晴雨堂の耕晴雨読な映画処方箋
 晴雨堂ミカエルの飄々とした耕晴雨読な映画処方箋。  体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。

プロフィール ×
↓私の愛車と野営道具を入れたリュックです。

晴雨堂ミカエル

Author:晴雨堂ミカエル
 映画好き・猫好き・ドイツビール好きです。よく晴れた爽やかな日はマウンテンバイクでサイクリングをしながら風景や野良猫を撮影します。
 リタイア後は田舎に帰り、晴天は畑仕事や庭いじり、雨天は読書や映画鑑賞の文字通り耕晴雨読の日々をおくるのが夢です。
 お金があれば郷里に「晴雨堂オタク記念館」を設立して地元の文化交流の発信基地にしたい、連れ合いは怒るだろうが。館長に任命してやるといったら言下に断られた。
 
 ブログを始めたのは2007年5月から、本格的に参考書に目を通しながら運営を始めたのは同年11月から、操作方法で度々ミスがあると思いますがご容赦のほど願います。
 現在、少しずつですがブログを観やすいよう整理を行なっています。


ブログ内検索 ×

FC2カウンター ×
2007年10月29日設置

映画処方箋 ×
晴雨堂が独断と偏見で処方した映画作品。
下段5項目は晴雨堂の日常です。

最近の記事 ×

最近のコメント ×

最近のトラックバック ×

月別アーカイブ ×

RSSフィード ×

ブロとも申請フォーム ×

この人とブロともになる


リンク ×

リンク2 ×
青池保子公式サイト

「アラモ(2004年)」-
【2008/03/08 23:22】 映画・・人生に絶望したときに観よう、元気が出るかも
歴史超大作アラモ
 

 

 スペクタクルな西部劇を期待されている方なら、アメリカンヒーロー・ジョン=ウェインが制作・監督・主役をやった1960年の「アラモ」を薦める。2004年の「アラモ」は西部劇ではなく歴史超大作だ。「歴史」に全く興味を示せない方にとっては面白くない映画だろう。(余談1)
 
 アラモ」は、日本史にたとえたら明治維新や日清日露戦争に相当するくらいの大事件である。「歴史」に興味をもてる方なら、この映画でアメリカの歴史の「意外な一面」を知ることになる。1830年代のアメリカ・テキサスを取り巻く社会状況や、当時の風俗・戦争の仕方などが忠実に再現されている。(余談2)宇宙人にまで英語を話させるハリウッド映画でありながら、この映画ではスペイン語を話すメキシコ軍が登場する。
 
 一般に西部劇は1860年代から20世紀初頭までのアメリカ西部を描いているが、この時代はまだ風俗も戦争の仕方もナポレオン時代とほぼ同じだ。雰囲気はロマン派絵画ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を連想すれば良いだろう(余談3)映画にたとえればメル=ギブソン氏主演の「パトリオット」に近い。観る人は「西部劇」という先入観を捨てるべきだ。
  
 忠実に再現したアラモ砦に立て篭もる主人公たちの等身大描写と、一見すると華やかなメキシコ軍の軍装に見え隠れする民族格差、悪玉に描きながらもメキシコの事情にも言及した場面など、見るべきところは多い。「アラモ」はアメリカにとっては自己犠牲の賜物のとして語り継がれる伝説なので、日本の「忠臣蔵」のように多く映画化・舞台化されているが、この作品は時代の要請なのか史実にこだわっている。監督以下スタッフの気合の入れ方は大変なもので、歴史大作ファンの非難に堪え得る内容だ。
 
(余談1)「忠臣蔵」に例えると、悪玉吉良と善玉大石ら四十七士の単純な戦いを描いた勧善懲悪型チャンバラ活劇と、吉良の事情や赤穂の事情など当時の時代背景と人物の忠実な再現を狙った大河ドラマの違いだ。真夜中にド派手な装束に陣太鼓鳴らして吉良邸に討ち入る四十七士と地味な火事場装束に息を殺して吉良邸に侵入する四十七士のどちらが好みか、ド派手でスカッとしないと嫌な方は、この「アラモ」は観ないほうがいい。
 「アラモ」第一の英雄は米国下院議員を務めた西部開拓史の伝説的英雄・政治家のデイヴィッド=クロケット。面長で黒い長髪をセンター分けしている肖像が残っているが、ジョン=ウェインはあまり似ていない。
 
(余談2)テキサスはフランス領からスペイン領、スペインからのメキシコ独立によってメキシコを構成する地方となり、テキサス開発のためにアメリカからの移住を奨励したために民族・宗教・政策の違いから紛争が発生、アメリカ系移住者を中心にメキシコからの分離独立戦争へと発展する。
 アメリカ映画の「アラモ」なのでメキシコ軍のサンタアナ将軍を悪く描いているが、アメリカでは南北戦争終了まで奴隷制を続けていたが、メキシコでは奴隷制を廃止している。黒人やスペイン語を話す先住民系メキシコ人の複雑な感情にもカメラは向いている。
 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://seiudomichael.blog103.fc2.com/tb.php/199-2a652558
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


サイドメニュー ×
メニューA  メニューB

Warnermycal CINEMAS ×
ワーナーマイカルとリンクしております。
最新映画、話題作を観るならワーナー・マイカルで!

TSUTAYA DISCAS ×
宅配DVDレンタルサービスTSUTAYA DISCASのホームへ

ブログランキング ×
ランキングに参加しております。応援ありがとうございます。

FC2ブログランキング


各種ブログランキング ×
下記のランキングにも参加しております。ご声援ありがとうございます。
にほんブログ村 映画ブログへ

猫の時計 ×
メニューAは「猫の時計」、メニューBは「舞妓Haaaan!!!時計」です。
この猫、ちかごろ売れっ子ですね。

FC2アフィリエイト ×
アフィリエイト・SEO対策

晴雨堂の映画100珍 ×
現在、工事中です。

晴雨堂の書籍100珍 ×
現在工事中

晴雨堂がよく行く店 ×
晴雨堂が利用する店舗の数々
     

晴雨堂のイチオシ地ビール ×
ビール党の晴雨堂が選ぶ麦酒。

チャリンコ ×
現役?サイクリスト晴雨堂が紹介するチャリンコ店

メールフォーム ×

名前:
メール:
件名:
本文: