第1422回「ゴールデンウィークのご予定は?」
こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当ほうじょうです。今日のテーマは「ゴールデンウィークのご予定は?」です。5月1日、2日は平日といえども、明日からは3連休1日2日も休んでどーんと大型連休を楽しむという方もいるのでは?この大型連休、あなたは一体なにをする予定ですか?私は海外へ旅行に…と言いたいところですが近場にドライブして、観光をしてくる予定です道は混んでるかな~?混んでるだろうなと思い...
FC2 トラックバックテーマ:「ゴールデンウィークのご予定は?」
【雑感】今年のゴールデンウィークはなんと9日連休だ。久しぶりの長い休暇だが、初日は夜勤明けだったので寝入ってしまった。
3月に産まれた息子の世話はもっぱら連れ合いが行い、私は仕事を理由に「免除」されていた形だったが、この長い連休は本格的に育児の実習となろう。
息子のためにお宮参りもしなければならないし、身内や親戚縁者に息子を紹介していかなければならない。これまでの長い休暇は、自分の趣味だけに使う傾向が強かったが、そういうわけにもいくまい。
寝室には我家が初めて導入したエアコンがある。エアコンを入れよう、と強固に主張してきたのは何と今までエアコンの導入を拒んできたエコロジストである連れ合いだ。彼女の方針で今まで冷房無しの夏に耐えてきたが、さすがに子供ができると変わってくる。
ホームセンターへ行ってベランダに植える予定のゴーヤーのために網や支柱をセットしなければならない。寝室に直撃する西日を少しでも和らげるための工夫だ。数年前から我家のベランダは緑の葉で埋め尽くすようにしている。
今年の連休は家事ばかりに連休が費やされそうだ。旅行やレジャーや宴会やサイクリングの予定は一切無い。



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名刺という小道具(肩書きとは何ぞや) 晴雨堂の晴耕雨読な日常[百十八]
当人に任された権限と責任を表す物であって、
威張るためのものではない!
【雑感】現在の仕事は製造業の一現場作業員なので基本的には工作機械を操って製品を見つめる毎日であり、取引先の方々や顧客と会う機会は殆ど無い。ある意味で気楽な仕事なので名刺は必要としない。しかしながらブログの名刺は作成している。たまに当映画処方箋ブログの宣伝やブログ仲間と会う機会があるので、必要になるのだ。
二十歳代の頃、私は権威や肩書きにこだわらない気風を美徳としていた。それは現在も変わっていない。それどころか権威に否定的傾向をますます強めてきている。変わったのは、肩書きは「道具」として存在意義がある事に気づき、「道具」としての信用と信頼が「権威」になっている事に気づいた点である。そもそも70年代頃から一部革新系に権威否定の風潮が出たのは権威のもつ信用と信頼が揺らいだからであって、権威が悪いのではない。原因と結果を私は混同していた事を悟った。
よく保守右翼はいかめしい肩書きを好む。字数の多い漢字が並んだ団体名の「会長」を名乗っているので、羽織袴が似合う口ひげを生やした古武士の風格の老人と思いきや、私よりも遙かに歳下の若造だったりする。逆に近頃の左翼は肩書きをぼかす。英語名かひらがなの軽くて柔かい団体名の「代表」とか「連絡役」という具合にだ。「代表」はまだいいが「連絡役」となると責任は誰がとるのか判らない。「責任者」という肩書きを用いるところもあるが、これとて何の責任を負うのか実は不明瞭だ。
いかめしい団体の会長でも実績が乏しかったら拍子抜けするし、何をやるのかよく判らない団体のイマイチ判らないポジションも不安である。
つまり、肩書きというのは、けっして威張るためのものではない。その当人に任された、あるいは手掛けている権限と責任を表すものである。何故かその当たり前のことを理解しようとしない人があまりに多すぎる。
当人が歳若くて頼りなさそうでも実績があれば信頼できる。仮に実績が判らなくても、実績のある団体が当人に担当を認めたのであらばある程度は信用できる。何かあったときも、責任の所在が判りやすい。そういった信用と信頼と責任が担保された状態が権威である。
ところが肩書きが無いと権限も責任も不明瞭となる。特に何かトラブルがあった場合、どこまで責任があるのか判らなければ、ビジネスの世界では致命的であり、混乱と紛争の元である。実際に私はトラブルを目の前にしたことが何度かあった。
逆に実績も実体も無いのに肩書きを掲げられても単なる虚しいええカッコしているだけで、責任が取れなかった事態となれば肩書きの信用は大暴落である。不渡りと同じだ。
だから成人した大人の社会人として生きていくのであれば、肩書きは決して恥ずかしいことでもなければカッコつけるためのものでもない。自分が何を背負っているのかを示すのは仕事の基本ルールである。
自己紹介の時に自分がなにを手掛けているかを説明する小道具としてよく使うのが名刺だ。
私が学校を出て最初に勤めた仕事が鍍金工場の現場作業だったので名刺は必要なかった。が、早くから名刺は自分で作るようになっていた。
というのも、市民運動に参加するようになって人と会うことが非常に多くなったからである。多忙な営業マン並みの渉外活動だったように思う。合うたびに連絡先を教えあうのだが、相手は名刺を一枚渡すだけで済ませるのに対し、私はメモ用紙をちぎってイチイチ名前・住所・電話番号を書かなければならないので非常に面倒だった。相手が1人ならそれでも良いが、複数名になると時間と労力が大変である。しかも慌しい運動の最中では鬱陶しくもある。
そこで止むを得ず数千円ほど支払って町の印刷はんこ屋に一番シンプルな名刺を印刷してもらったのが最初である。PCを使うようになってからは、自分で名刺を作成するようになった。自分で行うとレイアウトも自由にできるし、顔写真かイラストなどを印刷すれば顔も覚えてもらえる。裏面にはどんな活動をしているのかを簡潔に宣伝する文を印刷する。一種の運動のチラシとしても機能させる。
今は映画ブロガーとしての名刺をつくっているだけだ。
晴雨堂関連作品案内
アメリカン・サイコ ―デジタル・レストア・バージョン― [Blu-ray] メアリー・ハロン監督 2000年
主演のクリスチャン・ベイルの怪演ひかる猟奇殺人モノ映画。アメリカのエリートたちの虚しさがテーマか。
アメリカ財界の若きエリートである主人公が気に入らん奴を殺しまくるのだが、そんな残酷描写よりも印象的と評判なのが「名刺バトル」である。エリートたちが名刺交換するのは単に挨拶ではなく、誰の名刺がデザインや紙質で優れているかを競う。
私にしてみれば、「はぁ?」だ。本文前述の通り、いちいちメモ用紙ちぎって名前と連絡先を書くのが面倒で手間がかかるために名刺を使うようになっただけの事である。



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「バトルシップ」を観た!

(C) 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
【雑感】スカッと爽やか艦砲射撃! という感じのバトル映画だった。相手はナチスドイツ軍でもなければ旧日本軍でもない。ロシア軍でもなければイラク軍でもない。宇宙人だ。だから観客も良心の呵責は感じずに「殺戮場面」を楽しめる。
興味深い事に、宇宙人側は敵性行動か否かを判別して攻撃するかどうかを決めている。つまり、攻撃の意思の無い相手にはけっして攻撃を仕掛けないのである。無闇な殺生をしない地球の国際法にも合致した精神の持ち主だ。後に主人公は狡猾にもその性格を突いて・・、おっとネタバレになるから言わないでおこう。
したがって、異星人が果たして「侵略者」だったかどうかは謎にしたまま、一方的に敵意を抱いた地球人の戦争アクションを楽しむという、さりげなく皮肉の効いた作品に仕上がっている。

(C) 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
役作りのためかボーイッシュに髪を短くしているが、もともとは可愛い少女みたいな容姿である。
歌・ダンス・プロデュース・文筆など、マルチに活躍している才女だ。
イチオシのヒロインは、主人公の恋人役で金髪美女のブルックリン・デッカー氏ではなく、いっけん華奢で可愛らしいアフリカ系美女の火器担当兵曹レイクス役リアーナ氏だ。細腕で重機関銃を撃つ勇姿はさすがアメリカン・ヒロイン。歌手が本職?の彼女にとって初の本格的俳優デビューである。出身はたしかカリブ海の島国だったかな? バルバドスだったような。



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「アポロ18」を観た。 晴雨堂の晴耕雨読な日常[百十六]

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【雑感】昨日の土曜日晩に久々の映画館での映画鑑賞、当ブログの読者諸氏ならお察しと思う、家庭の事情で大阪の都心部に出張ることはおろか、映画もろくに観れていない。映画レビュアーでありながら、映画を観ない状態がこのところ続いていた。ただ、さほど映画を観れない状態はあまり苦になっていないどころか、妙に気分がいい。
今回はたまたま余裕ができたので映画館に行けた。あと数年もすれば、幼い息子をダシにして子供向け美少女アニメを堂々と観に行けるぞ。
さて、「アポロ18」は大阪ではキタのE-MAビル7階のシネコン梅田ブルク7でしかやってないと思う。地下街からなら東梅田駅近く、地上からは阪神百貨店の南側に位置する。
私が心から観たいと思う映画作品は、自宅からチャリで5分程度のシネコンでは上映しない。たいがい梅田・十三・九条まで出張らないとやっていないのだ。
我が郷里高知では人口が少ないのでシネコンは県庁所在地の高知市に一軒あっただけと思う。映画館の類は非常に少ない。地元の映画愛好有志が美術館や公民館などを借りて上映に努めているが、もし将来的にミニシアターより小規模のプチシアターを何かの施設と併設して営業できたら、そんな事を考えてしまう。
話を「アポロ18」に戻そう。日本での前評判は芳しくないが、私はけっこう「楽しく」拝見できた。アポロ計画関連の映画では月着陸船での生活風景があまり描写されることが無い。本作では月着陸船の中が主舞台なので、子供の頃からの私の欲求が満たされた形になった。
物語の展開やアイディア自体は特に新機軸は無く、いわゆる都市伝説を多少大掛かりな映画に実写かした感じか。
月面の描写はけっこうリアルだったと思う。ただ、「アポロ13」と違って遥かに低予算なのか無重力シーンは殆ど無かった。「アポロ13」では実際に無重力訓練に使う航空機を用いて本物の無重力状態を作り出し、僅か20秒程度の無重力を利用して俳優たちは演技をした。本作でも若干無重力シーンはあったが、これは本物ではなく特撮だろう。
たぶん今年の秋ぐらいにDVD化されるだろう。秋の夜長の退屈しのぎに適したバックグラウンドビデオになるかもしれない。
最も適しているのは真夏の熱帯夜の晩酌にちょっとした涼をとる肴に適しているかもしれない。なかなか気味の良いホラーだ。



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「アイアン・スカイ」日本でも今年9月公開予定!

【雑感】噂をTwitter上で見かけたとき、なんじやこりゃ?と呆れたが、公式サイトや予告編を拝見するとあまりの馬鹿馬鹿しさとスタイリッシュが組み合わさったSF活劇でストレス解消になりそうだ。
設定は、第二次大戦に負けたナチスドイツの残党が密かに月へ逃れ、そこで勢力を回復させて70年後に地球へ向け侵略するという話だ。物理的にありえない話なのだが、このぶっ飛び感は今年の残暑を吹き飛ばしそうである。
フィンランド産の低予算映画だ。
ところで、月をテーマにした映画はアメリカも放っている。「アポロ18」だ。これは歴史上から抹消されたアポロ18号の遭難をドキュメンタリータッチで描いたものだが、馬鹿馬鹿しさと爽快感ではフィンランドの本作が優れていてインパクトがある。



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亀井静香 近頃の現象[八百七十]
「亀井氏、仲間に追い出され自業自得」
石原知事は6日の記者会見で、国民新党を離党した亀井静香前代表について、「仲間に追い出されて、自業自得じゃないかな。私は国民新党と何の関わりもない」とつれない態度を示した。(読売新聞)
【雑感】昨今の政治には呆れ果ててコメントする気が失せていたが、久々に面白い事件だった。ただ、亀井静香氏のキャラが好きだっただけに今回の失脚は残念というより寂しい。
劇場型政治視点で見ればもっと亀井氏は暴れて場内を沸かせてほしかったが、この方は妙なところでヒューマンな良識を示す。ゴリゴリ頑迷な保守のはずなのに死刑廃止論者でもある。今回は政党助成金絡みで「大人の判断」か。
もともと今回の騒動には亀井静香側も自見庄三郎側も正当性は無い。
いくら党規に無いとはいえ、代表が主宰しない議員総会を開いて単純な多数決で代表解任決議は、小学生のガキ大将レベル、社会に対し恥を晒す事だ。企業内クーデターでも、秘密裏に反社長派が多数派工作を事前に行い、代表取締役主宰の通常の取締役会において役員の一人が緊急動議を行って予め示し合わせた役員たちが起立して社長解任決議という手順を踏む。国民新党のようなことがまかり通っては、適当に役員が多数集まったら勝手に社長を解任できることになってしまう。
党規には代表に議員総会を開く権限は明記されていないようだが、一議員が独断で議員総会を開く権限も明記されていないのだから、「代表の権限」も「議員総会の権限」も実は不明瞭なのだ。
もちろん、それをいってしまうと亀井静香氏が代表に選ばれた経緯も実は曖昧だ。明確に選挙によって選ばれた代表職とは言えないのだ。なんとなく議員全員の「合意」がとられたように見える。
個人商店のような少数政党だから、規約設定をいい加減にしてきたようだが、一応民主主義政治における政治のプロのはずのいい歳した大人たちである自覚が無い。
実は民主主義の筋論よりももっと生々しい問題がある。それは政党助成金だ。
一番国民に判りやすい方法とは、かつて辻元清美氏が連立を離脱する社民党に不満を感じながらも一時は内閣を離れ、日を改めて離党し民主党の会派に入る手順を踏んだ。
ところが自見氏らは6人もいるのに離党して新党を結成する挙には出ない。政党助成金は5人以上の国会議員がいる政党に支給されるが、それには今年の1月に届出していなければならない。つまり今から新党をつくっても今年は銭が入らないのだ。逆に亀井氏は2人になっても既に届出後だから8人で算出した額が丸々はいる。これでは亀井氏と袂を分かつ自見氏側は納得できない。また残る亀井氏側も国民からの非難は避けられない。
国民新党と民主党が結んだ「条約」では増税はしないことになっている。それが反古にされた以上は鳩山内閣時代の社民党のように潔く連立から離脱するのは筋論からいって正しい。自見氏はむしろ国民新党から民主党へ鞍替えするほうが妥当だろう。
しかし、民主党側から国民新党時代の役職に相応しいポストで厚遇されるとしても、もはや小さいながらも領地を持った大名ではなく、将軍から禄をもらう一介の旗本に成り下がる。
自見氏側としては連立離脱の正論にこだわる亀井氏が邪魔で仕方が無い。今回の不時の解任決議自体は代表職を解くだけの決定だが、そうなれば亀井氏の面子丸潰れ、政治家としての価値も暴落。事実上、放り出すことになる。
政党助成金の問題は総務省が亀井氏から自見氏に引き継いだ団体として認知しているようだから、8人算出の金額を6人で貰える道が開けた。
つまらんな。社民党の場合はイデオロギー色が強すぎて見苦しかったが、国民新党はあからさまに銭が絡んだ騒動で見苦しい。



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