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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

男女ともフィギュア五輪出場枠3人確保 フィギュアスケート[八十一] 

<世界フィギュア>
キム・ヨナ、2季ぶり復帰も完璧演技

 
 フィギュアスケートの世界選手権最終日の16日、これが2季ぶりに復帰した選手の演技だとは、誰が信じるのだろうか。バンクーバー五輪女王の金妍児(キム・ヨナ)はミュージカル「レ・ミゼラブル」の曲に乗り、採点上はほぼミスのない完璧な演技を見せた。(毎日新聞)
 
【雑感】表彰台の頂点は金妍兒選手に譲っても良い。2番目もドイツ系イタリア人のカロリーナ・コストナー選手(余談1)に譲っても良い、ヨーロッパの顔を立てる効果がある。今回の真央ちゃんは3位で良いのだ。五輪出場枠3人を確保しただけでいい。
 男子のほうは全員表彰台を逃したが、同じく五輪出場枠3人を確保、戦略的に見れば上出来だ。

 当ブログで何度も指摘しているように、日本一国が躍進をするとオリンピックを牛耳る欧米が卑劣にもルール改悪を画策して日本の勢いを削ぐ。水泳・ジャンプスキー・体操・バレー・柔道、これだけあれば悪意は明白だ。レスリングに至ってはルール改悪どころか競技そのものをオリンピックから除外しようとしている。
 レスリング除外の表向きの理由は競技人口の少なさやロビー活動不足があげられているが、表向きの理由だけならもっと大昔にオリンピックから外されているはずである。今まで外されなかったのはレスリングはギリシア・ローマ時代から続くヨーロッパ伝統の「国技」であり、いま外しにかかっているのは表彰台を日本が独占したからである。

 日本が潜水泳法による平泳ぎで躍進すれば「頭水没禁止」と決め、欧米選手たちが波が頭頂部を被って泳法違反が続出するようになるとルールを緩和する。私は小学校高学年生から高校生まで平泳選手だったから、この泳法に苦しめられた。
 後にソウル五輪で背泳ぎの潜水泳法であるバサロで日本の鈴木大地選手が金を獲った時、私は猛烈に嫌な予感がした。きっとすぐに世界水泳を牛耳る欧米が平泳ぎと同じく姑息かつ卑劣なルール改悪を行うと。全く予感通りだった。
 
 だからこないだの四大陸選手権で日本が男女ともに表彰台を占めた時は全く喜べなかった。それどころか「やばい!」「危険だ!」と思った。今回の世界フィギュアの結果のほうが安心できる。世界フィギュアで勝つことよりも、五輪枠確保のほうがより重要だ。今から勢いに乗っていたら、ソチ五輪前にルールが改悪される危険がある。
 また、日本は表彰台から後退はしたが、男子では中国系カナダ人パトリック・チャン選手が優勝、2位には朝鮮族系のカザフスタン人デニス・テン選手が獲った。女子も男子も東アジア系選手がそれぞれの国籍で表彰台を占めるようになってきた事は、アフリカ系選手が陸上競技やボクシングを独占するのと同じである。

 日本一国であれば風当たりはきついが、モンゴロイドが各々の国籍で表彰台にあがればオリンピックを牛耳る欧米も姑息な手は使いづらくなる。パトリック・チャン選手は中国系だがあくまでカナダ人として競技に参加しているのであり、デニス・テン選手は韓国籍でも朝鮮籍でもなく中央アジアのカザフスタン選手として、ロシア系のファーストネームで出場しているのだ。
 私の理想はただ一つ、オリンピックが欧米の手から解放されることである。

 それにしても、妍兒ちゃんは凄い。218点とは男子並ではないか。真央ちゃんは絶好調でなんとか200を越える、これでも凄いのに。
 髪もやや赤っぽい栗毛色に染め、眉毛の色も髪の毛に合わせているようだ。前から興福寺の阿修羅みたいだと思っていたが、ますます阿修羅になっていく。妖艶で攻撃的な阿修羅だ。真央ちゃんとは歳も同じ、生まれ月も同じ、背格好も同じなのに、キャラは大きく隔たった。
 真央ちゃんは清楚で中性的な観音様か弥勒菩薩、妍兒ちゃんは闘いの阿修羅、この対決は面白い。

(余談1)「コストナー」はドイツの姓。スイスに近いイタリア北部は19世紀初頭まで現在のドイツのベースとなった神聖ローマ帝国が領有していた。したがってイタリア北部には現在もドイツ文化が色濃く残っており、明らかにドイツ系の名前を持つ住民も大勢いる。
 因みに映画俳優のケビン・コスナーの「コスナー」は「コストナー」の英語読み。ケビン・コスナーの先祖はドイツ系移民であることがわかる。それから、女子フィギュアのアメリカ代表アシュリー・ワグナー選手もドイツ系移民を祖先に持っているかもしれない。
 
 神聖ローマ帝国は約千年も続いた国家なので何度も国号が変わっている。最初は古代ローマ帝国の後継国を自称して「ローマ帝国」だったが、最終的には「ドイツ国民の神聖ローマ帝国」に落ち着いた。
 一応ローマ帝国の後継を自称しているので公用語にはドイツ語以外にラテン語をいれていた。ただ、法理論的に正統な「東ローマ帝国」はこの国をローマとは承認していない。
 

 
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