ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

震災から1年が経って。 近頃の現象[八百六十六] 

1年前のブログを読み返してみた。
 
【雑感】堺では少しきつめの微震があったように思う。東日本大震災発生直後は友人知人たちに「揺れたか?」とメールしてた。
 
 そういえば、阪神淡路大震災の思い出を北海道の映画友達のA君と話していたところだったか、タイミングの「良さ」に驚いたものだ。

 あくまで、あの時点では「驚愕」ではなく、ただの「驚き」だった。というのも、当時のブログでは時事通信の見出しを参考のため抜粋したが、次のように書いていた。
 
「宮城県北部で震度7 大津波警報発令、石巻で50センチ観測」

 大津波警報発令とあるが、津波が「50センチ観測」と続けられている。これで多くの市町村を呑み込み万単位の人間をさらった大津波がきたと想像できるだろうか? 無理である。せいぜい海水が床上浸水程度にやっくるだけで、2階にあがれば無事と思うだろう。
 
 だから最初は阪神淡路大震災より被害は小さいと思っていた。それに東北の防災意識は関西よりはるかに強い。損壊家屋は多くても死傷者は少ないと思っていた。
 同様の批判が多かったようで、その後、気象庁や報道機関などは災害の発表方法や表現を変えたとの話を聞いた。「事実」を伝えるにしても伝え方がある。

 
 日付がかわった12日の0時過ぎに震災の大きさに驚愕する記事を掲載している。続々とよせられる映像ニュースに恐怖を感じた。

「TVニュースで映像を見たら、ここは日本か? と思うような大津波だった。こんなのが来たら、やはり千人単位を覚悟しなければならないのか? 幸いにも今のところ私の身内友人知人の悪い報せは無い」
  
「ここ堺では驚くほど平穏で何時もと変わりない日常が続いている。平穏な日常なのに、TVチャンネルどこを回しても全局地震特番、仙台地方の大津波や千葉のガスタンク大炎上の映像、ネット関係の友人たちからは地震の様子を伝えるコメントや安否を尋ねるコメントが続々、NHK教育でさえ地震特番、24時間放送の通販専用チャンネルまで地震の影響で放送を中断しデモ画面」
 
 続けて私はこのように書いていた。
 
「当面の懸案は福島県沿岸にある原発だろう。あそこがやられると被害者は一気に阪神淡路以上の数になる」 
 
 福島の原発はチャリンコ旅行をしていた若い頃に見学した事があったので、地理的イメージを正確に持っていた。だから当初から福島原発を連想し懸念していた。
 今にして思えば、それすら大甘だった。日頃から若干の危機意識を持っていると夫婦そろって自負していたのだが。
 
 震災の前と後とでは、明らかに日本は変わった。どう変わっていくのかは解らないが。


 
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[ 2012/03/11 08:30 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)
そういえば、そうでしたよねえ。あれは虫の知らせ
だったのか...。
北海道では奥尻の被害があるので、大きな津波と
いう恐怖は存在していましたが、あれほどの広範囲
に及ぶ巨大津波は想像できませんでしたものねえ。
それに北海道でも若い世代は奥尻のことを知らない
ですし、他県の方も記憶は強烈ではないでしょう。

やはり、充分しらせるということと、風化させ
ないということが重要ですね。
[ 2012/03/12 15:19 ] [ 編集 ]
A君へ
 
 関西の特番で大阪湾に津波が発生した場合のシミュレーションが紹介されました。
ほぼ縄文時代前期頃の大阪湾になってしまいます。今の大阪市は湾の中、東大阪は干潟でしたから。
そもそも「河内」は河口ですから。
 
http://kouwan.pa.kkr.mlit.go.jp/kankyo-db/intro/detail_p07.html
 
 地名に浪速とか泉大津などさんずいが付いているところは津波に呑み込まれるか、
新しい陸地なので液状化現象を覚悟しておいたほうがいいでしょう。
行政のデータ開示を待たなくても、古来よりの地名にヒントがあります。
 因みに「梅田」の元の字は「埋田」だったそうです。
 
 災害が起きると、テレビなどは集中してクドイくらい紹介してくれるのですが、
平穏になると全く取り上げません。
 千葉で液状化現象が問題になって、マスコミが行政の責任を問うていますが、
阪神淡路大震災の時、特番で今は干上がったり埋め立てられて
宅地と化した古代の川の跡が紹介されて、水に関係する地名がついている所は要注意と
盛んに言われていました。
 この期に及んで、初めて聞くような姿勢で千葉の液状化云々を問題にする方々を見ると
非常に残念です。
 つい十数年前の話ではありませんか。残念です。
 
 教訓やらヒントになる事は見渡せばいっぱいあるのに。

> そういえば、そうでしたよねえ。あれは虫の知らせ
> だったのか...。
> 北海道では奥尻の被害があるので、大きな津波と
> いう恐怖は存在していましたが、あれほどの広範囲
> に及ぶ巨大津波は想像できませんでしたものねえ。
> それに北海道でも若い世代は奥尻のことを知らない
> ですし、他県の方も記憶は強烈ではないでしょう。
>
> やはり、充分しらせるということと、風化させ
> ないということが重要ですね。
[ 2012/03/13 00:21 ] [ 編集 ]
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