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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

燕京啤酒 ビールは偉大な発酵食品だ[二十六] 

近所の酒屋で燕京啤酒を見かけた。
 
120219_1959~燕京啤酒01.jpg
 
【雑感】日曜日、晩酌用のハートランドを1ダース購入。その酒屋で珍しいビールを見かけた。中国のビールである。
 
 中国のビールといえば、山東省青島の青島啤酒が有名だ。映画「バルトの楽園」でも紹介されたように山東省はドイツの租借地だった。当然の事ながらドイツは山東省にビール・プラントを持ち込む。それ以来、青島を中心にビールづくりが盛んになった。青島啤酒は中国を代表するビールであり、たぶん日本で最もたくさん輸入されている中国ビールだろう。
 

 で、このビールだが、日本ではあまり知られていないが中国国内生産量トップクラスの有名ビールである。燕京(イェンジィン)は何処かといえば、中国史に詳しい方ならピンとくるだろう春秋戦国時代に登場する国の名前で、場所は現在の北京のあたりである。
 というわけで、燕京=北京、北京のビールだ。地元ではこの燕京ブランドが支配している。
 
120219_2010~01.jpg
 
 ラベルには誇らしげに人民大会堂(日本でいえば、国会議事堂と迎賓館と武道館が合わさったような由緒ある施設)の宴席に供せられるビールとある。
 
 さて味だが、中国のビールは全般に独特の軽さがある。アルコール度数も低め。ドイツのような重みや苦味は無い。かといって、アメリカのバドワイザーや日本の発泡酒のような軽さではない。中国料理に合う米の酒のような香りが仄かにある。この燕京ビールの場合は後味と後香がどこか紹興酒に似たものがうっすらと漂う。
 

 余談だが、中国語でビールを啤酒(ピーチュ)というが、実はこれは和製漢語である。19世紀後半、東アジアで最もヨーロッパの先端技術の導入に熱心だったのは日本だ。その結果、輸入された学術用語や文物の和訳漢訳が日本で行われ、それが韓国朝鮮や中国にも伝わった。
 ビールという単語も、日本では意訳の「麦酒」と音訳の「啤酒」の2種類があったが、日本では麦酒が残り、中国では啤酒が残った。
 

 
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