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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

山本太郎(3) 近頃の現象[七百四十三] 

山本太郎「事務所、辞めました!
これ以上迷惑かけられない」
福島の子どもたちのため覚悟の決意表明

 
 俳優の山本太郎が、27日、自身のツイッターで所属事務所のシスカンパニーを辞めたことを報告した。(シネマトゥデイ)
 
【雑感】良くも悪くも日本的なオトシマエのつけ方だな。
 
 前述したように、震災前であれば国内で反原発運動を展開していたのは左翼系市民にほぼ限られていた。主に社民党系もしくは社民党とも友好関係をもっている勢力、およびグリーンピースなど海外のエコ勢力に感化された市民など。
 まことに残念な事だが、大昔から反原発運動の理論派が危惧した事態が今回の震災によって全て起こってしまっている。以前から抱えていた原子炉の問題・電力コストの嘘・震災に対する危機管理の甘さ・行政の組織的欠陥などなど。未だに起こっていないのは再臨界ぐらいのものだろう。これは現場が決死の努力で食い止めている状態だ。
 だから山本太郎氏の行動は特に政治的問題にはならない。今は反原発が世界的メジャーな世論だからだ。
 
 真の保守ならば、「番組降板」→「迷惑かけるから退職」という流れにしない環境をつくるべきだ。電力会社も芸能事務所も肝が小さいイメージを全世界に喧伝してしまう。世間というものは細かい事情は見ない。現象を単純にステレオタイプに加工して納得するものだ。
 したがって、いくら山本太郎氏が事務所をかばっても、「ちょっとデモに参加しただけで仕事を奪い会社を辞めさせられる」という形に見なされる。さらに尾鰭がついて「日本は中国や北朝鮮なみに人権侵害を平気でやる後進国」とレッテルをつける海外メディアも現われるかもしれない。
 危機の時こそ逆に批判勢力に対しては鷹揚に構えなければならない。
 
 この過剰反応は一種の保身行動だ。目障りなモノに蓋をする行為、これが原発の安全対策を疎かにさせ、事故後の対策も責任の擦り付け合いで遅々と進まない現状に通じているのだ。
 

 

 
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[ 2011/05/28 11:11 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)
保守って、伝統文化を大事にするんでしょう。
清らかな水から茶の湯ができ花鳥風月を感じる心から俳句、短歌が生まれた。放射能はそう言ったものも汚染されるわけですね。反原発は日本美を守ろうとする人々から本当はおころべきだと思います。
むしろ山本太郎をキャスティングして日本版チャイナシンドロームみたいな映画を撮ったらヒットするんじゃーないかな
金もうけできれば左翼的世論を取り上げてもいいじゃん。
[ 2011/05/29 07:35 ] [ 編集 ]
ろっぽん氏へ
 
 商売が成り立ち、歴史に名を残す事ができたら、万々歳ですよ。
 
 日本という国の英知は、適度に資本主義で適度に社会主義、そこそこ民主主義でそこそこ封建主義、とりあえず外来の仏教や基督教を受け入れたけど八百万の神もとりあえず残す。これらの均衡を保ちながら国内の発展と秩序を保ってきました。
 だからアメリカほど貧富の差はないし旧ソ連ほど窮屈でもない。イギリスのような厳格な階級は無いしフランスのような激動の革命もあまり起こらない。中東や欧米のような深刻な宗教対立もないし、社会主義諸国のようなあからさまな宗教弾圧も無い。

 日本人とは様々な主義主張思想の「利益」になる部分だけを拝借して、体質に合わない事は巧妙に拒否してきました。これが日本の伝統の最たるものであります。本当の日本人は合理的なのです。
 それをけっこう右も左も本当の日本人の姿を誤解していますね。

> むしろ山本太郎をキャスティングして日本版チャイナシンドロームみたいな映画を撮ったらヒットするんじゃーないかな
> 金もうけできれば左翼的世論を取り上げてもいいじゃん。
 
 どのみち、エネルギー転換を図らざるを得ない事は、真の保守なら解るはずです。そして左翼なら嫌いな人間とは付き合わない(だから内ゲバが起こる)が、真の右翼はたとえ生理的に嫌な物でも国益のためなら受け入れる度量を持っています。
 失礼な言い方になりますが、もし経済界や芸能界が山本太郎氏ごときでうろたえているのなら、似非保守です。
[ 2011/05/29 10:58 ] [ 編集 ]
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