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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

八重桜 晴雨堂の晴耕雨読な日常[百三十一] 

チリ紙細工のような八重桜
 
八重桜SN3V06640001.jpg
2013年4月15日撮影
  
【雑感】NHK大河ドラマ「八重の桜」で思い出した。そういえば、今は八重桜の満開時期だ。
 
 日本で「桜」と呼ばれている品種はソメイヨシノ染井吉野)を指す。染井吉野が散って葉桜になる頃に上記写真のような八重桜が満開になる。樹皮の形状は同じなのに花の形はまったく違う。
 私にとって八重桜は初夏の到来を感じさせる花だ。染井吉野満開の時期は、まだ肌寒さがあるし朝夕は冬の寒気が残っているが、八重桜が満開になる頃は夏日になる事も多々ある。陽の光は完全に夏の陽気だ。紫外線量はたしか8月と同じくらいだったはず。
 
 ところで、染井吉野は人工的に作り出されたクローン桜であることはけっこう知られている。たしか自力で繁殖できないとか。
 江戸時代末、江戸郊外染井村の園芸職人たちが染井吉野をつくったといわれている。ちょうど大河ドラマ「八重の桜」の幕末編とほぼ同時期だ。当初は古くから桜の名所として有名だった奈良の吉野にあやかって「吉野」と名づけられて売られていたのを、奈良の吉野と混同しないよう明治に入って園芸職人たちが住んでいた染井村に因んで有識者が染井吉野と命名した。
 
 たしかに八重桜を見れば、染井吉野の華やかな美しさは人工の香りがする。平安時代は「花見」といえば梅の花を愛でていたようだが、細い枝にこびりつく様に小さな梅の花がくっ付いている感じだ。そして染井吉野が誕生する以前から日本にある八重桜も、パワフルな花だがやはり梅と同じで枝に花がくっ付いているような感じ、さしづめピンクのチリ紙を丸めて糊でつけたように見えてしまう。
 
 染井吉野に慣れてしまった目のせいだ。本来の花の付き方が八重桜であって、染井吉野のように華やかに枝全体に花の綿菓子を纏っているように咲くのが異常かもしれない。初めて染井吉野を見た江戸時代の人々は、「うわ!」と驚いたと思う。葉っぱのように満遍なく枝で咲き誇る染井吉野に驚嘆感動したはずだ。
 
 八重桜が散ると、いよいよ暑い夏の到来だ。
 

 
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