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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

死刑廃止論 近頃の現象[四百九十一] 

死刑停止求める決議採択 
日本は反対、国連総会委

 
 国連総会第3委員会(人権)は11日、欧州連合(EU)などが提案した死刑執行の一時停止を加盟国に求める決議案を賛成107、反対38、棄権36で採択した。日米中などは反対した。本会議採択を経て、総会決議になる見通し。(時事通信)
 
【雑感】死刑廃止論者にとっては朗報だろう。そして彼等彼女たちの多くは死刑執行一時停止に反対するアメリカ・中国そして日本の態度に憤慨し、その精神構造に疑念を呈するとともに、野蛮な価値観と論理であると一蹴し、自己の先進性を「確認」するであろう。
 
 この決議は強制力は無い。だから無視しても構わないのだが、アメリカや中国と違って日本は外圧と世界的世論に弱い。それに現政権は死刑廃止に前向きな民主党が握っている。千葉景子氏が法相から失脚して多少はトーンダウンするだろうが、廃止に前向きなのは変わりない。
 
 私は死刑に消極的賛成の立場である。問題は冤罪によって無実の人間が処刑されるリスクがある点だが、これについては廃止論者と共有できる問題点だと考えている。冤罪のリスクと冤罪を生む警察・検察の体制と職場風土が積極的に賛成できない壁だ。
 共有できないのは、死刑の抑止効果である。死刑廃止論者と議論したとき大概は「抑止効果」に対する認識が大きくズレ平行線となっていく。必ずといっていいほど浴びせられる文言は「死刑制度があるからといって犯罪は無くならない」とくる。
 
 私はこの言葉を聞くたびにイラっとする。何故なら私は「死刑があると犯罪が無くなる」などとは一言も発していないのだ。なのに「死刑があるからといって犯罪は無くならない」と飛躍解釈による見当違い反論を浴びせられ強い不快感を抱く。
 死刑を無くしたところで犯罪は減る訳ではない。しかし死刑を無くした事によって凶悪犯罪が増えるリスクの可能性を指摘しているだけだ。犯罪者の身になって考えれば解る事だ。死刑になる確率がゼロの場合と、もしかしたらあるかもしれない、のとでは心理的抑制度は雲泥の差だろう。世の中にはやむを得ず犯罪を犯してしまう人もいれば、嬉々として凶悪犯罪をしでかす人格障害者もいるのだ。
 

 
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[ 2010/11/12 16:14 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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