内野聖陽「うっとうしい男を演じます」
1年ぶり検視官に テレ朝「臨場」第2弾 「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などで知られる作家、横山秀夫さんの警察小説を、内野聖陽さん(41)主演でドラマ化した「臨場」(テレビ朝日系)の連続ドラマ第2弾が7日にスタートする。内野さん演じる検視官・倉石義男が1年ぶりに帰ってくる。内野さんは「今年も検視官の範ちゅうを踏み越えて、越権行為バリバリのうっとうしい倉石義男45歳を演じます」と会見であいさつした。(まんたんウェブ) 【雑感】昨年放送された「
臨場」はお気に入りドラマだった。構成が良く、どんでん返しが小気味良い。また従来の刑事ドラマではレギュラーかチョイ役のポジションが犯人になるので意外性が面白い。
たとえば橋爪淳氏が扮した社会部デスクはレギュラーのポジションであり橋爪氏は犯人役を担当するような俳優ではなく、犯人になるにしても従来のパターンならシリーズ佳境が適当なのに中盤で早くも犯人となって逮捕されている。
今夜、待望の第2弾が放送された。前シーズンで主人公倉石検視官の理解者だった伊武雅刀氏扮する刑事部長が定年退官しているので、本シリーズは益岡徹氏が扮する五代恵一が新たな刑事部長として登場、金子さやか氏扮するサツ回りの女性記者花園愛が前シリーズ最終話で本社栄転なので本第1話では登場していない。それ以外は前シリーズと同じ配役で展開。
相変わらず台詞は説得力がある。第1話のヒロイン辺見えみり氏が良い味を出している。バラドルがいつの間に「演技派女優」になったんだろう、と驚いた。
今回の刑事部長は伊武雅刀氏の時と違って捜査現場にもしゃしゃり出て口を出す。捜査一課で絶大なリーダーシップを誇っていた高嶋政伸氏扮する立原管理官が些か小さくなった印象を受けた。また対立軸が前シリーズでは倉石VS立原だったのが、倉石VS五代になったために立原の影が若干薄くなって脇役傾向にあるのが気になる。
本シリーズ第1話と第2話は顔見せの意味があるので、3話からは元の路線に戻すとは思うが。立原管理官の影が薄くなっては面白くない。
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