「オオサカオクトーバーフェスト2013」
今度は飲み友達と仕切り直しだ!
ディアンドル姿の女性司会者と踊る観客の子供たち 【雑感】まだ残暑が残る9月14日は連れ合いと息子を連れて行った。上記写真のように小さな幼子たちも来場してアトラクションに参加するので、楽しんでいただけるのではないかと思ったからだ。だが、前述したように文句タラダラ言われる羽目となった。
そこで、今回は飲み友達と飲みなおす事にした。すっかりオクトバーフェストに相応しい秋らしい陽気となった9月28日に行ったのだが、ただ私の方は夜勤明けのため万全のコンディションという訳にいかず、やむを得ず濃厚なパイツェンやドゥンケルは避けて爽やかなピルスナーを選んで飲むことにした。
飲み友達は前回の記事をみて私のフトコロ具合を憐れんでくれたのか自家製の肴を持ってきてくれた。彼もよく料理をする人で、この日はモヤシのナムル風とチーズを生ハムで包んだオードブルだった。私も冷凍枝豆ぐらい持ってくるべきだった。
けっして悪口ではないが、オクトバーフェストで売られる料理は高くて量が少ない。
一杯目はラーテベルガーのピルス。このピルスナーはまだ飲んだことが無い。旧東ドイツ地方の醸造所らしいから今まで目にしなかったのかもしれない。ビール通の話によると東ドイツのビールは社会主義政権下でマイスターが弾圧冷遇され、銘柄の個性が消滅してどれも平板で不味いものになったという。しかし東西ドイツが統一されてからは東ドイツの醸造所の多くは西側に吸収合併されたり、あるいは競争に負けて淘汰された。このラーテベルガーもそんな激動の中を切り抜けてきたのだろうか。
味はけっこう麦のコクを感じて美味かったように思う。
二杯目はホフブロイのサマービール。夏らしく爽やかな芳香なのに麦芽のコクを感じる不思議なビールだった。売り子の女の子から1リットルジョッキを指さして「にぃちゃん、あれでいきませんか」と言われたが、夜勤明けの内臓は耐久力が無くとても挑戦する気になれなかった。他の銘柄のビールをもっと楽しみたい。
日本でもポピュラーなビットブルガーピルス。イベントチラシには「オオサカ初登場」とあったが何故だろう? 私は何度も飲んだ事があるのだが。「オオサカオクトバーフェスト」では初登場という意味だろうか?

次はヴァルシュタイナー、この頃になると繊細な味覚は鈍くなってきたが、しかしドイツのピルスナーは美味い。日本ではヱビスと発泡酒の違いくらいならその辺のオッサンでも判るだろう。だがキリンラガーとサッポロ黒ラベルとスーパードライの違いが判らん人は大勢いる。また日本の地ビールのピルスナーも一様に味と香りに大差はない。
ところがドイツのピルスナーはどれも個性豊かなのだ。しかも日本のピルスナーと違って芳香が素晴らしい。ドイツ式のビールをつくる地ビールも同じだ。
意外だったのはこのスパーテンだった。既に2リットル飲んで嗅覚と味覚が麻痺しているのか、日本の地ビールのピルスナーに近い味に感じた。
ピルスナーばかりだと愛想無いのでドゥンケルにも手を出した。ケーニッヒはピルスナーが美味いのだが、ここでは置いていなかった。
この後も何か飲んだような気がするが覚えていない。
翌日は爽やかな二日酔いだった。頭痛も吐き気もない。さすがはドイツビール。これがヱビスやプレミアムモルツでは多少は不快感が残るし発泡酒にいたっては吐き気に悩まされるところだ。
これは私個人の感想であり、あくまでドイツビールと私との相性が良いのだろう、と言っておく。 しかし平衡感覚がまだ正常ではなく、雲の上を歩くような感覚になる時があった。そんな身体をおして、私は堺市の主権者の一人として1歳児の息子を負ぶって市長選の投票所へ向かった。
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