小沢氏が首相に不快感、
目合わせず…暫定税率で 民主党の
小沢幹事長が16日の来年度予算に関する民主党の要望の中で、
ガソリン税などの
暫定税率維持を求めたのに対し、維持すると明言しなかった
鳩山首相の対応に不快感を示していたことがわかった。(読売新聞)
【雑感】どこまでがデキレースか解らんなぁ。
民主党が選挙前に公開したマニフェストが実現不可能であるのは選挙前から指摘され判っていたはずであるし、国家主権者たる我ら国民も100%実現するなどとハナから思っていない。赤字財政に加えて容易に好転しそうにない世界不況、税収はこれからも下がり続ける。どう突いても無茶な話、それよりも風通しの悪い自民党政権を倒して社会に新風を吹き込み気を改める事に意義があった。状況が変われば、自民党政権では見えなかったものや動かなかったものが、見えたり動けるようになる。事業仕分けは欠陥多々あるが、自民党政権時代ではありえなかった透明性である。
私はマニフェストの2割程度実現できたら御の字と思っている。今回の「修正」など私にとっては「予定通り」だ。ただ、友愛キャラである
鳩山由紀夫氏が指導力を発揮してマニフェストを踏み倒したらイメージに傷が付く。
そこで首相の指導力が疑問視される副作用はあるが、
小沢一郎幹事長が自分のキャラを利用して嫌われ役を務めているのではないかと私は思っているし、今でもそう観ている。
大訪中団を率いて中国国家主席(国家主席は「大統領」とも訳せる)から元首級の歓待を受けたり、中国の役職上はナンバー2である副主席(実際はナンバー2ではなく、もう少し下)を天皇陛下に合わせ抗議する宮内庁を恫喝とも思える発言をしたり、さらに連立友党の幹事長たちを従えて
暫定税率の維持と子供手当て支給年収制限枠を強訴ともいえる迫力で「要望」したり。このところ波紋を呼ぶ行動が続きすぎている。
小沢一郎氏とて余程の馬鹿でない限り自分がどのように世間で見られているかは承知しているはず、敢えてやっているとしか見えない。
鳩山・
小沢間でどこまで話が進んでいるのか、ここが気になる。
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