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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

明けましておめでとう。2013年も生き延びましょうぞ! 

昨年は波乱の年だった。 
今年も多分、波乱の年になるだろう。

 
【雑感】年末年始は挨拶回りでアルコール漬けの毎日だった。正月の宴会となると、日本的に日本酒を飲む。正月料理自体がビールよりも日本酒のほうが合うからだ。菊の御紋の浮き彫りが入った金杯で飲む酒は美味い。
 3日を休刊日にして、4日に初詣に出かけ飲もうと思ったが、結局この日も休刊日にしてしまった。連れ合いの母から「弱なったなぁ」と冷やかしとも罵りともとれるような微妙な語調で言われたが、私も四捨五入したら50である。私は早生まれなので今日の時点ではまだ46だが、同級生たちの多くは3ヵ月後からボチボチと48になっていく。江戸時代であれば孫がいてもおかしくない歳頃だ。
 実際、五つ歳上の映画レビュー友達には孫がいる。私の高校時代の同級生たちの多くは、息子や娘の大学進学や就職で頭を痛めている。だが、私の一人息子はまだヨチヨチ歩きすらできない乳幼児である。若いつもりではあるが、なんだか急速に人生の制限時間というものを意識するようになってきた。
 
 年末年始は久しぶりに親戚たちと会って酒を酌み交わしながら世間話をする機会でもあるのだが、些か気になる事がある。
 旧年の暮れは日本の憲政史上象徴的な出来事が起きた。12月26日は第二次安倍政権誕生の日である。その4日後に日本国憲法起草に参画したベアテ・シロタ・ゴードン氏が鬼籍に入られた。
 言うまでもなく、安倍晋三総理は改憲派の急先鋒といわれており、第一次安倍内閣での国民投票法成立等の動きを見れば2010年あたりを目処に改憲を仕掛ける予定だったと私は見ていたが、2007年9月に体調不良のため安倍氏は総理を辞職、喜んだりホッとした護憲派は少なくなかっただろう。その後、自民党の下野や民主党政権誕生、東日本大震災に福島原発の「建屋爆発」で改憲論議は遠のいていた。
 ところが今回の第二次安倍内閣の陣容や安倍総理の言動を見れば、今年の参院選以降にも改憲を仕掛けるのではないかと思っているし、ハッキリ言ってやる気である。
 そんな安倍内閣が誕生するのを見届けるように、ベアテ氏は黄泉へと旅立たれた。ベアテ氏は主に現憲法の人権関連の条項に関わり、男女同権に尽力された方で著名である。昨年末は日本国憲法が改正されていく象徴的な出来事といっても過言ではない。

 さて、年始の宴会で気になった事なのだが、殆どの身内が安倍政権に期待しているのである。それだけでない、私が若いころに革新系政治勢力に関わった際は身内で唯一賛成し、こないだまで民主党支持を公言していた姉まで徴兵制に賛成しているのである。乳飲み子の我が息子を前にして当然のように主張するのだ。
 いま徴兵制が復活したら、もろに我が息子が対象者となっていく。私は徴兵という制度は息子が生まれる以前から甚だ疑問に思っているので、この身内にも広まっている風潮には危うさを感じざるを得ない。

 徴兵制が布かれていた戦前戦中は産めや増やせの時代で、現代では非常に珍しい5人兄弟も当たり前、街を歩けば必ず妊婦を複数名みかけた時代である。しかし今は少子高齢化で、私のように本来は孫がいてもおかしくない歳頃でやっと子供が1人授かるのが普通になってきている時代だ。生臭い言い方になるが、当時と今とでは子供1人にかける時間も労力も資金も全く桁違いに高騰しているのだ。こんな時代に徴兵制をそのまま導入では社会的損失が大きいと思う。
 そもそも少子高齢化は私が小学生だった頃すでに学校の担任教師が社会科の授業で言っていた、政府ならおそらく60年代には予想していた現状である。少子化への解決策の一つとして、80年代末に女性が働きながら子育てできる環境を作ろうとアグネス・チャン氏が呼びかけたのだが、見当違いな強弁でバッシングしたのは誰か?! 保守系市民や体制権力ではないか。アグネス・チャン氏の言を取り入れて対策をとっていれば、ここまで少子高齢化にはならなかったかもしれない。少なくとも20年以上時間を無駄にしておきながら徴兵制だと?
  
 左翼に負けず劣らず頓珍漢な事をやっているから、私は左翼も信用しないが右翼も信用できないのだ。バランス感覚の無い右翼なぞ、真の保守ではない。
 
 原発に徴兵制と、どうも左右はバランスを欠いている。
 

 
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