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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

佐藤慶 近頃の現象[四百] 

佐藤慶氏、お疲れ様でした。

 映画やテレビで活躍したほか、ナレーションでも知られる俳優の佐藤慶(さとう・けい、本名・佐藤慶之助=さとう・けいのすけ)さんが2日午後4時19分、肺炎のため死去した。81歳。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男、純(じゅん)氏。(産経新聞)
 
【惜別】「哀惜」と書くべきなのだろうが、あえて「惜別」とする。
 
 私の世代なら、ドキュメント番組「知らせざる世界」のナレーション、聞き心地の良い低音の落ち着いた声が魅力だった。子供のころは毎週日曜日の晩に放送されるこの番組を楽しみにしていたのだが、いつの頃か佐藤氏がナレーターを降り別の人に代わってからは観なくなってしまった。
 
 ドラマでは「水滸伝」、中村敦夫氏扮する主人公林冲のライバルであり敵役宰相高俅が印象に残っている。ラストは渋かった。大宋国のクーデターに失敗し林冲の軍勢に破れ、西域へと落ち延びていくのだが荒野で行き倒れになりかけたとき林冲の軍勢が追いつき、高俅に向けて水と餅を投げ渡す。「高俅、最後の決着だ。食べて備えろ!」相手が宿敵林冲だと知ると高俅は水筒の水を地面に捨てながら「たしかにお前らしいやり方だが、俺は貴様の生血をすする」と剣を抜いて林冲に襲い掛かる。
 時代劇の悪玉は見苦しく家来を盾にしながら逃げ惑うが、この佐藤慶氏の悪役は気品があった。
 
 そして映画では「白日夢」、愛染恭子氏との本番が大評判だった。

 反体制的なアクを常に抱きながら第一線で活躍できる俳優、そんな俳優がまた1人いなくなってしまった。
 

 
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[ 2010/05/06 13:56 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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