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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

大阪人の本音? 近頃の現象[六百三十二] 

「この地震、本当に起きてよかった」
大阪府議長が発言

 
 4月1日告示の大阪府議選に立候補を予定している長田義明府議会議長(自民)が、20日の事務所開きのあいさつで、東日本大震災に関連して「大阪にとって天の恵みというと言葉が悪いが、本当にこの地震が起こってよかった」と発言した。長田氏は朝日新聞の取材に「不謹慎な言い方で、反省している」と話している。 (朝日新聞)
 
【雑感】大阪人の「本音」なのかな? 土佐系とはいえ私も人生の殆どを大阪で過ごしている大阪の人間なので、そんな風には思いたくはないが。
 
 残念ながら長田義明氏のような感覚の政治家や経済人は居る。その背景について私もいろいろ知っているが、大阪人の評判を落とすような裏切りはしたくないので1つだけ要因を述べよう。
 
 大阪は幸運にも災害が少ない恵まれた国だ。最後に大災害に遭ったのは、半世紀ほど前の第二室戸台風だったのではないか。その第二室戸でも隣の尼崎などの下町は被害を受けたが、大阪は思ったほどの損害はなかったように思う。
 私が記憶している台風の直撃にしても、突風が吹く程度のもので、大したことは起きなかったが「台風上陸」なので学校が休みになり、友達らと喜び遊びに出かけた事もあった。
 あの阪神淡路大震災でさえ、被害の多くは神戸周辺であって、大阪でも一部深刻な被災をした方はいたが、全体としては殆ど無傷といって良い。
 
 今回の東日本大震災で鉄壁の守りを施した宮古市の旧田老町には、子供の頃に津波を経験した人や、父母や祖父母の代に被災を経験した人など、津波の記憶が色濃く残っている。前の記事にも書いたが、大阪の泉南市や阪南市の海岸にある防波堤に比べれば田老町の防潮堤は巨大要塞、他の東北の町々や東海道の海岸も大阪に比べたら立派な防波堤を築いている。
 だが、大阪人にとって町を壊滅させたのは台風や地震というよりは第二次世界大戦のB29だ。それだけ被災の経験が乏しく、ピンとこないのである。ピンとこないから他人事に考える人間も必然的に多くなるし、経済の国ゆえビジネスチャンスと捉える大阪人がいても仕方がない。
 
 だから私は「唐山大地震」などを上映自粛にしたのは誤りだと思っている。大阪では上映しなければならない映画だ。
 同じ日本人でも地域や県民府民気質が大きく違う。同じ日本人だから、同じ光景を見て同じ感情を持つとは大間違いだ。温度差どころか発想も異なる場合がある。
 唐山大地震」を東北で上映しても意味はない。生の光景が眼前に広がっているのに、なんで地震の映画が観れようか。それに多くの映画館も被災していて上映できない。関東も東北支援の最前線だ。しかし大阪では災害への危機感が無さ過ぎるので上映すべきである。
  
 そういえば、橋下徹知事は咲洲庁舎への本庁機能移転を凍結したそうではないか。議会は防災の不備を指摘して2回否決されている。たぶん、巨大地震が起こっても咲洲庁舎なら崩落する可能性は低いかもしれないが、福島第一原発のように周辺の重要機器が破損して大事故になってしまったように、電気通信機器が破損して海の真ん中で孤立することは十分ありえる。通信機能を遮断されエアコンや水食糧が無い状態になったら府を統括するどころではない。
 しかしそんな咲洲庁舎問題も、大半の大阪府民は無関心だ。移転されると困る現庁舎周辺の飲食店などの業者は死活問題ゆえ反対の声をあげているが。
 

 
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[ 2011/03/21 19:26 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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