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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

大阪の船中八策 近頃の現象[八百六十一] 

連携か無視か「既成政党に踏み絵」 
維新八策、揺れる永田町

  
 維新の風に永田町が翻弄されている。大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会」の次期衆院選マニフェスト(政権公約)となる「維新版・船中八策」。その骨子には、「首相公選制の導入」「参院の廃止」など刺激的な政策が並ぶ。民主、自民などの既成政党からすれば「地域政党の戯(ざ)れ言」と切り捨てたいところだが、そうも言っていられない悲しい現実がある。(産経新聞)

【雑感】政治家は幕末明治維新が大好き。また、こういうネタは産経新聞も好き。左翼市民と民主党が嫌い、橋下徹氏のような保守の煽動的改革派は大好きなのは産経の伝統か。
 
 「大阪維新の会」という名称自体が幕末明治維新を意識している。政治家にとって憧憬の時代だ。何しろ、外国の介入を拒絶しながら達成した大変革、政治的にも経済的にもこれ以前の日本とは劇的に志士の意志の力で変えたのだ。賛否あるが成功例とみていいだろう。

 中でも我が郷里の英雄坂本龍馬は、一介の若い浪士でありながら軽いフットワークと人たらしで藩主クラスの要人を含め幅広い人脈をつくり、国家を論じて物事を動かすきっかけを演出してきた。フリーメイソンのパシリといった中傷も一部であるが、一庶民同然の分際が大変革のきっかけをつくるだけでも大変な奇蹟だ。
 今の時代に例えれば、フリーターの若者が首相や海外の要人と顔見知り、無闇に大風呂敷ひろげているが何となくその通りの状況になっていってる、該当する政治家は見当たらないが、強いていえば辻元清美ちゃんやタイゾー君が危険な破滅的巨大パワーを得た様な感じだろう。昔に比べ「有名人」になるのは容易くなっているが、世の中を動かすとなると至難の業である。
 だから現代政治家はダイナミックな幕末明治維新に憧れる。坂本龍馬ファンも多い。
 
 
 で、大阪維新の会は今のところダイナミックに躍進して台風の目になっている。橋下徹氏としても今の追い風が止まないうちに打てる手を全て打っておきたいところだろう。議員先生の弱点は落選して失職する事、国政を動かすには議員先生にブラフ(脅し)を仕掛けること。戦術としては効果的である。
 
 首相公選制や参議院の廃止はインパクトとして強烈だ。今のところは憲法改正が必要な絵空事なのだが、一昔前と違って国会内の護憲派勢力は著しく減退、ハードルとしては国民投票だけだ。その国民感情も閉塞感打開を強く望んでいるため、世論工作しだいでは不可能ではない。
 問題は首相公選制となると事実上の大統領制となる。天皇との関係はどうなるのだろう? 憲法上は「象徴」でも国際法上では「元首」なのだ。国内では「自衛隊」でも国際社会では「日本軍」であるのと同じように。

 参議院廃止にしても、衆院と似たような政党出身者による構成と選挙制度にしているから存在意義がわかりづらいのである。貴族院時代は国民から選ぶ衆議院に対して、貴族が就く終身の議員との違いがあった。今の時代なら、極端な話をすれば陪審員制のように選挙名簿から無作為に選んだ「国家主権者(国民)」によって構成すれば面白いかもしれん。
 内閣総辞職と衆院解散と参院改選が重なったとき、参院の半分が国政を代行する任務があるので、「廃止」は不可能だ。立候補資格と選挙方法を変えて名前を変えるのが現実的だ。
 

 
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[ 2012/02/17 00:45 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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