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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

お葬式 晴雨堂の晴耕雨読な日常[九十四] 

明日は我が身か。
それがいつ訪れるか?
明日か?1年後か?30年後か?

 
【雑感】昨日、葬式に参列。
 故人とは数度お会いしただけで、会話を交わした事は殆ど無かった。だから悲しみは殆んど無い。
 お坊さんが読経しているとき、私にはあのリズムが心地よいので、つい寝入ってしまう。法事のときなども読経は居眠りタイム。故人や遺族には申し訳ない。

 しかし、遺体に花を添えるとき、不思議と涙がでる。既にただの骸だが、まだ「その人」はいる。火葬されたら、もはや二度と「その人」に会うことはできない。
 他の参列者も式が始まる前では茶菓をとって談笑していたが、この最後の対面になると、みんな涙を流していた。
 
 斎場で見送り、燃えて骨になるまで2時間程度かかるので会場に戻って食事会、そこでまた和気藹々の雰囲気、故人の遺影を前にビールを飲みながら豪華な弁当を食べる。
 食べ終わったら骨をとりにまた斎場へ。真っ白い骨になっていた。箸で掴むとウエハースのように脆い。それを小さな白い陶器の骨壷に押し込める。全部ははいらないので、主な骨をチョイスして入れる。
 ここでは故人というより、故人の遺品を集めるような感覚に近い。みんな笑顔で骨を集めて壷に入れる。入れ終わって蓋を閉めると、あとは初七日法要をその日のうちに済ませる。現代人は時間的余裕が無いから簡略化は仕方がない。
 
 私もいずれはこうなる。それが1週間後なのか、1年後なのか、あるいは30年後なのか、判らない。文明社会が続いていたら確実に私も燃やされ白いボロボロの骨になる。
 そうなるまでに、何ができるのか? 何を残す事ができるのか? それとも忘れられて何も残さず消えていくのか? 1人の人間が消えていく様を見てしまうと、私は自分の人生の制限時間というものを意識してしまう。
 
 法要はリラックスできて好きだが、葬式はイヤだ。
  

 
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