『ゲゲゲの女房』映画版、
水木しげる氏にそっくり過ぎる宮籐官九郎! 現在NHKで放送中の連続テレビ小説が好視聴率をキープし、世にブームを巻き起こしている「ゲゲゲの女房」。11月に公開される映画版では主人公の布枝役を吹石一恵、水木しげる(武良茂)役を宮籐官九郎が務めるが、その宮籐演じる水木像があまりにも本人にそっくりだと話題を集めている。その真偽はいかに!?(シネマトゥデイ) 【雑感】たしかに似ている。雰囲気は完全に若い頃の水木しげる氏だ。 NHKのドラマ版は好感を持って拝見しているが、
向井理氏の
水木しげるは今ひとつピンとこない。
水木しげるというよりは、別の漫画家の若き日の物語というイメージである。失礼ながら、あまりにも
水木しげる氏とはかけ離れた美青年なので、鬼太郎や悪魔くんを描いている場面も違和感をおぼえる。加えてヘアースタイルがあまりに現代的なので、昭和30年代らしくない。
その点、
宮籐官九郎氏はまことに水木しげる氏の若い頃に雰囲気が良く似ているし、当時の風俗考証に沿ったスタイルで映像づくりがなされている。街の風景や家屋の生活臭さ、これが私の幼年時代の思い出に近いので懐かしくなる。
なにより、TVドラマの松下奈緒氏より、私は
吹石一恵氏の方がグッドだ。
映画公開日が待ち遠しい。そういえば、神戸の県立美術館、こないだまでレンピッカ展をやっていたのだが、今は水木しげるの妖怪図鑑展が催されている。10月3日まで開かれているので、暇を見つけて行ってみるとしよう。
兵庫県立美術館は阪神電車岩屋駅が一番近い。改札口を出ると程なく陸橋が美術館まで伸びているので信号や車を気にせず駅から直行できる。
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