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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「あゝ!一軒家プロレス」 萌えたい時に〔21〕 

あゝ!一軒家プロレス」 
ソニンはアクションスターの素質大!

 

 
【原題】
【公開年】2004年  【制作国】日本国  【時間】100分  【監督】久保直樹
【原案】テリー伊藤
【音楽】
【脚本】橋本以蔵 久保直樹
【言語】日本語 一部イングランド語
【出演】橋本真也(獅子王耕太)  ソニン(石塚那美)  粟田麗(獅子王麻美)  片桐仁(織田)  水道橋博士(竹中医師)  玉袋筋太郎(獅子王邸現場監督)  ニコラス・ペタス(マーク一条)  柳浩太郎(徹)  菅田俊(安藤)  佐野史郎(山路直人)
        
【成分】笑える パニック 勇敢 セクシー かわいい かっこいい コミカル スポ根 
   
【特徴】アダルトビデオの有名メーカーが制作した一般映画。プロレスラーの橋本真也氏とアイドルのソニン氏が主演。ソニン氏のアクションには光るものがある。今や彼女はマラソンを嗜む健康的で文化的なNHKタレントになっているので貴重映像だ。佐野史郎氏の怪演が面白い。
  
【効能】橋本真也氏のファンにとっては、過酷な楽屋裏を知っているだけに痛々しくて涙が出る。ソニン氏のファンにとっては、黒のスポーツブラ姿のアクションに萌え。
 
【副作用】橋本真也氏にもソニン氏にもシンパシーを感じていない人にとっては、出来損ないのおバカ映画にしか見えない。
 
下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。  
ソニンちゃんを主役にすべきだった。
 
 正直に言う。本作はソニン氏のアクションが目当てで観た。
 彼女の容姿は好みのタイプではないのだが、同じ高知県出身で小学校から関西に移り住んだのが少し私と似て親近感を抱く。また私の一家は尼崎に居を構えていた事があり、朝鮮学校の女生徒の制服は見馴れている。ゆえに若干のインパクトがあった。(余談1)
 そして何より、他の作品レビューでも述べてきたが、私は闘う美女の姿に萌える人間なのである。
 
 前評判は「AV制作会社が映画界に進出」「プロレスラーの橋本真也氏が主演」「歌手のソニンが出演」「テリー伊藤が原案」と盛り沢山、同時期に制作されたソフト・オン・デマントのAVを借りると冒頭で本作CMが目につく。(余談2)
 今となっては、橋本真也氏の貴重な遺作となってしまった。ファンにとっては場面場面の橋本真也氏の姿が大事だろう。一見するとB級おバカ映画の主演だが、内実は経営者と選手の兼任でトレーニングの合間で金策に走り回る、いや下手をすれば金策の合間にトレーニングをする激務、この映画もその一環だと思うと胸が痛むだろう。しかし、非情かもしれないが、私はソニン氏にしか興味がない。
 他、番組プロデューサー役の佐野史郎氏が期待通りの良い味を出している。ブルース・リー氏「死亡遊戯」風に一軒の建物で部屋ごとに強敵が控え、それを橋本真也氏とソニン氏の2人が交替で倒していく格好なのだが、それを中継する佐野史郎氏が最後に自ら編集室を出てカメラを持ち、顔面流血しながら番組を撮る様はキャラ通り。
 
 しかし、監督がプロレスファンだからこの内容になったようだが、私の贔屓目を差し引いたとしてもソニン氏を単独主人公にした格闘アクションの方が良かったのではないかと思う。橋本真也氏が悪いという意味ではなく、ソフト・オン・デマント制作となれば、ポルノでなくても女優中心の映画と思ってしまう人が圧倒的、それが観客のニーズではないか。いかつい男同士の肉と肉のぶつかり合いは実際の試合でこそ価値があって、この手の映画では汗で光る美女が毛むくじゃらのむさ苦しい男どもを次々と倒していく事に意義がある。
 
 ソニン氏を助演的主役にするのは惜しい。上半身を黒のスポーツブラ姿で闘う場面があるが、スレンダーながら逞しい身体をしている。運動神経も良さそうだし関節も柔らかく筋力もありそうだ。回し蹴り・ハイキック・上体反らしなど、実に美しい。
 ファッションモデルのように痩せているだけでは迫力が出ない。ビキニが似合う巨乳アイドル的体格では重たさがある。かといって体操選手やボディビル選手のような体脂肪の無い身体では色気に限界がある。当時のソニン氏がちょうど良い体格だ。彼女はアクションスターの素質がある。一般女優や歌手だけにするには実に勿体無い。
 近頃はNHKの教育的番組に出演したりと、ますますアクションから離れつつある様な気配だが、アクションにも出続けてほしい。
 
 最後に、もう1人のヒロインが事故で重傷を負った事がきっかけに人魚へ変質する場面があるのだが、あれは必要ないと思う。
  
(余談1)ソニン氏は神戸の朝鮮学校を高校の途中まで通っていた。原則、朝鮮学校は門をくぐると日本語厳禁、授業だけでなく私語も朝鮮語なので初級学校(小学校)卒業時には完璧にマスターできる。したがってソニン氏も朝鮮語を流暢に話す事ができるはずだ。さらに本作では綺麗な発音の英語も披露。
 
 日本では在日コリアン出身の芸能人が多いが、殆どが日本名を使用しているのに対して、ソニン氏は本名由来の芸名を使っている。本名は成膳任(ソン・ソニム)。
 
(余談2)AVも立派な映画だと定義している。私は文化を差別しない。
 

 
晴雨堂スタンダード評価
☆☆ 可
 
晴雨堂マニアック評価
☆☆ 凡作

 

 
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