「龍馬は左腕に傷負い、逃げた」
寺田屋事件の報告書発見 坂本龍馬が京都の旅館で伏見奉行所に襲撃された「寺田屋事件」で、龍馬がけがをし逃走したことなどを記した京都所司代への報告文書が見つかり、高知県立坂本龍馬記念館が15日、発表した。京都所司代は幕府の西国支配の中枢を担った重要機関の長官で、同事件で幕府側の史料が見つかったのは初めてという。(産経新聞) 【雑感】学術的には、幕府側の資料としても龍馬右腕負傷の報告書が出てきたことで、龍馬側の資料との比較検討ができる。
発表によれば、左腕を負傷した龍馬が血を流しながら材木屋の納屋に逃げ込み血に染まった小物入れなどが残っていた、とある。なかなか具体的な描写。
高知出身の私としては、来年の大河ドラマ「龍馬伝」への追い風であり、伊予松山を舞台にした「坂の上の雲」とならんで四国観光の盛り上がりが期待でき経済的に結構なことである。
沖縄・北海道・九州・信州などと違って、四国観光というのはけっこうスルーされやすい。経済的にも本土4島の中では人口が少なく経済的に弱い。その分、独特の文化や自然もあるのだが。お遍路さんや幕末明治の偉人に頼って観光という度合いが強いのだ。
しかし、偉人たちの名前にあやかってというのは健全だと思う。四国には人口が少ない割りに人材があるとの証明でもあるし、下手な開発をせずとも日本の原風景で勝負でききる。私はこれらは四国の誇りだと考えている。
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