冷やしトロロ蕎麦
【雑感】6月なのにお盆前の8月上旬のような暑さ、真夏日ならぬ猛暑日だ。蝉の鳴き声がしないところが、まだ6月であるのを示している。いくら地上が暑くても蝉の孵化が急に早まるわけではないか。
こう暑いと、身体を冷やす食事をとっておかねばならぬ。ということで、今日の晩御飯はザル蕎麦にした。いちおう蕎麦盛付用のザルはあるのだが、洗うのが面倒なので普通の皿にした。だから冷やし蕎麦か。
蕎麦だけでは栄養面に難があるので、山芋をすってトロロを付けた。トロロに緑っぽいものがまぶしてあるが、これは本物の生山葵である。大阪圏では有名な信州蕎麦のチェーン店そじ坊でザル蕎麦を食べると生の山葵が一つ丸ごとついてくるのだが、余ると持ち帰りができる。私をそれを冷凍庫に入れてストックしてあるのだ。
それから身体を冷やす作用のある胡瓜も刻んだ。胡瓜には塩と唐辛子などをブレンドした特製香辛料に黒胡椒をかけた。
因みに、この蕎麦は賞味期限1年以上が過ぎた半生タイプの乾麺を使用した。見た目は劣化していないようだったし、茹でたときの香りも新鮮だったのでヨシとした。連れ合いは顔を顰めたが。
食べてみるとなかなかいける。その辺のスーパーで買った乾麺よりも美味い。これは決して負け惜しみではない。
暑い夏はやはり麦茶が一番。汗で流れ出るミネラル分が麦茶には豊富に含まれている。日本の伝統的な飲み物を侮ってはいけない。古来より蓄積された知恵は、こういった国家存亡の時には役立つものだ。(ちっくと大袈裟か)
普通の湯飲みやコップではなく、ビアグラスで麦茶を飲む、洒落ているだろう。これもけっして貧乏人の負け惜しみではない。
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