大阪府知事選、
池田市長・倉田薫氏が出馬を表明 11月27日投開票の大阪府知事選で、同府池田市長の倉田薫氏(63)が26日、大阪市内で記者会見し、立候補を表明した。これで投開票まで約1か月に迫った大阪市長選とのダブル選は、対決構図がほぼ固まった。(読売新聞) 【雑感】御馴染みの羽柴秀吉氏も出馬、役者は揃ったか。それにしても羽柴氏はよく毎回選挙戦に参加する。供託金を個人で用意できるとは凄い経済力だ。
ところで、今回の選挙は
大阪都構想の是非を問う選挙、
ハシズムVS反
ハシズムの対立軸となっている。当ブログで以前に述べたことがあるが、私個人は「大阪都」に賛同というより、同様の考えを学生のころから持っていた。大阪市と堺市に東大阪市を加え大阪府と合併して大阪都となればいいのにと思っていた。
とにかく政令市は図体がでかい。しかし「都」になれば区が市町村と同じく選挙で選ぶ区長と区議会を設置でき、政令市よりも住民に近い行政体制になれる。
聞くところによると、行政当局も住民も自治体の財政を把握できるのは30万人くらいまで、それ以上だと量と複雑さで訳が判らなくなるらしい。政令市になれば予算規模が大きくなるために借金を大量にやりやすくなり、行政は金遣いに鈍感になり住民の目も行き届かなくなる。
だから「都」となって政令市や中核市が特別区に分割されれば健全自治がやりやすくなる。
橋下徹氏の主張は、実は私の考えでもあるといっても過言ではない。
ただ、残念な事に橋下氏ら大阪維新の会は、教育問題など賛同できない政策も多々ある。きたる大阪府大阪市ダブル選挙の主な争点は
大阪都構想になるが、あくまで主なテーマであって政策はそれだけではない。
小泉内閣が行った郵政解散、多くの国民は話の流れで郵政改革支持だけで票を入れてしまったが、小泉純一郎氏が当時率いていた自民党は当然の事ながら郵政だけを政策に掲げているわけではない。「え? わたし郵政問題だけしか支持してないで」とアホ言っても後の祭り、自民に入れるということは憲法改正や教育基本法改正や原発依存体質強化にも賛同した事になるのだ。
勢いで選んでしまうと、あとで後悔する事にもなりかねない。
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