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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

社民党 近頃の現象[四百十四] 

社民党 連立離脱9割方が支持 
反対意見のみこむ


 連立政権からの離脱を決めた30日の社民党全国幹事長会議。「当然」が多数意見を占め、反対や慎重意見を表明したのは新潟県連などわずかだった。離脱派が圧倒的多数を占める中、「急がない方がいい」と考えながらも意見を表明できず、複雑な表情のまま会場を去る県連幹部の姿も。今夏の参院選、さらには今後の党勢への影響はどうなるのか。連立政権発足から8カ月。社民党は大きくカジを切った。(毎日新聞)
 
【雑感】政権離脱によって、国土交通省副大臣として「入閣」していた辻元清美氏も去ることになる。その辻元氏だが、今朝の朝日新聞によると政権離脱には慎重というより今の時期で離脱というのは反対のニュアンスだったようである。福島氏が罷免なら、社民党から別の幹部を後任に据えたらええやないか、と言ったとか。
 
 そういえば、彼女はかつての自社さ政権のときも政権与党でいることのメリットを説いていた。なにしろ、当時の巨大与党である自民党を間近で監視・詰問し、自分たちの主張を政策に盛り込める。野党時代とは比べ物にならないくらい必要な情報も容易に手に入る。
 後に自公政権になったとき、かつて自社さ政権を批判していた人が「自社さ時代のほうが良かった」と言われて、思わず辻元氏は「だから言うたやんか! 今になってなんやねん。何であのとき支持してくれへんかったん!」と言い返した、という趣旨の話を講演で彼女自身が語っていたのを聞いた事がある。
 
 私の感覚では至極まっとうである。さすが辻元氏はピースボートを「企業」したオルガナイザーだけのことはある。残念ながら左翼市民の多くは自分で何かを創り上げていくよりは、他人様のアラが気になり攻撃する事のほうに力を注ぎがちだ。
 だが、もし辻元氏が党首だったらどうなっていただろう。あの秘書給与問題での失脚劇が無かったら、今頃は党首に収まっていたかもしれない。彼女が党首だったら・・。
 やはり福島党首と同様の抵抗を閣内で展開し、罷免され、連立離脱の決断を下すことになっただろう。
 
 報道では、社民党は理念を優先したと評されているようだが正確ではない。社民党は支持者勢力の感情論に押し流されたのだ。理念を優先したというよりは支持基盤崩壊を恐れての「利害」を優先した。
 前にも触れたが、かつて村山内閣時代に自民と連立政権を組むにあたって自衛隊を合憲と方針を転換したことで多くの支持者が去っていった。他にも様々な要因があっただろうが、勢力が十分の一に激減する大零落だった。旧社会党が自民との連立とはいえ悲願の与党になったのに社民党というミニ政党へ零落れたのをみれば、現在の野党自民党の零落れ方などまだマシだろう。
 
 これが社民党支持者の恐ろしさだ。公明や共産の支持者に比べて自由な雰囲気はあるが、裏を返せば鉄の結束は無い。気に入らないことがあれば、百年の計を考える余裕無く結論付ける。福島瑞穂氏を「わがまま」と評価する人も多いようだが、彼女は社民党系市民の性格や欠点を映しているに過ぎない。泥をかぶって実を取ることが不得手な方々だ。
 簡単に解決できる問題でない事だらけだ。闘いはまだ第1Rが終わったに過ぎないと考えたほうが良いだろう。少数野党ではもはや発言力は無い。
 
 とはいえ、福島瑞穂氏に同情すべき点はある。もともと彼女の「上司」である鳩山由紀夫総理が普天間基地について「最低でも県外」と発言していた。彼女たちに社民党にしてみれば、鳩山由紀夫氏が唐突に豹変したのであり、罷免されるべき道義的立場は鳩山由紀夫氏である。
 既に鳩山政権誕生当初からマスコミは今日の事態を可能性の1つとして予測していた訳なので、別に唐突でもないのだが。
 

 
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[ 2010/05/31 12:41 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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