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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「のぼうの城」公開延期 近頃の現象[六百九十一] 

のぼうの城」約1年公開延期 
「水攻めの表現ふさわしくない」

 
 アスミック・エースは4月22日、東日本大震災の被害状況、被災者の心情を鑑み東宝との共同配給作品「のぼうの城」(9月17日公開予定)の公開を延期することを発表した。新たな公開時期は、2012年秋を予定しているという。(映画.com)
 
【雑感】本年度上映予定の邦画の中で最も観たい映画だった。原作も好きだし、主役の野村萬斎氏はお気に入り俳優だ。
 
 「唐山大地震」の上映自粛は怒ったが、本作の延期はやむを得ないと思う。映画の目的が全く違うからだ。
 
 「唐山大地震」はやっと被災者や関係者が過去を直視し冷静に省みる事ができるようになった時期に制作された。時間を経る必要があったのは当然の事ながら、地震発生時は毛沢東時代だったので自由に冷静に分析できる環境ではなかった。
 地震から四半世紀が経過し、経済成長に湧く中国沿海部の市民たちには必要な映画なのである。映画は現実逃避をさせる事もあれば、現実を忘れ浮かれている者をビンタして喝を入れる役割もある。同時に、この映画は西日本に住む日本人にも必要な作品だ。
 
 だが「のぼうの城」はエンターテイメント歴史大作、溜飲を下げ楽しむために観る娯楽大作である。しばし現実から離れて、映画の世界を楽しむための作品だ。いま上映したら、たぶん楽しめない。
 

 

 
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[ 2011/04/22 15:33 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)
残念ですね。
苫小牧ロケなので、楽しみにしていたのですが。

同じ原作者の「忍びの国」は主人公の言葉使い
が現代風でちょっとノれなかったです。
「のぼうの城」も読んでみようとは思っています。
[ 2011/04/22 16:09 ] [ 編集 ]
A君へ
 
 野村萬斎氏が好きでしてね。飄々とした知的キャラが気に入っています。ちょうど我々と同世代の俳優ですね。学年ではA君と同じかな。
 
 豊臣秀吉の関東平定時の物語です。野村萬斎氏は北条方の武将の役で、支城の城代をを務めています。実質、忍城の総大将ですね。そこへ石田三成ら二万の大軍が攻囲するのですが、なんと主君の小田原城が落ちても持ち堪えてしまうという奇蹟をやってのけるんです。飄々としてドン臭くて人の良い武将が。
 
 史実では小田原戦以降も生き延び、晩年は出家します。

> 残念ですね。
> 苫小牧ロケなので、楽しみにしていたのですが。
>
> 同じ原作者の「忍びの国」は主人公の言葉使い
> が現代風でちょっとノれなかったです。
> 「のぼうの城」も読んでみようとは思っています。
[ 2011/04/22 18:21 ] [ 編集 ]
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