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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

晴雨堂も53歳になってしまった。40を過ぎた時は「楽勝やん」と思っていたが、50代は老いを自覚せざるを得ない。

とうとう53歳になりました。




【雑感】30歳になった頃は、高校時代の友人たちと再会すると「全然、変わってないやん」「なに?皺ぜんぜんないやん」と言われ、夜中に街を歩いていると警察から職務質問されたり、ストリップ劇場に行くと踊り子さんからチェリーボーイ扱いされたりと、何かと実年齢より10歳くらい若く見られたものだ。
 実際、30歳代前半までは高校生時代と体型は殆ど変わっておらず、高校の制服は濃紺のブレザーだったため私服として現役で着用していた。

 ところが50歳を過ぎるあたりから急速に老いを認めざるを得なくなった。いや40歳を過ぎたばかりは「楽勝やん」と思ってはいたが、じわじわと動体視力や聴力の衰えを自覚し始めた。具体的に言えば、若い頃はチャリンコのダウンヒルは大好きだったのだが40代半ばあたりから恐怖を感じるようになってきた。若い頃の日本一周の時は調子に乗って下り坂で90キロ近くスピードを出していたのだが、40キロでもハンドルを持つ手が震えるようになった。目がついてゆけないのだ。
 聴力では毎年の健康診断で「異常なし」なのだが、人が話す言葉が聞き取れなくなった。音としては聞こえるのだが、何を話しているのかが途切れ途切れに聞き取れなくなる。

 それでも、中身は老いても見た目は-10歳と思っていたら、あるとき息子と手をつないで歩いていたら「お孫さんですか?」と団地の別の棟の人から声をかけられた。
 息子が赤ん坊の時は間違いなく親子と思われていた。祖父と孫と間違われるようになったのは、ここ2・3年だろう。(営為執筆中)
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皆さん、明けましておめでとうございます。

皆さん、明けましておめでとうございます。 
今年も一年、生き残りましょう。


 残念ながら 昨年も映画館で観た作品は僅か二作、「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」と「ボヘミアン・ラプソディ」だけ。
 かつて年末年始は毎回、旧年1年間の劇場公開新作映画を振り返る行事を続けてきたが、それが成り立たない事態になって久しい。

 「日本で2018年に劇場初公開された新作」という条件に絞って晴雨堂が独断と偏見で優秀作品を1作ぐらいは選ぼうと考えた。
 具体的な評価基準は、劇場で1800円支払って鑑賞してなおかつDVDが発売されたら購入して本棚のコレクションに加えたい映画である。

 で、映画館へ行く機会がめっきり減った上に心に残る映画も思い浮かばない。リメイクやらシリーズものやら、たしかにそれなりに面白いかもしれないが、思い出に残る事はたぶん無い。季節が過ぎれば、数多くある映画の一つとして記憶の沼の底へ沈むことになる。

 ただロックバンドQueenの映画というよりはフレディ・マーキュリーの伝記映画と言っても良い「ボヘミアン・ラプソディ」は世間的にも名作と思うし、私個人にとっても中学生のころからQueenは好きで青春の歌だったので強烈に思い出に残る映画だ。

 付き合いが長い友人知人の中には私をビートルズ・オンリーなどと勘違いしている人も多いだろうが、実は一通りポップスは聞いているのだ。アバも好きだし、シカゴやポリスやリマールやバングルスやベルリンやU2やヒューマンリーグやスパンダーバレーなどもよく聞いていた。
 特にQueenの「バイシクルレース」はまことにタイムリーな曲だった。何しろ流行った当時中学生だった私はサイクリングを本格的にやり始めた時期であり、自分の中ではサイクリングのテーマソングだった。歌詞はまるで私の心情を理解しているのではないかと思わせる内容だったし、大学生の頃に観た全裸美女たちによる自転車レースのMVは私が描いたイメージを監督が熟知して寸分違わぬ内容で制作したのではないかと思ったほどだ。

 またフレディは後に伝説のSF特撮映画「メトロポリス」のフィルムを使ったMVを発表、「ラジオ・ガ・ガ」と「Love Kills」である。当時、映画好きの学生ではあったがまだメトロポリスは映画史の本でしか見たことが無い作品で、実際にフィルムを魅せてくれた「恩人」がフレディと言えるかもしれない。
 元々戦前の映画やその風俗に興味があった私は、ますますフレディに興味を持ってしまった。

 「ボヘミアン・・」を観てからは、思春期の余韻にずっと浸りたくて「バイシクルレース」や「Love Kills」のMVばかり観ている。

 昨年に続いて今年も同様の批判を受けたので、今年も同じ言い訳を言う。もはや映画レビュアーとして失格ではないか? なんて御批判があった。しかしレビューは映画を鑑賞する人全員分け隔てなく持っている資格と権利である。これは民主主義社会の鉄の掟である。

 それと、当ブログ「ミカエル晴雨堂の作法」でも謳っているように、私はAVも含め分け隔てなく「映画」として扱う人間なのだ。AVならよく観ていて高く評価している作品が多々あるのだが、残念ながらFC2の規約で当ブログでは世間でAVと呼ばれている低予算映画はレビューアップできないのである。


 それでは改めて、またこの一年も生き残りましょうぞ!

 最後に2019年上映予定のイチオシ映画を紹介する。昨秋何度か紹介したドイツ映画の「ちいさな独裁者」だ。今年2月8日から全国のミニシアターで上映予定。大阪では梅田スカイビルにあるシネ・リーブル梅田だ。


 
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