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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「ブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」  

重要文化財と手塚漫画が共演!
特別展「手塚治虫のブッダ展」が開催決定


 手塚治虫が10年の歳月をかけて描きあげた漫画『ブッダ』を3部作でアニメ映画化する『ブッダ-赤い砂漠よ!美しく-』が5月に公開されるのを記念して、4月26日(火)から上野の東京国立博物館で、特別展「手塚治虫のブッダ展」が開催されることが決定した。

 今回の特別展は、手塚治虫の漫画『ブッダ』の直筆原画約50点と、重要文化財を含む仏像約15点を展示しながらブッダの生涯をたどる内容で、手塚治虫が長年に渡って追い続けたブッダの世界を多角的に観賞できる内容になっているという。

 『ブッダ』は、2500年前のインドを舞台に、シャカ国の王子として生まれたゴータマ・シッダールタが、「人はなぜ生きるのか、なぜ苦しまなければならないのか」の答えを求め、すべてを捨てて僧として迷いながら旅を続ける姿を描いた作品。吉永小百合吉岡秀隆堺雅人らが声のキャストを務める。(ぴあ映画生活)

 
【雑感】アニメ映画はそうそうたる顔触れ。主要キャラに声優を使わないというのは大いに不満だが、キャスティングは的を得ていると思う。
 さらにイメージアートを担当しているのは岡野玲子氏、知ってのとおり彼女は「ファンシーダンス」や「陰陽師」で著名な漫画家、夫は手塚眞氏、つまり彼女は手塚治虫氏の「義理の娘」である。
 
 手塚治虫氏の代表作に相応しい大掛かりなアニメ映画に期待するところ大ではあるが、私は少し不安に思う事もある。
 原作漫画では、拝火教の信徒と問答するとき、釈迦は相手を論破するのではなく「超能力」で丸太に火をつけて相手を平伏させている。
 それから、愛弟子タッタが釈迦の故郷カピラバストウの過激派に取り込まれコーサラ国の大軍と戦って死んだ事に自分の無力さを嘆き「神よ!」と慟哭する場面がある。釈迦が無神論者であるかどうかは宗教者・宗教学者たちの間で未だ決着の付かない論争が続いているようだが、私も既成の神を批判してきた釈迦が「神よ!」と叫ぶのは違うのではないかと思う。
 あと、美青年釈迦が40歳くらいで突然激老けして所謂「お釈迦様」の体になるのは、少しギャグだった。
 
 いずれにせよ、上演されたら観てみたい。
 
 作品は3部制にするらしい。1部は釈迦が生まれる前後のスードラ・チャプラと少年時代のタッタの物語、となればディーバダッタは2部あたりから登場するはず、彼の声は誰が担当するのか、たぶん女優を当てるだろう、今から楽しみだ。
 まさか、大映映画「釈迦」つながりで勝新太郎氏の子息鴈龍氏がディーバダッタをやるとは思えないが。それも面白いかな。
 
特別展「手塚治虫のブッダ展
会期:4月26日(火)~6月26日(日) ※月曜休館
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
会場:東京国立博物館 本館特別5室(上野公園)
観覧料:一般800円、大学生600円、高校生400円 中学生以下無料


ブッダ-赤い砂漠よ!美しく-
5月28日(土) 全国ロードショー


 
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