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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

森田芳光 近頃の現象[八百五十一] 

【雑感】特別、好きな監督という訳ではなかった。話題作をよく撮っている若手監督、というイメージで見ていたが、もう還暦すぎていたのか。それでも鬼籍に入るのは早すぎる。
 
 当「映画処方箋」ブログでも森田芳光監督の作品を取り上げた事はある。いまとなっては晩年の作品ということになるが、けっこう好意的レビューを書いた。「武士の家計簿」は、遅まきながらこれから父親になっていく私にとってハートフルな内容には見えず、私自身の今後の生き方はどうあるべきか考えさせられた。「椿三十郎」は駄作を覚悟して観たので、逆に「よくできた映画」に見えた。

 しかし、森田芳光監督には悪いが、彼の作品は概ね興味が無かった。「失楽園」はビール党の私にとってはワインばかりがもてはやさせる風潮を作った元凶として好かん。「バカヤロー」は1作目は面白かったが、シリーズにされると「なに調子こいとんねん」としか思えなかった。もっとも配給会社の意向が強いだろう。
 「キッチン」は良い女優を発掘したなとは思ったが、話自体は特に興味はもてなかった。話題中の話題「家族ゲーム」は面白いが私にとってはそれだけの作品だった。
 
 むしろ夏目漱石原作の「それから」が印象に残っているか。失礼な言い方になるが俳優松田優作の使い方が良く、作品内容と矛盾するかもしれないが鮮やかな手際に見えた。

 話題作に恵まれ、若手の女優を輩出させたり、社会的なブームを巻き起こしたり、それでなくてもアイドル女優たちを起用した流行映画をコンスタンスに撮り続けた。
 「武士の家計簿」を観たときは、この監督はもっと心に響く作品が撮れる人ではないのかと思うようになった。日本の芸能界の事情に振り回されない地位と年齢になってきたのだから、これから森田監督の本領ではなかったのか。

 前から身体をいわしていたのかなぁ。無理していたのかな。


 
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[ 2011/12/21 18:20 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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