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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

海堂尊(2) 近頃の現象[三百三十八] 

作家の海堂さんに賠償命令 
ブログで名誉棄損-東京地裁

 
 医療現場を舞台にしたミステリー小説「チーム・バチスタの栄光」などで知られる作家で、医師の海堂尊さんのブログで名誉を傷つけられたとして、日本病理学会副理事長の深山正久東大教授が海堂さんに損害賠償330万円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、110万円の支払いを命じた。(時事通信)
  
【雑感】まずは深山教授側に軍配があがったか。海堂氏の主張が100%事実だったとしても、深山教授側の公式見解はあくまで「Aiは解剖前の情報としては有用だが、解剖に代わるものではない」なので、言葉だけを評価すれば、海堂氏の言う「Ai研究がだめにされる」「Ai導入の普及を阻害している」「厚労省のAiつぶし」は飛躍解釈による不当批判、私が深山氏だったら「慎重に言葉を選んで結論づけたのに、Aiを完全否定したわけではないのに、なんであそこまで辱めを受けなあかんのや」とムカつくだろう。

 海堂氏の批判に正当性を持たせるには、深山教授の言葉の「含み」を論証する必要があったのだが、裁判所ではそれは不十分と判断された。当然、深山氏は訴訟するにあたって弁護士と立件できるか否か、勝訴できるか否かを相談した上で提訴しているので、今回の判決は「予定通り」だろう。
 
 私も海堂氏の言い分は勇み足だと思っている。歯に着せぬ批判や反論は議論を面白くさせるが、訴訟リスクがあがってしまう。本来なら、「過激な深山批判を」に入る前に、深山教授の研究結果に対する問題点を列挙して公開討論を申し入れる旨を内外に広く喧伝して言論戦の伏線を十分張っておくべきだった。
 しかし、そんなやり方だと、第三者からすれば「訳の解らん理屈」が淡々と並べられるだけで退屈してしまうのは目に見えている。
 
 この事件は、言論活動についてのあり方を考察する有用なサンプルだ。
 

 
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[ 2010/01/18 19:24 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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