朝霞宿舎、建設凍結へ
首相、視察後に最終決断 政府は2日、埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎について、建設を凍結する方針を固めた。東日本大震災の本格復興に向けた臨時増税で国民に負担を求める中で、野党が厳しく批判している同宿舎の建設を続行することは世論の理解が得られないと判断した。野田佳彦首相が3日の現場視察を踏まえ、凍結を最終決断する。(時事通信) 【雑感】事業仕分けで凍結されたはずの公務員宿舎建設が、いつの間にか財務大臣時代の
野田佳彦氏がゴーサインを出した事で批判が出ていた。
加えて東日本震災によって、未だに仮設住宅に移れず避難所生活を余儀なくされている人々がいる。職場を流され失職状態の人々も少なくない。いわば路頭に迷っている状態の人を国をを挙げて支援しなければならない時に、まず路頭に迷う事がない国家公務員のために立派な宿舎を建てようとする行為は、どんな事情があれ極めて醜い。
野党時代なら間違いなく民主党は突っ込みを入れたはずだ。この期に及んでまだ「凍結の方向」などと明言を避けている。何故だろう?
財務省の意向であるのは間違いなさそうだが、宿舎完成のあかつきには5年・10年単位で被災者受け入れ施設として使用するというクッションを入れられなかったのか? 何故そこまで悪人を務めるのか解らない。自分たちが悪者になってしまっているというのを財務省は解っていないのか?
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