記事になるところを見たら、私と同じように注目している人が大勢いるという事だ。
 
 それにしても、こういう事を書くとデマゴーグや風評被害につながってしまうのだが、インフルエンザにしては少し長いな。スタッフたちに伝染させて迷惑をかけてしまうことを避けているのだろうか?
 
 私の場合、インフルエンザで仕事を休んだのは最長3日だった。それ以上では家計に響くし、なにより現場の同僚たちに迷惑・顰蹙になる。だから本調子でなくても仕事に復帰したものだ。時には病気を隠し身体を騙して働き続け、医者にも行かず強引に治癒した事もあった。
 
 が、ちょうどオセロの2人と同じ歳の頃、2週間ほど会社を休んでしまった事がある。前半は盆休みだったので仕事を休んだのは実質1週間程度だった。
 盆休みに入る3日ほど前に微熱が出て喉の調子も良くなかったのだが、もうすぐ盆休みなので出勤していた。盆休み前日になると関節痛や寒気がしたのだが、休みに入って1日寝ておけば熱は下がると思っていた。ところが一向に良くならない。
 
 普段は風邪薬などには頼らないのだが、市販の売薬を飲んでしのごうとしたが、まったく効き目が無い。朝や日中は比較的微熱で安定するのだが、夕方以降になると頭が熱くなる。そんな日が延々続く。やがて胸が息苦しくなり、咳も出るようになった。その咳、たまにしか出ないのだが、出だすと窒息死しそうなくらい苦しい。
 やがて盆休みも残り2日となったとき、深呼吸ができない事に気がつき、さすがに拙いと思って病院に駆け込む。盆休みなので個人病院は閉まっているが、大きな総合病院なら受け付けてくれる。
 
 大袈裟にCTスキャンを撮られた。医者は撮った写真を見ながら、「残念だったね。肺になにか写ってるよ」と笑顔で言う。言われた私は、もしや肺癌? 結核? と震え上がってしまった。煙草は吸わんし、粉塵の多い現場では努めてマスクをしていた。幼い頃に肺炎や喘息で苦しんだので肺の健康には気をつけていたつもりだ。なんでやねんという思いだった。
 医者は続ける。「肺炎やね。あとで点滴うってもらうよ」と楽しそうに話す。いや、医者は患者に気を遣って険しい顔や怖い顔にならないようにしているのだろう。またそうしなければならないのだと理屈では理解しているが、ナーバスになっている私にはヘラヘラ笑っているように見えてしまう。
 カルテを書く医者の手元を見る。ローマ字で「Mycoplasma・・」と書いていた。たしかに肺炎とカルテには書いているか・・。
 
 けっきょく盆明け後も引き続き1週間仕事を休む羽目となった。幸いな事に家族には伝染しなかった。連れ合いは「書斎が汚いからや」と批難した。
 医者にかかる前は、やはり厄年間近、免疫力が低下の節目かと寂しく思ったが、マイコプラズマ肺炎は元気な人間がかかる病気らしい。
 
 オセロの体調不良ニュースを聞いて、ふと肺炎で寝込んだ頃を思い出した。 
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。  

[ 2011/04/24 12:04 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

差別と偏見(2) 近頃の現象[六百九十四] 

福島から避難の児童 
いじめられけが 長岡

 
 東日本大震災で、福島県から新潟県長岡市に避難した小学6年の男子児童(11)が、同級生にいじめられ、けがをして入院したことが23日、分かった。(毎日新聞)
 
【雑感】ついに起きてしまったか。前から懸念されていたが。
 
 ひとつ、引っかかるのが新聞記事の表現だ。腹を蹴られた児童が入院したのであれば、もはや「いじめ」の域を超え「傷害」だ。子供同士の「喧嘩」をとやかく言うべきではないかもしれないが、一方的に無抵抗の人間の腹を蹴ったのであれば、傷害の疑いがある。
 私が親なら頭に血が上って傷害で提訴するかもしれない。さらに自治体に人権救済を申し出て相手の親や学校を相手取って民事でも訴えるモンスターペアレントへ積極的に豹変し、合法的に法権力を駆使して陰湿に苛め返してやるかもしれない。(というのは半分冗談だが)
 
 子供社会は大人社会をストレートに表す。福島ナンバーの自動車が給油を断られたりする世の中だ。それが子供に反映する。大人社会が厳格に襟を正さない限り、これは連鎖してしまう。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/23 17:16 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

漫才コンビ・オセロ 近頃の現象[六百九十三] 

今朝の「知っとこ!」観て、あれ?
 
【雑感】毎週土曜日朝に放送される関西ローカルの情報バラエティ番組「知っとこ!」、漫才コンビ・オセロの2人が司会進行をやっている。レギュラーには俳優の中尾彬氏と落語家の桂ざこば氏。
 御高齢のレギュラー陣とバランスを取るためにゲスト出演者の多くは今が旬の若い女優や歌手が充てられる。今朝は神田沙也加氏がメインゲストの位置に座っていた。当然、若い男性俳優や歌手も毎回ゲスト出演するのだが、私は完璧に忘却している。
 
 さてこの番組、一応オセロの2人が司会進行なのだが、実質はオセロの黒を担当している中島知子氏が仕切りをやっていて、松嶋尚美氏は座を明るく盛り上げるためのアシスタントだった。
 ところが4月に入ってからメインの中島知子氏が体調不良を理由に欠席して、松嶋尚美氏1人が進行役を務める状態が続いていたが、今朝はついに2人とも居らず、漫才コンビ「ますだおかだ」がピンチヒッター?で司会をやっている。
 
 当ブログの管理画面を開けてみると、さっそく「中島知子」をキーワードにアクセスがあった。たしかに芸能人オタクでなくても「あれ?」と思うだろう。中島氏は休み過ぎだからだ。事務所や番組とトラブルを起こしたのか、あるいは病気なのか、憶測が飛び交うだろう。
 
 以前にも「中島知子」キーワードで当ブログアクセスが急増した事がある。私が中島氏の激太りを指摘した記事だ。
 最近まで中島氏はスレンダー美形キャラだった。それが僅か数ヶ月で体型が激変、私が気がついたのはCCレモンのCMで、「こんなにボリュームある胸してたかな? ウエストも衣装のせいか太いような」と思っていた。
 また中島氏はスレンダーな身体を魅せるノースリーブをよく着ていたが、ある時期から身体の線が現れにくい袖ありのダボダボ・ヒラヒラのドレスを着るようになった。
 
 やがて、この体型変化は芸能ニュースでも取り上げられるようになり、ネット上で噂が飛び交った。みんな気にしていたんや。
 
 不景気な話が多い時勢なので、不景気なオチだけは避けてほしいものだ。


 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/23 10:19 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

東京電力社長清水正孝(4) 近頃の現象[六百九十二] 

「ここで寝起きして」 
東電社長が避難所訪問 
避難住民、怒りあらわ・福島

 
 東京電力の清水正孝社長は22日、福島第1原発事故で周辺住民が避難している福島県内の避難所を訪問した。事故から約1カ月半。ようやく謝罪に現れた社長に、住民は怒りをあらわにした。(時事通信)
 
【雑感】東北人は大人しすぎる。怒りを露にしても、それでも、まだ社長に向かって深々と頭を下げる方がいたり、社長の手を握って同情する方もいる。
 ガラの悪い大阪人、とりわけ交通事故府外輸出ナンバー1だった事もある(今は違うと思いたいが)荒っぽい泉州人なら、吊し上げは確実にあるな。社長の人格や自尊心といったものは完膚無きにまで叩き潰される。カメラがあるからさすがに袋叩きは無いだろうけど。
 
 借金の利子と同じで、早期に行けば頭下げて陳謝する程度で済んだかもしれないものを、これだけ遅くなってしまったら土下座でも追いつかない。世論の非難を受けて仕方なく訪問した、と見なされてしまう。
  
 東電側にしてみれば、想定や対策が甘かった事は認めながらも、あくまで天災であって人災ではない、という意識は未だに強くあるだろうし、批難されてもそれで原発が復旧できるわけではない、と思うだろう。
 それも東電側の「事実」ではあるが、一ヶ月以上も被災地に挨拶無しは弁護のしようはない。現場の社員たちは忙しい。放射能と世間の目に潰れそうになりながら作業をしている。作業者たちに後顧の憂いなく作業に専念していただけるよう立ち回るのが社長の仕事である。こういったシチュエーションなら、世間の吊し上げにあうのも業務の一つだ。
 
 それから被災者の1人が「ここ(福島)で寝起きして」と社長に訴えた。本人は徒に感情論で発したものだろうが、これは一理ある。本陣を前線に置くのは戦術として有りなのだ。現にアメリカのスリーマイル原発事故では、全権を掌握した政府担当官が現場に陣を置いて指揮監督した前例がある。記者会見もスリーマイル原発の建屋が見えるところで行った。それによって風評被害は最小限に食い止められたのである。
 
 独裁的なリーダーシップが大好きなアメリカと違って、日本は複数リーダー制の合議制が伝統、今回も「対策本部」が乱立して傍目にも誰が責任者なのか判りづらくなっている。
 やはり可能な限り現場近くに本社機能の一部を官邸の対策本部とともに暫定的に移したほうが良いと思うし、不可能ではなかった。また政府担当者を選んで、その者を原発事故に限っては首相と同格に近い全権を与えて東電を指揮下に置き事態収拾にあたらせる。危機管理に長けたアメリカならそうするだろう。
 
 百歩譲って、法的な問題などで動けないのであれば、看板と社長だけ現場に置けばいい。日本は、実体が無くても建前が整っていたら納得する文化である。東京で行うはずの社長の仕事は会長や専務にやらせればいいのだ。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/22 23:23 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

「のぼうの城」公開延期 近頃の現象[六百九十一] 

のぼうの城」約1年公開延期 
「水攻めの表現ふさわしくない」

 
 アスミック・エースは4月22日、東日本大震災の被害状況、被災者の心情を鑑み東宝との共同配給作品「のぼうの城」(9月17日公開予定)の公開を延期することを発表した。新たな公開時期は、2012年秋を予定しているという。(映画.com)
 
【雑感】本年度上映予定の邦画の中で最も観たい映画だった。原作も好きだし、主役の野村萬斎氏はお気に入り俳優だ。
 
 「唐山大地震」の上映自粛は怒ったが、本作の延期はやむを得ないと思う。映画の目的が全く違うからだ。
 
 「唐山大地震」はやっと被災者や関係者が過去を直視し冷静に省みる事ができるようになった時期に制作された。時間を経る必要があったのは当然の事ながら、地震発生時は毛沢東時代だったので自由に冷静に分析できる環境ではなかった。
 地震から四半世紀が経過し、経済成長に湧く中国沿海部の市民たちには必要な映画なのである。映画は現実逃避をさせる事もあれば、現実を忘れ浮かれている者をビンタして喝を入れる役割もある。同時に、この映画は西日本に住む日本人にも必要な作品だ。
 
 だが「のぼうの城」はエンターテイメント歴史大作、溜飲を下げ楽しむために観る娯楽大作である。しばし現実から離れて、映画の世界を楽しむための作品だ。いま上映したら、たぶん楽しめない。
 

 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/22 15:33 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)

差別と偏見 近頃の現象[六百九十] 

福島ナンバー拒否、教室で陰口 
風評被害に苦悩

 
 東日本大震災福島第一原子力発電所の事故で、福島県から県外へ避難してきた住民らが、心ない仕打ちを受けるケースが相次いでいる。(読売新聞)
 
【雑感】子供社会は残酷だ。大人社会と地続きである。私は捻くれていてスケベで狡猾な小学生だったから、「あどけない」とか「穢れを知らない」といった評価は信じない。
 また動物園のサル山でも権力闘争があるほどだから、とうぜん子供社会のクラスもけっこう「権力闘争」めいた事があったし、会社の上司や得意先と仕事で酒の席と同じようにガキ大将主催の野球の練習に仕方なく参加するといった事も多々あった。しんどかったのは、親からは「遊びに行っている」ようにしか見えないことである。
 
 さて、昨日の記事でも述べたように、つくば市という科学万博を催したほどの学術研究都市の自治体でさえ、放射能を誤解し福島県からの被災者に差別的な対応をとったほどだから、ましてや子供社会で苛めが無いはずが無い。
 結局、大人社会の状況がそのまま子供社会にも反映する。しかも大人はまだオブラートに包む狡猾さがあるが、子供はストレートに出がちだ。
 

 よく言われることだが、差別は無知からくる。漠然とした不安と偏見だ。いや、それ以前に、人間というのは膨大な情報を目にしても拒絶するだけで、第一印象で物事を判断してしまう。
 こないだ統一地方選があったが、街宣車の拡声器で延々政策を演説されても、ただのお経か雑音にしか聞こえないので内容は頭に入らない。それよりも名前を連呼したほうが記憶に残る。
 
 同じ事で、幾らデータを提示して訴えても、事実関係を懇切丁寧に説明しても、なかなか頭に入らない。第一印象が優先されてしまう。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/21 23:15 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

癲癇発作 近頃の現象[六百八十九] 

クレーン車事故 
柴田容疑者、持病隠し免許取得

 
 栃木県鹿沼市で登校中の市立北押原(きたおしはら)小の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、逮捕された運転手の柴田将人容疑者(26)=自動車運転過失致死容疑で19日送検=は、発作を伴う持病があることを隠して運転免許を取得していたことが、捜査関係者への取材でわかった。県警は事故と持病の因果関係について捜査を進めている。(毎日新聞)
 
【雑感】つらい事故だ。犠牲になった6人の子供たちは何の落ち度も無く広い歩道の一番端を学校の指示通りに列を組んで歩いていただけだった。道路は見通しの良い直線、普通なら事故に遭うはずの無い通学路だ。理不尽というか運が悪いというか。
 
 柴田将人容疑者もこれまで癲癇を抱えながら、周囲の無理解に苛まれながら、ハンデのある身体を騙して特殊自動車の免許を取って働いていたのだろう。しかし、6人の人間が死んでしまった以上は同情はできない。
 
 これからの裁判を考えると恐ろしい。6人の児童たちの遺族は当然の事ながら、容疑者個人と雇用主の会社を相手取って訴訟を起こすだろう。容疑者には事故の直接責任、雇用主の会社には癲癇発作を抱えている社員の管理責任を問う。
 一方、加害者側の弁護士は、加害者の日頃の真面目な勤務態度と、世間に根強くある癲癇患者への偏見と差別、昨今の不況による就職難では求人応募者がわざわざ聞かれもしないのに自分の不利となる要素は話さないし話さないよう職安も指導する社会的事情など、酌量を求めてくる。そしてこれらは執行猶予中の事故でも認められる可能性が高い。
 会社側にしても、クレーン車の運転免許を持っている人間が癲癇患者なんて想像はできない。事故はいわゆる想定外の出来事、責任はかなり小さく見積もられるか、もしくは無い。
 
 全く落ち度の無い6人の子供たちが死亡する悲劇が存在するのに、十分に責任を負える立場の人間が誰もいないという状況に陥る可能性がある。怖い話だ。
 
 ただ、ただ、なんでこうなるんや、と溜息が出てしまう不条理だ。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/21 17:27 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

事実関係掌握能力とは? 近頃の現象[六百八十八] 

情報の送受信は難しい。

つくば市、福島からの転入者に放射能検査要求
 茨城県つくば市が、東京電力福島第一原発の事故で福島県から避難して転入する人たちに、放射能汚染の有無を確認する検査を受けた証明書の提示を求めていたことが18日、わかった。(読売新聞)

「持病の薬飲み忘れた」6人死亡事故の運転手
 栃木県鹿沼市樅山(もみやま)町の国道293号で18日朝、集団登校中の同市立北押原(きたおしはら)小学校の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、自動車運転過失傷害容疑で逮捕された同県日光市大沢町、運転手柴田将人容疑者(26)が、栃木県警の調べに対し、「持病の発作を抑える薬を飲み忘れていた」と供述していることが19日、捜査関係者への取材でわかった。(読売新聞)

【雑感】つくば市で被災者に対し差別的扱いをやってしまった。あの自治体はたしか80年代に「科学万博」なる博覧会をやっていて、現在も「学術研究都市」の看板を掲げているそうではないか。
 転入を拒否するぐらいに汚染されていたら、そもそも当人はつくば市へ自力移動したり転出届を記入して提出するほどの健康体ではいられない。なんと愚かな。
 私が住んでいる堺でも昔「O-157」騒ぎがあって、発症した児童を「バイキンマン」と呼んでイジメるのが問題になった。それと同レベルの稚拙な現象だ。

 さて、本記事では全く関係ないと思われるクレーン車暴走事故のニュースも紹介した。何故なのか読者の皆さんはピンとこないだろう。実は地続きの問題が潜んでいる。
 クレーン車事故の第1報は、対向車線のクレーン車が突然暴走して登校中の児童の列に突っ込み、はねられた児童は重体。次に運転者の「あたった様な感じがした。あとは憶えていない」という趣旨の供述が報道され、白黒写真ではあるが茶髪系のチャラ男系笑顔の容疑者の容姿が公開された。

 これら初期の報道から、私の周囲では幼い子供たちがチャラ男が運転するクレーン車に轢かれた、という憤りを抱いていた。容疑者の「深く反省している」とのコメントが紹介されると、「6人殺しておいて『反省』だと?ふざけるな」という感じだった。

 ところが、報道の回を重ねるごとに、容疑者の様子も明らかになってくる。容疑者が勤める会社から事故現場まで1kmも無い。自動車なら数分もかからない場所だ。当初は夜遅くまで酒飲んで酒気帯びで仕事についていたのではないかと疑われ、容疑者の日頃の勤務態度は真面目で酒気帯びでもなかった事が判ると会社が過酷な労働を強いていたから居眠りで事故を起こしたのではないかと疑いを持たれた。
 また最初は茶髪の写真が公開されていたが、送検される時の映像では普通の黒髪、逮捕されているから髪を黒く染めるなんて事は無理、事故当時も黒髪だ。そして容疑者には癲癇の持病があり、当時は薬を飲み忘れた事が判った。
 裁判では十分な酌量要素になるだろう。容疑者は居眠り運転ではなく気を失っていたと弁護側は主張できる。
 ただ、このことで今度は癲癇もちに自動車などの運転はさせるな、との声があがり、癲癇持ちは就職差別を受ける可能性が出でくるし、実際に今でもある。あるからこそ、かつて筒井康隆氏は癲癇者差別の疑いをかけられて言葉狩りを受けた。容疑者にしても、もしかしたら過去に癲癇の発作があったかもしれないが、偏見を恐れて「居眠り」ということにしていた可能性もあるかもしれない。

 語弊を恐れず言えば、当初のマスコミは「嘘」は報道しなかったものの、茶髪のボサボサ頭で笑っている写真を公開して容疑者を軽薄で責任感の無さそうな若者(茶髪男性が不真面目という偏見が残念ながら世間にはある。その証拠に私の友人知人は会社面接の前に短髪にして黒く染めた)のように演出した意図は無かったのか?

 放射能の問題にしても同じ。科学万博を催したほどの自治体が放射能を伝染病のように扱う始末。放射能に対する恐怖が、偏見と差別を生むようになっている。
 当事者はただでさえ精神的ダメージを受けている。しかし今の世の中は、それでも無い気力を振り絞って堪えなければならない局面が無数にある。当事者を受け入れる側は、リスクを承知し覚悟を持つ姿勢が必要になる。精神的に耐え得る「力」の余裕が無いと、情報を誤認したり、疑わしきは排除する行動に駆り立てられる。

 惨い話だが、受け入れなければならない。しかし、私も含め平凡な庶民にはなかなかしんどい。冷静で客観的にあり続けようとすれば、逆に「スター・トレック」のミスター・スポックのように反感を買われる事も多々ある 


 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/20 19:42 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

酒気帯び運転 近頃の現象[六百八十七] 

酒気帯び運転 大相撲の尾上親方 
協会が処分を検討

 
 大相撲の尾上親方(41)=元小結・浜ノ嶋=が18日夜、酒気帯び運転で警視庁高輪署に摘発されたことを受け、日本相撲協会は19日、処分を検討する臨時理事会を20日に東京・両国国技館で開く、と発表した。
 尾上親方は弟子3人の八百長関与で、協会から1日に2階級降格処分を受けたばかり。放駒理事長(元大関・魁傑)は「申し訳ないとしか言いようがない。こんな時期に自覚が足りない」と謝罪した。
 高輪署と協会によると、尾上親方は18日午後10時ごろ、東京都港区の国道1号で信号待ち中に居眠りしたという。署員が職務質問して検査したところ、呼気1リットル中0.64ミリグラムのアルコールが検出された。同署は道交法違反(酒気帯び)容疑で書類送検する方針。
 尾上親方は19日、協会に対し「知り合いのところで少し酒を飲んだ。3時間過ぎたので、大丈夫だと思って、運転した」と説明。同日夜には東京都大田区の尾上部屋で会見し、「軽率だった。社会人として、やってはいけないことをやってしまった」と頭を下げた。(毎日新聞)

 
【雑感】「知り合いのところで少し」というが、どの程度だろう。世間のいう「少し」と相撲取りの世界の「少し」では量は桁違いだから。

 「3時間過ぎた」というが、まだ3時間しか経っていない。体内に入ったアルコールを完全に分解するには半日近くかかるのを尾上親方は知らなかったのだろうか? それに若い頃や現役力士の頃と違って、40に差し掛かれば内臓の働きが衰える。飲酒後3時間というのは、まだ血中アルコール濃度はピーク、と思っておかなければならんのや。
 
 最初の一杯が胃腸で消化吸収され血中に溶け込んで脳にまわり運動神経を麻痺させていくのに、だいたい半時間から1時間くらいはかかる。その時間差を計算に入れないとトンテモナイことになるのだ。
 仮にほろ酔い気分で帰ったとしても、1・2時間後の時間差で泥酔状態に陥る事がある。それでなくても、気分良く飲んで帰宅して布団に入ってから急に気分が悪くなって胃の中のものを吐き散らすという経験をした人は大勢いるはずだ。
 
 こんなときに何故なのかな? 泣きっ面に蜂というか。大関把瑠都を弟子に持つほどの親方だ、本来なら役員待遇になっていてもおかしくないポジションだ。それが今回の八百長事件の責任をとらされ平年寄。
 しかし大関を弟子に持つほどの親方が、運転手もつけられないのか? それほど困窮しているのか?  

 ミスがミスを誘発させる、こんな時期だからこそ、逆にやってしまうドヘマかもしれない。
 
 しかし飲酒運転で多くの人々が犠牲になっている。飲酒運転の犠牲になった遺族の心中を思えば、飲酒をして車を運転した段階で「殺人未遂」が成立しなければ道理に合わんと私は思っている。 幸いにも被害者が出なかったとはいえ、それを文科省監督下の公益法人の指導的立場の人間がやってしまう事は、どう贔屓目で見ても弁護の余地は無い。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/19 22:53 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

少女時代(2) 近頃の現象[六百八十六] 

少女時代」公演中に男性客乱入し騒然
 
 韓国のガールズグループ「少女時代」の公演中に男性客がステージに乱入、メンバーのテヨンを引っ張ろうとし制止されるという騒動が起こった。

 17日午後、ロッテワールド・アイスリンクの特設ステージで開かれた「エンジェル・プライス・ミュージック・フェスティバル」2部で、「少女時代」が「Run Devil Run」を披露している最中、男性客がステージにのぼり、テヨンの手をつかんで連れていこうとした。すぐにイベントのMCを務めていた芸人オ・ジョンテと警備員により制止された。

 テヨンはその後、ステージに復帰し、メンバーとともに「Hoot」と「Gee」を歌い予定されていた公演を終えた。所属事務所SMエンタテインメントは「騒動を起こした男性は公演の警備チームに引き渡された。その後、身元を確信した上で、帰宅させたと聞いている」と説明した。この男性は学生であることもわかっている。(WoW!Korea)

 
【雑感】そんな事、てあるのか。みんなが観ている前で完全に太妍ちゃんの二の腕を掴んで連れ出そうとしている。そんなに前後不覚の状態になっているのか。
 
 昔なら日本でも美空ひばり氏が観客から塩酸をかけられた事件があったが、今は日本人観客は大人しいし、軽微もこれでもかと言わんばかりに強化している。

 そういえば90年代前半、奥山佳恵氏がまだ10代のアイドルだった頃、何かのキャンペーンのためか堺の光明池にやってきた事があった。当時、光明池には薬膳中国料理を提供する店があって、食に興味のある私はよく食べに訪れていた。たまたまその日に出くわしたのだ。また当時はカメラマン気取りにプライベートの外出時はいつも愛用のオリンパスOM-3にモータードライブにもなるワインダーを取り付け、望遠・広角の交換レンズを装備して、見た目カメラマンのようないでたちで闊歩していたものだ。
 そんなときに奥山佳恵氏がやってきた、あの濃い顔つきがなかなか素敵、思わず写真撮りに近寄った。(言い訳がましく書いてしまったが、本当に偶然出くわしたのだ。私は女性アイドルオタクではない)
 
 特設ステージに立つ奥山佳恵氏、その周囲を超望遠を装着してバズーカ砲みたいになった一眼レフを構えて取り囲む若い男性たち。私はそのときレフレックス500㎜レンズ(余談1)をつけていたのだが、あのバズーカの砲列に比べると小さい。(なんでたまたまなのに500㎜持ってんだ? と突っ込む者もいるだろうが、本当にたまたまである。写真を撮る人なら判るだろうが、近くの草木や小動物を撮影するときにもレフレックス望遠は使う)
 最初、彼らは業界誌のカメラマンかと思ったら、実は女性アイドルを追っかける素人さんたちだ。純粋にファンで撮る人もいれば、売れるお宝映像狙いのパパラッチ風もいる。ある「カメラマン」が手帳を取り出したので後ろから一瞥すると、奥山佳恵氏のスケジュールがびっしりと書き込まれていた。なんで判る?
 
 そんな「カメラマン」たちから守るためなのか、明らかにボディガードと思しき数名の強面がステージの両脇に分かれ、我々観客を眼光鋭く見渡していた。キュートな佳恵ちゃんとはあまりにも落差のある男たち、髪をオールバックにしたり、あるいは短髪だったり、スーツは着ているが縦縞が入ったダブル、しきりに威圧目線を発していた。
 もし、佳恵ちゃんに恋する男の子が前後不覚になってステージに上がりこんだら、一斉に取り押さえられ、裏へ連行されるだろうな。堅気だろうから、そのまま警察に引き渡されて、威力業務妨害の容疑で取り調べられて、前科が無く出来心であれば厳重注意で放免だろう。
 そんな事を思いながらカメラを構えて膝をついたら、何か軟らかいものを踏みつけた。膝をみてみるとガムがべっとり。上下2万円もしたジャージが台無しだ。
 
(余談1)一種の反射望遠鏡的レンズ。通常の屈折レンズを合わせた望遠レンズに比べて大きさが短くコンパクト。しかし光の量を調節する絞りは固定されているし、強い光などにあたると普通のレンズは絞りの形である六角形があらわれるが、レフレックスは光の輪が現れる。
 だから藝術的な効果を狙って使うことが多い。 


 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/19 12:41 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

復興税(2) 近頃の現象[六百八十五] 

消費税3%上げ案が浮上 
期間限定、復興債償還に―政府

 
 東日本大震災復興財源確保のため、消費税を期間限定で増税する案が政府内で浮上していることが18日、分かった。現在5%の税率を3年程度、3%引き上げる案を中心に検討されており、復興の本格化に伴って発行する国債の償還財源に充てる。複数の政府・民主党関係者が明らかにした。(時事通信)
 
【雑感】ガソリン税や高速道路料金などの前例がある。食管法もあったな。(余談1)
 
 だから消費税期間限定で増税、と言われても信用できない。東日本大震災の復興はまだまだ先の話である。原発の問題などで復旧すらできていない段階、これから東電が抱える被災者への補償などは政府も責任者の一人として負わなければならないし、前にも書いたが幾らかかるのかキリが無くて想像できない。

 ただでさえ、法律というものは一度決めてしまうと、そこの法律に基づいた利害関係が社会で構築されてしまい、その利害秩序で利権を持ってしまった勢力が大きければ国会での発言力も大きくなるので、少々実情に合わない法律になっても容易に改正はできなくなる。
 ましてや今回の復興税は、どう考えても期間限定では済みそうに無い。もともと消費税は10%から15%に、あるいは20%引き上げが必要などと声高に叫ぶ政治家や学者がいる。

 たぶん、「約束どおり」8%引き上げは期間限定だろう。引き上げ期限が終わったら、5%に戻すのではなく10%に上げると思う。
  
(余談1)ガソリン税は70年代半ば道路整備の財源不足を解消するため暫定措置として設けられた。暫定でありながら、現在も若干の修正を加えながら延々続けられている。
 
 高速道路料金も、今でこそ無料化が逆に民主党政権の欠陥政策と批判されているが、実は高速道路が建設された当初は「将来は無料にする」約束だった。無料になるのは高速道路の工事が終わるまでだが、全国各地で高速道路の建設工事が延々行われているため、無料化になる日も延々延び延びになって現在に至る。

 食管法は第二次大戦中の東條内閣の時に設定された法律で、戦時下の流通不全による食糧不足を緩和し国民隅々にまで平等に行き渡らせる事を目的にした。
 しかし戦後の50年代には戦時中あるいは敗戦直後の物資不足は解消されているにも関わらず食管法は存続し続け、廃止になったのは90年代前半である。食管法が廃止になったのは、経済のグローバル化と自民党による一党独裁長期政権が崩れた事が少なからず関係があると思っている。それまでの自民党政権は既に食管法が実像に合わないと知りながら存続させてきた。
 食管法は米余りと減反政策などの主原因であり、日本の農業を衰退させた元凶との批難もある。 


 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/19 12:36 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

統一地方選挙(6) 近頃の現象[六百八十四] 

さまざまな思い胸に論戦スタート 
後半戦告示

 
 東日本大震災や福島第1原発事故の影響が続く中、17日スタートした統一地方選後半戦。新潟、福井県の原発城下町では原発の是非やあり方をめぐって論戦が始まった。被害が大きかった地域では、延期されるケースが多い一方、被災地ながらも選挙戦に入った自治体も。有権者に配慮し、選挙カーの使用を自粛したり、拡声機の音量を絞るなど、一部では異例の選挙戦が展開される。(毎日新聞)
 
【雑感】異例というより、統一地方選挙を強行する意味が未だに解らないし納得できていない。どう考えても選挙なんかやっている場合ではない。また一部の候補者にとっては大きなハンデすら抱えた。
 
 例えば東京都知事選だ。通常のお祭り騒ぎみたいな選挙はできないから全候補者は選挙運動を自粛する。みんな自粛するから条件は一緒、と思ったら大間違い。現職が圧倒的に強くなるのだ。現職は選挙に出なくても、公務をやるだけで宣伝工作になってしまう。他の候補者が候補者に過ぎないのに防災服を着ても様にならないし白々しいだけ。政権批判をやってもエエカッコにしか見えん。
 現職は公務でいくらでも魅せ場を作れる。残念ながら民主党政権も失言が多い。それに毅然として物申す防災服姿の首長を演出できる。最初からスタートラインが違うアンフェアな選挙だ。
 
 統一地方選挙前半戦は主に都道府県知事や府議県議や・政令市市議などの選挙、後半戦は主に中核市以下の市町村議会の選挙になる。
 テーマは防災対策と原発の問題に集中するだろう。推進派は「容認派」に看板を変えて安全対策強化と電力会社への監視体制を主張し、反原発派は反原発を声高に主張する。あるいは「脱原発」に看板を変えて徐々に原発依存を脱却する政策を展開するか。
 
 電力がいるのは東京大坂などの大都市圏に限られ、原発や核処理場があるのは人口が少ない田舎ばかり。今回の後半戦でどう判断するか。
 少なくともいえるのは、民主党は今後も惨敗する。なぜ半年程度延期しなかったのか、解らない。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
[ 2011/04/18 01:07 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)

今日の晩御飯(41) 晴雨堂の晴耕雨読な食生活[九十七] 

天麩羅
 
110417_2046~晩御飯.jpg
 
【雑感】連れ合いの知人から薩摩芋とをいただいた。「天麩羅にして食べると美味しいよ」ということなので、さっそく連れ合いは天麩羅にした。
 上記写真はその天麩羅。薩摩芋にに舞茸をネタにした。こないだ鰈の煮付を作ったフライパンに浅く油を入れて、ネタが十分浸かりきれてない量で揚げる。以前はもっと豪快にたっぷりとオリーブ油を中華鍋に入れて揚げ物を作ったものだが、いつだったか油を切らしかけてあまり使えない時に食材が浸かるか浸からないかぐらいの量でやったら、別に問題なくできた。また天麩羅に使った油は後で使おうと専用の容器に移し替えていたのだが、酸化した油は身体に悪いとの話を聞いて二度使いはやらなくなった。ということで油はいつも少なめ、天麩羅自体も炒め物より油を使うのでたまにしかやらない。

 はちょうど旬か少し遅いくらいか。旬の物を食べると身体に良いと聞く。旬の物、その食材にとって最も生命力が輝く時期、その溢れる生命エネルギーをそっくり喰らうのである。理に適った言い伝えだ。
 

 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
映画処方箋一覧
晴雨堂が独断と偏見で処方した映画作品。
下段「日誌」項目は晴雨堂の日常雑感です。
メールフォーム
晴雨堂ミカエルに直接ご意見を仰せになりたい方は、このメールフォームを利用してください。晴雨堂のメールアドレスに送信されます。

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール
↓私の愛車と野営道具を入れたリュックです。

晴雨堂ミカエル

Author:晴雨堂ミカエル
 執筆者兼管理人の詳しいプロフィールは下記の「晴雨堂ミカエルのプロフ」をクリックしてください。

晴雨堂ミカエルのプロフ

FC2カウンター
2007年10月29日設置
当ブログ注目記事ランキング
当ブログで閲覧数の多い順ランキングです。
設置2013年6月13日
ブログランキング
下記のランキングにも参加しております。ご声援ありがとうございます。
  にほんブログ村 映画ブログへblogram投票ボタン
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
113位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
42位
アクセスランキングを見る>>
タグランキング
晴雨堂の関心度が反映されています。当ブログ開設当初は「黒澤明」が一位だったのに、今は・・。
訪問者閲覧記事
最近のアクセス者が閲覧した記事を表示しています。
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
リンク