明けましておめでとうございます。恒例の「晴雨堂の20○○年公開映画」10選がやってきました。今年は井口監督の「ゴーストスクワット」だけは観に行きたい。
今年も一年、生き残りましょう。
残念ながら 昨年も映画館で観た作品は僅か二作。
年末年始は毎回、旧年1年間の公開映画を振り返る行事を続けてきたが、ここ数年はそれが成り立たない事態にある。
「日本で2017年に劇場初公開された新作」という条件に絞って晴雨堂が独断と偏見で優秀作品を1作ぐらいは選ぼうと考えた。
具体的な評価基準は、劇場で1800円支払って鑑賞してなおかつDVDが発売されたら購入して本棚のコレクションに加えたい映画である。
で、映画館へ行く機会がめっきり減った上に心に残る映画も思い浮かばない。リメイクやらシリーズものやら、たしかにそれなりに面白いかもしれないが、思い出に残る事はたぶん無い。季節が過ぎれば、数多くある映画の一つとして記憶の沼の底へ沈むことになる。
旧年観たのは「ダンケルク」と「ワンダーウーマン」の二作。
「ダンケルク」はそれなりに記憶に残る映画だと思う。「ワンダーウーマン」は主演女優の美しい肉体しか記憶に残っていない。ああ、それからラテン系の女性とロシア系の女性が愛し合う百合映画「ローマ、愛の部屋」でラテン系女性のレズビアン役のエレナ・アナヤ氏が「ワンダーウーマン」でマッドサイエンティストを演じていた。
映画館初上映という条件を解いて地上波初放映も入れても、「シンゴジラ」で防衛大臣を演じた余貴美子氏の「総理、撃ちますか?…総理!!」という場面にしびれ、そればっかりリピートして観ているぐらいか。
もはや映画レビュアーとして失格ではないか? なんて御批判もあろうかと思う。しかしレビューは映画を鑑賞する人全員分け隔てなく持っている資格と権利である。これは民主主義社会の鉄の掟である。
それと、当ブログ「ミカエル晴雨堂の作法」でも謳っているように、私はAVも含め分け隔てなく「映画」として扱う人間なのだ。AVならよく観ているが、残念ながらFC2の規約で当ブログでは世間でAVと呼ばれている低予算映画はレビューアップできないのである。
それでは改めて、またこの一年も生き残りましょうぞ!



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