世界人口70億人突破、なぜこの日に? 国連人口基金が10月26日に発表した「世界人口白書2011」によると、世界人口は10月31日に70億人を(少なくとも象徴的には)突破する見通しだという。(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) 【雑感】円谷プロの「ウルトラマン」にこんなエピソードがある。
バルタン星人が地球にやってきた。地球への移住を申し出ている。交渉する科特隊のイデ隊員が「冗談じゃない。地球には22億も人類が住んでるんだぞ!」と拒絶する。(28億だったかもしれない。しばらく観ていないので記憶が曖昧になっている)
今は
70億か。「ウルトラマン」放映当時なら十二分にバルタン星人を受け入れることはできたな。それにバルタン星人はコンパクトになれるからもっと余裕がある。
私が小学校の社会科で習った世界人口は36億だった。それから考えても倍になっている。たった30年余しか経っていない。日本の人口はほとんど変わっていない。むしろ大阪市や堺市は人口が減っているほどだ。
私が小中学生だった頃、40人学級で七つ八つは当たり前だった。それが今では1学級か2学級、空いている教室は多目的託児室やコンピューター実習室などに変わっているそうだ。学校が維持できているのはまだマシで、統廃合で消えていく学校は幾つもある。
私の周辺ではそんな寂しい話が聞こえてくるのに、世界では
70億だ。恐ろしい話だ。いま日本は食糧自給率がジリ貧なのに銭の力で世界中から食べ物を掻き集めてスーパーなどの店頭に溢れさせている。レストランでは残飯が物凄い。
そのうちバチが当たるな。いや、もう当たっている。福島第1原発の事故によって、耕作地が放射能で汚染されてしまった。チェルノブイリの旧ソ連と違って日本は狭い島国だ。ただでさえ資本の論理と政府の失策農政によって耕作地が減っているというのに、まるでとどめの一発のような放射能だ。今回の震災と原発事故をきっかけに田畑を放棄する人もいるだろう。
急激に何かが起きそうで怖い。
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