ホリエモン、
殺人犯・市橋達也を獄中体験から分析 ホリエモンこと堀江貴文が8日、映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』のニコニコ生放送特番の直前に、主演のディーン・フジオカと報道陣の取材に応じ、同作の主人公でイギリス人女性英会話講師殺害事件の犯人・市橋達也について語った。(シネマトゥデイ) 【雑感】私も興味がある。遺族からすれば、殺された娘をネタに映画で銭儲けなので、おぞましい映画だろうが。
原作本「
逮捕されるまで」はまだ読んでいない。
市橋達也被告側は印税を全て遺族もしくは公益に渡すとしているが、購読には複雑な感情を持ってしまう。
着の身着のまま逃亡して2年以上も消息を絶っていることから、もはや自殺したのではないかという憶測もあったが、けっこうそこそこの生活をしながら巧く逃げていた。いったいどんな逃亡生活なのか強い好奇心を抱くが、
市橋達也は印税を自分のモノとしない旨を宣言しているものの、関係している出版社や印刷所などはどうなんだろう? 人の不幸をネタに銭儲けなのか? それとも出版社など関係会社も社の収入にはせず公益に寄付するのだろうか?
そして今回はその映画化だ。たしかにドラマ性のある優れた題材なので、よほど手抜きをしない限りは佳作になるだろう。収益はどうなる? まさかボランティアで制作はしていないはずだ。
観るのは遺族の気持ちを傷つけることに加担する事になる、しかし観たい。こんなに悩む作品は珍しい。それだけに、演じる俳優も国内のアイドル俳優・イケメン俳優・新進俳優ではなく、台湾を拠点に活動している俳優だ。ジャニーズ系なんぞはマイナスイメージを怖がって手は出せないだろう。演じるのはけっこう賭けの要素があるかもしれない。
【追記】2016年12月30日
この手の作品に出演するのは俳優人生としては冒険だったかもしれない。マイナスとして作用するリスクが多々あるからだ。主演の
ディーン・フジオカ氏は後にNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」でブレイクする。
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映画化もされる(た?)んですね。
「観たいけど、それはどうなんだ?」という気持ち分かります。
ワイドショー的なのりと、確かに現実に起きた事件で被害者と遺族がいるという認識での葛藤ですね。
どちらにせよ、この事件の映画化は早すぎると思うんですが。
アメリカの殺人鬼の映画なんかもありますが、やはりあれは年月も経っているし遠い異国の地で起きた出来事で、現実味に乏しいから観られるんだろうなーと思います。