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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

蛇蝎を受け入れた尊敬すべき方々 

蛇蝎を受け入れた尊敬すべき方々の思い出
 
【雑感】今朝、あるきっかけがあって昔を思い出した。90年代前半だった。著名なジャーナリストが中心になってはじめた雑誌を支援する運動に私は参加した。
 
 集まってくる人は一癖も二癖もある方々。友好的ムードは最初だけ、殆どが喧々諤々の議論、傍から見たらたぶん今にも取っ組み合いの喧嘩を始めるような険悪な雰囲気だったと思う。なんせ、今年の正月に義理妹の父親とちょっと机叩きながら議論しただけで周囲は喧嘩に見えたらしいから、ましてやあの集まりは過激な世界だった。
 
 言いたい事は腹蔵なく言い合った。たとえ相手が尊敬すべき目上の人間であっても容赦しなかった。相手も容赦せず喧嘩腰で反論する。
 雑誌コンセプトをめぐって対立したこと多々あった。中には私の事を陰で悪口を言うものも多かったと思うが、お互いに殺気だちながらもお開き時は笑って握手したものだ。
 あの雑誌の編集部は、粘液質に絡む私を蛇蝎の如く嫌っていた。これは私の思い込みではなく、現実に私の耳に入ったことだった。スタッフの中には嫌悪の情を隠さない人もいた。

 だが、不思議な事に編集部を訪れると一応はにこやかに迎えてくれた。一緒にビールを飲んで日本のジャーナリズムについて語り合った。私が主宰する別件の運動ではなんと1万円もカンパしてくれた。年賀状もきた。嫌悪の相を隠さないスタッフも、私が取り組んでいた市民運動を手伝ってくれたりもした。
 
 今にして思えば、あれは凄い事だったのだ。お互い反目し生理的に嫌がっていたはずなのに、大義のために共闘していたあの頃の忍耐、けっこう昔の私らは頑張っていたのだと痛感した。
 
 今はもうそんな七面倒な人間関係を続ける体力はない。さすがの私でも。
 
 綺麗事を世間に向かって並べられる資格があるのは、あの時のあの連中のような人間だ。今の私にも無いし、蛇蝎を受け入れる忍耐と覚悟の無い人間に家賃の高い奇麗事は大言壮語に過ぎない。
   

 
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