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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

青春回帰 9 「宇宙戦艦ヤマト 」 

宇宙戦艦ヤマト <劇場版>」 アニメの地位を上げた作品
  
 
 
【公開年】1977年  【制作国】日本  【時間】112分  【監督】舛田利雄
【原作】松本零士
【音楽】宮川泰
【出演】納谷悟朗(沖田十三)  富山敬(古代進)  麻上洋子(森雪)  伊武雅之(デスラー総統)  神谷明(加藤三郎)  青野武(真田志郎)  仲村秀生(島大介)  緒方賢一(アナライザー)  永井一郎(佐渡酒造/徳川彦左衛門)  安原義人(太田健二郎)  柴田秀勝(ガイデル)  阪脩(ゲール副司令)  大林丈史(シュルツ)  平井道子(スターシャ)  小林修(ドメル将軍)  広川太一郎(古代守)  井上和彦(山本明)  野村信次(相原義一)  山下啓介(ヒス副総統)     
 
【成分】  
   
【特徴】
 
【効能】
 
【副作用】
 
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TVシリーズのダイジェスト版

 映画として評価すれば採点を低くせざるを得ない。どう贔屓目で観てもTVアニメのダイジェスト版でしかないからだ。
 しかし当時はそれでも良かった。大阪では今は壊されて無い伝説の巨大スクリーンと大音量を誇った梅田のOS劇場で公開された。始発で梅田へ行き行列に並んだものである。既に長い行列が出来ていた。現場で同級生に出会うと、ヤマト談義に花を咲かせた。

 「ヤマト」以前のアニメは、「ルパン三世」などの例外を除けば殆どが子供向けを前提としていた。子供向けは良いのだが、製作者側は些か「子供」というものを甘く見ていたように思う。登場人物があまりにもシンプルすぎて、主人公と敵役との単純な対立を描くだけだった。
 レギュラー登場人物が多いのは「ヤマト」が最初ではないかと思う。また、敵役はいかにも凶暴で悪辣に描くだけが多かった中で、「ヤマト」あたりから主役グループと悪役グループをイーブンで描くようになった。言い換えれば、悪役側のキャラを主人公にサイドストーリーを創ることが可能なぐらい、魅力あるキャラが多いのが「ヤマト」の特徴である。
 
 主題歌やBGMも凝っていた。アニメの主題歌がレコードになるのは以前からあったが、シングル板ばかりで、LPが発表されても幾つかのアニメ作品を収録したものだった。「ヤマト」の場合、「ヤマト」の音楽だけを収録したLPが発表され、大勢の青少年が買い求めた。今の「ガンダム」やジブリどころの騒ぎではない。
 
 BGMはいずれも名曲揃いで、エンディングテーマ曲は歌詞に「ヤマト」は登場しない凝りようだ。以前のアニメ主題歌であれば、学校の校歌のごとくタイトルや登場人物の連呼が当たり前だが、さしずめ校名連呼の無い校歌であり、当時としては画期的な試みである。
 
 厳しい目で見れば、「ヤマト」は科学考証を大きく無視したSFであり、第二次大戦を宇宙に移しただけのパロディともいえる。(余談1)
 また内容が軍国主義を想起するものであったり、近頃の右翼が「ヤマト」のテーマ曲で街宣することもあって、一部左翼や反戦運動家たちは酷評しているようだが、ケナす前にアニメを軽んじていた不明を恥じるべきだろう。しかし一部の良識派は恥じるどころか、アニメ全般を否定的に見る傾向があるのは嘆かわしいことである。

(余談1)逆に「ローレライ」を酷評する気にはなれない。「ガンダム」や「ヤマト」が受け入れられて、実写映画では酷評されるのは納得いかない。
 
晴雨堂スタンダード評価
☆ 不可
 
晴雨堂マニアック評価
☆☆☆☆☆

 
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[ 2008/01/09 23:54 ] 映画・・青春回帰 | TB(0) | CM(0)
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