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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

日本史「ハングル授業」 近頃の現象[八百十四] 

生徒の2ちゃんねる書き込みで発覚 
日本史「ハングル授業」に賛否両論

 
 「韓流ごり押し」が問題化するなか、神奈川県立高校の教諭が、日本史の授業でハングルを教えたり、校外学習で関東大震災時の朝鮮人虐殺の現場を計画していたことが明らかになった。県教委は学校に対して、このような授業を行わないように指導したが、この指導に対しても、賛否両論が県教委には寄せられている。(J-CASTニュース)
 
【雑感】ふと、中高生時代を思い出す。今の左翼は社民党の福島瑞穂氏の発言が象徴されるように、あくまでも私の個人的認識だが若干世間の常識からズレたような、独善的なカルト勢力臭さが鼻についてしまう。しかし私が中高生だった頃の左翼はカルトではなく世間の主流とも思えるくらい天下の王道を歩いていた。
 
 高校の日本史の授業は教科書を無視して旧日本軍の悪行をこれでもかと解説していた。現代国語の授業では時間を割いて「黒い雨」の読書会に充てられた。授業をする教諭たちは当時30代前半の団塊の世代たち、しゃべりが非常に上手く生徒を笑わせるツボも心得ていたので、授業自体は概ねリラックスできて面白かったから、素直な生徒はそのまま左翼系の認識に染まる。しかし私は捻くれていたので反発と反感があった。
 
 過去の失策や失敗から学ぶのは良い事だけど、ここまで「日本」という国を糞味噌に貶さんでもええやないか。そんな気持ちだった。日本軍兵士を血に飢えたモンスターであるかのように言うのは納得できなかった。百歩譲って教諭たちの言うとおりだとしても、何故そうなったのかを検証するのが大事なのだ。
 兵士の身になって想像すれば解る事だ。生きて帰りたいのに上官に逆らったらその時点でリンチにあって半殺しの目に遭う。上官に逆らう事はダイレクトに生還率低下へとつながるのだ。そういった人情への視点が欠け過ぎているような気がした。

 「自衛隊は傭兵だ」という教諭に、私は傭兵という言い草にカチンときて「自衛隊もれっきとした公務員、先生も公務員やから大阪府に雇われた教諭やないですか」と法的身分は自衛官も先生も同じ孔の狢だと反論した。ただ、私が出会った左翼教諭たちは基本的人格は良かったので、右翼少年の私に権力を振るう事はしなかった。苦笑いなのか冷笑なのかは区別できなかったが、毛嫌いして不当な扱いはしなかった。そんなことすれば教諭らが眼の仇にしている旧日本軍組織と五十歩百歩になるから。
 

 さて、問題になったハングル授業、私は目くじらたてる必要はないと思う。許容してもええ。中高生だった頃、外国といえばアメリカかヨーロッパを指して、中国や韓国は無関心の同級生が大半だった。中国と韓国の違いすら判らない人間があまりに多く、当時中国通と思われていた私に「中華料理と韓国料理、どう違う?」などと聞いてくる者がいた。興味を持ってくれるだけマシだが、クラスメイトに在日コリアンがいたにも関わらず低い関心。さすがに今では世間も韓国料理と中国料理の区別はつくようになったが、まだまだ頓珍漢認識は多い。
 教科書から脱線した「変わった趣向の授業」は、子供達の見聞を広めるきっかけになる。だいたい、教科書なんて面白くない。
 
 そんな事よりもっと大事なことがある。教師の話を鵜呑みにするか、あるいはおぞましいと完全否定するか、私はどちらも否だ。距離を置いて観察し、状況を掌握する力を付ける事も教育の現場で必要だ。否定か肯定の二元論で括れるほど社会は甘くはない。
 
 当ブログは映画が一応テーマなので映画レビューの話をすれば、たまに「お前が面白いという映画みたけど、全然おもろなかったぞ」と文句を言う輩がいる。ハッキリ言おう、それはアホだ。
 私がどういう性格でどういう趣向なのかも計算に入れてレビューを読まなければ意味が無い。「ミカエルが貶している映画なら面白いかもしれない」「ミカエルが絶賛する映画やったら、俺には合わんな」という推理も働かせながらレビューを読まないと、レビューの価値は半分もない。
 同じように授業もそんな感覚で受けるべきだ。またそんな感覚を子供の頃から鍛えるべきだ。
 

 
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[ 2011/08/27 03:38 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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