晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋
 晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。  体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。

プロフィール ×
↓私の愛車と野営道具を入れたリュックです。

晴雨堂ミカエル

Author:晴雨堂ミカエル
 映画好き・猫好き・ドイツビール好きです。よく晴れた爽やかな日はマウンテンバイクでサイクリングをしながら風景や野良猫を撮影します。
 リタイア後は田舎に帰り、晴天は畑仕事や庭いじり、雨天は読書や映画鑑賞の文字通り耕晴雨読の日々をおくるのが夢です。
 お金があれば郷里に「晴雨堂オタク記念館」を設立して地元の文化交流の発信基地にしたい、連れ合いは怒るだろうが。館長に任命してやるといったら言下に断られた。
 
 ブログを始めたのは2007年5月から、本格的に参考書に目を通しながら運営を始めたのは同年11月から、操作方法で度々ミスがあると思いますがご容赦のほど願います。
 現在、少しずつですがブログを観やすいよう整理を行なっています。


ブログ内検索 ×

FC2カウンター ×
2007年10月29日設置

映画処方箋 ×
晴雨堂が独断と偏見で処方した映画作品。
下段5項目は晴雨堂の日常です。

最近の記事 ×

最近のコメント ×

最近のトラックバック ×

月別アーカイブ ×

RSSフィード ×

ブロとも申請フォーム ×

この人とブロともになる


リンク ×

リンク2 ×
青池保子公式サイト

「黄金バット」-
【2008/06/05 01:43】 映画・・家族団欒で観よう
絶滅したアニメヒーロー?
 

 

 保育園時代、紙芝居の時間で人気だったのがこの「黄金バット」だった。(余談1)「黄金バット」は戦前の紙芝居のヒーローだった。17世紀のダルタニアンのような衣装にマントを羽織り顔は黄金髑髏という今にしてみればゾンビのような不気味な風体なのだが、どういう訳か大人気だった。
 
 終戦直後、やはりGHQの職員は不気味と思ったのだろうか、一時ハンサムな白人ヒーローに描きかえられたそうだが、いつの間にか髑髏顔に戻っている。戦後、実写映画化(余談2)されたようだし、私が保育園に通う頃にはアニメ化されて、放映曜日は忘れたが毎週夕方に放送されていて、幼児の私にとっては「赤影」「のらくろ」「ウルトラセブン」と並んでヒーローだった。
 
 アニメスタッフは「妖怪人間ベム」と同じ顔ぶれなので、キャラや背景描写や物語展開もよく似て些かおどろおどろしい。それに反比例するかのように、黄金バットが表情の無い骸骨なのに明るい高笑いで登場し、幾ら絶体絶命のピンチになっても「黄金バットは不死身だ!」の叫び声?とともに復活して敵をやっつける。たぶん、黄金バットはわざとピンチを演出しているのであろう。それが幼児の私には丸見えだったので安心感を抱いた。
 
 それにしても、21世紀初頭の現在、様々なヒーローがリメイクされているのに何故か「黄金バット」は復活していない。1930年代に誕生し戦争を潜り抜け40年近く人気を誇ってきたキャラクターなのにだ。
 しばしば姉妹アニメといっても良い「妖怪人間ベム」などは再放送されたり特番でも取り上げられるのに、「黄金バット」が脚光を浴びるのは少ない感じがする。
 
 思うに、戦後の懐かしの漫画作品にも見られることだが、物語があまりにシンプルな勧善懲悪に徹しすぎて深みが無く強引な展開なので、今の子供から観たらギャグに見える事がいえるのではないか。
 例えば、どうみてもゾンビにしか見えない黄金バットがなぜ正義の味方なのか、その背景が判らない。しかも正確にはヒロインの美少女が支援要請したら助けに現れるのであって、不特定多数の善良な市民の味方というわけではない。つまり黄金バットが味方しているのは「正義」というよりは純真無垢な美少女マリーだけの可能性があり危うい。
 それに何か葛藤とか悲しみを抱えているとか、マリーの純粋さを崇拝しているとかプラトニックな愛情を持っているといったものは無い。ただマリーの「蝙蝠さん、助けて」の呼びかけには必ず応えて、喜々として悪と徹底的に闘う、これは一種のギャグであり不気味だ。

 敵方も不自然である。ナゾー率いる悪の秘密結社の鉄の掟では失敗は許されないのか、多くの部下たちがナゾーによって処刑されている。「あずみ」のレビューでも述べたことがあるが、味方を殺していっては戦力の浪費である。それにあまり失敗が多すぎたら、ナゾー自身の管理責任が問われると思う。「仮面ライター」のショッカーでも、失敗の多い大幹部は首領から責任を問われて捨て身の戦いを挑んでくる。「仮面ライダー・アマゾン」に至っては、悪の秘密結社ゲドンが新興勢力ガランダー帝国によって滅ぼされるのだ。
  
 それから、昔の漫画にはありがちだが、本来は小学校へ行っていなければならない主人公格の少年少女がなぜか博士とともに危険な場所へ赴く。しかも車の運転までやる。それを許容する大人たちも不可思議だ。車の運転だけでなく、博士は危険な作業を全てまだ幼い息子にやらせる。人権派が見たら明らかに幼児虐待だ。
  
 いずれにせよ、ゾンビ風貌に反比例して恐いくらい明るく敵を倒していき、本当は痛くも痒くもないのにわざとらしくピンチを招いてマリーちゃんたちをハラハラさせ、「黄金バットは不死身だ」で逆転勝利を演出する最強のヒーローはこのまま忘れ去られてほしくない。 
 対象年齢を高校生以上にしてホラーテイストのブラックユーモアたっぷりのヒーローに描きかえれば、大ブレイク間違い無しと思うのだが。
 
 ロンブローゾ・・。
  
(余談1)私の郷里である高知県は幼稚園の数が以上に少なく、代わりに保育園が幼稚園の役割を果たしている。今の幼稚園で紙芝居をやっているところがあるのだろうか?
 「黄金バット」の名前の由来は、煙草の銘柄「ゴールデンバット」からきている。詳しくは知らないが初期の紙巻煙草だ。大和和紀氏の「はいからさんが通る」で、主人公の父親花村少佐が愛煙している煙草である。
 
(余談2)実写映画で博士役を千葉真一氏が扮したらしい。 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://seiudomichael.blog103.fc2.com/tb.php/225-240594fe
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【仮面ライダー】についてブログや通販での検索結果から見ると…

仮面ライダー をサーチエンジンで検索しマッシュアップした情報を集めてみると… 気になるワードを詳しく検索!【2008/06/05 04:53】


サイドメニュー ×
メニューA  メニューB

Warnermycal CINEMAS ×
ワーナーマイカルとリンクしております。
最新映画、話題作を観るならワーナー・マイカルで!

TSUTAYA DISCAS ×
宅配DVDレンタルサービスTSUTAYA DISCASのホームへ

ブログランキング ×
ランキングに参加しております。応援ありがとうございます。

FC2ブログランキング


各種ブログランキング ×
下記のランキングにも参加しております。ご声援ありがとうございます。
にほんブログ村 映画ブログへ

猫の時計 ×
メニューAは「猫の時計」、メニューBは「舞妓Haaaan!!!時計」です。
この猫、ちかごろ売れっ子ですね。

FC2アフィリエイト ×
アフィリエイト・SEO対策

晴雨堂の映画100珍 ×
現在、工事中です。

晴雨堂の書籍100珍 ×
現在工事中

晴雨堂がよく行く店 ×
晴雨堂が利用する店舗の数々
     

晴雨堂のイチオシ地ビール ×
ビール党の晴雨堂が選ぶ麦酒。

チャリンコ ×
現役?サイクリスト晴雨堂が紹介するチャリンコ店

メールフォーム ×

名前:
メール:
件名:
本文: