積雪の中の猫
【雑感】積雪といっても、大阪ではせいぜいチョークの粉を撒いたような程度だ。除雪に追われる北国からすれば羨ましい風景かもしれない。
この厳しい冬、
野良猫たちはどのように過ごしているのだろうか? 体力の弱い老猫などはやはり淘汰されてしまっているかもしれない。
会社から帰って駐輪場にチャリンコを置こうとしたら、近くのベランダから肉付きの良い猫が地面に降り立ち、上記写真のようにベンチの影に入った。ベランダからやってきたとはいえ、飼い猫ではなかったはずだ。猫を無償で支援する「猫おばさん」の保護を受けていると思われる。毛並みが良くてまるまるする体型は日頃の生活水準の高さの表れだ。
春から秋にかけて団地の公園には複数匹の猫が闊歩しているが、今朝のような霙の曇天下ではこの猫しか見かけなかった。あまり支援を受けられない
野良猫は、体力を温存するため、どこか植え込みの中とか床下などに侵入して雨風をしのいでジッとしているだろう。
この猫、しばらくベンチの下で雨宿りしていたのに、突然飛び出して狩りの態勢にはいった。首周り・脇腹・背中が丸々としていて面白い。視線の先には雀が着地していた。
このさきの展開を眺めていたら、猫が飛び掛る前に雀は危険を察知してさっさと飛びだって行き、数秒ほどこの猫は狩人態勢を維持したまま呆気にとられた様に雀を眺めた後、我に返って再びベンチ下に潜り込んだ。
なんかドン臭い
野良猫だ。飼い猫だったら、今ごろはコタツの中だろうが。
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帰って来た猫ストーカー 浅生ハルミン
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