ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

2011年統一地方選挙 近頃の現象[五百八十三] 

戦術なき予算案・関連法案切り離し採決、
統一地方選後に焦点

 
 民主党政権の国会運営が混迷を極めている。予算案と予算執行の裏付けとなる歳入関連法案の一括採決が常道の国会運営で、政府・与党は11年度予算案と予算関連法案を切り離して衆院通過を強行する構えだが、予算関連法案の成立の見通しがたたないどころか、参院で予算案を審議しながら、衆院で関連法案の修正を協議する歪な国会運営を迫られている。(ロイター)
 
【雑感】来月は統一地方選挙だ。もともと各自治体が一斉に選挙をやったものだが、自治体によっては阿久根市のように任期途中で議会が解散されたり首長が解職になったりで次第に改選時期がバラバラになってきた。それでも未だ多くの自治体が4年に一度の桜の季節に行われる。地方自治体の政治が今までいかに無風だったかを表しているかもしれない。阿久根市や名古屋市のほうが歴史的に稀だった。
 
 私が住んでいる地域でも選挙モードだ。一番こまめに街宣するはやはり組織力に長けた共産党だ。どんな街角にも出没するといった感じで、拡声器から政権批判を繰り出す。失業者のうち2人に1人は求人から溢れる、大手企業の内部留保は総計200兆円以上を溜め込み雇用を増やさない、といった事を簡潔に連呼する。
 
 保守系の候補者や政治団体は未だに巡回しない。共産党に比べて「活動費」が少ないのか? 宣伝活動する労力が惜しいのか? その中では保守系改革派の大阪維新の会は、共産党より頻度は少ないものの健闘している。
 
 あまり良い傾向ではないのだが、私は主権者としての情熱というか熱意というか希望というか、主体的な行動意欲が著しく減退している。政治に関わっている方々から「何を無責任なことを言ってんや」とのお叱りを受けるかもしれない。あるいは「何もやってないくせに文句ばかり並べよって」と非難されるかもしれない。
 ただ、私は平均的日本人の中では、むしろよくやってきた部類に確実に入る人間なのである。
 
 某選対事務所に入って、ビラまき・電話かけ・葉書書き・辻立ち・街頭演説・桃太郎など、一通りはやってきた。単に応援のエキストラというだけでなく、責任者も務めたことがある。資金にしても、世間一般の人々が千円から5千円程度のカンパをしているとき、低所得労働者である私は1万円から2万円程度のカンパをやった。
 睡眠不足から仕事に支障をきたし、会社の同僚や上司がどこかで政治活動をする私の姿を視認してからは、厳しい針の筵のような勤務環境に陥った。
 それでも行い続けたのは、自分のやっていることが公共の利益になると信じたからだ。
 
 しかし、ある時期から急速にやる気を失った。私の側の視点になるが、あるキッカケで「尽くし甲斐」というものを失ったのだ。
 関係者が特定されてしまう恐れがあるので詳しくはいえないが、まずキッカケの第一原因は私自身の力の無さと要領の悪さだろう。もっと上手く立ち回っていたら、傷口は最小限に抑えられていた。第二の原因は私が馬鹿正直過ぎた事。正味、公共の利益のために動いてきた。具体的な例えを言えば、みんなが嫌がる便所掃除を率先して行うような感覚、私が政治に関わったのはそんな志だった。もし私に「議員」になる野心、「名士」になる野心、人名辞典に載る人物になる名誉欲があったら、職場から罵詈雑言と嫌がらせを浴びても「仲間」や「同志」からヒステリックな突き上げを喰らっても、ふてぶてしく懲りずに政治活動を続けていた。
 
 第三、第四は、語弊を恐れずに申せば、活動家たちにも原因がある。純粋に人民のため国民のため万民のためには動かないのは心得ているが、あまりにも内面に個人的問題を抱えている人が多すぎた。常識を知らない、無神経で自己中、仲間や同志よりも精神カウンセラーが必要ではないのか、人民に奉仕するといいながら自分を人民より一段上から目線はいったいなんぞや、そんな場面を目撃したのは一度や二度ではない。たまたま私が遭遇した特殊な場面と納得したいが、目撃例が広範囲で多岐に渡っていて数が多すぎた。
 
 彼ら彼女たちの志を全否定はしない。たぶん、本当に世の中を良くしたいのだろう。同時に、万民に奉仕する志よりも自分自身が救われたい気持ちが強すぎる。だから一見すると献身的なようでも押し付けがましくて上から目線が見え隠れする。
 そしてベースは漠然とした体制権力への憎しみが動機だ。万民のためではなく体制権力に向かってファイティングポーズをとるのが趣味と化している。中東で政変が相次いでいるが、アラブの市民たちほど切羽詰っていないのに体制への憎しみを並べられると、本当に心からの体制批判なのだろうか、それとも思い込みだろうかと疑ってしまう。
 
 だから私は距離を置くことにしている。公共の利益と信じて関わっていたら他人の戦に付き合わされた、そんな事をもはややっている時間は無い。人生が勿体無い。少年や青年と違って、命は有限で人生の先も見えてきた歳頃になった。黄泉の客となるまでの時間は作品を創るとか、起業するとか、何かを作り上げるものに使い切りたい。
 

 
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[ 2011/03/01 15:17 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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