鳩山首相「私腹を肥やしたわけではない」
と辞任否定 元秘書起訴で会見 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、東京地検特捜部が24日、政治資金規正法違反罪で懇話会の会計責任者だった芳賀大輔元政策秘書(55)を略式起訴した事件について、
鳩山首相は午後6時から記者会見し、「責任を痛感している。深くお詫び申し上げます」と陳謝した。(産経新聞)
【雑感】政権発足100日目、クリスマスイブ、朝はTBS「はなまるマーケット」に首相夫人の鳩山幸氏が爽やかに出演、比較的注目を浴びやすい夕方帯の報道番組、一見すると誠実そうな姿勢の長い釈明会見、しかしカッコ悪い。
こういうシチュエーションは、たぶん本人も関係者も想定していただろうし、イメージダウンを最小限にするべく演出やシナリオを練っていたと思う。
強いていえば、業界団体からの献金を得て利益代弁に尽力する代議士と違って鳩山氏は主に身内からの贈与だからクリーンだろう。そんな見方もあるが、いずれにせよ「秘書がやった」「辞めずに職務を全うすることが責任のとりかた」の2点は、自民党の議員たちの常套句で、かつての鳩山氏はそれを厳しく糾弾していた。やはりカッコ悪い。
しかし私は自民党政権時代から政治資金の問題に関して寛容である。議員を1人を国会に送り出すのに、どんなにクリーンな選挙をやっても1千万はかかる。選挙活動に参加したことの無い人間にはピンとこないだろうが、恐ろしいほど銭がいる。
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