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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

辻元清美(5) 近頃の現象[四百六十三] 

辻元清美氏、民主会派入り 
国交委筆頭理事に

 
 衆院会派の「民主党・無所属クラブ」は28日、8月に社民党を離党し、無所属となった辻元清美議員(大阪10区)の入会届を衆院事務局に提出した。
 辻元氏は無所属のまま会派入りする。民主党は10月1日召集の臨時国会から、辻元氏を衆院国土交通委員会の筆頭理事とする方針。

 辻元氏は離党表明の記者会見で、民主党との連携について「全くの白紙」としていたが、28日、「今回の決定は私の政治信条が変わったからではない。『ここをこう変えて、暮らしやすくしました』と示せる役割を目指したいと考えた」とするコメントを発表した。(28日読売新聞)

 
【雑感】与党の重役ポストに恋恋としている、社民党を裏切った、民主党に感化され深入りし過ぎ、といった類の批判は免れない。後援会も大きく割れるかもしれない。
 
 そういえば、堺市議会でも昔あった。社民党などのスタンスに近い左派的な市民運動上がりの議員をもっぱら「市民派」と自称する事が多いが、その市民派として当選した若者が自民党に鞍替えし、後援会や支持者の怒りをかった。その影響も小さくは無かったろう、後の選挙では落選した。
 
 自民党と違って民主党は菅直人代表をはじめ左派的市民運動あがりの人材も少なくなく、辻元氏の後援者たちの理解を得られるかもしれないが、古参社民党員には民主党嫌いの人間も少なくない。実際に90年代後半だったか社民党系の集会に顔を出したとき、少し民主党を好意的評価する発言をしただけで「民主党のスパイか!」などと怒鳴られたことがあった。現政権のやり方に反発する者も多い。
 果たして辻元氏の後援会は次の選挙までもつだろうか?
 
 ただ、運動を若干関わった経験のある者として言えば、辻元氏の気持ちは解るような気がする。市民運動なんて、贔屓目・楽観的に見ても100回闘って勝つのは1回あるかないか、殆ど負け戦だ。世の中はどんどん理想から遠ざかる一方、いつも保守に寄り切られるばかり。
 デモ行進に参加するのが好き、反対集会を運営するのが好き、勇ましく辻立ちして政府批判するのが好き、という人のように手段が目的化して運動が趣味になれば全く気にならないだろうが、本気で何らかの成果を求めている人ほどしんどくなっていくし葛藤を抱えてしまう。
 果たして、このまま運動を続けて・・何か社会のためになるんやろうか? このままでええのか? そういう悩みを抱くようになる。

 特に辻元氏は並の運動家や左派政治家と違い、持ち前の外交手腕で人脈を巧みに利用し若くしてピースボートを成功させた。社民党入党時も若くして党中枢の幹部に抜擢され、「社民党を乗っ取る」と勇ましく支持者たちに公言し、実際に40代前半で党幹事長となり土井たか子氏の事実上の後継者となり党首の座も目の前だった。
 有限実行を続けてきた人間にとって、秘書給与詐欺の容疑で失脚したり、昨年の連立でせっかく政権の準閣僚に入れたのに連立離脱で辞任するのは、けっこうしんどいだろう。
 
 多くの市民運動は100回戦をして勝ち戦は1回あるかないか、国政はおろか地方自治体を動かすのも至難の業、やっと市政を動かせるポジションを確保しても保守の巻き返しで寄り切られる。国からの圧力で自治体の声が吹き飛ばされる。
 そんな現場で運動を続けてきた人間にとって、やっと組織や政権を動かせるポジションに就けたのに、党の事情で離れるのは耐え難いかもしれない。文句を言うだけで満足する人ならまだしも。
 
 今までの支持者に対しては残念ながらカッコ悪い。今のままでは民主党の支持率も不安なので次の衆院選で落選する可能性は高い。それまでにどれだけ実績を示せるかが課題だ。それも有権者の記憶に残る実績でないといけないから難しい。
 

 
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[ 2010/09/29 23:19 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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