コンビニの前でたむろする2匹の猫 【雑感】友人とわかれた後、通りかかったコンビニの駐車場で若い男性がパンを千切って猫にやっていた。
私も猫に何かやりたくなって、コンビニにクロワッサンを買った。表に出ると猫の姿がない。もういずこかへ去っていったのかと思い、猫のために買ったクロワッサンを食べようと袋をやぶいたとたん、さっきの猫が音を聞きつけて物陰から姿を現した。左の焦げ茶色の猫が「飯くれ!」と叫んでいるかのように声を出す。
よく見ると、この2匹の猫、毛並みは良いし丸々と太っている。どうやら客にねだるために駐車場のどこかで店を出る客を見張っていたようだ。
もともとクロワッサンは猫のために買ったので気前よく千切って与えた。全部やるつもりだったのだが、2匹の猫は別のターゲットに照準を変えた。
ちょうど、20代後半くらいのスラリとした女性がホットドックを片手に通りかかったのだ。2匹は女性を取り囲みギャーギャーなきだす。
「きゃぁ! なにこの猫、こわい!」カルーセル麻紀氏のようなハスキーボイスで女性は驚く。焦げ茶色の猫は牙を見せて大声を上げる。
「わかった、わかった」女性は食べかけのホットドックを千切って与え始めた。2匹はむさぼり喰う。
こいつら、より美味そうな食べ物を持っている人に乗り換えよったな。しかも相手が女性だから強く出たに違いない。女性の亭主らしき若い男が遅れてコンビニから出てきて、「なにしとんねん」と笑いながら声をかけてきた。女性は猫を指差して「この茶色いの、こわい」と愚痴っていた。
このコンビニの敷地内で主のように居座り、店から出てくる客を観察しているんだろうな。カモになりそうな奴はいないかと。
写真では目立たないが、この2匹はかなりの肥満だ。
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